3位 普通の人はお金持ちになるのは難しい
・富裕層 5千万円以上のお金を持っている人
世の中の80%がマス層(3千万円未満)
人としての上下・良し悪しではない
・5千万円以上を達成する3つの方法
①時間と複利
②ビジネス
③ギャンブル
①時間と複利
年利5%で毎月10万円を積み立てると25年後5千万が貯まる
確実だが難しい
積み立てるのが難しい
時間がかかり過ぎる
60歳か70歳で達成するのが普通
その年齢で富裕層に入ることにどこまで価値があるのか
結局、貯金を余らせたまま死んでいく
それぞれの年代にしかできないお金の使い道がある
常に今だからこそ価値があるお金の使い先がある
人生はお金を貯めるためにあるわけではない
②ビジネス
誰もができることではない
先天的な気質 ~ 変わり者・変人でないと事業は作れない
単純に儲かるビジネスをゼロからつくるのは難しい
ビジネスをよくわかっているメンターに出会えるかできるかがキーポイント
③ギャンブル
広い意味でのギャンブル ~ 短期間でお金を増やそうとすることすべて
運よく一攫千金を得た人はいる
しかし、実力で確実に儲かる方法を見つけられた人はいない
運よく勝てた人は勝ち続ける可能性が高くなる
余裕資金が生まれるから
・どうしてもお金持ちになりたいなら、失敗覚悟で自分のビジネスをやるしかない
「準富裕層」とは?
「準富裕層」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは野村総合研究所によると「富裕層」まではいかないものの、一般的な世帯よりはお金を持っているとされる世帯です。
「準富裕層」を表す基準としてよくいわれるのが、「純金融資産保有額5000万以上1億円未満」です。これは野村総合研究所の「NRI富裕層アンケート調査」上の分類として出てくるものです。
世帯を純金融資産保有額によって5つに分類
<超富裕層> 5億円以上
<富裕層> 1億円以上5億円未満
<準富裕層> 5000万円以上1億円未満
<アッパーマス層>3000万円以上5000万円未満
<マス層> 3000万円未満
世帯数の割合
<超富裕層> 約0.2%
<富裕層> 約2.3%
<準富裕層> 約6.3%
<アッパーマス層>約13.2%
<マス層> 約78.0%
準富裕層は、総世帯の約6%です。この率だけ見ると少なく見えますが、数としては300万世帯以上にのぼります。
準富裕層は現実的な目標として設定できるラインではないでしょうか。
2位 テクノロジーは人々を幸せにしていない
・テクノロジーの発達で人が幸せになると考えるのは短絡的
・「ビジネスの未来」山口 周 著
・例外的に生活が厳しい人もいる
しかし、大局としてみれば誰でもよい生活ができるようになってきている
・先進7か国のGDP上昇率も下がってきている
物質的欲求は満たされつつある
・テクノロジー企業が世界を牛耳っているのは事実
しかし、テクノロジーが新しい価値を生み出しているのか
他のメディアから広告収入を奪っただけ
・お金に換算できない価値はわからない
しかし、テクノロジーが幸せにはあまり寄与していないように思われる
・テクノロジー企業は奪う力で成長している
確かに世界を便利にしている
しかし、幸せにしているとは言えない
テクノロジーの最たるものはAIです。AIをどのように捉えて、どう使うべきなのでしょうか。
人工知能をどう捉えるべきか
①人工知能は道具
②人工知能は人間を魔法の世界へと誘う
①人工知能は道具
AIはあくまで「道具」だと考えるべきです。よく話題になるAIの暴走といった心配は必要ありません。なぜなら、技術の方向性は研究者によって制御できるものだからです。
②人工知能は人間を魔法の世界へと誘う
「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない」(アーサー・C・クラーク)
人間が「実世界」でAIを道具として使う一方で、AIは人間を「魔法の世界」へと引きずり込みます。その世界は、煩わしいことを考えずに済み、自分の好きなことに多くの時間を割くことができる世界かもしれません。
ただ、人間は「考える葦」として思考を止めないためにも、繰り返し問い続けることを忘れずに、AIを使いこなす必要があります。
1位 人生の大部分は遺伝で決まる
・人生は遺伝的な要因が大きすぎる
この現実を踏まえたうえでどう生きるかを決めたほうが建設的
・「日本人の9割が知らない遺伝の真実」安藤 寿康 著
環境か、遺伝かを見極める方法は1つしかない
「双子」を研究すること
一卵性双生児と二卵性双生児を比べると遺伝はどのくらい影響があるか調べられる
・指紋 98%が遺伝
体重 88%が遺伝
身体的な特徴に遺伝が関係していることはみんな知っている
・頭の良さは遺伝しているのか
IQ・学業成績 約50%が遺伝
先天的に頭のいい人がいる
頭の良さは学習の環境次第で変えられると思ってきた
育て方もあるが、半分は遺伝
学歴が良い親の子供は学歴が良くなりやすい
仕事も同様に半分程度は遺伝の影響がある
・今の世の中は、勉強・仕事が努力によって何とかなると考えられすぎている
だが、希望はある
社会で活躍する能力は、IQ・学業成績がすべてではない
学歴というのは一つの指標でしかない
・1つの軸だけで人間の能力が評価できるわけではない
遺伝の影響があることを認めたうえで、自分が輝ける場を見つけることが重要
みんな違ってみんないい
・後天的に人生は変えられる
そこから自分がどうするかしかない
人生の大部分を遺伝が決めるということに対する反論を載せておきます。
「遺伝子のスイッチ」生田 哲 著
遺伝子は環境とかかわり初めて働く
最近の研究によって遺伝子の働きを変えるしくみ、すなわち、遺伝子を使う(オン)にしたり、遺伝子を使わない(オフ)にするスイッチが存在することが明らかになりました。
このスイッチを研究するのが「エピジェネティクス」という、いま、爆発的に発展している学問分野です。
毎日、私たちは食べ物や飲み物を摂取します。そして家事をしたり学校や職場、あるいはスポーツクラブの水泳教室やヨガ教室に通うのです。そこには人が大勢いて、時には、人間関係に悩まされることになります。また、読書をしたり、音楽を聴いたり、映画を観たりします。こういった日常のごくありふれた出来事がエピジェネティクスを引き起こすのです。
「遺伝子をオンにしたりオフにしたりするスイッチ」というような表現を用いられると、わかりにくいかもしれません。だが、単純化すればそれは「環境に順応するために変化する」ということなのでしょう。
今日のアクションプラン
・ 「ビジネスの未来」 「日本人の9割が知らない遺伝の真実」のYouTube動画比較を行う
今日のアクションチェック
「 日本人の9割が知らない遺伝の真実 」のYouTube動画比較をアップすることができました。
明日、「ビジネスの未来」のYouTube動画比較を行います。
先日、ブログの記事の本数が400を超えました。数だけではなく、質を高めることができるようにこれからも頑張ります。
お時間があれば、ブログを読んでいただけると幸いです。
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