スパイク山本のビジネス マーケティング本要約と解説ch
【本要約-トーク力より本当に大事なこと】聞く技術 聞いてもらう技術
381 回視聴 2 か月前
1.なぜ聞けなくなるか
・一般的な定義
「聞く」は声が耳に入ってくること
「聴く」は声に耳を傾けること
・心理士の定義
「聞く」は言葉通りに受け止めること
「聴く」は言葉の裏の気持ちに触れること
・「聞く」と「聴く」はどちらが難しいか?
「聴く」の方が難しいと思っていた
実際は「聞く」の方がはるかに難しい
例 なんでちゃんときいてくれないの?
求めらていることは「聞く」
言葉にしていることを受け止める
・「聞く」ことができないのはなぜか?
「聞く必要がない」と思ってはいない
聞こうという気持ちはある
→ 心が狭まる
だから聞けなくなる
話を聞けない
話を聞いてもらっていないから
心が脅かされているとき話は聞けない
自分自身の話を聞いてもらったとき
話を聞ける心のスペースができる
「聞く」を回復してもらう
「聞いてもらう」から始める
・伝えたいことがあるのに聞いてもらえない
「聞く」の問題
例 言葉をソフトにする
ロジカルに話す
エビデンスを示す
→ わかってくれない
問題は言葉の中身ではない
2人の関係性にある
→ 2人の間の不信感
何を言っても聞いてもらえない
信頼感があれば自然に呼吸のように聞ける
例 郵便局行ってくるね
行ってらっしゃい
ちょっと疲れているんだ
早めに寝なよ、食器洗っておく
・精神分析家 ウィニコット
対象としての母親
心に思い浮かべている母親の姿
一人の人としての母親
環境としての母親
あなたに意識されない母親
例 タンスに服がきれいに入れてある
母親に感謝することはない
当たり前すぎて気づかれない母親
環境としての母親が姿を現すとき
例 タンスに服がない
対象としての母親を思い浮かべる
・普段の聞くは環境としての母親に似ている
うまくいっているときは感謝されない
意識を向けることもない
でも聞くはときどき失敗する
失敗したときに聞くに意識を向ける
・医療人類学者 アーサー・クラインマン
全身やけどの少女
どのように苦しみに耐えているのか
少女は聞いてもらうことで痛みに耐えれた
医療における聞くことの力を学んだ
・人間にとっての真の痛みは孤独
「聞くこと」は現実を変えられない
孤独を慰める深い力にはなれる
2.聞いてもらう技術
・うまくしゃべる技術ではない
苦しんでいることは上手く話せないもの
「助けて」と言えないとき
→ 「ちょっと聞いて」と言ってみる
「助けて」も言えないとき
戸惑う心を漏れ出させる
→ 相手から聞かれるようにする
・聞いてもらうための技術
日常編と緊急事態編で13個
この中から日常編2つを紹介
・日常編
⑴ 隣の席に座ること
「お疲れさん」と声をかけて隣に座る
無理に話す必要はない
3回くらい隣の席に座る
→ 自然とおしゃべりが始まる
⑵ 一緒に単純作業をする
聞いてもらう技術のポイント
気まずい時間に少し耐えて一緒にいる
例 プリントを詰める
花見の場所取りをする
ただ一緒にいるだけのとき
聞いてもらうが発生しやすい
・緊急事態編
⑴ 薬を飲み、健康診断の話をする
ランチのときに4種類くらい薬を飲む
周りから「何かあった?」と聞かれる
⑵ 黒いマスクをしてみること
白いマスクの人が黒いマスクをしている
「何かあった?」と聞きたくなる
他の方法
髪をバッサリ切る
金髪にする
⑶ 遅刻をする・締め切りを破る
普段ちゃんとしている人が失敗する
誰もが気になる
→ 話を聞いてもらうチャンス
3.「聞いてもらうこと」のちから
・お互いが悪魔に見えると対話は成立しない
敵の記憶がよみがえる
トラウマが刺激されている
敵に見える人
悪いやつじゃなかったということもある
→ 見分けが難しい
例 親が支配的な人
職場の上司の注意
上司が親のように見える
→ 対話が難しくなる
別の側面が見えたとき
→ 生産的な話ができる
・聞くためには聞いてもらうことが必要
当人ではなく第三者がいい
例 友人に話を聞いてもらう
親がコントロール過剰だった
コントロールしてくる人が苦手
傷ついている気持ちをわかってもらう
心にスペースができる
例 職場で愚痴を聞いてもらう
「それはひどい
よく耐えれるね」
→ 救われることがある
少し元気が出る
誰かがわかってくれていれば行動できる
聞くは現実には作用しない
→ 心には作用する
最終的には現実を変える力になる
文字情報とアニメーションのバランスの良い独り語りです。この作品からは「聞くためには聞いてもらうことが必要」を再確認できました。私は人に話を聞いてほしいと思うことがほとんどありません。聞くことの大切さを理解しておきます。
マンガ編集者・佐渡島チャンネル
自分の話を相手に聞いてもらう技術とは何か? 新書『聞く技術 聞いてもらう技術』を紹介
1672 回視聴 1 か月前
・打ち合わせが上手くなるヒント
打ち合わせ
自分の話を聞いてもらう
自分の考えを整理できる
フィードバックしてもらえる
→ 聞いてもらうことが必要
・聞いてもらう技術
感情と事実を同時に話すこと重要
感情をさらけ出して話すこと
→ 通じないと苦しい、悲しい
事実だけをしゃべりがち
もしくは感情的になって感情だけになる
人に伝わる
感情と事実のセットが必要
・創作にも役立つ
創作したもの
読者に話を聞いてもらう必要がある
→ 聞いてもらう技術は創作論
・聞いてもらう方法
戸惑い・困ったことを話すことが重要
例 この前あそこに旅行した
受け流される
すごく困ってるんだけど
どういうこと?
