【一生役立つ教養】超有名な哲学者20人の主張を中1でも分かるように解説します(スマホ対応)

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哲学を学べ!

・めちゃくちゃ面白いから
 そして自分も哲学しろ!
  常識に洗脳されたまま生きている ✖
   → 世の中の99%の人たち

・哲学者の言うことは小難しい
 この動画を最後まで見てほしい
  超有名な哲学者たち20人
   → 前提知識ゼロでスッと理解できる
 偉大な哲学者の考えを理解する
  人生が変わり始める

・「史上最強の哲学入門」を参考にした
 作者の飲茶さんも大尊敬
  マストで買って欲しい

史上最強の哲学入門

 哲学には興味があります。私は高校のときに、ほとんどの人が履修しない「倫理社会」を選択した変人です。

 高校の頃は、ニーチェに傾倒していました。「Might is Right」(力は正義なり)というポスターを美術の時間に描いたのもニーチェの影響です。

 その後、キリスト教の影響を受けました。三浦綾子さんの「旧約聖書入門」「新約聖書入門」という本を読みました。多感な高校生は、振れ幅も大きかったです。

 キリスト教への影響で、キルケゴールを知りました。でも、その思想は、あまり覚えていません

 マコなり社長の哲学の動画は、2つです。
 【自己肯定感UP】現代人の悩みは「ニーチェ」を知れば消し飛ぶ
 なぜあなたの思考は「浅い」のか?

 今回のお話は、私にとってとても興味深いです。ただ、具体的なコメントは難しいので、私が刺さった名言をお伝えすることにします。

ソクラテス

・私は信じておる
 この世界には命よりも大切な真理がある
 古代ギリシャ
  奴隷に仕事をやらせて暇になった
   → すると哲学する
 哲学の前は様々な神話を信じていた
   雷・大雨
     神話となった
 村の数だけ神話があることに気づいた
  頼りにする拠り所がなくなった
   → 哲学の始まり

・プロタゴラス
 ソクラテスより前の人
  「人それぞれでしょ」が口癖
   → 相対主義哲学
 ソクラテス以上のカリスマ
  口がうまかったから
 「人間は万物の尺度である」
  人の数だけ考え方があるということ
   → 政治家たちに都合が良かった
 政治家は公衆の面前で討論
  自分の賢さや強さをアピール
 相対主義はポジションを取らない
  考え方を都合よく変えて論破できる
   他の国を侵略して奴隷にしたい
     文明の遅れた人たちを救いたい
 プロタゴラスの相対主義は大ブーム
  みんな口が達者になっていく
 何が正しいかどうでもいい
  相手を論破できればいい
   → 相対主義では何も決められない

・そこにソクラテスが現れた
 「あなたの考える
  民の幸せとは何ですか?」
  → 問いを投げ続けた
 適当なことを言う権力者を丸裸にした
  ソクラテスは真理を知りたかった
 ソクラテスは論破王ではない
  知的好奇心の塊のような人間

・「無知の知」
 無知の方が偉いということではない
  無知というスタート地点に立つこと
   → 無限の知的好奇心が湧いてくる

・世界は未知にあふれている
 体験したことがないことがたくさんある
  でも世界のことを知った気になっている

・ソクラテスの呼びかけは有名になった
 多くの弟子を取る有名な哲学者になった
  既得権力者の政治家に恨まれた
   → 若者を堕落させた罪で捕まる
      死刑になる

・死刑には猶予があり本当は逃げ出せた
 でもソクラテスは逃げ出さなかった
  逃げることは信念を曲げること
 自ら毒杯を取り飲み干した
  命をかけるに値する真理が存在する
   → 世界は変わり始めた

・ソクラテスの弟子 プラトン
 ソクラテスは本を書いていない
  すべて弟子プラトンの記録
 プラトンはソクラテスの意思を継いだ
  アカデメイアという大学の原型を作った
   → ソクラテスの情熱
      今も受け継がれている

