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フェルミ漫画大学
【漫画】「心配事の9割は起こらない―――減らす、手放す、忘れる『禅の教え』」をわかりやすく解説【要約/枡野俊明】

32,421 回視聴 2022/07/17

【漫画】「心配事の9割は起こらない―――減らす、手放す、忘れる『禅の教え』」をわかりやすく解説【要約/枡野俊明】
【漫画】「心配事の9割は起こらない―――減らす、手放す、忘れる『禅の教え』」をわかりやすく解説【要約/枡野俊明】

・他と比べない
 「莫妄想」(まくもうぞう)
  「妄想するな」という意味
 禅でいう「妄想」は広い意味を持っている
   あれが欲しいという欲
    手放したくないという執着
    他人を妬む気持ち
    自分はダメなやつだという思い
    → 心を縛っているような思いを妄想という
 いっさいの妄想と無縁で生きるのは不可能
  人間である限り妄想はある
 大切なのはできるだけ妄想を減らしていくこと
  妄想を生み出しているのは「比較」
   自分と他人を比べてしまうことが原因
 人は本来絶対の存在
  他人と比べようがない
 無理やり比べようとする
  余計な悩みや不安が増えてしまう
 比較することをやめる
  妄想の9割は消えてなくなる

・いまを大切にする
 過去の出来事を思い出して後悔、落ち込む
  過去に縛られている
 「一息(いっそく)に生きる」
  一呼吸するその瞬間を一生懸命、ていねいに生きなさいという教え
 過去のことを思い返しても仕方がない
 未来のことはその時にならないと分からない
 → 私たちにとって大切なのは「いま」をどう生きるか
    でも、人間は過去にとらわれがち
      若いときは人気があってモテた
       あのプロジェクトを成功させたのは私
       → 自慢話は周りからすればうんざり
 過去にこだわっている
  いまの生き方に自信がないから
  いまの自分を大切にしていない

・持ち物を減らす
 いつか使うかもしれないと思って物を捨てられない
 しかし、使うことはない
   3年間着なかった服
    5年間使わなかったバッグ
    → 思い切って捨ててしまうのがオススメ
 もったいないと思うとき
  使ってくれそうな人にあげる
  ボランティア団体に送る
  メルカリに出す
 手にしたときに思い出がよみがえってくる、嬉しい気持ちになる物
  大切に残しておく
   → 物を超えて人生に寄り添っているから
 「喜捨」(きしゃ)
  惜しむことなく喜んで捨てるから
   お寺や神社でお賽銭を投げること
  執着は心を曇らせる
   捨てることは喜ぶべきこと
 使わない持ち物を減らす
  執着が減る
  心がスッキリする
  シンプルに生きることができる

・あるがままを受け入れる
 自分ではどうしようもないことがたくさんある
  努力しようが全力を出そうが変わらない
   → それをどうにかしようとするからしんどくなる
      例 健康に注意した生活
         病気やケガにみまわれることはある
          → 悔やんでも変わらない
            ストレスで症状が悪化することもある
 どうにもならないことは受け入れる
  あるがまま、そのまま
   → 受け入れてしまえば、その状況と共存できる
      悩むことがなくなる
      どうにかなることを考えられるようになる
 私たちが心を向けるべきこと
  頑張ってもどうにもならないこと ✖
  頑張ればどうにかなること 〇

・今ある幸せに気づく
 当たり前のことは感謝を忘れがち
   親がいる
    ご飯が食べられる
    自由に歩ける
 親を亡くしたとき
  初めてそのありがたさに気づく
 身の回りの当たり前を見直してみる
   ご飯が食べられる
    話ができる友人がいる
    好きなことをする時間がある
    → どれだけ自分が支えられているか
      癒されたり励まされたりしているか
 今ある幸せに気づくと心は変わる
  当たり前のことを大事にしようという気持ちが生まれる
  すべてに感謝できるようになる
 イライラしたり、うっとうしいと思って生きる
 ありがたいと思って生きる
 → 人生は大きく違ったものになる

・ときどき立ち止まって考える
 「七走一座」(しちそういちざ)
  7回走ったら、いったん立ち止まって座って見よ、という意味
 禅では、止まることは悪いことではないと考えている
  むしろ大事なこと
   → 自分を見つめ直す時間を取るということ
 つまづいたとき、失敗したときは止まることが大事
  原因を明らかにすること
   → 自分を振り返ってみることが不可欠
      例 松下幸之助さん
         「失敗の原因を素直に認識し
          これは非常にいい体験だった
          尊い教訓になったというところまで
          心を開く人は、後日進歩し成長する人」
 走りっぱなしで気づかないこと
  立ち止まって考えると気がつくこともある

・悪口・陰口を言わない
 言葉には恐ろしいパワーがある
  陰口・悪口の伝わるのは速い
  つけは必ず回ってくる
  → 自分も陰口をたたかれている
 仲間内で言っていた悪口
  なぜか当人の耳に入ってしまう
   → 関係がギクシャクする
 悪口を言いそうになったとき
  相手のいいところ、長所を見つけて褒めるようにする
   → 相手からも褒め言葉が返ってくる
 見え透いたお世辞は相手の心に届かない
  本当にいいなと思える部分を見つけて、心から褒める
   例 中国のことわざ
     「君子は交わり絶ゆとも悪声をいださず」
      本当に品のいい人は相手との関係が切れても悪口を言わない

