哲学を学べ!
・めちゃくちゃ面白いから
そして自分も哲学しろ!
常識に洗脳されたまま生きている ✖
→ 世の中の99%の人たち
・哲学者の言うことは小難しい
この動画を最後まで見てほしい
超有名な哲学者たち20人
→ 前提知識ゼロでスッと理解できる
偉大な哲学者の考えを理解する
人生が変わり始める
・「史上最強の哲学入門」を参考にした
作者の飲茶さんも大尊敬
マストで買って欲しい
![](https://makorevo.com/wp-content/uploads/2023/09/image-6-212x300.jpg)
哲学には興味があります。私は高校のときに、ほとんどの人が履修しない「倫理社会」を選択した変人です。
高校の頃は、ニーチェに傾倒していました。「Might is Right」(力は正義なり)というポスターを美術の時間に描いたのもニーチェの影響です。
その後、キリスト教の影響を受けました。三浦綾子さんの「旧約聖書入門」「新約聖書入門」という本を読みました。多感な高校生は、振れ幅も大きかったです。
キリスト教への影響で、キルケゴールを知りました。でも、その思想は、あまり覚えていません。
マコなり社長の哲学の動画は、2つです。
【自己肯定感UP】現代人の悩みは「ニーチェ」を知れば消し飛ぶ
なぜあなたの思考は「浅い」のか?
今回のお話は、私にとってとても興味深いです。ただ、具体的なコメントは難しいので、私が刺さった名言をお伝えすることにします。
ソクラテス
・私は信じておる
この世界には命よりも大切な真理がある
古代ギリシャ
奴隷に仕事をやらせて暇になった
→ すると哲学する
哲学の前は様々な神話を信じていた
例 雷・大雨
神話となった
村の数だけ神話があることに気づいた
頼りにする拠り所がなくなった
→ 哲学の始まり
・プロタゴラス
ソクラテスより前の人
「人それぞれでしょ」が口癖
→ 相対主義哲学
ソクラテス以上のカリスマ
口がうまかったから
「人間は万物の尺度である」
人の数だけ考え方があるということ
→ 政治家たちに都合が良かった
政治家は公衆の面前で討論
自分の賢さや強さをアピール
相対主義はポジションを取らない
考え方を都合よく変えて論破できる
例 他の国を侵略して奴隷にしたい
文明の遅れた人たちを救いたい
プロタゴラスの相対主義は大ブーム
みんな口が達者になっていく
何が正しいかどうでもいい
相手を論破できればいい
→ 相対主義では何も決められない
・そこにソクラテスが現れた
「あなたの考える
民の幸せとは何ですか?」
→ 問いを投げ続けた
適当なことを言う権力者を丸裸にした
ソクラテスは真理を知りたかった
ソクラテスは論破王ではない
知的好奇心の塊のような人間
・「無知の知」
無知の方が偉いということではない
無知というスタート地点に立つこと
→ 無限の知的好奇心が湧いてくる
・世界は未知にあふれている
体験したことがないことがたくさんある
でも世界のことを知った気になっている
・ソクラテスの呼びかけは有名になった
多くの弟子を取る有名な哲学者になった
既得権力者の政治家に恨まれた
→ 若者を堕落させた罪で捕まる
死刑になる
・死刑には猶予があり本当は逃げ出せた
でもソクラテスは逃げ出さなかった
逃げることは信念を曲げること
自ら毒杯を取り飲み干した
命をかけるに値する真理が存在する
→ 世界は変わり始めた
・ソクラテスの弟子 プラトン
ソクラテスは本を書いていない
すべて弟子プラトンの記録
プラトンはソクラテスの意思を継いだ
アカデメイアという大学の原型を作った
→ ソクラテスの情熱
今も受け継がれている
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私が刺さったソクラテスの名言
「あなたのあらゆる言動を誉める人は信頼するに値しない。間違いを指摘してくれる人こそ信頼できる。」
デカルト
・世界をロジックで解き明かしてみせよう
ソクラテスの後世界を支配したのは宗教
ヨーロッパで信じられた真理
→ キリスト教
・デカルトは哲学者でありながら数学者
今も習うx軸・y軸
デカルト座標と言う
彼は数学を哲学に当てはめようとした
・数学とは何か?
