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【超おすすめ本】有用すぎて概要欄に全部まとめました笑 経済学×心理学=行動経済学 が最強の学問である
12,844 回視聴 2023/07/20
1.なぜ行動経済学が最強なのか?
・経済とは人間の行動の連続
行動経済学が有用な理由
なぜ人はそう行動するのかがわかる
・実験で証明された人間のセオリー
ビジネスの中心は人間の行動を考えること
行動経済学が最強の学問と言われる所以
→ 世界の企業が行動経済学に注目
ビジネスに取り入れている
2.行動経済学の本質
・非合理な意思決定のメカニズム
⑴ 認知のクセ
⑵ 状況
⑶ 感情
→ 行動経済学を初めて整理・体系化
・以前の行動経済学
体系化されてなかった
混沌と理論を羅列するだけ
→ ただただ丸暗記
本質がつかめない
3.3つの要因 認知のクセ・状況・感情
①認知のクセ
・脳の情報処理の仕方のこと
情報を歪めて処理してしまう
非合理な意思決定につながる
・システム1vsシステム2
直感と論理のこと
システム1=直感
素早く判断できる
システム2=論理
分析しゆっくり判断する
なぜ判断がゆがむのか?
例 チョコレートケーキと
フルーツサラダの実験
2つのグループ分け
⑴ 2桁の数字を記憶
考える余裕がある
論理的判断ができる
フルーツサラダを選ぶ人が多い
⑵ 7桁の数字を記憶
考える余裕がない
直感的に判断
ケーキを選ぶ人が多い
場面に応じて使い分けることが重要
・システム1=直感を使いやすい場面
疲れているとき
情報量・選択肢が多いとき
時間がないとき
モチベーションが低いとき
情報が簡単で見慣れすぎているとき
気力意志の力がないとき
・認知のクセは脳の中で起こっている
逃れることができない
3つの要因のうち最も基盤となる
・メンタル・アカウンティング
心の会計
お金の使い方で自分の中で価値が異なる
・自制バイアス
自分は誘惑に負けないと過大評価
・サンクコスト
費やした時間・お金・労力で継続してしまう
成果が出ていなくても継続する
・ホットハンド効果
ある事象が連続して起きているとき
次も同じことが起こると思い込む
・フットインザドア
頼みごとは小さなことから始める
徐々に大きくしていくと受け入れられる
・確証バイアス
思い込んだらその証拠ばかりを集める
・心理の錯誤効果
絶対にありえないこと
繰り返し見たり聞いたりすると信じる
・快楽適応
良いことも悪いことも時間で慣れてしまう
・デュレーション・ヒューリスティック
内容よりもかかった時間で評価してしまう
②状況
・初頭効果
初めに得た情報が印象に残り強い影響
・近接効果
最後の情報が意思決定に大きな影響
初頭効果と近接効果の影響
例 面接は一番最初の人と一番最後の人
最も有利
・過剰正当化効果
内発的動機で取り組んでいたもの
外発的動機が用意される
→ モチベーションが下がってしまう
例 外発的な動機
金銭報酬など
・情報オーバーロード
多すぎる情報は人の意思決定を妨げる
人を疲れさせるから
・選択オーバーロード
多すぎる選択肢は人の意思決定を妨げる
・選択アーキテクチャー
選択肢を絞り選択を誘導する設計をする
アーキテクチャーと設計という意味
例 Bランチを売りたいとき
Aランチ あえて高い料理
Cランチ 一風変わった料理
③感情
・拡張・形成理論
ポジティブ感情は仕事の効率も質も上げる
心身のストレスを軽減させる
・心理的所有感
実際は所有していない
でも自分のものだと思うと行動が変わる
・認知的再評価
漠然とした感情に目を向ける
理解、再評価し、もっと役立てる
・不確実性
先が読めないのは史上最強のストレス
例 ガンの疑いがありますと言われた人
ストレス値が上がる
実際にガンだとわかる
ストレス値が下がる
→ 不確実なままの状態
心理的負担が大きい
論理のサムさんです。今回の作品からは「行動経済学の本質」を知ることができました。行動経済学についてもっと学んでみようという気持ちになりました。
ふとん大学(話題の本を紹介!)
【話題書】行動経済学が最強の学問である【11分で要約】
2,221 回視聴 2023/06/07
1.ビジネスマンに行動経済学が必須な理由
・経済と人間の行動の積み重ね
人間の行動を理解することがキモになる
人間は非合理的に行動することが多い
例 ダイエット中
コンビニで甘いものを買う
貯金をすべき
無駄なものを買う
・行動経済学が行っていること
非合理な意思決定のメカニズムの解明
ビジネスに生かす
→ 商品を選んでもらいやすくなる
サービスを使い続けてもらえる
世界的大企業
行動経済学を取り入れている
・消費者としても行動経済学は有用
企業が駆使してくる戦略
ハマってしまうことを防げる
→ 仕事で使わなくても学ぶ価値あり
2.非合理的な意思決定の3つの要因
・3つの要因とは?
①認知のクセ
②状況
③感情
①認知のクセ
・脳の情報処理の仕方
歪みがある
例 野球のバットとボールが合わせて
1ドル10セント
野球のバットはボールより
1ドル高い
別々に買ったらそれぞれいくらか?
バットが1ドル
ボールが10セント
→ こう答える人が多い
バットが1ドル5セント
ボールが5セント
→ 正解
②状況
・判断は周りの状況でも強く影響される
自分でコントロールできている ✖
例 Bランチを売りたい場合
高いAランチ
安いCランチ を用意すればいい
→ Bランチに誘導できる
・松竹梅戦略
人は極端な選択を避ける傾向がある
③感情
・人は感情で行動してしまうことが多い
例 仕事でむかついた
お酒の量が増える
悲しいことがあった
スイーツを爆食い
3.脳には2つのシステムがある!
・システム1とシステム2
システム1
直感
→ 瞬間的な判断
思い込みを偏見が生まれる
間違った意思決定をしてしまう
システム2
論理
→ 注意深く分析
時間をかけて判断
・システム1が働きやすい場面
⑴ 疲れている
⑵ 情報量・選択肢が多い
⑶ 時間がない
⑷ モチベーションが低い
⑸ 情報が簡単で見慣れすぎている
⑹ 気力・意志の力がない
・自制バイアス
自分は自制心が強いと過大評価
例 ダイエット中
仕事終わりにラーメン
→ 疲れているから
仕事に慣れてくる
ミスが出やすい
→ 見慣れすぎたから
・システム1が悪いわけではない
システム2ばかりで考える ✖
頭がパンクしてしまう
非合理の意思決定にシステム1が関係
意識していることが大切
・マクドナルドの失敗例
消費者アンケート
健康的なメニューを増やしてほしい
→ サラダとフルーツをメニューに
サラダとフルーツは売れなかった
多くの消費者はシステム1で判断
マクドナルドに行くとき
時間がないとき
疲れていてご飯を作るのが面倒なとき
→ システム2は働かない
健康的なメニューは選ばない
文字情報とアニメーションのバランスのとれた独り語りです。今回の作品からは「非合理な意志決定の実例」を知ることができました。他の例も知りたいと思いました。
今日のアクションプラン
行動経済学による非合理的な意思決定の例をたくさん知る
今日のアクションチェック
ChatGPT(Bing)のすごさを改めて実感しました。
行動経済学のサンクコストについて具体例を挙げてもらいました。
似たものもあるが、いくつでも出せる感じです。
学びとして十分に活用できます。
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