フェルミ漫画大学
【要約】ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が「豊か」なのか【熊谷徹】
811,300 回視聴 2022/11/22
1.ドイツ人は質素な暮らしを送っている
・おしゃれをしている人はほとんどいない
女性も基本はノーメイク
・夕飯は火を使った料理をほとんどしない
パンがメイン
アーベントブロートという質素な食事
パンは非常に安い
パン20枚でたったの80円くらい
ドイツ人は外食に行くことがほとんどない
・ドイツ人は1円でも安く手に入れたがる
それで大きな満足感を得ている
よく言えば倹約家、悪くいえばケチ
・ドイツ人は休みもなるべくお金を使わない
例 自転車に乗ってサイクリング
森で散歩
公園の芝生・河原・自宅のベランダ
本を読みながら日光浴
・ドイツ人は旅行に行っても土産は買わない
贈り物をするのはクリスマスと誕生日
クリスマスプレゼントをやめた家庭も
2.ドイツ人は年290万円で
生活しているのに生活満足度が高い
・ドイツ人の手取り額は1年で約290万円
日本人の平均の手取り額は約320万円
・ドイツは社会福祉制度が充実している
例 健康保険
失業保険
介護保険 など
社会保険料が高く手取り額が低い
・ドイツの付加価値税は19%と非常に高い
ドイツ人が質素である理由の1つ
自由に使えるお金が少なく税金が高い
・ドイツ人はゆとりがあり満足度が高い
OECDの生活満足度調査
最高値が10
ドイツは7
日本は5.9
時間のゆとりがあると考えている人
ドイツ人は90.7%
日本人は68.6%
3.サービス砂漠のドイツ
おもてなし大国の日本
・日本は世界一のおもてなし大国
例 雨が降っているとき
デパートでお菓子を買う
ビニールのカバーで包んでくれる
店員さんが商品を手渡してくれる
セロハンテープをはがしやすい工夫
・ドイツは店員の態度が悪すぎることで有名
例 店員の注目を引かないといけない
注文を取ってもらえないから
客が自分でメニューを取りに行く
高額紙幣で支払うと怒られる
・日本は超便利な国
例 宅配便が時間通りに届く
家にいなかったら不在届
→ 電話したらすぐに再配達
・ドイツには閉店法という法律がある
平日の夜8時以降
日曜祝日
→ 店はすべて閉まっている
4.便利さは忙しさの裏返しでもある
・日本が生きづらいと感じる理由の1つ
お客さんに便利なサービスを提供する
そのための過剰なサービス業務
・日本は忖度社会
常に先回りして考える
便利なサービスを求められる
・日本は自分を犠牲にしながら働く
例 長時間労働による過労死
ブラック企業
精神的に追い詰められた人の自死
・ドイツは個人主義の国
例 店員は逆にぺこぺこしない
店員は言われたこと以外しない
相手の気持ちを先回りしない
ドイツ人はサービスが得意ではない
・ドイツ人の仕事への意識
仕事は生活の糧を得るための手段
仕事のために個人の生活を犠牲にしない
→ 日本の働き方はおかしいと感じる
働きすぎで精神や身体の健康を崩す ✖
本末転倒であり得ないこと
5.ドイツ人は他人に期待しない
・人の不満は相手の期待から生まれる
ドイツ人は良いサービスを期待していない
・ドイツ人は自分でできることは自分でやる
DIYの精神
ドイツ人のDNAに刻み込まれている
例 買った家具は自分で組み立てる
モノが壊れたら自分で修理する
6.ドイツ人はお金の奴隷にならない
働き方をしている
・ドイツ人はお金以外の価値を重視している
静かな環境や自然を大切にしている
日本は音に満ち溢れている
・仕事の疲れを癒すには静かな環境が不可欠
休日は森や公園で読書をしながら過ごす
・ドイツ人は自由時間を大切にしている
給料よりも家族と過ごす時間が大事
残業はしない
健康を犠牲にしてまで稼がない
7.ドイツ人はお金をかけずに
生活を楽しむ達人
・日本人は消費を娯楽として生きている
例 休みの日は繁華街でショッピング
スタバの新作のフラペチーノに行列
最新のiPhoneをコンプリート
漫画を全巻ぶっ通しで読みふける
日本人は自由時間が少ないので消費が娯楽
買い物は比較的短時間で行える
・ドイツ人は基本的にいつでも休みを取れる
毎年2~3週間のまとまった休みを取る
心のゆとりが生まれる
→ 買い物でストレス発散は必要ない
2~3週間の旅行の為にお金を貯めておく
日常の娯楽にはお金をかけずに楽しむ
旅行ではゆっくりと何もしない
バカンスを楽しむ
例 海辺やプールサイドで寝転ぶ
1日中日光浴
時々、読書や泳ぐ
旅行代の節約のために様々な工夫を凝らす
ラスト・ミニット
格安のパック旅行
ホテル代を節約
旅行先で知り合いに泊めてもらう
自分の車を持たない
カーシェアリングで移動する