・足ることを知る
  例 お釈迦様の言葉
    「人間の欲望というのは
     ヒマラヤの山を全て黄金に変えたところで
     満たされることはない」
 お金を追い求めているとキリはない
  いったん手に入れるともっといいものが欲しくなる
   → さらにお金を求める
     別に欲しいものがなくてもお金を追い求めるようになる
      お金に縛られた人生
 私たちはお金のために生きているのではない
  お金はやりたいことを実現するための手段
  逆転すると人生は虚しいものになる
 「小欲知足」
  欲を小さくして足ることを知る
   例 小さな家で質素な食事
      「ありがたい」と思って生きれば、心豊か
     豪邸で贅沢三昧
      「満足できない」と思っていれば、不幸
 果てしない欲望を満たそうとしない
  今あるものに目を向けて足ることを知るのが大切

 マンガで本要約のフェルミ大学さんです。今回の作品からは「足ることを知る」が今の自分に必要だと感じました。今を大切に生きること、感謝して生きることを心がけています。しかし、欲望をなくすことは難しいです。バランスが大事だと思いました。

セラピー図書館【せら】
【本要約】「心配事の9割は起こらない」無駄を切り捨て、シンプルに生きる

25,387 回視聴 2020/01/06

【本要約】「心配事の9割は起こらない」無駄を切り捨て、シンプルに生きる
【本要約】「心配事の9割は起こらない」無駄を切り捨て、シンプルに生きる

1.今に集中する
・一息(いっそく)に生きる
 一呼吸するその瞬間、瞬間を一生懸命、丁寧に生きなさい
  今をどう生きるか
   例 子どもだったとき
      一瞬、一瞬全力だった
      心配事やしがらみを感じていなかった

・歳をとると雑念にこだわるようになる
 過去の栄光
 未来への不安
 → 今という時間を浪費してしまう
   今の生き方に対する自信のなさを表している

・人生とは連続する刹那
 今この瞬間をどう生きるかが重要

2.勝負にこだわらない
・成果主義
 他人と自分を比べてしまう
  競争は時にモチベーションになる
  しかし、全ての価値観が勝ち負けになる
   → 心が動揺・有頂天

・健全な劣等感
 他者との比較 ✖
 理想の自分との比較 〇
  → ネガティブな要素がなくなる
    すっと心が落ち着く
    焦ったり動揺したりしなくなる

・八風吹けども動ぜず
 よい風にも悪い風にも心動かされることがない
  どんな風も楽しんでしまおう
   → 理想の自分に1歩でも近づければいい

3.寛容になる
・人間関係における無駄をなくす
 十人十色
  価値観は経験から形作られる
  自分と同じ価値観を持った人間はいない
  → 他人の価値観をあげつらうのは筋違い

・まったく同じ人生を歩んでいる人間はいない
 同じ価値観の人間は存在しない
  → 他人の考え方、価値観に腹を立てるのは無駄なこと

・正義の反対は悪ではない、また別の正義である
 自分の正義の押し付けになっていないかを振り返ってみる

 文字情報とアニメーションのバランスがとれた独り語りです。この作品からは「理想の自分との比較」を考えればよいことに納得しました。そのためにも、自分が思い描く理想の自分をつくらなくてはいけないと思いました。

キクホン【聴く読書チャンネル】
【16分で本要約】不安を消す4つの方法『心配事の9割は起こらない』

803 回視聴 2021/10/31

【16分で本要約】不安を消す4つの方法『心配事の9割は起こらない』
【16分で本要約】不安を消す4つの方法『心配事の9割は起こらない』

・「どうしたら不安なく過ごせるのか」がこの本のテーマ
 幸せに生きる = 不安がない状態

1.比較しない
・道元の言葉
 「他は是れ吾にあらず」
  他人と自分とは違うという意味
   他人に関心を持たずに自分のすべきことをしなさいということ

・あなたはあなたでいい
 他とは比べられない絶対的な存在
  人と比較するのではなく、注目すべきは自分の成長

2.「心を整える場所」を生活空間につくる
・昔はどの家にも仏壇があった
 仏壇が心を整える場所だった
  先祖と対話できる場所
  お祈りや心をさらけ出せる場所
  → ストレス解消
    解決策を思いつける

・神社のお札を高いところに掲げる
 聖なる場所をつくればOK
  毎日感謝を唱える場所
  心と向き合える場所
  → 気持ちをリセットできる

3.家の居心地を最高にする
・職場の居心地を最高にするのは難しい
 精神的な居心地の良さが重要
  パートナーや家族との人間関係がうまくいっている
  自分の居場所があることが大事

4.自分の言葉を残す
・死に対する恐怖を乗り越えるには?
 急に死んでしまったら、どんな後悔が残るか?
  日頃の思いは言葉にしてきちんと伝えるべき

・自分の思いが言葉として残っていること
 人生を後悔なく全うできたと思える
   YouTubeで残す
    書に残す
    手紙・写真で残す
    声で残す

・声で残すのがオススメ
 声の力は大きい
  感情が動く

 写真と少なめのテロップによる独り語りです。この作品からは「自分の言葉を残す」が刺さりました。私もブログを書いているのでわかるのですが、自分が生きていた証を残したいという思いは誰もがあると思います。これからもブログを続ける励みになりました。

今日のアクションプラン

・理想の自分について考える

今日のアクションチェック

 理想の自分は、変わらぬ心で平安でいることです。しかし、それは人間でなくなることを意味します。不安を感じることができる人間が生き残ったのだから。

 だからできることは、不安をなくすことではなく、不安と一緒にあることを肯定することです。不安になる自分を許すことができると言い換えてもいいでしょう。

 私は許しを得る対象としてかつては神を選びました。今は「足るを知る」ことで今を肯定していきたいと思います。

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