絶対に正しい法則を作る
それを土台に別の法則を作っていくこと
→ 知識が体系化していく
・人それぞれで終わる哲学 ✖
何の意味もない
食べ物の好みを言っているのと同じ
理屈や論理を積み上げていくべき
・誰も否定できない確実な第一原理
まず見つける必要がある
哲学の第一原理は何か?
デカルトはとにかく疑いまくった
自分のことさえ疑った
→ 人類史上最も疑心暗鬼の男
・世界最強のケチ屋が至った真理
「疑っている私がいる
ということだけは疑えない」
→ 第一原理を生み出した
・でもデカルトは頭がイカれる
急に論理展開に神様を持ち出した
私は存在する
→ 私が見ているものも存在する
神様が私を作ったから
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私が刺さったデカルトの名言
「不決断以外に深く後悔させるものはない。」
ヒューム
・神が人を作ったのではない
人が神を作ったのだ
「我思う ゆえに我あり」
誰にも論破できないすごい考え方
→ デカルトに疑問を持つ人が現れた
ヒューム
・確かに疑う私はいるだろう
だが私ってそもそも何だ?
何が私なんだ?
例 事故で記憶を失う
それは私なのか?
・私とは次々に現れる知覚が継続すること
疑似的な感覚なのではないか
「私」というものはない
→ 連続的な経験を私と言ってるだけ
・ヒュームはそこから論理展開
神を否定した
思想の産物とは過去の経験の組み合わせ
例 ペガサス
鳥と馬の組み合わせ
→ 過去の経験からの想像
神も同じ
過去に経験したものの複合概念
・まだ宗教みんな信じている時代
「神は想像の産物に過ぎない」
画期的な考え方の始まり
→ 真理が人間ありきに近づいた
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私が刺さったヒュームの名言
「深い悲しみと失望が怒りを生み、怒りが妬みを、妬みが恨みを、そして恨みが再び深い悲しみを生む。それらが全ての循環の完結するまで尽きることはない。」
カント
・世界に絶対的な真理なんて
存在するわけがない
カントは超合理主義者
例 毎日同じ時間に同じ場所を散歩
地域住民の時計代わり
・カントはヒューム哲学に衝撃を受けた
神を否定したプロセスは論理的
カントはヒューム越えを目指した
・経験は違うのに通じ合えるものがある
例 数学
論理学 など
通じ合えるものには何か共通点がある
・人間は空間的・時間的に物事を経験する
例 りんごを食べるという経験
りんごは世界のどこかにある
りんごはどこかの時間に存在する
脳は刺激を空間的・時間的に処理する
だから共通の学問が存在する
・これまでの哲学
世界のどこかに真理がある
その上に人間や他の動物がいる
・カントはこれまでの哲学をひっくり返した
人間の上に真理がある
例 犬の嗅覚
人間の3000~1万倍
犬の聴覚
人間の2倍以上
犬は目は悪い
→ 全く違う世界の捉え方をしてる
人間は目で判断する
犬はにおいで判断する
人智を超えたロマンの追求は終わった
・カントはいい社会を作る方法も考えた
人が良い道徳を身につけていくことが大事
みんなが同じことをしても大丈夫?
→ そう考えること
例 人の家のモノを盗む
ちょっとくらいはいい
→ でもみんながやったら?
・カントが考えた神
「神がいるか?
知らん!証明できん
だけど神というアイデアは
イケてんじゃね?」
→ 神をアイデアと評価した
![](https://makorevo.com/wp-content/uploads/2023/09/image-7-230x300.jpg)
私が刺さったカントの名言
「我々は光のもとで暗闇を、幸福のもとで悲惨を、満足のもとで苦痛を思い起こすことはまれである。しかし、その逆はいつもである。」
ヘーゲル
・心配すんな 全部うまくいく
ヘーゲルは近代哲学を完成させた男
・近代哲学とは?
「我思う ゆえに我あり」
デカルトからヘーゲルまでの哲学の話
・カントに対するヘーゲル
「カント お前の
言いたいことはわかった
人間の経験の上に真理がある
素晴らしい気づきだ」
「だから何?
それまでの哲学者も
ああだこうだ言ってたけど
誰も真理への達し方
知らんのやろ?」
「おれが教えてやるよ
真理の倒し方
おれ知ってます」
「食らえ!
弁証法!!」
・ヘーゲルの言った弁証法とは?
