中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY
【科学的な適職①】Withコロナ時代の職業の選び方
【科学的な適職②】仕事の幸福度を決める7つの徳目
1,992,774 回視聴2020/04/20・956,375 回視聴2020/04/21
・適職の定義
幸福度が最大化される仕事
適職かの判断は難しい
→ 職業選択の自由は19世紀から始まった
職業を選べるようになったのは最近だから
・適職の重要性
①終身雇用の崩壊
②人生100年時代
③ロールモデル(お手本)の無い時代
アフターコロナ・ウィズコロナは誰も経験していない
・科学的アプローチで幻想を捨てろ
✖ 好きを仕事にしよう
適合派 → 長続きしない
成長派 → トラブルに強い
注いだソースの量が情熱を生む
✖ お金で仕事を選ぶ
給料と満足度の相関は、ほとんどない
年収400万~500万からの幸福度アップは難しい
年収800万を超えると幸福度はほぼ変わらない
✖ 伸びる業界や業種で選ぶ
どんな専門家でで伸びる業界を予想することはできない
✖ 楽かどうかで選ぶ
適度なストレスは、幸福に不可欠
・7つの徳目で仕事を選ぶ
①裁量権はあるか
作業内容・ペース・場所・タイミングを自分で選ぶことができるか
②進歩している感覚はあるか
達成感(小さくてよい)はあるか
フィードバックはあるか
③攻撃型・防御型というタイプに合っているか
攻撃型 ~ リスクよりもスピード重視
最高の状態を目指す
防御型 ~ 最悪の状態を想定してそのリスクを避けようとする
④内容と報酬は明確か
結果が適正に評価されるか
⑤業務内容はバラエティに富んでいるか
1つの作業ではなく、全行程に携わることはできるか
⑥自分と似た人が多いか
友達が職場にいる人は満足度が高い
自分と類似点のある人を好きになりやすい
⑦他人の生活に影響を与えているか
人のためになっている仕事は満足度が高い
自尊心・親密感・自律性を人間は求める
・マトリックス分析
①基準 0~5の5段階評価
②選択肢 A社~C社
③重み 重要度で1~3の重みをつける
④基準 × 重みでポイント化して合計を出して判断する
重み | A社 | B社 | C社 | |
①裁量 | ||||
②進歩 | ||||
③攻防 | ||||
④明確 | ||||
⑤バラエティ | ||||
⑥似た人 | ||||
⑦他人 | ||||
合計 |
・ジョブ・クラフティング
「あなたは何をしていますか?」
①石を切っている → 作業内容
②5シリング2ペンス稼いでいる → 報酬
③美しい大聖堂を作っている → 意義
3人のしている仕事は全部一緒だった
意義で仕事をしている人が他者への貢献度が最も高かった
→ ヘルパーズ・ハイ
さすがの中田さんです。今回も例えが満載。真面目な内容を楽しく見せてくれています。後半の最後の方のご自身のユーチューバーとして取り組みをマトリックス分析しているところは、参考になりました。自分の今の仕事を分析してみます。
サラタメさん【サラリーマンYouTuber】
【19分で解説】科学的な適職|幸せホルモン分泌しまくりハッピー職業の正体とは?
329,132 回視聴2020/10/03
・この仕事はオレに合っている?
オレはこのままでいいの?
全サラリーマンが抱える悩みに答えてくれる本
「好き」でも「年収」でも仕事を選ぶな。とにかく脳がキモチイイ仕事を選べ
→ 幸福度が高い仕事
・NG項目2つ
①「好き」
理想が高くなりすぎるから
自分の欲望をすべて満たす仕事は存在しない
→ 努力で、まあまあな仕事を理想的な仕事に変えるべき
→ 理想の仕事は自分の手で生み出すことならできる
「好きを仕事に」という成功者の言葉は、半分嘘
②「年収」
年収は幸福度に大きな影響を与えない
年収がアップしても、短い期間しか幸福感は続かない
年収800万円以上では幸福度に差はなくなる
年収の高い人は、もっと高い人と比較してしまう
・7つの徳目のうちの2つ
①攻撃型か防御型か
自分のスタイルに合った仕事選びができると、幸福度が高い
攻撃型 ~ 競争が好き・ポジティブ
無謀に突っ走る
スピード感のある業界での仕事に向いている
防御型 ~ 安定が好き・正確・着実・注意深い
スピードや身分の約束されていない仕事はストレスになる
コツコツと積み上げる仕事が向いている
②ヘルパーズハイになれるか
人のタメになっていると思える仕事は幸福度が高い
→ 自分のために、人のタメになるべき
・サラタメ的補足
この本に書かれている2点は「違う」と思う
①業界で仕事を選ぶな
成長する業界を予測できないからと書いてある
しかし、業界を予測する必要はない
すでに好調な業界を選べばよい
これからの時代は転職が普通になる
→ 業界選びは大事
②仲の良い人がいる職場を選べ
サラタメさんの体感の話
気をつかい合うくらいの浅い関係は仕事の上では快適
ビジネスパートナーという関係くらいが幸福度は高い
・すべての情報を鵜呑みにしない!
