フェルミ漫画大学
【漫画】「水分の摂りすぎが病気をつくる」をわかりやすく解説【要約/石原結實】
82,068 回視聴2022/04/08
・水分の摂りすぎは体の毒になる
体の中に水が溜まって「冷え」の原因になる
成人が摂取する水分量
1日約2.5リットル
尿や皮膚からの蒸発で排出する水分量も2.5リットル
大量の水を飲むとこのバランスが崩れる
→ 排泄が追いつかなくなり体の中に水が溜まる
体を冷やす原因になる
体の冷え
血行が悪くなる
頭痛・腰痛
うつの原因
→ 寒い地域では自殺死亡率が高い
体が無理やり水分を排出しようとする
下痢・頻尿・くしゃみ
冷えた身体を温めようとする
脈が早まり不整脈につながる
体内の水分の溜まり
むくみ・めまい
・水分を細胞の内側に入れる
細胞の外に水分が溜まることで様々な症状が出る
細胞内に水分を入れないとダメ
→ 血流をよくして体を温める
温かい水分は細胞に入りやすい
運動して体を温める
体を温める食べ物を食べる
ネバネバした食品を積極的に食べる
細胞内に水分を送って、保持する働きがある
例 納豆・オクラなど
五苓散という漢方
細胞外の水分を細胞内へ送る効果がある
・体を温め利尿作用のある水分を摂る
飲み物の選び方
⑴ 体が温まること
⑵ 利尿作用があること
→ 紅茶がオススメ
カフェイン
血流をよくする効果
利尿作用
カテキン
免疫力を強める効果
体の老化を抑える抗酸化作用
テアニン
利尿作用
気分をリラックスさせる
コーヒーや緑茶には体を冷やす作用がある
あまりオススメしない
体を温める食材と一緒に飲む
コーヒーにシナモン
緑茶に梅干し
紅茶に生姜を加えればさらに健康効果が高まる
生姜紅茶
紅茶 + すりおろし生姜 + ハチミツ
体を冷えから救う最強の飲み物
・体を温める食品を積極的に食べる
見分け方
北の寒い国で取れたもの
体を温める
例 リンゴ・サクランボなど
南の熱い国で取れたもの
体を冷やす
例 バナナ・パイナップルなど
食材の色でも見分けられる
暖色系の食べ物は体を温める
例 ニンジン・カボチャ・ハチミツなど
寒色系の食べ物は体を冷やす
例 きゅうり・大根・枝豆など
例外 トマトは体を冷やす
体を冷やす食材でも熱を加えたり、発酵させればよい
例 牛乳
そのまま → 体を冷やす
チーズにする → 体を温める
・利尿作用の強い食べ物を選ぶ
あずき
サポニン(ポリフェノールの一種)
利尿作用がある
漢方では、心臓病・肝臓病・むくみに処方
あんこの入った和菓子も良い
ゴボウ
利尿作用がある
体を温めてくれる
食物繊維も豊富
山芋
ネバネバ系の食材
細胞の内に水分を取り込む効果がある
腎臓の働きをよくする
尿の量を増やす作用
・発汗を促す食べ物を食べる
七味唐辛子
カプサイシン:辛味の成分
血行を良くして体を温める
発汗を促す作用
例 そばやうどんの薬味
生姜も添えると最強
タバスコ
カプサイシン
例 ピザやパスタに振りかける
ニラやニンニク
硫黄化合物が血行を促して体温を上げる
強力な発汗作用と利尿作用
・下半身の筋肉を鍛える運動をする
運動で汗をかく
筋肉を動かして血行が良くなる
体温が上がる
腎臓の血流が良くなる
尿の生成や排出も多くなる
筋肉の約70%が腰より下にある
筋肉の多い下半身を鍛えた方が効果的
オススメの運動
スクワット
無理せず、だんだんと強度を上げていく
ウォーキング
辛さがなく継続しやすい
・入浴とサウナで水分を排出する
シャワーではなく、湯船に浸かる習慣をつける
⑴ 温熱による血行促進効果
たくさん汗をかく
腎臓の血行が良くなる
排尿が促進される
⑵ 水圧を受けられる
血管やリンパ管が圧迫される
血行が良くなり、代謝が活発になる
サウナも良い
温熱による血行促進効果
大量に発汗できる
入浴・サウナは、心臓が弱い人には体の負担が大きい
無理はしないようにする
マンガで本要約のフェルミ大学さんです。今回の作品では、コーヒーや緑茶が体を冷やすことが意外でした。身体に良いとされていたものにも、違う見方があるということが分かりました。
本の要約チャンネル 【最新本と知識をアニメ解説】
【本要約】体を蝕む水毒の恐怖 ~水分の摂りすぎが病気をつくる~【アニメで本解説】