対立する別の考え方をぶつけること
それで新しい考えを生み出していくこと
例 Aさん
アイスクリームが食べたい
Bさん
チョコレートケーキが食べたい
AさんとBさんが議論
チョコのアイスケーキになる
・さまざまな考えをぶつける
よりよいアイデアが生まれる
これを繰り返していく
→ 良い時代になるはず
・ヘーゲルがいたのはフランス革命の時代
民衆が王や貴族を倒そうとしている
これも時代の中の弁証法
→ 時代を良くしていけるはず
・ヘーゲルは良い社会の作り方も考えた
カントは道徳観を持つことが大事と言った
道徳観を持つだけでは甘すぎる
→ 良し悪しがバラバラ過ぎて争い
しっかり法律を作ることが大事
・法律も弁証法で洗練させていく
洗練させていけばいつか真理へたどり着く
心配するな 全部うまくいく
・ヘーゲルの時代から今は200年が経過
人類は真理へ近づけているのか?
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私が刺さったヘーゲルの名言
「この世で情熱なしに達成された偉大なことなどない」
キルケゴール
・今を生きろ
ヘーゲル哲学が空前の大ブーム
「心配すんな うまくいく!!!」
・ヘーゲルに対するキルケゴールの主張
「クソの役に立たない
無意味な哲学だ
抽象的すぎて
何を言ってるかわからん」
「いつか人類は
真理にたどり着く?
心配すんな?」
「バカ野郎!
おれたちは今を
生きてるんだよ」
「いつかなんてどうでもいい
今の人生をどうするかで
悩んでいるんだよ」
・キルケゴールは「いつかは無価値」と言う
本当の真理とは?
今を生きている俺たちが納得できるもの
→ それを得るためなら死んでもいい
そう思えるものこそ真理
・命をかけて真理を探求した人 ソクラテス
「今を生きろ!」
キルケゴールからの痛烈なメッセージ
・でもキルケゴールは神を信じていた
「今を生きるとは何か?
神を信じることだ」
「神を信じれば
絶望からみんな救われる」
→ また神が復活
・キルケゴールの主張
「おれは神の存在を信じるぜ
神ありきでの人生を行くぜ
おれは神ありきの世界に
命をかける
それがおれの真理だ
お前も今を生きろ」
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私が刺さったキルケゴールの名言
「しばらく二人で黙っているといい。その沈黙に耐えられる関係かどうか。」
サルトル
・君たちはどう生きるか?
サルトルは部屋にこもる哲学者ではない
カフェに行って若者たちに問いかけた
サルトルの時代は1900年代
資本主義社会
→ 夢を見て何をやってもいい時代
若者たちはどう生きるのかを悩む
サルトルは若者たちに問いかけた
→ 君たちはどう生きるか?
・サルトルはキルケゴール側の人間
「実存は本質に先立つ」
例 鉛筆
文字を書く役割があるから存在
では人は何のために生きるのか?
そんなものはない
実存とは役割のこと
そこから何のために生きるのかを決める
・サルトルの主張
「人間は自由の刑に処されている」
自由に決めていいということは地獄
・生まれると無情に時間は進んでいく
生まれたくて生まれたわけではない
ある日決断を迫られる
例 高校どこに行く?
大学どこに行く?
どこに就職する?
決断の全責任を負わなくてはならない
・サルトルは前向きに捉えている
「どうせ人間はみんな自由の刑に
処されているんだから
失敗を恐れず
積極的に決断していこうぜ」
・せっかくやるなら大きな舞台に立つべき
大きな舞台とは?
人類を理想の社会・真理に向かわせる
そう進展させる歴史をつくること
・サルトルの呼びかけに若者たちは感化
ヘルメットをかぶって火炎瓶を投げる
納得できない権力を倒そうとする
・サルトルは熱狂的に支持された
葬儀には5万人が参列した
![](https://makorevo.com/wp-content/uploads/2023/09/image-9-300x300.jpg)
私が刺さったサルトルの名言
「ボートを漕がない人間だけが、ボートを揺らして波風を立てる時間がある。」
レヴィ=ストロース
・ナンバーワンにならなくていい
もともと特別なオンリーワン
レヴィ=ストロースはサルトルの友達
でも決別した
・レヴィ=ストロースの主張
「サルトル お前は
若者をたきつけているけど
君の言う人類が目指すべき
歴史って本当にあるのか?」
・レヴィ=ストロースは人類学者でもあった
未開の地に足を運んで気づいた
西洋の文化
→ 人類社会の1つの形態にすぎない
人類の良い方向とは何なのか?
