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【18分で解説】幸福の資本論 あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」
21,336 回視聴 2023/05/09
1.人生を支える三つの資本とは
①幸福の定義
②人生の8つのパターン
③幸福の製造装置
①幸福の定義
・幸福は土台の上に正しく設計すべきもの
人生のインフラストラクチャー(下部構造)
幸福の条件のこと
・幸福のインフラとは
⑴ 設計できるもの
⑵ 設計できないもの
運命
変えることはできない
設計できないものはどんどん減っている
設計できるものに変わっていく
例 結核は死病
治療できるようになった
・あらゆる自分になれる時代
今の自分を肯定することが難しくなった
人生を正しく設計する
→ ある程度解決可能
・幸福の3つの条件
⑴ 自由
金融資産
⑵ 自己実現
人的資本
⑶ 共同体=絆
社会資本
→ 自らの価値観に基づいて決めていく
②人生の8つのパターン
・3つの資本を運用することで富を得る
⑴ 金融資産
財産
⑵ 人的資本
働いてお金を稼ぐ能力
⑶ 社会資本
家族や友達のネットワーク
→ 3つの資本の合計が一定値を超える
自分を貧困とは意識しなくなる
例 マイルドヤンキー
収入は貧困以下
でも友達はたくさんいる
・プア充
社会資本だけがある状態
・プア充の人が友達から排除される
3つの資本を持たない貧困に陥る
・リア充
人的資本と社会資本の両方を持つ状態
・超充
3つの資本すべてを持っている状態
・お金持ち
金融資産と人的資本の2つを持つ状態
面倒な人間関係を捨てても困らない
例 投資家
トレーダー
・旦那
金融資産と社会資本の2つを持つ状態
・資本を2つもっていればやっていける
リア充
お金持ち
旦那
・退職者
金融資本しか持たない状態
年金に頼る状態
→ 年金不安が政治課題
・ソロ充
人的資本しか持たない状態
例 若者
駆け出しの自営業者
働く時間が不安定
→ 友達関係が薄れる
③幸福の製造装置
・インプットとアウトプット
幸福はどのように決まるのか
⑴ インプットの量または質
金融資産
人的資本
社会資本
→ 3つがインプットされる
量が多ければいいわけではない
人的資本と社会資本
量より質が重要
⑵ 製造装置の変換効率
一人ひとり違っている
仕組みはいまだブラックボックス
・インプットがゼロならアウトプットもゼロ
資本が1つしかない状態が危うい
ちょっとしたきっかけ
→ 貧困や孤独に陥る
資本が2つあれば安定度が増す
・3つの資本で考える方法
幸福にある程度形を与えられる
現実的な戦略を考えられる
2.人的資本に関する戦略
① 20代で5500万円の人的資本
②かけがえのない自分になること
③収益の最大化と自己実現を両立
① 20代で5500万円の人的資本
・ベッカーのイノベーション
人は人的資本を持っている
それを労働市場に投資
給料を得ている
→ この考え方のこと
・投資のパフォーマンスを決めるもの
⑴ 期待リターン
大きいほど良いわけではない
例 終身雇用で安定している仕事
ローリスク・ローリターン
→ 収益性は低い
成果報酬の仕事
ハイリスク・ハイリターン
→ 報酬は青天井
⑵ リスク
・一般のサラリーマンが持っている人的資本
例 入社時年収250万円
65歳定年退職時1300万円
退職金3000万円
リスクプレミアム8%
→ 若者の人的資本
約5500万円
・最も大きな富の源泉は人的資本
投資による損失がない
働けば報酬は必ず支払われる
→ 人的資本こそが成功への鍵
・豊かな国に生まれるということ
それだけで大きな人的資本を持っている
活用できるかどうかで経済格差が広がる
②かけがえのない自分になること
・金融取引のルール
⑴ 利益が大きければ大きいほどいい
⑵ 同じ利益ならリスクの小さい方がいい
・人的資本のルール
⑴ 収入は多ければ多いほどいい
⑵ 同じ収入なら安定していた方がいい
・人的資本だけの特徴
同じ収入なら自己実現できる仕事がいい
自己実現は人間の最も高次な欲求
次の4つの上にあるもの
⑴ 生理的欲求
⑵ 安全欲求
⑶ 社会的欲求
⑷ 承認欲求
・自己実現の定義
かけがえのない自分になること
例 自分探し
本当の私がいるという感覚
本当の自分は幻想だという批判
それでも自己実現の魅力は変わらない
自己実現はお金と同じ構造を持っている
お金
ただの紙切れ
→ 本質は幻想
みんなが価値があると思えば実体化
→ 共同幻想
現実になる
私たちを魅了し拘束する
例 江戸時代
本当の自分がどこかにいる ✖
→ 頭がおかしいと思われた
現代
仕事を通じて自己実現をすること
→ 人生の目的
・大学におけるキャリア教育の役割
特異な価値観を若者に刷り込むこと
自己実現した人に憧れる
→ うらやむようになる
かけがえのない自分が人生の目標になる
・働くことに2つの目標を設定している
⑴ 人的資本から多くの富を手に入れる
⑵ 人的資本を使って自己実現する
→ 同時に叶えるのが理想の働き方
③収益の最大化と自己実現を両立
・収益の最大化と自己実現
2つを叶える方法
⑴ 好きなことに人的資本のすべてを投入
⑵ 好きなことをマネタイズする
そのためのニッチを見つける
⑶ 官僚化した組織との取引で収益を獲得
・身近に夢を叶えた人がいる
例 アプリの会社を作る
3年目に5億円で大手メーカーに買収
運と才能で億万長者になれる
・20代の人が35歳までにやっておくこと
自分の好きなこと
実現できるニッチを見つける
・高度化する知識社会の基本戦略