ソクラテス

 私が刺さったソクラテスの名言
「あなたのあらゆる言動を誉める人は信頼するに値しない。間違いを指摘してくれる人こそ信頼できる。」

デカルト

・世界をロジックで解き明かしてみせよう
 ソクラテスの後世界を支配したのは宗教
  ヨーロッパで信じられた真理
   → キリスト教

・デカルトは哲学者でありながら数学者
 今も習うx軸・y軸
  デカルト座標と言う
 彼は数学を哲学に当てはめようとした

・数学とは何か?
 絶対に正しい法則を作る
  それを土台に別の法則を作っていくこと
   → 知識が体系化していく

・人それぞれで終わる哲学 ✖
 何の意味もない
  食べ物の好みを言っているのと同じ
 理屈や論理を積み上げていくべき

・誰も否定できない確実な第一原理
 まず見つける必要がある
  哲学の第一原理は何か?
 デカルトはとにかく疑いまくった
  自分のことさえ疑った
   → 人類史上最も疑心暗鬼の男

・世界最強のケチ屋が至った真理
 「疑っている私がいる
  ということだけは疑えない」
  → 第一原理を生み出した

・でもデカルトは頭がイカれる
 急に論理展開に神様を持ち出した
  私は存在する
   → 私が見ているものも存在する
      神様が私を作ったから

デカルト

 私が刺さったデカルトの名言
「不決断以外に深く後悔させるものはない。」

ヒューム

・神が人を作ったのではない
 人が神を作ったのだ
 「我思う ゆえに我あり」
  誰にも論破できないすごい考え方
   → デカルトに疑問を持つ人が現れた
      ヒューム

・確かに疑う私はいるだろう
 だが私ってそもそも何だ?
  何が私なんだ?
  例 事故で記憶を失う
     それは私なのか?

・私とは次々に現れる知覚が継続すること
 疑似的な感覚なのではないか
  「私」というものはない
   → 連続的な経験を私と言ってるだけ

・ヒュームはそこから論理展開
 神を否定した
  思想の産物とは過去の経験の組み合わせ
  例 ペガサス
     鳥と馬の組み合わせ
      → 過去の経験からの想像
  神も同じ
   過去に経験したものの複合概念

・まだ宗教みんな信じている時代
 「神は想像の産物に過ぎない」
  画期的な考え方の始まり
   → 真理が人間ありきに近づいた

ヒューム

 私が刺さったヒュームの名言
「深い悲しみと失望が怒りを生み、怒りが妬みを、妬みが恨みを、そして恨みが再び深い悲しみを生む。それらが全ての循環の完結するまで尽きることはない。」

カント

・世界に絶対的な真理なんて
 存在するわけがない
 カントは超合理主義者
   毎日同じ時間に同じ場所を散歩
     地域住民の時計代わり

・カントはヒューム哲学に衝撃を受けた
 神を否定したプロセスは論理的
  カントはヒューム越えを目指した

・経験は違うのに通じ合えるものがある
  数学
   論理学 など
 通じ合えるものには何か共通点がある

・人間は空間的・時間的に物事を経験する
 例 りんごを食べるという経験
    りんごは世界のどこかにある
    りんごはどこかの時間に存在する
 脳は刺激を空間的・時間的に処理する
  だから共通の学問が存在する

・これまでの哲学
 世界のどこかに真理がある
  その上に人間や他の動物がいる

・カントはこれまでの哲学をひっくり返した
 人間の上に真理がある
  例 犬の嗅覚
     人間の3000~1万倍
    犬の聴覚
     人間の2倍以上
    犬は目は悪い
    → 全く違う世界の捉え方をしてる
       人間は目で判断する
       犬はにおいで判断する
 人智を超えたロマンの追求は終わった

・カントはいい社会を作る方法も考えた
 人が良い道徳を身につけていくことが大事
  みんなが同じことをしても大丈夫?
   → そう考えること
  例 人の家のモノを盗む
     ちょっとくらいはいい
      → でもみんながやったら?