西洋文化中心すぎる
歴史や世界史はヨーロッパ中心
本当にそうなのか?
・アメリカ大陸には先住民がいた
先住民を力で侵略して自分たちの国にした
暴力で侵略する
→ その連続で今の世界がある
・私たちはみんな侵略者
力の強い者が言うことが唯一の正解なのか
![](https://makorevo.com/wp-content/uploads/2023/09/image-9-1-300x199.jpg)
私が刺さったレヴィ=ストロースの名言
「世界は人類なしで始まった。そして、人類なしで終わるであろう。」
デューイ
・もういい 役に立つことだけ考えよう
「人類はいい方向へ向かう」
二度の世界大戦
→ 誰も信じられなくなった
・真理の追求にデューイは疑問を投げかける
「そんなこと考えて意味ある?」
実用主義という考え方を提唱
・今その考えが実用的かどうかで考えるべき
例 人を殺すのは正義か悪か?
どうでもいい
→ 役に立つかどうかで考える
みんないきなり殺されるのは嫌
じゃあ、それが真理
・今実用的なものが真理
もっと現実的に考えるべき
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私が刺さったデューイの名言
「人間は理性の生き物でもなければ、本能の生き物でもない。人間は習慣の生き物である。」
ジャック・デリダ
・てめぇがうまいもん作れよ
情報は書物から得られる
そこにジャック・デリダは疑問を投げた
「でも本人死んでるし
わからなくない?」
・料理のレシピに例えるとわかりやすい
すでに亡くなっている伝説のシェフ
伝説のレシピ通りに作った料理
まずい
→ てめぇがうまいもん作れよ
・先人たちがどう考えていたか ✖
何がいいと思うかでいい
共通の真理追求の否定
→ 人それぞれでいいという考え方
・戻ってきてしまった
古代ギリシャのプロタゴラス
2000年以上かけて「また人それぞれ」
・ひどい戦争の時代だった
これ以上争うと人類が滅びてしまう
やはり人それぞれが正解なのか?
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私が刺さったジャック・デリダの名言
「目の本質的な役割は、見ることではなく、涙を流すことだ。」
レヴィナス
・大嫌い でも大好き
レヴィナスの他者論という面白い考え方
レヴィナスは家族をナチスの虐殺で失う
常に死を意識する悲惨な人生
でも自分が死んでも世界は続いていく
→ その世界に恐怖した
・人生は常に理不尽
理解できない何かがある
他者とは他人という意味ではない
→ よくわからないものの総称
例 言葉の知らない国
ローカルの小さなお店に入る
→ 怖い
自分よりはるかに頭のいい人
怖い
権力を持っている人
怖い
・人生はどこまでも他者に追いかけられる
現実の人生には理解できない他者がいる
コントロールできない存在との戦い
・他者がいない世界になったらどうか
すべてコントロールできる人生 ✖
例 ゲームでチート使う
最初は楽しい
→ でもすぐにつまらなくなる
思いどうりにならないから面白い
コントロールできないから努力する
知らないから知的好奇心がわく
・他者とは地獄でありそれと同時に希望
人生が苦しいのも他者のせい
人生は楽しいのも他者のおかげ
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私が刺さったレヴィナスの名言
「私たちは自分自身を理解するために他者に依存している。」
釈迦
・人生苦しい?OK
それなら一緒に悟っちゃう?
東洋の哲学者から唯一の参戦
人生のあらゆる苦しみから逃れる方法
→ それに気づいた男
釈迦
・釈迦の教えは今でもなお輝き続けている
スピリチュアルを信じてたのは西洋も同じ
根本的な考え方は今なお有効
・古代インドでは哲学が大ブーム
人生の苦しみから逃れる方法
苦しみとは?
