前置き
・子供の教育と大人の教育の本質は同じ
・今回の天才とは「自分に自信を持ち困難を乗り越えていける人」
・子育ての基本戦略は、子供に自信を与えること
私も子供と大人の教育の本質は同じだと思います。
53歳、独身。子供を育てたことはありません。
子供を育てたことがないのに、子育てを語るなと言われそうです。しかし、人を教えることはあります。
今回は、人を教えるという観点で書きたいと思います。
大人として対等に扱う
・子供として扱うことは、見下すことと同じ
・子供ができない無理難題をやらせるということではない
・子供を尊重して、対等に会話をすること
・子供の意見を押しつぶしたくなるとき、親としての器の大きさが試される
・間違ったときは、子供に対しても素直に謝る
私は、大人として対等に扱おうと心がけています。
一番接することが多かった子供は、姪や甥です。姪と甥を合わせると11人もいます。兄弟の中で結婚していないのは私だけです。
私は、子供の意見を尊重するようにしました。よく言う言葉は、「~したくなったら言ってください」です。例えば、「勉強したくなったら言ってください」「片付けたくなったら言ってください」などです。
やる気のないことを矯正することはしません。矯正しても効率が悪いからです。ただ、いつまでに行うのか、時間を相談して決めます。そして、あと何分なのか時間を教えます。
締め切り効果は、子供にも効きます。
良いところを見つけて心から褒める
・親や先生の言うことは、世界のすべて
・幼少期の親のちょっとした誉め言葉が、人生を左右するほどの影響を与える
・長所があるから褒められるのではない。褒められるから長所になる
・他の子と比較してはいけない。ネガティブな親の一言が子供の可能性を奪っていく
・アドラー心理学では、褒めることは操作することだからダメと言われてる。しかし、褒める言葉は一定は使った方がいい
・できる限り具体的に褒めること
私は、良いところを心から褒めるようにしていきました。
欠点を指摘して、矯正することは効率的ではありません。苦手なことを無理してやっても伸びません。できないという劣等感を与えるだけです。
ですから、できることに取り組ませて、褒めて伸ばしていくことが効率的です。自己肯定感も高まります。
勉強ができない子は、行動を褒めます。探せば、その子の中で良いところは必ずあります。他の子と比較して褒めるのではなく、その子の中で、伸びたところを褒めればよいのです。
叱るよりも考える機会を与える
・子供の存在を否定するような言葉を使ってはダメ
・感情的に怒ってはいけない。感情的にならずに叱ることも難しい
・考えさせるための2ステップ
①ダメな理由をしっかり説明する
②親の不安や残念な気持ちを伝える
・Youメッセージではなく、I(アイ)メッセージで伝える
私は、怒ってしまったこともあります。
いくら冷静でいようとしていても、人は感情的になってしまう場面があります。
マコなり社長に出会う前は、感情をコントロールできませんでした。
姪が、私の食事作法を注意したことがあります。たぶん、自分も言われているからなのでしょう。そのときは、子供のくせに大人を注意するなんてと気分を害し、怒ってしまいました。今考えると、大人げない行動だと思いますが、その当時は押さえられませんでした。しかも、謝れませんでした。
今は、自分が悪いと思ったら、子供でも謝れるようになりました。小さいですが、自分の成長を感じます。
家を安心できる場所にする
・Googleのリサーチチームが「チームのパフォーマンスを向上させるためには、心理的な安全性を高めることが大切だ」と発表
・家庭が安心できる場所でないと、子供は精神的に不安定になる
・家が安心な場所にならない原因
①親が自分に自信がない
②夫婦喧嘩が絶えないのに解決しようとしていない
③仕事がうまく行っていない
④仕事・趣味・お酒・ギャンブルなどにハマりすぎている
⑤経済的な余裕がなさすぎる
・親自身が幸せになることが子供を幸せにできる唯一の方法
私の家は、安心できる家でした。
今感じることは、スマホというコミュニケーションツールによって、家の中に家族以外の人間関係が入ってきていることです。ネットいじめもその一つです。
大人ですら、スマホをうまくコントロールして使えない人がたくさんいます。子供であればコントロールできなくて、当然です。
スマホが誕生してから、十数年しかたっていません。あまりに早く普及してしまったコミュニケーションツールは、多くの悪影響を与えています。
スマホの使い方については、学校と家庭でしっかり教えるべきです。
両親が強い信念をもって生きている
・外を見て生きるのではなく、内側を見て生きる。そのために信念が必要
・自分が大切にしたい価値観を決めて、それを何がなんでも貫く
・信念のある人はブレない。心にも余裕がある。余裕は愛情という形で子供に伝わる
私は、マコなり社長に出会って自分の信念を確立しました。
以前は、「楽して生きる」が信念でした。でも、いくら楽しても、楽しくありません。生きていることが、つらいだけでした。飲酒量が増え、ただ毎日を惰性で生きてきました。
今の私の信念は「ICTでの他者貢献」です。いかに楽しく仕事をするかを考えています。
毎日、新しいことに挑戦しようとすることは、楽しくて仕方ありません。
マコなり社長、ありがとうございます。
メッセージ
・子供の人間としての器は、間違いなく親の器で決まる
私が親になることはもうないでしょう。
親になれずとも、それを卑屈にとらえないような器の大きい人になりたいです。
今日のアクションプラン
・叱るのではなく、考えさせることを心掛ける
今日のアクションチェック
休日だったため、叱るのではなく、考えさせることができませんでした。
今日新しく始めたことは、iDeCoへの加入の検討です。取り寄せた申込書が届きました。読んでみたのですが、分からないことがたくさんあります。
色々なことにチャレンジ、行動する一環なので、あきらめずに職場で相談します。
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