・カントが考えた神
 「神がいるか?
  知らん!証明できん
  だけど神というアイデアは
  イケてんじゃね?」
  → 神をアイデアと評価した

カント

 私が刺さったカントの名言
「我々は光のもとで暗闇を、幸福のもとで悲惨を、満足のもとで苦痛を思い起こすことはまれである。しかし、その逆はいつもである。」

ヘーゲル

・心配すんな 全部うまくいく
 ヘーゲルは近代哲学を完成させた男

・近代哲学とは?
 「我思う ゆえに我あり」
  デカルトからヘーゲルまでの哲学の話

・カントに対するヘーゲル
 「カント お前の
  言いたいことはわかった
  人間の経験の上に真理がある
  素晴らしい気づきだ」
 「だから何?
  それまでの哲学者も
  ああだこうだ言ってたけど
  誰も真理への達し方
  知らんのやろ?」
 「おれが教えてやるよ
  真理の倒し方
  おれ知ってます」
 「食らえ!
  弁証法!!」

・ヘーゲルの言った弁証法とは?
 対立する別の考え方をぶつけること
  それで新しい考えを生み出していくこと
   Aさん
     アイスクリームが食べたい
    Bさん
     チョコレートケーキが食べたい
    AさんとBさんが議論
     チョコのアイスケーキになる

・さまざまな考えをぶつける
 よりよいアイデアが生まれる
  これを繰り返していく
   → 良い時代になるはず

・ヘーゲルがいたのはフランス革命の時代
 民衆が王や貴族を倒そうとしている
  これも時代の中の弁証法
  → 時代を良くしていけるはず

・ヘーゲルは良い社会の作り方も考えた
 カントは道徳観を持つことが大事と言った
  道徳観を持つだけでは甘すぎる
   → 良し悪しがバラバラ過ぎて争い
 しっかり法律を作ることが大事

・法律も弁証法で洗練させていく
 洗練させていけばいつか真理へたどり着く
  心配するな 全部うまくいく

・ヘーゲルの時代から今は200年が経過
 人類は真理へ近づけているのか?

ヘーゲル

 私が刺さったヘーゲルの名言
「この世で情熱なしに達成された偉大なことなどない」

キルケゴール

・今を生きろ
 ヘーゲル哲学が空前の大ブーム
  「心配すんな うまくいく!!!」

・ヘーゲルに対するキルケゴールの主張
 「クソの役に立たない
  無意味な哲学だ
  抽象的すぎて
  何を言ってるかわからん」
 「いつか人類は
  真理にたどり着く?
  心配すんな?」
 「バカ野郎!
  おれたちは今を
  生きてるんだよ」
 「いつかなんてどうでもいい
  今の人生をどうするかで
  悩んでいるんだよ」

・キルケゴールは「いつかは無価値」と言う
 本当の真理とは?
  今を生きている俺たちが納得できるもの
   → それを得るためなら死んでもいい
      そう思えるものこそ真理

・命をかけて真理を探求した人 ソクラテス
 「今を生きろ!」
  キルケゴールからの痛烈なメッセージ

・でもキルケゴールは神を信じていた
 「今を生きるとは何か?
  神を信じることだ」
 「神を信じれば
  絶望からみんな救われる」
  → また神が復活

・キルケゴールの主張
 「おれは神の存在を信じるぜ
  神ありきでの人生を行くぜ
  おれは神ありきの世界に
  命をかける
  それがおれの真理だ
  お前も今を生きろ」

キルケゴール

 私が刺さったキルケゴールの名言
「しばらく二人で黙っているといい。その沈黙に耐えられる関係かどうか。」

サルトル

・君たちはどう生きるか?
 サルトルは部屋にこもる哲学者ではない
  カフェに行って若者たちに問いかけた
 サルトルの時代は1900年代
  資本主義社会
   → 夢を見て何をやってもいい時代
 若者たちはどう生きるのかを悩む
  サルトルは若者たちに問いかけた
   → 君たちはどう生きるか?