→ 旅行の話を切り出す
人は戸惑い・困ったことは聞こうとする
例 新人漫画家
すごい漫画家だと思わせる ✖
困ったもん勝ち 〇
→ 作画のやり方がわからない
カラーはどうすればいい?
資料の集め方は?
編集者にも評価されることも
・聞いてもらう技術
人に頼る技術に近い
困ったと言うことは悪いことではない
・ストーリーでも一緒
物語の中で主人公が困っていることが必要
作者がなぜ描こうと思ったか?
作者の自慢話は聞きたくない
→ 困っている話を聞きたい
キャラクターに戸惑いを投影させる
読者は興味を持ちやすい
戸惑いすぎて恥ずかしい話
混乱しすぎてダメだと思う話
→ 伝えた方がいい話
・理路整然と論理的に作り上げたもの
身を乗り出して見られるようなことはない
でも困っていたら反応される
作者の困りごとを描く
読者はそれに共感する
顔出しでテロップありの独り語りです。この作品からは「理路整然としたものは強い興味を引かない」が参考になりました。提案をするときに完璧を求めすぎずに不完全なものに対する意見を聞くようにします。
しゅんの最新刊ビジネス書要約チャンネル。
【最新刊】聞く技術 聞いてもらう技術 東畑開人
247 回視聴 1 か月前
1.聞けなるなる理由は〇〇が原因
・聞くと聴くの違いは?
聞く
なんとなく耳に入ってきた言葉
聴く
時間をかけて言葉の本質を読み取る
・聴く方が難しいと言われる
本当は聞く方が難しい
例 愛してる
遺産目当てだな
→ 真意を考えてしまう
目の前の言葉の意味を無視する
言葉自体を受け取ってもらうこと
難しい場合がある
→ 2人の人間関係が原因
・人間関係を形成する方法
自らの心の健康が必要
例 メンヘラ女子が恋人とトラブル
自らの心が健康ではないから
・孤立を感じていると言葉を聞くのは難しい
孤独と孤立の違い
孤独
人の言葉を聞こうとする
孤立
聞こうとは思わない
例 バカにされている
自分はダメな人間だ
→ 自分を責める気持ちが強い
自分を責める気持ちが無くなったとき
人の言葉を聞けるようになる
→ 孤独になる
・孤立を解決すること
聞いてもらう技術が重要
2.聞いてもらうには〇〇から始めよ
・孤立している人は他人を疑ってしまう
まず役立つものを提供することが重要
例 お金
孤立をやわらげる効果がある
・お金は定期的にもらう方が健康にいい
ドカンと一度にもらう ✖
孤立を解消するには時間がかかる
・最低限の安心感のあとに聞いてもらう
例 大丈夫?
疲れてない?
聞いてもらう技術
心配される技術
・聞いてもらう技術
⑴ 日常編
隣の席に座る
トイレは一緒に行く
一緒に帰る
ズームで最後まで残る
単純作業を一緒にする
⑵ 緊急事態編
早めに周りに言っておく
訳ありげな顔をする
トイレに頻繁に行く
薬を飲み健康診断の話をする
遅刻して締め切りを破る
→ 本人も聞いてもらうことを恐れなくなる
・時間が解決する ✖
苦しい状況を普通だと思ってしまう
事態が好転するか悪化するかわからない
他者とのつながりが必要
必要なのは聞いてくれる人の存在
・聞いてくれる人がいないとき
もらうときはまず与える
自分から聞いてみる
例 大丈夫?
疲れてない?
3.しゅんの補足
・自分一人で変わる力も大切
自分が行動すれば周りが変わる
・他者のつながりに頼らないこと
みんなができることではない
・自分一人の力で変わること
イチ選択肢として持っておくこと
オススメ
短くわかりやすいしゅんさんです。今回の作品からは「選択肢を多く持っておくことが重要」が参考になりました。私は人に聞いてほしいとは思わないタイプですが、イチ選択肢として聞いてほしいときの方法を学んでおくことは有益だと思いました。
今日のアクションプラン
提案に完璧を求めず相手の意見をもらう
今日のアクションチェック
今回提案する内容は、会社全体に関わります。
そこで、違う部署でのダブルチェックを行ってもらうことにしました。
私が主管しているICT関係の部署ではすでにOKをもらいました。
次は研究部門でもチェックしてもらう予定です。
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