カーシェアリングの値段が安い
燃料代込み 1分36円
8.ドイツ人はエネルギー問題の関心が高い
・日本はエネルギーの無駄遣いが多い
過剰なサービスや消費が原因
例 残業時間が長い
捨てられるゴミが多い
→ 電気やガスが無駄に消費される
・ドイツはエネルギー消費でも節約が大好き
例 ホテルの廊下は夜になると真っ暗
トイレも人が来るまで真っ暗
便座は冷たい
ウォシュレットも音姫もない
再生エネルギーの転換を支持している
多額の費用かかるプロジェクトを支持
9.求めすぎないことから始めよう
・ドイツの考え方や意識もゆとりを生む要因
日本人も求めすぎないことから始めるべき
何事に対しても期待値を下げること
→ ゆとりを生むための第一歩
・贅沢は尽きないが無いでもやっていける
ドイツのことわざがある
日本のことわざ
「足るを知る」と同じ意味
→ 今あるものに目を向けるべき
マンガで本要約のフェルミ大学さんです。今回の作品からは「仕事の疲れを癒すには静かな環境が不可欠」に共感しました。私もゆっくりとサウナで疲れを癒します。
サムの本解説ch
【12分で解説】ドイツ人はなぜ年290万円でも生活が豊かなのか
11,548 回視聴 2023/09/12
1. 290万円で豊かに生きるドイツ人
①質素だが豊かな暮らし
②休日もお金をかけずに過ごす
③低賃金で心が豊かなのはなぜか?
①質素だが豊かな暮らし
・ドイツ人は強烈な個人主義
外見よりも中身を重視する
例 服装は質素・無頓着
ポロシャツにジーンズで働く
食事も質素
夕食で火を使った料理をしない
パンはお徳用を選ぶ
②休日もお金をかけずに過ごす
・余暇にもお金をかけない
例 公園を散歩
自宅のベランダで日光浴
・ドイツは日照時間が短い
太陽の光を浴びることを好む
日光浴が娯楽になる
・週末や休暇はのんびりと過ごす
友人とだらだらとランチ
その後、公園でゆっくり過ごす
ドイツではお金を使わない娯楽が中心
③低賃金で心が豊かなのはなぜか?
・ドイツ人の年間可処分所得
294万5410円(月25万円)
可処分所得が低いことが質素の理由
・ドイツは社会福祉制度が手厚い
公的年金保険や健康保険の保険料率が高い
日本にはない税金もある
・ドイツにおける富裕層の比率
0.02%しかいない
低賃金層も日本に比べるとゆとりがある
・自分の生活に満足しているか
ドイツ
93%が満足
日本
73.9%が満足
・現在の労働時間に満足しているか
ドイツ
90.7%が満足
日本
68.6%が満足
2.お金の奴隷にならない働き方
①最重要は静かな生活
②なぜお金がなくても大丈夫なのか
①最重要は静かな生活
・ドイツ人はお金だけが全てではない
そう考える人が多い
例 静かな環境を大切にする人が多い
仕事の疲れを癒すため静かな環境が不可欠
②なぜお金がなくても大丈夫なのか
・ドイツ人は自由時間を重視している
仕事はほどほどでよい
お金より家族や友人と過ごす時間が大切
ストレスが多い生活はしたくない
・ドイツは過剰なサービスが少ない
多少の不便を我慢しながら生活している
自分のことは極力自分でやる
→ 企業やお店の負担が減る
コスト削減につながる
お金に振り回されない生活ができる
3.ドイツ流・明るい質素生活
①お金をかけない娯楽が好き
②旅費倹約法
①お金をかけない娯楽が好き
・日本人は消費を娯楽としている
例 休日はすべての店があいている
ショッピングを楽しむ人が多い
商品の広告や絶え間ない音楽
休日のショッピング好き
アジアに共通した娯楽
・ドイツ人の娯楽は自然を満喫すること
例 サイクリング
自然の中で散歩・ジョギング
ウィンタースポーツ
自転車向けのインフラが整っている
自転車専用レーンが整備されている
→ 自転車での通勤も多い
ガソリン代の節約
体も鍛えられる
どの町にも大きな公園がある
野生動物を見ることもできる
ウィンタースポーツ後に郷土料理を楽しむ
②旅費倹約法
・ホテル代を倹約する方法
知り合いの家に泊まる
お客さんを家に泊める文化が浸透
・国境を越えた高速道路網が整備
移動手段は車
キャンピングカーをよく使う
→ 宿泊代を節約できる
論理のサムさんです。今回の作品からは「自由時間を重視している」に共感しました。ストレスに弱い私は、無理して働きたくありません。他人の目を気にせずに働きます。
今日のアクションプラン
仕事の疲れを癒すために静かな環境で過ごす
今日のアクションチェック
私が静かな環境を得る方法はノイキャンイヤホンです。
最近は廉価製品でも充分だと感じています。
今使っているのはearfunの最新モデル。
値段も6000円台でお得でした。
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