・サルトルはキルケゴール側の人間
 「実存は本質に先立つ
   鉛筆
     文字を書く役割があるから存在
 では人は何のために生きるのか?
  そんなものはない
 実存とは役割のこと
  そこから何のために生きるのかを決める

・サルトルの主張
 「人間は自由の刑に処されている」
  自由に決めていいということは地獄

・生まれると無情に時間は進んでいく
 生まれたくて生まれたわけではない
  ある日決断を迫られる
   高校どこに行く?
    大学どこに行く?
    どこに就職する?
 決断の全責任を負わなくてはならない

・サルトルは前向きに捉えている
 「どうせ人間はみんな自由の刑に
  処されているんだから
  失敗を恐れず
  積極的に決断していこうぜ」

・せっかくやるなら大きな舞台に立つべき
 大きな舞台とは?
  人類を理想の社会・真理に向かわせる
   そう進展させる歴史をつくること

・サルトルの呼びかけに若者たちは感化
 ヘルメットをかぶって火炎瓶を投げる
  納得できない権力を倒そうとする

・サルトルは熱狂的に支持された
 葬儀には5万人が参列した

サルトル

 私が刺さったサルトルの名言
「ボートを漕がない人間だけが、ボートを揺らして波風を立てる時間がある。」

レヴィ=ストロース

・ナンバーワンにならなくていい
 もともと特別なオンリーワン
 レヴィ=ストロースはサルトルの友達
  でも決別した

・レヴィ=ストロースの主張
 「サルトル お前は
  若者をたきつけているけど
  君の言う人類が目指すべき
  歴史って本当にあるのか?」

・レヴィ=ストロースは人類学者でもあった
 未開の地に足を運んで気づいた
  西洋の文化
   → 人類社会の1つの形態にすぎない
 人類の良い方向とは何なのか?
  西洋文化中心すぎる
 歴史や世界史はヨーロッパ中心
  本当にそうなのか?

・アメリカ大陸には先住民がいた
 先住民を力で侵略して自分たちの国にした
  暴力で侵略する
   → その連続で今の世界がある

・私たちはみんな侵略者
 力の強い者が言うことが唯一の正解なのか

レヴィ=ストロース

 私が刺さったレヴィ=ストロースの名言
「世界は人類なしで始まった。そして、人類なしで終わるであろう。」

デューイ

・もういい 役に立つことだけ考えよう
 「人類はいい方向へ向かう」
  二度の世界大戦
   → 誰も信じられなくなった

・真理の追求にデューイは疑問を投げかける
 「そんなこと考えて意味ある?」
  実用主義という考え方を提唱

・今その考えが実用的かどうかで考えるべき
 例 人を殺すのは正義か悪か?
    どうでもいい
     → 役に立つかどうかで考える
   みんないきなり殺されるのは嫌
    じゃあ、それが真理

・今実用的なものが真理
 もっと現実的に考えるべき

デューイ

 私が刺さったデューイの名言
「人間は理性の生き物でもなければ、本能の生き物でもない。人間は習慣の生き物である。」

ジャック・デリダ

・てめぇがうまいもん作れよ
 情報は書物から得られる
  そこにジャック・デリダは疑問を投げた
  「でも本人死んでるし
   わからなくない?」

・料理のレシピに例えるとわかりやすい
 すでに亡くなっている伝説のシェフ
  伝説のレシピ通りに作った料理
   まずい
    → てめぇがうまいもん作れよ

・先人たちがどう考えていたか ✖
 何がいいと思うかでいい
  共通の真理追求の否定
   → 人それぞれでいいという考え方

・戻ってきてしまった
 古代ギリシャのプロタゴラス
  2000年以上かけて「また人それぞれ」

・ひどい戦争の時代だった
 これ以上争うと人類が滅びてしまう
  やはり人それぞれが正解なのか?

