フェルミ漫画大学
【要約】良い戦略、悪い戦略【リチャード・P・ルメルト】
5.9万 回視聴 1 日前
・戦略を作れた人だけが目標を叶えられる
目標を立てて戦略を立てない理由
戦略を立てるのは非常に頭を使うから
例 願望丸出しの目標
20%売上を増やしたい
月収100万円になりたい
10kg痩せたい
例 20%高い売上を出すための戦略
人の数
新商品の開発
商品のブラッシュアップ
使えるお金
ライバルの状況
いろんな要素を考慮
一番良い戦略を導き出さねばならない
考えることは最も過酷な仕事
頭を使う戦略を放棄する
目標だけを口にする
→ 何年も叶わない目標
掲げ続ける
負のループから抜け出す
いったん立ち止まり戦略を立てる
・近い目標を立てる
良い目標の特徴
良い目標とは近い目標
実現可能な目標のこと
例 今年20kg痩せる ✖
今年 5kg痩せる 〇
悪い目標とは遠い目標
高すぎる目標のこと
例 今年40kg痩せる ✖✖
ギリギリ手が届きそうであれば頑張る
絶対に手が届かないとわかると諦める
非現実的な目標に戦略は立てられない
例 今年5kg痩せる
→ 炭水化物を抜く
ジムに通う
週3回水泳をする
戦略が出てきやすい
今年40kg痩せる
戦略が出てこない
すべての目標に同じことが言える
例 経営・勉強・副業 など
・徹底的に情報収集をする
正しい情報がない
正しい戦略は立てられない
例 今年10kg痩せる
まずは本から情報を集める
自分ですし屋を経営したい
実際にすし屋で働いて情報収集
去年より20%高い売上を出す
業界やライバルの分析
売上の変化
世の中の流れ
→ 様々な情報が必要
孫氏の兵法の言葉
「彼を知り己を知れば百戦危うからず」
ビジネス
顧客を知る
自分の強みを知る
・良い戦略は最も効果的なところに一点集中
最も効果のありそうな戦略以外は捨てる
1つの戦略に一点集中
例 10kg痩せる
痩せるのに必要なこと
運動 △
筋トレ △
食事 〇
→ 食事だけを徹底する
悪い戦略
あれもこれもと手を出してしまうこと
時間・お金・気力には限りがある
→ 分散しては力が出せない
例 Apple
一時期いろんな商品に手を出した
→ 倒産寸前に陥った
戻ってきたジョブズ
無駄な人材や製品を切り捨てる
→ iPhoneで1点突破
ジョブズの言葉
「何をしてきたのかと同じくらい
何をしてこなかったのかを誇りたい」
戦略の「略」
略する
大事なところだけを残して他を除く
良い戦略
必ず単純明快
・相手の弱点に自分の強みを全力でぶつける
競合相手がいる場合
例 ポケモン
相手が火タイプ
水タイプをぶつける
どの会社も生き残るために命がけ
卑怯とかはない
世の中は競争
生き残らなければ意味がない
わかりやすく弱点が見えないのが問題
集中してライバルを分析する
→ 弱点を見つけ出す
例 PayPay
自社の強みは豊富な資金力
他社は資金力がないのが弱点
→ 100億円キャンペーン
一気にユーザーを獲得
相手の弱みを分析していない人が多い
相手の弱みをしっかり把握する
・悪い戦略はカッコいいだけで内容がない
空疎であること
しっかりした内容
何をすればいいか ない
例 東大に合格
顧客中心のサービス
人々を笑顔に
→ 具体性がない
専門用語
ビジネス用語
→ 難しい言葉で見せかける ✖
具体性や内容がないことが多い
・悪い戦略は重大な問題に取り組まないこと
問題を直視するのが怖い
見てみぬふり
一時的と軽く見る
→ 放置してしまう
例 社員をクビ
誰だって避けたいこと
だが利益を出すのに最も良い戦略
やらなければ倒産もあり得る
見るのが怖いもの
例 クレジットカードの引き落とし金額
模擬テストの点数
リボ払いの金利
小さな手数料
体重 など
現状を変えたければ現状を直視する
戦略を考えるリーダーには必要
・悪い戦略は直感で決めてしまうこと
直感は驚くほど正しい判断に繋がっている
しかし、常に正しいとは限らない
例 良い人と思ってつき合う
とんでもない人だった
良いと思って買った商品
最悪なこともある
会社の戦略ミスはお金・時間・人を失う
重大な戦略は直感と論理で決める
戦略を選んだ理由を説明できるレベル
・たった1つの良い戦略だけを繰り返す
戦略だけで行動しないと意味がない
一貫性のある一連の行動をすること
→ ブレちゃダメ
マンガで本要約のフェルミ大学さんです。今回の作品からは「一点集中」が参考になりました。今回、新たにプロジェクトを進めるにあたり最も効果のあるところだけに集中します。
読書の村
【メンタリストDaiGoおすすめ書籍】 良い戦略、悪い戦略
2342 回視聴 1 年前
1.良い戦略の共通点
①力の集中
②強み・弱みを知る
①力の集中
・重要なこと1つに的を絞って力を集中
スティーブ・ジョブズの言葉
「何をやるのかと同じくらい
何をやらないのかを
明確にすることが大事」
②強み・弱みを知る
・ダビデ VS ゴリアテ
大男ゴリアテ
少年ダビデ
→ 明らかにゴリアテが勝つと思われた
ダビデは強み・弱みを正確に把握
ゴリアテの弱み
兜が眉間を覆っていないこと
槍が届かないところで勝負
ダビデの強み
小さく身軽で俊敏
2.悪い戦略の共通点
