人間不信ほど出世する
・今回の人間不信とは「人の話を簡単には信じない」ということ
仲間の話、上司の話を簡単に信じてしまう人は出世しない
・人を信じることは素晴らしいという常識の呪縛から解き放たれた人は、明日から見違えるほど仕事ができるようになる
私は、人を信じない方です。信じないというよりは、期待していないと言った方が正しいでしょう。
人は、結局は他人です。他人は、コントロールできません。コントロールできないものに期待することは、影響の輪の外側にエネルギーを注ぐことになります。関心の輪の部分です。
関心の輪にエネルギーを注いでも、何も変えることができません。他人と結果は変えられません。
人の言っていることは、ものすごく適当
・人が言う話をいちいち疑うのは、すごく疲れる
しかし、それは自然なこと
・なぜ疑わなければいけないのか?
人の言っていることは適当だから
・適当の2つの意味
①深く考えていない発言が99%であるということ
②経験で意見が180度すぐに変わること
①深く考えていない発言が99%であるということ
人の発言は、雰囲気発言、ジャストアイディア
上の人が言っていることも、意外と何も考えていない
・会話においてはテンポ感が重要なので、いちいち深く考えてられない
ゼロベースから考え始めると大変
②経験で意見が180度すぐに変わること
年月が経っていろんな経験をすると別人のように価値観は変わる
意見が通らないと思った人でも、数か月後にはサラッと通ったりする
・常に人は更新され続けるという前提で、今この瞬間の相手と向き合うべき
人に期待しない方がいい理由について、深掘りして考えてみました。
①人は変わる
②世の中に「完全な正義」は存在しない
①人は変わる
あなた自身のことを考えてみてください。5年前と今では、思考が変わっていませんか。それと同じで、あなたの友人も、思考が変わっていきます。
ある時期は「この友人とは気が合うな」と思っても、人は変わっていくので、時間が経つと「あれ、なんか違和感があるな」と感じます。
これは、当たり前な話なので、友人だったりと気が合わなくなっても、落ち込んだりする必要はありません。
②世の中に「完全な正義」は存在しない
世の中は流動的なので、すべては相対的に決まります。
例えば、友人を裏切ることは、基本的には悪です。しかし、正義の場合もありえます。
例えば「関係を壊すことで、両者の未来が良くなる」という場合もあります。その場合だと、裏切ることは、ある意味では「正義」です。
人を信じるのは失礼なこと
・人を簡単に信じてしまうのは、知る努力の放棄
人の言っていることを疑うということは、相手のことをキチンと理解しようと努力していること
・「人を信じない = 相手を傷つけてしまう」という思い込み
人を疑うことと相手を傷つけることは別物
・相手を傷つけるかどうかは、伝え方の問題
・相手を傷つけずに上手に疑う3つのコツ
①最初に感謝を伝えること
②これからどうするのかを話すこと
③代案を提示すること
・疑うということは、一緒に真実を追求すること、Win-Winの行為
「Win-Winの関係」について考えてみました。
Win-Winの関係は「私も勝って相手も勝つこと」です。しかし、この「Win-Winの関係」という用語が勘違いのもとに使われており、良質な人間関係の妨げになっているのです。
よくある「Win-Winの関係」2つの勘違い
①私とあなただけ「Win-Winの関係」という誤り
②No Dealが選択肢に入っていない誤り
①私とあなただけ「Win-Winの関係」という誤り
「Win-Winの関係」を支える土台が「Win-Loseの関係」になっていることがあります。「Win-Winの関係」は、二者の関係です。しかし、当然二人以外の第三者も存在します。その第三者のことを考えておらず、第三者は「Lose」の場合があるのです。
私とあなただけでなく、その環境を取り巻く全ての関係者の間で「Win-Winの関係」を作らなければ、真の相乗効果を発揮することはできないでしょう。
②No Dealが選択肢に入っていない誤り
「No Deal」とは、「Win-Winの関係」が無理ならば勇気を持って取引しないことです。
闇雲に「Win-Winの関係」を目指そうとして、結果的に「Win-Lose」「Lose-Win」になってしまうことはよくあることです。
そこで勇気を持って取引しないことに合意します。そして、またいつかWin-Winを目指せるベストなタイミングを待つことが大切です。
「Win-Win」に「No Deal」のオプションを追加した「Win-Win or No Deal」こそが最も良好な人間関係なのです。
人を疑うほど仕事が出来る
・仕事が出来る人は、あらゆることに対して疑っている
・一度、反対側の立場に立つことでアイディアが生まれる
・疑うということをビジネスで起業家としてよい方向にに活かすことができた
・突き抜けて成長したいと思うのであれば、人の言っていることを疑って真実を追求していくことが欠かせない
・人の話をおとなしく聞く方が楽
・常識人間は捨てれば捨てるほど面白くなる
人生が自由に感じる
自由な人生について考えてみました。
本質的自由を手に入れる3つの方法
①常識から自由になる
②親子関係から自由になる
③感情から自由になる
①常識から自由になる
一般的なイメージに縛られていることは、たくさんあります。一般常識、人として、社会人として、女として、男として…
しかし、常識に縛られていると自分の気持ちが素直に感じられなくなります。無意識に持っている「自分の常識」から自由になることで、素直に自由な状態になることができるのです。
②親子関係から自由になる
親子関係は人生に大きな影響を与えます。親子関係で身につけてしまったものは本来の自分とは違う性質のものです。それを自分だと勘違いして生きているので結果として不自由な感覚を抱きます。
この幼少期の影響から自由になり、影響を受ける前の自分の状態に戻っていくことが親子関係から自由になるということです。
③感情から自由になる
感情は私たちに思った以上に影響を与えています。感情は、行動のブースターとなりますが、ブレーキにもなるものです。感情がたまると自分でコントロールすることが難しくなります。反応的に行動して、言わなくてもいいことを言ってしまったり、イライラしたくないのにイライラしたりします。
この溜まった感情をクリアにしていくということが感情から自由になるということです。
今日のアクションプラン
・人を良い意味で信じない、期待しないようにする
今日のアクションチェック
基本的に課題の分離を心掛けているので、人に期待しないことはできています。しかし、指導している人には、どうしても期待してしまいます。その意味では、目上の人へではなく、目下の人に期待しないことが私にとっての課題です。
あとは、自分自身も信じないようにしないといけません。努力はあてにならないので、仕組みで解決するようにします。
なぜなのかを考え、仕組み化します。
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