ジャック・デリダ

 私が刺さったジャック・デリダの名言
「目の本質的な役割は、見ることではなく、涙を流すことだ。」

レヴィナス

・大嫌い でも大好き
 レヴィナスの他者論という面白い考え方
  レヴィナスは家族をナチスの虐殺で失う
 常に死を意識する悲惨な人生
  でも自分が死んでも世界は続いていく
   → その世界に恐怖した

・人生は常に理不尽
 理解できない何かがある
  他者とは他人という意味ではない
   → よくわからないものの総称
  例 言葉の知らない国
     ローカルの小さなお店に入る
      → 怖い
    自分よりはるかに頭のいい人
     怖い
    権力を持っている人
     怖い

・人生はどこまでも他者に追いかけられる
 現実の人生には理解できない他者がいる
  コントロールできない存在との戦い

・他者がいない世界になったらどうか
 すべてコントロールできる人生 ✖
   ゲームでチート使う
     最初は楽しい
      → でもすぐにつまらなくなる
 思いどうりにならないから面白い
  コントロールできないから努力する
  知らないから知的好奇心がわく

・他者とは地獄でありそれと同時に希望
 人生が苦しいのも他者のせい
 人生は楽しいのも他者のおかげ

レヴィナス

 私が刺さったレヴィナスの名言
「私たちは自分自身を理解するために他者に依存している。」

釈迦

・人生苦しい?OK
 それなら一緒に悟っちゃう?
 東洋の哲学者から唯一の参戦
  人生のあらゆる苦しみから逃れる方法
   → それに気づいた男
      釈迦

・釈迦の教えは今でもなお輝き続けている
 スピリチュアルを信じてたのは西洋も同じ
  根本的な考え方は今なお有効

・古代インドでは哲学が大ブーム
 人生の苦しみから逃れる方法
  苦しみとは?
   → 生・病・老・死
 釈迦の前の哲学
  人生で起こることを客観的に見る
   → すべては幻想と気づける
 苦行ブームが起きる
  苦しい修行に耐えたから無敵という考え
 釈迦も苦しい修行を山奥でやった

・釈迦の主張
 「あんな苦しい修行を
  やっても意味ねぇ!」

・釈迦は木の下で瞑想を続けた
 自分という映画の鑑賞者に徹した
  彼は無敵の境地に達する
 悟りに至る方法弟子たちに伝えた

・ブッダのとった方法はマインドフルネス
 現代風にアレンジされ世の中に広まる
  ただただ観察を続けること
   それが苦しみから解き放たれる方法

釈迦

 私が刺さった釈迦の名言
「今日すべき事は明日に延ばさず、確かにしていく事こそ、よい一日を生きる道である。」

プラトン

・師匠の無念はおれが晴らす
 ソクラテスの活躍を伝えた弟子
  プラトンは大学の原型を作った

・イデアという考え方を提唱した
 例 色や形が微妙に違うりんご
    全部をりんごと認識できる
     概念のりんごという存在がある
 あらゆる物事に本質がある
  そのイデアを見抜くのが哲学

プラトン

 私が刺さったプラトンの名言
「親切にしなさい。あなたが会う人はみんな、厳しい闘いをしているのだから。」

アリストテレス

・イデアはさすがに草
 アリストテレスはプラトンの生徒
  超優秀な成績を収めた

・アリストテレスの主張
 「プラトンさん
  ソクラテス大先生の意思を
  受け継ぐアチぃ気持ちは
  わかりました」
 「でもイデアはなくないですか?
  りんごのイデアってないでしょ?」
 「何でりんごと認識できるか
  丸くて赤くて小さくて特徴的な形
  その共通の特徴を見ているだけでしょ」
 「だからイデアなんて
  わけのわからんことを見ないで
  物事の特徴で
  世界を分類していきませんか?」

・アリストテレスは学問そのものを作った
 似た植物で分類して植物学
  似た生物で分類して生物学
  似た土地・似た天気で分類
  例 イルカ
     海にいるけど母乳を飲んでいる
      → 哺乳類

