あなたが「評価されない」たった一つの理由

あなたが「評価されない」たった一つの理由 マコなり実験

あなたが「会社に評価されない」たった1つの理由

・誰かの決めた作業に付加価値をつけないから

・ほとんどの人は「仕事」をしていない。しているのは「作業」

・作業 ~ 先人たちが作り上げたノウハウに則って行っているだけ
 仕事 ~ 頭を使って付加価値をつけること

・言われたことをしっかりやるとうまくいくという勘違いをしている

・学校では、用意された問題をいかに効率よく速く解くかが重要。社会では、真逆

・自ら問いを立てて誰も出したことがない答えを出せる人が、付加価値を付けられる人

・付加価値の2段階
 ①自分なりの創意工夫を実行する
 ②誰でも実行できる仕組みに落とす

 私は、付加価値を付ける努力をしています。

 先日の会議で各部署の反省がありました。反省だけで終わっている部もありましが、私は「反省+アクションプラン」まで落とし込みました。次の日、または、次の月からなど、アクション出来るタイミングこそ違いますが、なるべく早い段階で行動できるようにしました。

仕事で付加価値をつけるテクニック ~誰でもできる初級編~

・「特に意味がない」を見つけるメソッド

・仕事でやっていることをタイムスケジュールで、「いつ」「何を」「どのように」やっているかを書いていく

・意味があるものとないものに分別する

・「いつ」「何を」だけを先に見る。意味があるかを考える

・次に「どのように」を見る。意味があるかを考える

・意味がないことに対して、もっと良くするにはどうしたらよいかを考える

・考えた仮説を検証する。上司や同僚に協力してもらう

・効果があったら、全員でできるノウハウとして共有する

 私が、付加価値を付けた例を紹介します。

 同僚からエクセルの件で「できませんか?」と相談を受けました。

 どのような内容だったかというと、一覧になっているファイルがあって、その内容個別ファイルに入力するのだが、人数も入力する数も多くて大変なので、自動化できないかというものです。

 直感的にマクロで出来ると思いました。私の部署の仕事ではなかったのですが、「面白そうなので、考えさせてください」と引き受けました。

 マクロは久しぶりだったので、少し手間取りました。汎用性を持たせるために、変数処理をいくつか行ったので、その部分に時間がかかりました。半日くらいで完成しました。

 汎用性を持たせたので、どの同僚の仕事だけではなく、会社全体に適応できるものになりました。様子を見ていた上司が、会社全体で使うことを検討しようと話してくれました。

 これは、「任せる」の中のパソコンによる自動化です。全体で使うためには、若干の修正が必要です。現在、声がかかるのを待っているところです。

 今までであれば、他部署の仕事だと断っていたでしょう。でも、今は付加価値を付けるため、他者貢献のため、積極的に行動しています。

仕事で付加価値をつけるテクニック ~上級編~

・「仕事を無くしてしまう」メソッド

・最も生産性の高い仕事は、自分の仕事を無くしてしまうこと

・自分の責任範囲を超えてしまうことが多いので、難易度が高い

・仕事を無くすことができたら、絶大な会社への貢献となる

・自分の取り組んでいる仕事の解決したい本質的な問題は何か考える

・その問題を全く別のやり方で根本的に解決する方法を考える

・ただ提案するだけではダメ。
 自分中心に仮説検証にトライできるように巻き込む力とこの人ではないとできないと思わせる知識量が必要

 私は、仕事を無くしてしまうことはできていません。

 昨年、報告書でダブっている部分があったので、一本化しようという提案をしました。2つの報告書を1つにまとめようという提案です。

 しかし、反対にあってダメでした。2つの報告書は、それぞれ性格が違うものなので一本化すべきでないというのです。

 2つの報告書は、見る人は同じです。同じ内容を2回見ていることになり、見る人にとっても不利益が生じることを伝えたのですが、ダメでした。

 論理ではなく、最後は価値観です。2つを1つにするも、1つ無くすることですが、その難しさを実感しました。

 今年も変更を検討していますが、反対している人がいます。今回は私の同僚が推進しています。私は、少し静観して成り行きを見守ります。

メッセージ

・自分が挑戦する姿勢であり続けることを大切にしよう

・結果はコントロールできない。しかし、挑戦回数は心が折れない限り無限大

・「自分がやり切ったかどうか?」だけを自分の価値基準にする

・結果を出せば、周りの価値基準は簡単に変わる

 私は、昨年2つの仕事をICT化しました。「スケジュールを全体で確認する方法」と「使用する部屋の確保の方法」です。

 最初に行った「スケジュールを全体で確認する方法」は導入することに細心の注意を払いました。ICT化した経験が会社全体でなかったので、上司やチームに念入りに根回しして、全体会議を通しました。

 トラブルなく、運用がうまくいきました。その経験があったので、「使用する部屋の確保の方法」はあっさり通りました。まさに、結果を出せば周りの価値基準が変わることを実感できました。

今日のアクションプラン

・「特に意味がない」を見つけるメソッドを実行する

今日のアクションチェック

 「特に意味がない」を見つけるメソッドを行おうと思ったのですが、朝のゼロ秒思考で検討したとき、あまりにチェックするべきことが多すぎることに気がつきました。

 そこで、業務を行うごとに「なぜするのか?」を考え、意味がないものを見つけることにしました。

 実行した結果、今まで手洗いしていた雑巾を洗濯機で洗うことを思いつきました。毎日の習慣で枚数も少なかったので、手で水洗いをし、絞っていました。しかし、洗剤を入れずにすすぎと脱水をすれば、同じことを行えることに気がつきました。

 実際にテストしてみました。使ったことがない洗濯機だったので、手間取りました。でも、手洗いの時間が0になることは大きいです。明日からは、洗濯機にします。

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