「現代振り飛車ってこういうこと」からの学び
2二飛に4七銀の変化③
(5三銀・6四銀から振り飛車穴熊)




指した直後に詰みに気づきました

今日のお相手は、レート1729の2段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。
相手の方のプロフィールには、オールラウンダーとありました。戦型は、図1のように、居飛車穴熊 対 三間飛車になりました。
相手の方が、5筋をついてこなかったので、4五銀と玉頭銀を目指しました。そして、6五歩とついて、角交換からの速攻です。しかし、この構想はあまりよくなくて、若干私が不利でした。

図2で、角をつなぐ手は見えていました。5六飛車と取られても、同角と取り返して、3四銀と出る手をあくまでも狙っていきます。しかし、桂馬を取られて、飛車が成りこまれるのが嫌でした。
私は、6七金と飛車取りに金を上がりました。しかし、5六飛車と飛車角交換されて、同銀と引くようでは、こちらからの攻めがありません。

角金交換から、強引に龍を作って、図3となりました。私は、相手の飛車を狙って、7六金と上がりました。しかし、これでは金がそっぽです。私が、不利になりました。

図4で、飛車の捕獲に成功しました。しかし、駒損が大きく、私が不利です。しかし、ここで相手の方が指した6六桂が悪手でした。馬筋を止めて、打った桂馬も金に逃げられると、あまり効いていません。

図5の3二香が厳しい香打ちです。取れば、詰んでしまうので取ることができません。私は、有利を実感しました。

図6で、2四桂打は、見えていました。この手は詰めろなので、4八の金を取っている余裕はありません。しかし、安全勝ちだと思って、4九金打としました。ここから、波乱が始まります。

図7で、龍を引いて詰めろをかけました。この手で勝ちだと思っていたのです。しかし、4四香に対して、4六金から王手で、相手の玉をどんどん追っていったのが間違いでした。

図8で、秒に追われました。相手の玉の詰みが見えなかったからです。この局面では、4一銀打からの詰みがあったのですが、5一飛車成と指してしまいました。
そして、指した直後に自分の玉が詰んでいることに気づきました。3三桂と跳ねているので、2八角打ち・2六玉・2五金までの3手詰みでした。自玉にまで、頭が回っていませんでした。
最後は、秒に追われて、自分の玉を見ずに指してしまい、負けてしまいました。また、反省しかない1局を指しました。ゼロから出直します。
雑記 「トモダチゲーム」26巻を読みました

「トモダチゲーム」26巻を読みました。ついに最終巻です。アニメ化もドラマ化もされた有名な作品もついに終わりかと思うと、少し寂しくもあります。
最後は、黒幕も明かされ、主要な登場人物の将来の姿も描かれています。友達とは何なのかを考えさせられる作品でした。
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