・アリストテレスは万学の祖と言われている
 カオスだった世界を体系化した

・アリストテレスは国家についても語ってる
 3種類の国家
 ⑴ 君主制
  王様が暴君だとヤバい
 ⑵ 貴族性
  権力争いでヤバい
 ⑶ 民主制
  人気取り政治家が選ばれてヤバい
 → この3つが繰り返すと語っている

・アリストテレスの未来予知は合っていた
 日本は民主制
  次は圧倒的カリスマのリーダー誕生かも

アリストテレス

 私が刺さったアリストテレスの名言
「人はものごとを繰り返す存在である。つまり優秀さとは、行為でなく習慣になっていなければならないのだ。」

ルソー

・王のための民?
 いや 民のための王でしょ
 ルソーの考え方
  役立たずの国は捨ててしまえ

・18世紀は王族・貴族が支配する世界
 王や国家はなぜ必要なのかを考えるように

・ルソーの前のホッブズという人
 なぜ国が必要なのかを説明した
  人間はほっとくと殺し合うヤバい生き物
   → 圧倒的な暴力を持った存在が必要
 力で支配して幸せな世界を作るべき
  間違っているとはいいがたい
   → 警察がいないと困る

・世界単位で考えてみる
 アメリカは世界の警察と言われていた
  中国は経済成長が頭打ちの懸念
 グローバルサウスが力を持ち始めた
   インド
    インドネシア
    トルコ南
    アフリカ
 私たちは平和な世界を保てるのか?

・ルソーは少しだけ希望のある話をした
 「人間は ほっとくと殺し合う?
  とんでもない
  田舎の集落の人たちを見てみなよ
  争いなんてせず平和に暮らしているぜ」
 「つまり王様・国になんてなくても
  人間は幸せに生きていけるんだよ」
 「王は民が税金を払わないと
  生きていけない
  でも民は自分たちだけで生きていける
  ということは
  王様・国は民へのサービスなんだよ」

・革命的主張
 王ありきの民ではない
  民ありきの王・政府
   → 役に立たない王・政府
      滅ぼしてしまえばいい

・当時の権力者たちはブチギレた
 ルソーはスイスに亡命
  でもルソーの影響は絶大だった
 以前は王族だから仕方がない ✖
  フランス革命が起きた
   → 王族はギロチンで処刑された

・思想の力はすさまじい
 本1冊で世界が変わる

・ルソーの考え方は今の世界の土台
 税金を無駄遣いする政治家にブチギレる
  ルソーから始まった

ルソー

 私が刺さったルソーの名言
「ある者は明日に、他の者は来月に、さらに他の者は十年先に希望をかけている。誰一人として、今日に生きようとする者がいない。」

アダム・スミス

・じゃんじゃんお金稼じゃおう!
 アダム・スミスは経済学者と紹介される
  みんなが豊かに暮らせる方法
   → 経済学が爆誕する

・王・貴族が中心の世界
 金儲けは卑しいと考えられていた
  西洋もアジアも同じ
  例 聖書
     金儲けをするやつは地獄行き
    日本
     商人は低い階級
 利益追及ばかりされると権力者を脅かす
  農業をやめられては困る
   → 金儲けは卑しいと広めた
 今の日本でもその風潮は強い
  お金を稼いでるだけで悪人とみなされる

・アダム・スミスの主張
 「どうやったらみんな
  豊かに暮らせるのか?
  何も考えずじゃんじゃん
  金儲けやっちゃおう!」

・見えざる手という考え方
 例 ある場所でラーメン屋が大儲け
    いろんな人がラーメンを作る
     → 競争になって価格が下がる
   ラーメン屋は生産性を上げようとする
    または付加価値をつけようとする
 みんながお金儲けすれば需給が調整される
  いい感じなる

・18世紀初頭はイギリスの産業革命時代
 資本家が工場で大量生産して大儲け
  労働者は超ハードワーク
   → 社会はこれでいいのか?