①聞こえはいいが、中身がない
②重大な問題に取り組まない
③目標だけで何をやっていいかわからない
④非現実的である
①聞こえはいいが、中身がない
・戦略は「顧客中心のサービス」
サービス → 仕事
顧客中心 → 当たり前
何も言っていないのに等しい
②重大な問題に取り組まない
・芝刈り機の販売不振
販売網の強化
設備投資
新商品の開発
→ 対策をいろいろ立てた
しかし、問題は過剰な人員による人件費
この問題からは目をそらした
③目標だけで何をやっていいかわからない
・根拠を持って何をやるかを明確にする
④非現実的である
・現実感がない目標は戦略にならない
3.良い戦略の作り方
・具体的手順
⑴ 診断
自社の状況
強み・弱み
外部環境
競合は何をしているのか
何をやっていないか
周りで何が起こっているか
⑵ 基本方針
すべてを把握する
問題点を洗い出す
優先順位をつけていく
方針が決まる
⑶ 行動
方針通り行動する
・現実を正確に把握できていない
時間が変われば状況も変わる
問題点が変化する
→ やるべき優先順位も変わってくる
例 スターバックス
急激な業績の悪化
顧客の期待に応える
新な成長基盤を探す
競争優位性が薄れた
診断結果
概念「サードプレイス」
安らげる場所の提供
このコンセプトが薄らいだ
コーヒーだけの店 ✖
基本に立ち返る
業績はすぐに回復した
・方針の重要ポイント
⑴ 独自の知識
立てた戦略が強みを発揮するポイント
独自に試して得た知識が最も重要
例 スターバックス
イタリアのエスプレッソーバー
元にして始めた
そのままのスタイルで始める
うまくいかなかった
試すことでわかってきたこと
イスが必要
紙コップで提供
脂肪分のないミルク
→ 独自の知識の蓄積が重要
⑵ バイアスに左右されない
1.群れの圧力
周りが大丈夫だから自分も大丈夫 ✖
2.内部者の視点
周りは失敗だけど自分は大丈夫 ✖
顔出しでホワイトボードに文字が出てくるタイプの独り語りです。この作品からは「現実を正確に把握できていない」が刺さりました。まずは状況を分析して優先順位を付けることを始めます。
マーケシラズ・ブックス
[単純] マーケティング中級編: 本当に良い戦略とは何かを考えるー良い戦略悪い戦略
5016 回視聴 1 年前
1.目標と戦略は違う
・業績目標やスローガンを戦略と間違える
例 売上20%増
お客様に選ばれる会社になる
電子取引のプラットフォームの運営者
→ 途方にくれるしかない
・インテルの事例
メモリー事業が価格競争で苦戦
新しいCEOを連れてきたら何をするか
メモリー事業から撤退を判断する
首になったつもりでやろう!
→ メモリー事業から撤退
CPU事業にフォーカスして復活した
・選択するのは難しい
みんなの意見を捨てる困難さ
選ぶことを避ける
→ 良い戦略は生まれない
誤った戦略
リーダーシップの欠如から生まれる
・アメリカ西海岸の市長の戦略
取り組むべきことが178個もあった
もはや戦略ではない
・陥りやすい4つの罠
⑴ 空疎である
⑵ 重大な問題に取り組んでいない
⑶ 目標と戦略を勘違いしている
⑷ 間違った戦略を掲げて進む
2.診断、方針、行動
・良い戦略は単純明快、単刀直入
カーネル(戦略の基本構造)
⑴ 診断
⑵ 方針
⑶ 行動
・IBMの事例
業績不振の原因は図体の大きさと言われた
分社化を進めていた ✖
診断
総合的なスキルを活かしきれていない
方針
オーダーメードのソリューションの提供
行動
結果、大復活
→ 診断がメチャクチャ重要
本質的な問題はなにか?
その後の方針が変わってくる
行動もメチャクチャ大事
・近い目標を立てろ
例 月面探査船
誰も月面を見たことがない
→ 砂漠でイメージ
共通認識を持てた
3.ストラテジストの思考法
・良い戦略は自分でデザインすることが必要
良い戦略の選択肢
与えられるものではない
・誰でもできる良い戦略を作るテクニック
リストを作成する
できることを洗い出す
大切なことから全体を組み上げる
思考を整理できる
・良い戦略には不要なもの
直感、思いつき
長年の感、経験
→ 良い戦略になることは少ない
・リストを作った後にすべきこと
⑴ なぜそれをするのかを考える
戦略の精度を高めることができる
⑵ 集団心理を排除する
周りに流されないこと
⑶ 内部視点を排除する
社内事情は戦略には関係ない
・考えを必ず書面に落とす
言語化し落ち着いて優先順位をつける
思考が整理される
集団心理・内部視点を排除できる
アニメーションと文字情報のバランスとのとれた独り語りです。この作品からは「考えを書面に落とす」が参考になりました。自分の考えていることを文字にして客観的に見て判断したいです。
今日のアクションプラン
考えを書面に落とす
今日のアクションチェック
私は毎朝、昨日の自分の行動がクレドに沿っていたかをチェックします。
クレドとは、その集団での行動指針のことです。
また、今日やるべきことをGoogleキープでメモします。
そして、やるべきことの優先順位をつけるのです。
毎日行い、現在では完全に習慣化されました。
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