⑴ 知識
⑵ 技術
⑶ コンテンツ
→ この3つを得てフリーエージェント化
超高齢化にも適応できる戦略
論理のサムさんです。今回の作品からは「自分が『旦那』である」ことがわかりました。金融資産と人的資本はあるので、何とかやっていけそうです。ただ人的資本は失われていくので、対策を立てなければいけないと思いました。
YouTube図書館
【重要】ぶっちゃけ、お金では幸せは買えない!3つの資本で人生決まる!「幸福の「資本」論―――あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」」橘玲
4,941 回視聴 2023/08/09
1.幸福の3つのインフラ
・幸福の定義
幸福とは主観的なもの
他人があなたの幸福を定義はできない
しかし幸福には土台が必要
・幸福の3つの土台
⑴ 自由
⑵ 自己実現
⑶ 絆
・幸福を手にするために必要なインフラ
⑴ 金融資産
⑵ 人的資本
⑶ 社会資本
2.8つの人生パターン
・幸福を手にするために必要なもの
⑴ 自分が目指す幸福
⑵ 自分の現在地
→ この2つを把握する
初めてギャップが見つかる
・8つの人生パターン
⑴ 貧困
3つのインフラすべてを持ってない状態
⑵ プア充
3つのうち社会資本だけ持ってる状態
例 マイルドヤンキー
⑶ リア充
社会資本と人的資本を持った状態
例 一流企業に就職した若者
⑷ 超充
3つのインフラすべてを手にした状態
⑸ お金持ち
金融資産と人的資本を持った状態
例 投資家
⑹ 旦那
金融資産と社会資本を持った状態
例 頑張ってきた熟年ビジネスマン
⑺ 退職者
金融資産だけを持っている状態
⑻ ソロ充
3つのうち人的資本だけ持ってる状態
例 駆け出しの個人事業主
・3つのうち2つのインフラがそろっている
これだけでもかなり幸せな状態
3.お金と幸福の関係
・お金があるとなぜ幸せになれるのか
お金を持つと自由になれるから
・日本人の生涯収入は3億~4億円
年率3%程度で投資に回す
共働きなら軽く1億円を超える
・お金に関する知識を身につける
誰でも金融資産を手にできる
4.お金について考えすぎると不幸になる
・お金は自由を手にするために必要な道具
しかしお金について考えすぎると逆に不幸
・限界効用の逓減
経験が増えるほど幸福度は小さくなる
例 暑い日のビールの1杯目
最高
飲み続けると幸福度は下がる
・年収800万円を超えると幸福度はほぼ同じ
金融資産は1億円を超えるとほぼ同じ
お金に固執しすぎる
→ 逆に不幸になる
5.人的資本は富の源泉
・お金を貯めるには3つの方法しかない
⑴ 収入を増やす
⑵ 支出を減らす
⑶ 資産を上手に運用する
・お金持ちの公式
富=収入-支出+(資産×運用利回り)
・安定的で高利回りの運用方法はない
収入を増やして支出を減らすしかない
・人的資本を労働市場に投資する
それで日々の糧となる収入を得ている
現在の勤務先が素晴らしい投資先の人
→ これまで通り全力で努力すべき
・仕事に滅入る原因は労働時間ではない
日本のメンバーシップ型労働 ✖
自分の存在価値の低下
海外のジョブ型労働
自分の長所を存分に発揮できる
→ 自分の存在価値を見出せる
・時間や体力は自己実現のためにある
自分の身を置く環境を見つめ直す
最適な人的資本の投資先を考える
6.好きなことに人的資本の全てを投資する
・今の仕事に満足している人の割合
アメリカ 34.0%
日本 17.8%
・今の仕事に不満な人の割合
アメリカ 4.5%
日本 15.9%
・今の仕事を友人に勧められる人の割合
アメリカ 63.4%
日本 18.5%
・今の仕事は友人に勧められない人の割合
アメリカ 11.3%
日本 27.6%
・今の仕事が合格点だという人の割合
アメリカ 33.6%
日本 5.2%
・今の仕事が不合格だという人の割合
アメリカ 14.0%
日本 62.5%
・日本人は今の仕事に満足していない
そんな環境では幸福にはなれない
・幸福度は熱中できるものがあるかで変わる
熱中できることを見つけた人
スペシャリストとして成功しやすい
→ 自分で自分の働き方を決めるべき
7.真の幸福は社会資本からしか生まれない
・人との繋がりがなければ幸せになれない
人との繋がりを大切にすべき
・3つの人との繋がり
⑴ 愛情空間
2人~5人程度の小さな人間関係
⑵ 友情空間
20人~30人程度の人間関係
⑶ 貨幣空間
お金を媒介にして誰とでも繋がる空間
→ 人間の幸福の大半は愛情空間
愛する人との時間を大切にすべき
8.本当の自分はどこにいる
・人生というゲーム
その中で所属する集団を見つける
集団の中で役割を持って自分を表現する
・いろんな手段でいろんな役割を持っている
その中で本当の自分を求めている
・自分の幼少期を思い出してみる
幼少期の頃に自分が好きで選んだ役割
本当の自分の姿
キャラ違いが起きると幸福度が低下する
本当の自分を見つけるべき
自分に合った役割を担える集団を探す
多作のYouTube図書館さんです。今回の作品からは「真の幸福は社会資本からしか生まれない」が痛かったです。私には繋がりがありません。繋がりを見出す努力をします。
今日のアクションプラン
繋がりを探す努力をする
今日のアクションチェック
私の最大の弱点は繋がりです。
自律神経失調症を患って、実家に帰ってきたときにすべての交友関係をリセットしました。
年齢が上がると新しい交流関係を築くことは難しいです。
今はボッチになってしまいました。
でも、それを肯定して生きていきます。
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