人の能力を限界まで引き出す会話テクニック

人の能力を限界まで引き出す会話テクニック マコなり実験

人の能力を限界まで引き出すコーチングテクニック

・圧倒的に高い目標を達成したときのイメージのビジュアライズをさせる

・ビジュアライズ
 その時の光景が鮮明に頭にイメージできるほど想像させること

・成功した時のイメージが具体的にイメージでできればできるほど、成功確率が高まる

ビジュアライゼーションの効果を科学的に出すコツ【プロコーチ伝授】
ビジュアライズ

 ビジュアライズは、話し方のテクニックのところでも出てきました。

 話し方のテクニックでのビジュアライズとは、話し手の会話内容を、聞き手の頭の中に具体的に描かせることを言います。具体的に描かせるために、会話のシーンを容易に想像できるよう、情報を盛り込むのです。

 人間は正論だけでは動かず、最終的には感情で行動しています。つまり、感情に訴える話し方さえできれば、あなたの話をじっくり聞いてくれる可能性が、格段に向上するのです。

 ビジュアライズを極めると「相手の心を動かす=自分に有利な方向へ話を進めること」が可能となります。

圧倒的に成功をしたゴールのビジュアライズ

・もし3か月後、みんなから絶賛されているような圧倒的な結果を出しているとしたら、どんなことを実現している?

・大事なのは期限をつけること。1年以内がオススメ

・ゴールをビジュアライズさせるときに気をつけること
 ①こちらで目標を押し付けないこと
 ②プロセスを焦って聞かないこと

・質問者がゴールを決めて、プロセスを質問すると無理にやらせていると思われる

・ゴールをその人に聞くようにする

ゴールを鮮明にイメージできると目標は達成しやすくなる | 広島市の ...
ゴールのビジュアライズ

 今回のビジュアライズは、コーチングのときのテクニックです。

 コーチングのビジュアライズとはこれからやろうとしていることをイメージ化し、心の中にビジョン(絵)を描くことです。未来(成功・達成)のイメージをはっきり創造することによって、行動に動機を持つことができます。

 ビジュアライズにはいくつかスキルがありますが、今日はその中で「ディソシエート/アソシエート」をご紹介します。

 ①ディソシエート
 映画やテレビドラマを見るような状態で、自分を外から客観的に見ることです。自分の視点が外側にある状態を言います。

 ②アソシエート
 映画やテレビドラマのストーリーに自分が登場して人や風景を見ている状態で、感情すら体験できることです。自分の視点が外側にある状態を言います。 

 アソシエートしたビジョンは行動に直接結びつき、力強さを与えますが、相手をいきなりアソシエートさせることは難しいので、ディソシエートの途中からその画面に入っていくようにします。

質問を重ねてイメージを明確にする

・ゴールの絵が浮かぶように深掘りしていく

・達成したときはどんな気持ちですか?
 達成祝いの飲み会はどこで行いますか?
 だれがどんな声をかけてくれますか?
 家族や友人は何と言っていますか?

・一つ一つの質問ごとに相手の話をきちんと聞く

・高等テクニック
 「もし~」という仮定の言葉を使わない
 夢が叶ってしまった前提で話す

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明確なイメージ

 プロコーチが使っている3つの質問のタイプを紹介します。

①ビジュアル化するための質問
 まだ見ぬ現実に、相手がいかにリアリティーを持てるのか、そこを具体化するために行う質問のタイプです。
 例えば、「何時に起きるか?」ではなく、「理想の時間に起きた状態だとしたら、どのようになっているのか?」と質問します。

②リソースを見つけるための質問
 相手の内側に答えがあることは、思いのほか多いものです。その答えを見つけるための質問です。
 例えば、「今までで一番満足のいった目標達成では、どのようなことをしましたか?」と質問します。

③選択肢を広げるための質問
 人は、課題が大きいと、どうしても2択思考に陥りがちです。しかし、物事の本質は、だいたいグレーゾーンにあるもの。同じように、解決策も2択の真ん中にあるものなのです。
 例えば、「やるかやらないか?」ではなく、「試しにやってみる」という行動目標を作ります。

プロセスのビジュアライジング

・プロセスをビジュアライズすると一層効果的

・プロセスをビジュアライズする注意点
 一回で話を詰めすぎずに、励ますこと

・大きな目標を達成するときにプロセスが完璧にわかっていることは絶対にない。心が折れてしまう

・励まして宿題にするか、うまくいく方法を思いついたら教えてもらうようにする

・プライベートでも使えるテクニック

・圧倒的な成功イメージについて質問されると自分のことを理解してくれようとしていると感じる。好感度が上がる

KPIツリーとは?目標とプロセスを明確化する方法を徹底解説 | B2B Hacker
プロセスのビジュアライズ

 

 プロセスのビジュアライズとは、行動目標を相手と共有することです。その際、ビジュアライズがうまくできていると、成果が出やすいのです。

 そのためには、多様な視点が必要です。
 ①いつ?
 ②どこで?
 ③誰が?
 ④誰と?
 ⑤どんなふうに?

 ゴールに関しての視点
 ①ゴールには何が見える?
 ②ゴールではどんな音が聞こえる?
 ③ゴールはどんな匂いがする?

 相手が、頭の中で1度現実をつくり出せているかどうか、ということなのです。「1枚の絵は、1000語の言葉に相当する。」と言われます。イメージで描くことが大切なのです。

 ゴールとプロセスのイメージのビジュアライズを鮮明に行えるようにしましょう。

今日のアクションプラン

・自分の仕事のゴールとプロセスをビジュアライズする

今日のアクションチェック

 自分の仕事をビジュアライズして考えてみました。

 以前、プレゼンを行ったときに「地域No.1」のスローガンを掲げました。しかし、あまりに時が流れてしまい、忘れ去れています。「地域No.1」のスローガンを復活させます。そのために、研修でアピールしようと思います。

 「何がNo.1なのか?」を具体化しなければ、ただのお題目です。使用頻度No.1を目指し、日常から活用できる事例を研究していこうと思います。

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