4,398 回視聴2021/12/02
1.水分の摂りすぎは万病の元
・水を多く飲むことで痩せることができ、健康になれる ✖
水分の摂りすぎは病気の原因
・水毒
摂取した水分が細胞外液に溜まること
・欲していない水が体に溜まる
冷えの原因
→ 免疫機能が悪くなる
内臓機能の低下
水太り
・成人の体内に占める水の量
体重の約60%
その2/3が細胞内液、1/3が細胞外液
若い人は細胞内液の水分量が多い
歳を取ると細胞の水分吸収能力が低下
→ 細胞内液を水分で満たす必要がある
・水毒の人
細胞内液に充分な水分が存在しない
しかし、細胞外液に水分が過剰に存在する
→ 細胞内液に水分を送る必要がある
体を温め血流をよくする
例 食事や運動、入浴、マッサージなど
・体内に過剰に水分がある人
水分を体外に出そうとする
くしゃみや鼻水、唾液が多い
寝汗をかく
運動や入浴以外でもすぐ汗をかく
足がむくむ
よく下痢をする
2.水毒が引き起こす病気・症状
①肥満
②腰痛・片頭痛
③耳鳴り・めまい・難聴
①肥満
・洋ナシ型肥満
下腹部からお尻や太ももに脂肪が多くなる
女性に多い
・水太りの症状
少し動くだけで汗をかく
体内に水分が多く、体が冷えている
→ 水分を体外に排泄しようとする
・坊己黄耆湯(ぼういんおうぎとう)がオススメ
体を温めるショウガを含んだ漢方薬
②腰痛・片頭痛
・人体が冷えると水毒になって痛みが伴う
入浴で体を温める
ショウガ湯など、体を温めるものを飲む
・葛根湯(かっこんとう)がオススメ
頭痛や肩こりに効果のある漢方薬
発汗や排尿を促す
③耳鳴り・めまい・難聴
・お茶や水で過剰に水分を摂る人
運動不足で体温が低下しがちな人
体内に余分な水が溜まる
→ 内耳のリンパ液が多くなる
平衡感覚が調整できずにめまいを起こす
メニエール症候群
吐気や嘔吐を伴う
体内の水毒を胃液を捨てて改善しようとしている
身体を温め利尿作用のある紅茶がオススメ
・水毒が引き起こす他の症状
高血圧、胸やけ、心不全、アレルギー疾患など
3.体内の水毒を追い出す食事法
・水毒は細胞外液に過剰に水分が存在している状態
細胞内液に水分を入れるようにする
血流をよくして体を温めること
運動・入浴・マッサージが有効
五苓散(ごれいさん)もオススメ
利尿作用
細胞外液を細胞内液に送り込む作用
①水分の正しい摂り方
⑴ 身体を冷やさないように飲む
⑵ 運動や入浴で水分を排泄した後に水分を摂る
・紅茶がオススメ
水・緑茶・コーヒーは体を冷やす
緑茶・コーヒーは抗酸化作用を持つ体に良い成分を含んでいる
シナモンなど、体を温める成分を入れて飲むようにする
ショウガ紅茶が最強
ショウガの効果
体を温める
利尿作用
血液サラサラ
コレステロールの低下
②体を温める食品
・腸の働きが活性化
余分な水分が体外へ排泄
・体を温める食品の特徴
北方産
塩辛い
水分が少なくて硬い
動物性食品
野菜なら根菜類
外見の色が「赤・黒・黄」
例 りんご・しょうゆ・栗など
③利尿作用のある食品
・利尿作用のあるオススメの食品
小豆
サポニン(ポリフェノールの一種)
強力な利尿作用
ゴボウ
食物繊維が豊富
腸を整え便通をよくする
イヌリン
利尿作用がある
山芋
腎臓の働きをよくして排尿量を増やす
むくみや冷え、老眼などにも効果
アニメーションにテロップが特徴の本の要約チャンネルさんです。短い時間で内容が濃いのも、嬉しいポイント。しかし、こもった声は、個人的には好きではありません。
サムの本解説ch
【16分で解説】水分の摂りすぎが病気をつくる (正しい水分の摂り方を学べば、病気は遠ざけられる)
46,399 回視聴2022/02/15
1.本当は恐ろしい水と体の関係
①水分は細胞内に入っていかないと意味がない
②体内の水分過剰(水毒)を見分ける方法
③石原式「冷」「水」「痛」の三角関係図
①水分は細胞内に入っていかないと意味がない
・水分はこまめにたくさん摂った方がいい ✖
若い人の細胞の中の水分は多い
年をとると、細胞が水分を吸収する能力が落ちてくる
・細胞内に水分を送り込む方法
血流をよくしてあげること
運動・入浴・マッサージが有効
・水毒とは?