アダム・スミス

 私が刺さったアダム・スミスの名言
「国民の富とはその国民の年々の労働の生産物であり,これを改善する最大の要因は分業である。」

マルクス

・危なすぎ 今すぐやめよう 資本主義
 資本主義が全世界で大ブーム
  資本主義の国は爆発的に成長した
   → 資本家は大儲け
      労働者は忙しい

・資本主義は誰もがお金持ちになれるかも
 資本主義社会ではみんな頑張って働く
  国の生産性が勝手に上がっていく
   → 本当に幸せな世界になったのか?

・幸せな社会になったかはわからない
 でも医療が発達した
  救えない命を救えるようになった
 誰もがクーラーのある家に住める
  安全な水を使える
  みんなスマホを持っている
  → 人類を一気に加速させたこと
     これは否定できない

・マルクスの主張
 「資本主義は労働者を
  資本家が搾取しているだけだ」

・資本主義は資本家同士の競争になる
 価格競争で労働者の賃金が下げられる
  労働時間が増える
 企業がうまくいかないと解雇される
  職を失うとお金を使わなくなる
   → 企業が稼げなくなる
      また労働者の賃金が減らされる
 資本主義は最悪のシステム

・マルクスは共産主義を提唱した
 「国民の私的財産を平等に分けるべきだ」
  共産主義を取り入れた国
   → 事実ベースでほとんど破たんした

・共産主義は実際は平等ではなかった
 お金を巻き上げた側が力を持つ
  平等ルールを守ってるか常に監視
 労働者は頑張っても意味がない
  やる気を失った
 市場最適化されなくなった
   資本主義の場合
     売れないラーメン屋はつぶれる
    共産主義の場合
     国営だからつぶれない

・資本主義の格差はめちゃくちゃ開いている
 グローバリズムとインターネット
  さらに加速
 莫大な先行投資で世界の市場を取りに行く
  強者がますます強者になるシステム

・世界は変わり始めている
 税金を払わない巨大企業
  国同士で連携して税金を取ろうとしてる
   EUでライトニングケーブル禁止

・巨大企業も悪気はない
 終わりなき成長を求められる宿命
   充分便利な製品
     毎年新製品が出る
 豊かに生きるために必要なもの
  本当は少ない
   → でも稼ぎ続けるしかない

・人類は収穫の時期がきている
 豊かさを収穫するべき
  豊かさの果実は充分に太った
 仕事を頑張るのも素晴らしいし楽しい
  豊に生きることはいつでもできる
  例 何万円もする高級料理
     たまにはいい
      → 非日常で思い出に残る
    気の知れた仲間と自宅で宅飲み
     楽しさはあまり変わらない
 成長と豊かさのバランスをとる時がきてる
  ソクラテスならこう問いかけるはず
   「なぜ働くのですか?」

マルクス

 私が刺さったマルクスの名言
「自らの道を歩め。他人には好きに語らせよ」

イエス・キリスト

・Tシャツを奪われた?
 ではパンツもあげなさい
 20億人の信者を持つイエス・キリスト
  人類への影響という観点
   → 最強の哲学者
      イエス・キリスト

・イエス・キリストの主張
 「隣の人を愛しなさい
  敵を愛しなさい
  神に祈りを捧げなさい
  そうすれば天国に行けます」

・長年迫害されてきたユダヤ人の歴史
 その中でキリスト教は生まれた
  ユダヤ教では救世主が現れると預言
 救世主して現れたのはイエス・キリスト
  「敵を愛しなさい」
   → ユダヤ人は敵を倒してほしかった

・すべて受け入れすべてを愛する
 ただ神に祈りをささげる
  最初から受け入れられはしなかった

・イエス・キリストは捕らえられた
 処刑されてしまう
  弟子たちがキリスト教を爆発的に広めた
   → 世界を変えた

・なぜそれほどまでに支持されたか?
 弱き者に刺さったから
  強くない私は尊い
  貧しい者こそ幸せになれる
 ほとんどの人は弱き者
  特にローマの国教になってから広がった
 宗教を利用した権力者たちも多かった

イエス・キリスト

 私が刺さったイエス・キリストの名言
「見てもらおうとして、人の前で善行しないように注意しなさい。さもないと、あなたがたの天の父のもとで報いをいただけないことになる。」

