リモートワーク研究所【リモ研】
【注目の新刊】『ChatGPT最強の仕事術』のポイントを30分で解説~ChatGPTの活用スタンス、プロンプトエンジニアリングのポイント、業務でできることできないこと、段階的な実践プロンプト
46,511 回視聴 2023/08/09
1.ChatGPT活用のスタンス
・4つの活用のスタンス
⑴ 質問の仕方が大事
プロンプト・エンジニアリング
⑵ 最初は気軽に質問していい
徐々に良いプロンプトにする
⑶ AIはあくまでツール
無茶ぶり・何度も要求OK
⑷ 鵜呑みにしない
間違う前提で使う
最終判断は自分でする
2.プロンプト・エンジニアリングのコツ
・3要素+記法が重要
⑴ 指示
⑵ 条件
⑶ 応対
⑷ 表現記法
・指示
⑴ 情報収集・質問
⑵ 文書作成・添削
⑶ 企画・アイデア出し
⑷ 数式・プログラム作成・添削
⑸ 他言語の翻訳・添削
・条件
⑴ 役割
例 あなたはプロの営業担当です
⑵ 目的・背景
例 商談を獲得する
⑶ 要件
例 最初に問い合わせのお礼を伝える
アポイントを提案する
他者事例や最新トレンド
伝えられることを伝える
⑷ 参考例・サンプル
例 外部人材活用促進するには
会社ごとに外部活用のしやすさや
有効性は異なる
最初に実験を行うことが望ましい
同じお題に対し社員活用と
外部活用の結果を比較する
何事もいきなり本格スタートでなく
スモールトライが大事
⑸ アウトプット例
タイトル:{タイトル}
内容:{3つのポイント}
締め:{締めの文章}
ハッシュタグ:{5つのハッシュタグ}
・応対
⑴ 追加で引き出す
⑵ 修正・訂正させる
⑶ 質問させる
3.業務別のChatGPT
生成AIでできること・できないこと
・ChatGPTができること
⑴ リサーチ
1.観点出し
2.情報収集
3.整理
⑵ 文章作成
1. 骨子作成
2.文案作成
3.要約
⑶ 企画・立案
1.アイデア出し
2.抜け漏れチェック
3.プラン作成
⑷ プログラミング・他言語
1.ソース作成
2.翻訳
3.検索・チェック
・リサーチ業務でのChatGPTの価値
⑴ 論点・問い
何を調べるべきかを提案してくれる
⑵ 仮説
どんな結論があるかも提案してくれる
⑶ 情報収集
質問への回答を瞬時にしてくれる
⑷ 理解
さまざまな表現で回答してくれる
⑸ 整理
情報の整理・要約もしてくれる
・リサーチ業務でのChatGPTの限界
⑴ あくまでも一般論&過去の知見
個別事情を踏まえることはできない
完全に新たな提案はできない
⑵ 回答が間違っていることがよくある
根拠が不明だったり情報が古い
⑶ 個別事情や嗜好性を踏まえてはいない
資料化は別途必要になる
・営業活動でのChatGPTの価値
⑴ 商談創出
電話・DM等の文章案を作成できる
見込顧客の優先度を設定できる
⑵ 顧客理解
顧客のニーズ・課題を把握できる
議事録作成を効率化できる
⑶ 提案・クロージング
提案内容を作成できる
想定問答を把握できる
⑷ フォロー
質問への対応案を作成できる
・営業活動でのChatGPTの将来の価値
⑴ 商談創出
アプローチリストの作成
メール・電話等の自動化
⑵ 顧客理解
特定企業の分析
商談中のリアルタイム支援
競合・類似企業の分析
⑶ 提案・クロージング
プレゼン資料の作成
⑷ フォロー
CRM等との連携
タスクの提案
チャットボット等での対応
・営業活動でのChatGPTの限界
⑴ あくまで一般論&過去の知見
個別事情や嗜好性を踏まえてはいない
特定の企業分析もできない
⑵ あくまで一般的な整理
議事録の元データは別途作成が必要
誤字脱字もあり
⑶ 提案内容も一般論&過去の知見
個別事情を踏まえることはできない
完全に新たな提案もできない
資料作成は自分で行う必要がある
⑷ 質問応答の元データ整理は必要
4.段階的に学ぶ実践プロンプト
・プロンプトは段階的に作るべき
プロンプト例1
「リモートワークとオフィス出社の
メリット・デメリットを教えて」
利点
気軽に使える
このレベルのそれなりに回答してくれる
工夫
回答内容をどんどん深掘りすべき
プロンプト例2
「自分の会社でリモートワークと
オフィス出社のどちらをメインにするか
考えたい。どんなことを考えるべき?」
利点
比較するための視点を得られる
質問内容を考えてくれる
工夫
「他には」で増やせる
すべての視点を調べる必要はない
プロンプト例3
「自分の会社ではリモートワークと
出社のどちらがよいかを考えたい
以下の自社状況を踏まえて
どちらが良いかを教えて
#自社状況
・社員は十名程度
・ワーキングマザーが多い
・パソコンでできる仕事が多い
・30代以上のベテランが多い」
利点