細胞内液には、十分に水分が存在していない
しかし、細胞外液に、水分が過剰に存在している状態
→ 起きる症状
むくみ・高血圧・吐気・下痢・涙が多い
鼻水・くしゃみ・喘息 など
②体内の水分過剰(水毒)を見分ける方法
・臓器は36.5℃以上の体熱で快適に機能する
体を冷やす余分な水分
体外へ排出して、体を温めようとする
・水毒の具体的症状
くしゃみ、鼻水
唾液が多い
下痢がよくある(逆に便秘)
頻尿・乏尿
寝汗をかく
汗っかき
まぶたや下肢のむくみ
二重あご
下腹ぽっこり
下半身デブ
大根足
舌がボテッとしている
振水音
おなかが冷たい
③石原式「冷」「水」「痛」の三角関係図
・体内に過剰に水分が入ると余分な水分を体外へ排泄する
体の冷えを取り除こうとする
血管を拡張し、血行をよくする
血管を拡張する物質は、痛みを発生させる
・三角関係の具体例
寝冷えすると下痢をする
冷えて風邪をひくと、くしゃみ・鼻水・水様痰が出る
→ 体内の余分な水分を捨てて、体を温めようとする反応
冷房の効いた部屋で、頭痛や腰痛が起こる
雨の日に、リウマチによる関節痛悪化・神経痛発症
2.体内の「水毒」を追い出す飲み方
①水分の正しい摂り方
②水分を摂るなら「紅茶」が一番
①水分の正しい摂り方
・排泄と分泌
気持ちのいい、リラックスに繋がるもの
しっかりと「出す」をやった上で、必要な分だけ「入れる」
血液サラサラのために水分を多くとるという指導がされる
しかし、過剰の水分摂取は害が大きい
・「脱水」は滅多なことでは起こらない
心筋梗塞を起こす血栓
水分をたくさん摂ったから防げるというものではない
血栓ができるのは体が冷えているから
②水分を摂るなら「紅茶」が一番
・体を温める・尿の出をよくする水分を摂る
紅茶がオススメ
カフェイン(苦味)
強心作用
利尿作用
抗アレルギー効果
カテキン(渋み)
抗菌作用
抗ウイルス作用
抗がん作用
抗酸化作用
免疫力増強作用
抗アレルギー作用
血小板凝集抑制作用
抗潰瘍作用
糖・脂質代謝の促進作用
消臭作用
抗毒素作用
テアニン(旨み)
腎機能を促し、利尿効果を高める
気分をリラックスさせる
血圧を下げる
アンモニア、尿素の代謝を促して疲労をとる
テアフラビン・テアルビジン
インフルエンザウイルスをやっつける
痛みを軽減する
体を強力に温める作用
3.余分な水をためない体になったら長年の不調が改善した
①水分をひかえ、1日1食にしたらめまいと不整脈がなくなった
②お茶をひかえて、中性脂肪、血糖値、血圧も正常化
①水分をひかえ、1日1食にしたらめまいと不整脈がなくなった
・50代・男性
180cm、120kg
めまいがしょっちゅう起こる
脈が乱れる
アレルギーで、目があけられなくなる
水を毎日3L飲んでいた
体内に水が溜まっている
リンパ液が多くなっていて、めまいが起こる
不整脈は、体温を上げて水分を消費しようとしている
→ 水毒
のどが渇いた時のみ、紅茶か生姜湯を飲むようにする
ウォーキングや入浴で汗を出すようにする 2つをアドバイス
朝から1時間歩き、朝風呂
朝食は、ニンジンジュース2杯と生姜紅茶1杯
昼食は、とろろそば
夕食は、好きなものを食べる
→ 著者オススメの食事法を実践
五苓散という漢方薬を1日3回服用
1年間で、約20kgの減量に成功
1日1食にすることで、さらに10kg減量
5年で快調な日々を過ごせるようになった
②お茶をひかえて、中性脂肪、血糖値、血圧も正常化
・60代・男性
168cm、65kg
γ-GTP・中性脂肪・血糖が高かった
寝汗がひどい
昼間の血圧は正常だが、起床時が高血圧
お茶を飲む習慣があった
水分摂取が多いので、糖や脂肪の燃焼が妨げられる
高中性脂肪血症や高血糖
→ 体内の水を排泄しようと寝汗が多い
体内の水が体を冷やす
早朝に体が冷えて、高血圧
水毒でもγ-GTP高値になる
のどが渇いた時以外は水分をとらない
入浴、サウナの励行
半年後には、寝汗がなくなる
すべての異常値が正常化
論理のサムさんです。サムさんの解説は、とにかく詳しいのが特徴。紅茶の作用のところは、あまりに項目が多くて、ビックリしました。
今日のアクションプラン
・紅茶を飲む
今日のアクションチェック
紅茶を入れるタイミングを逸してしまって飲めませんでした。
私が普段飲んでいる飲み物は、黒酢入りの水です。黒酢ドリンクは甘すぎるものが多く、健康的とは言えません。
黒酢の効果は、疲労回復・血流改善・美肌効果などがあげられます。逆に、酸性の水なので、歯への影響が心配です。
あらゆるものにプラスの面とマイナスの面は存在しますね。
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