自分の状況に即して、自分で考える
科学的 = そうなる確率が高い
→ 全員に適用できるわけではない
有益な部分を参考に仕事選びをしよう!
本要約と言えばのサラタメさんです。今回はついにサラタメ的補足で、本の内容は「違う」と述べています。サラタメさんの経験値があればこその発言です。個人的には、業界選びに関しては同感、仲の良い人はいたほうがいいと思いました。
サムの本解説ch
【15分で解説】仕事と幸福度の関係性【科学的な適職・鈴木祐】
55,131 回視聴2020/10/10
・適職とは、幸福度を上げる仕事である
しかし「仕事と幸福度の関係」をみた時、実は私たちはいくつか勘違いしている
この間違いについて知れば、仕事選びで損することを防ぐことができる
・実は幸福度に関係ない3つの項目
①「好きを仕事に」すること
最初は幸福度が高い → 長続きしない
仕事は好きになるもの → 幸福度、モチベーションが安定
②給料の高い仕事
年収400万円~500万円までは、幸福度も上がっていく
年収800万円~900万円からは幸福度は横ばいに近くなる
③楽な仕事
適度なストレス → 体に良い
ヤーキーズ・ドットソンの法則
ストレスが高すぎても、低すぎてもパフォーマンスは上がらない
・幸福度を上げる3つの項目
①自由さがあること
裁量権があるということ
進め方・場所・時間を自由に決められる
②達成感があること
感謝される・契約を取るなど
③モチベーションタイプに合っていること
攻撃型 ~ 利益がモチベーション
競争・お金・名誉・成長
防御型 ~ 責任がモチベーション
義務・正確・責任感
・幸福度を下げる3つの項目
①休日がない
給仕の業務連絡も✖
②雇用が不安定
フリーランスは、この点では不利
③労働時間が長い
週40時間以内 → 問題なし
週41時間以上 → 脳卒中リスク10%UP
週55時間以上 → 脳卒中リスク33%UP
心疾患リスク13%UP
糖尿病リスク30%UP
通勤時間も大事
・幸福度を上げる働き方とは?
この本は、信頼性が高く、参考にできるデータではある
しかし、科学的根拠がある → 1番確率が高い というだけ
1個人に100%あてはまるわけではない
・人体のメカニズム
すべての人にとって睡眠・運動・食事は大事!
・適職選び・働き方
考え方・感じ方の問題なので、個人差が大きい
鵜呑みにせず、自分で考える
実際に試し、効果を確かめる
一番確率が高い答えを試すのが、一番打率が高い
論理のサムさんです。私が一番好きな解説です。とにかく論理的。こんかいも、項目を3つずつに絞って、揃えるところがサムさんらしいと思いました。最後の科学的なデータの考え方は、真骨頂です。ここだけでも見る価値があります。
今日のアクションプラン
・自分の仕事をマトリックス分析してみる
今日のアクションチェック
重み | 今の会社 | 重みとのかけ算の結果 | 満点の場合 | |
①裁量 | 2 | 5 | 10 | 10 |
②進歩 | 3 | 5 | 15 | 15 |
③攻防 | 2 | 4 | 8 | 10 |
④明確 | 1 | 2 | 2 | 5 |
⑤バラエティ | 2 | 5 | 10 | 10 |
⑥似た人 | 1 | 2 | 2 | 5 |
⑦他人 | 3 | 3 | 9 | 15 |
合計 | 46 | 70 |
適職マトリックス分析をした結果、70点満点で46点です。比較する会社がないので、これが高いかどうかはわかりません。
しかし、自分が重要だと思った項目の点が高く、重要でないと思っている項目の点は低いので、満足度は高いです。
自分でアピールしてつかみ取ったポジションなので、今後も積極的に行動していきます。
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