状況を踏まえた判断をしてくれる
工夫
比較の視点を示すと精度が高くなる
プロンプト例4(営業)
「以下のサービスを営業するため
顧客のニーズや懸念事項を
箇条書きで教えて
#サービス
【サービス内容】」
利点
気軽に使える
このレベルでそれなりに回答してくれる
工夫
「他には」で掘り出す
「上記のニーズ・懸念事項を整理して」
内容を整理できる
プロンプト例5(営業)
「以下のサービスの営業候補として
どんな顧客セグメントがいるかを教えて
各セグメントの関心事項も教えて
#サービス
【サービス内容】」
利点
どんなセグメントに営業できそうか
考えられる
工夫
「他には」で掘り出す
特定のセグメントについて
詳しく質問も可能
プロンプト例6(営業)
「#顧客ニーズや懸念事項の洗い出し
以下のようなサービスを
顧客セグメントに営業するため
ニーズや懸念事項を箇条書きで教えて
##サービス
【サービス】
##顧客セグメント
【セグメント】」
利点
特定の顧客セグメントに絞った
ニーズ・懸念を深掘りできる
工夫
「他には」で掘り出す
特定のセグメントについて
詳しく質問も可能
著者ご本人による顔出しでプレゼン形式での独り語りです。今回の作品からは「プロンプト例」が参考になりました。久しぶりにChatGPTを使ってみたいです。
ふとん大学(話題の本を紹介!)
【新刊】ChatGPT最強の仕事術【11分で要約】
461 回視聴 2023/08/16
1.ChatGPTはどんなことに使える?
・ChatGPTが使える4つのこと
⑴ 調べる
⑵ 考える
⑶ 文章を作る
⑷ プログラミングやExcel関数を作る
・調べる
ググって記事を読む ✖
これからはChatGPTが答えてくれる
→ まだ精度は粗い
大まかに調べたい時に役立つ
・考える
追加で質問することができる
さらに質問することで理解が深まる
ChatGPTへの質問は自分で考える
対話を通じて思考と理解を深められる
・文章を作る
情報には誤りがあることがある
最終的に自分でチェックする必要がある
イチから文章を作成する ✖
明らかに早く文章ができる
・プログラミングやExcel関数を作る
ChatGPTでプログラミング・Excel関数
仕事を効率化できる
人間が作るよりも速い
作業が短時間で片付けられる
2.まず押さえておきたい4つの心構え
・4つの心構えとは?
⑴ 質問文が大事
プロンプトエンジニアリング
⑵ 手軽な質問・本格的な質問を使い分ける
⑶ 無茶ぶりをしてもOK
⑷ 回答を鵜呑みにしない
・質問文が大事
質問文がダメ ✖
きちんとした回答が返ってこない
・手軽な質問・本格的な質問を使い分ける
最初は手軽な質問から始めるべき
回答に対してさらに質問を繰り返す
→ 条件を絞り込んでいく
詳しい回答を引き出せる
・無茶ぶりをしてもOK
人ではない
気が済むまで付き合ってくれる
・回答を鵜呑みにしない
回答には事実でないことも含まれている
さも事実かのように回答する
→ 間違った情報もあることが前提
回答をチェックしていくべき
3.質問文は3つの要素が命
・3つの要素とは?
⑴ 指示
⑵ 条件
⑶ 返ってきた回答に対する応対
・指示の5パターン
⑴ 情報収集・質問
例 ~について教えて
~ついてどんな質問すればいい?
⑵ 文章作成・添削
例 ~の文章を作って
以下の文章を要約して
⑶ 企画・アイデア出し
例 ~についてアイデアを考えて
~について対策を考えて
⑷ 数式・プログラム・添削
例 Excelで以下のマクロを作って
⑸ 他言語の翻訳・添削
例 以下を日本語訳して
・条件の5パターン
⑴ 役割
例 あなたはプロのマーケターです
⑵ 目的・背景
例 商談を獲得するため
読者はChatGPTには詳しくない
⑶ 用件
例 3000文字以内で
理由とともに
⑷ 参考例・サンプル
⑸ アウトプット例
例 箇条書きで
小学生にも伝わるように
・応対の3パターン
⑴ 追加で引き出す
例 他には?
もっと詳しく教えて?
⑵ 修正・訂正させる
例 もっと短くして
~を追加して作り直して
⑶ 質問させる
例 ~について質問して
「!」の多いふとん大学さんです。今回の作品からは「質問文の3つの要素」がよく分かりました。ChatGPTを使うときに意識していきます。
今日のアクションプラン
ChatGPTを使ってみる
今日のアクションチェック
久しぶりにChatGPTを使ってみました。
回答速度が、昔とは段違いに早くなっていました。
今回は「宿泊の最安値を調べる方法」を教えてもらいました。
今後の活用方法を考えます。
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