ニーチェ

・力こそパワー
 「神は死んだ」で有名
  哲学界の狂人ニーチェ
 幼少期から勉強がめちゃくちゃできた
  ニーチェほど優秀な人材を見たことない

・書き上げた書籍が全く売れない
 教授にはなったが授業は人気がない
  慢性的な頭痛・腹痛
  好きな人にフラれる

・最後に渾身の力を振り絞って書いた
 代表作「ツァラトゥストラはこう言った」
  人類に贈られた最大の贈り物と自認
   → でも全く売れない
  最初の1部が全く売れなかった
   なのに4部構成

・ニーチェの精神は崩壊していく
 精神病院で55歳で亡くなった
  彼の本は死後評価されていく

・ニーチェの主張
 「神は弱者の恨み・嫉妬から
  生み出されたものだ」

・キリスト教の前の時代
 人々が求めたのは強さ
   腕っぷしが強い
    権力が強い
    知恵がある

・キリスト教によって価値観が逆転
 弱い方がいいという価値観に変わる

・ニーチェの主張
 「結局それって強くなることから
  逃げているだろ?」
 「強者に迫害されたときに
  こう思っているんだ
  あぁ この人は
  人を傷つけている
  こんな人たちは
  天国に行けない かわいそう
  自分は正しい
  あの人は間違ってる
  強者からしいたげられても
  怒らずニコニコし続ける
  それは人間本来の強さを求める
  生き方とはかけ離れている」

・弱者であることで自分を慰める ✖
 今の時代にもあること
   頭が悪い
     だから良い大学に行けなかった
    お金を持ってる成功者のあら探し
     お金がない人
 叶わないから人はケチをつける
  シンプルにすごいねと言えない

・ニーチェの主張
 「神の正体とは
  弱者のストレス発散システムだ」

・神は死んだ
 誰が神を殺したのか?
  人類が神を殺した

・神のいない世界への警鐘
 「何を信じていいか
  わからない世界では
  『生きる意味なんてないから
   人生どうでもいいや』
  『適当に過ごそう』
  と考える人が増えるぞ」

・人間本来の在り方を取り戻せ
 強さを求めるということ
  自分を鍛え上げて強みを持つ

・永劫回帰
 「たとえ自分の人生が
  無限に繰り返されるとしても
  後悔のないように
  今を100%楽しんで生きよう」
 自分を鍛えて今を楽しむべき

・20人目は人類最強の哲学者
 おまけトークで話す

ニーチェ

 私が刺さったニーチェの名言
「一日一日を始める最良の方法は、目覚めの際に、今日は少なくとも一人の人間に、一つの喜びを与えることができないだろうかと、考えることである。」

おまけトーク

・神は死んだ時代
 私たちは何を頼りに生きていけばいいのか

・最強の哲学者
 アドラー
  哲学者ではなく心理学者と言われる
 でもアドラーの考え方は哲学

・いかなる時も人は幸せに生きていけるのか
 アドラーの主張
 「全ては勇気の問題」
  他者の課題に踏み込まない
  自由に生きるとは嫌われること
  人生迷ったら他者貢献をする
  これからすべきことだけを考える
  → かなり究極的な考え方

・背中を押される恐ろしいほど究極的な哲学
 「嫌われる勇気」
 「幸せになる勇気」
  この2冊を読んでみてほしい

アドラー

 私が刺さったアドラーの名言
「『やる気がなくなった』のではない。『やる気をなくす』という決断を自分でしただけだ。『変われない』のではない。『変わらない』という決断を自分でしているだけだ」

今日のアクションプラン

 それぞれの哲学者の名言の中で心に残るものを探す

今日のアクションチェック

 哲学者の名言で心に残ったものを探しました。

 やはりアドラーの目的論の考え方がいちばん刺さりました。

 すべてが自分の決断であるという考え方は、一見厳しく感じます

 でも、コントロールできるのは自分だけです。

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