→ 生・病・老・死
釈迦の前の哲学
人生で起こることを客観的に見る
→ すべては幻想と気づける
苦行ブームが起きる
苦しい修行に耐えたから無敵という考え
釈迦も苦しい修行を山奥でやった
・釈迦の主張
「あんな苦しい修行を
やっても意味ねぇ!」
・釈迦は木の下で瞑想を続けた
自分という映画の鑑賞者に徹した
彼は無敵の境地に達する
悟りに至る方法弟子たちに伝えた
・ブッダのとった方法はマインドフルネス
現代風にアレンジされ世の中に広まる
ただただ観察を続けること
それが苦しみから解き放たれる方法
![](https://makorevo.com/wp-content/uploads/2023/09/image-10-231x300.jpg)
私が刺さった釈迦の名言
「今日すべき事は明日に延ばさず、確かにしていく事こそ、よい一日を生きる道である。」
プラトン
・師匠の無念はおれが晴らす
ソクラテスの活躍を伝えた弟子
プラトンは大学の原型を作った
・イデアという考え方を提唱した
例 色や形が微妙に違うりんご
全部をりんごと認識できる
概念のりんごという存在がある
あらゆる物事に本質がある
そのイデアを見抜くのが哲学
![](https://makorevo.com/wp-content/uploads/2023/09/image-10.png)
私が刺さったプラトンの名言
「親切にしなさい。あなたが会う人はみんな、厳しい闘いをしているのだから。」
アリストテレス
・イデアはさすがに草
アリストテレスはプラトンの生徒
超優秀な成績を収めた
・アリストテレスの主張
「プラトンさん
ソクラテス大先生の意思を
受け継ぐアチぃ気持ちは
わかりました」
「でもイデアはなくないですか?
りんごのイデアってないでしょ?」
「何でりんごと認識できるか
丸くて赤くて小さくて特徴的な形
その共通の特徴を見ているだけでしょ」
「だからイデアなんて
わけのわからんことを見ないで
物事の特徴で
世界を分類していきませんか?」
・アリストテレスは学問そのものを作った
似た植物で分類して植物学
似た生物で分類して生物学
似た土地・似た天気で分類
例 イルカ
海にいるけど母乳を飲んでいる
→ 哺乳類
・アリストテレスは万学の祖と言われている
カオスだった世界を体系化した
・アリストテレスは国家についても語ってる
3種類の国家
⑴ 君主制
王様が暴君だとヤバい
⑵ 貴族性
権力争いでヤバい
⑶ 民主制
人気取り政治家が選ばれてヤバい
→ この3つが繰り返すと語っている
・アリストテレスの未来予知は合っていた
日本は民主制
次は圧倒的カリスマのリーダー誕生かも
![](https://makorevo.com/wp-content/uploads/2023/09/image-11-224x300.jpg)
私が刺さったアリストテレスの名言
「人はものごとを繰り返す存在である。つまり優秀さとは、行為でなく習慣になっていなければならないのだ。」
ルソー
・王のための民?
いや 民のための王でしょ
ルソーの考え方
役立たずの国は捨ててしまえ
・18世紀は王族・貴族が支配する世界
王や国家はなぜ必要なのかを考えるように
・ルソーの前のホッブズという人
なぜ国が必要なのかを説明した
人間はほっとくと殺し合うヤバい生き物
→ 圧倒的な暴力を持った存在が必要
力で支配して幸せな世界を作るべき
間違っているとはいいがたい
→ 警察がいないと困る
・世界単位で考えてみる
アメリカは世界の警察と言われていた
中国は経済成長が頭打ちの懸念
グローバルサウスが力を持ち始めた
例 インド
インドネシア
トルコ南
アフリカ
私たちは平和な世界を保てるのか?
・ルソーは少しだけ希望のある話をした
「人間は ほっとくと殺し合う?
とんでもない
田舎の集落の人たちを見てみなよ
争いなんてせず平和に暮らしているぜ」
「つまり王様・国になんてなくても
人間は幸せに生きていけるんだよ」
「王は民が税金を払わないと
生きていけない
でも民は自分たちだけで生きていける
ということは
王様・国は民へのサービスなんだよ」
・革命的主張
王ありきの民ではない
民ありきの王・政府
→ 役に立たない王・政府
滅ぼしてしまえばいい
・当時の権力者たちはブチギレた
ルソーはスイスに亡命
でもルソーの影響は絶大だった
以前は王族だから仕方がない ✖
フランス革命が起きた
→ 王族はギロチンで処刑された
・思想の力はすさまじい
本1冊で世界が変わる
・ルソーの考え方は今の世界の土台
税金を無駄遣いする政治家にブチギレる
ルソーから始まった
![](https://makorevo.com/wp-content/uploads/2023/09/image-11-1-216x300.jpg)
私が刺さったルソーの名言
「ある者は明日に、他の者は来月に、さらに他の者は十年先に希望をかけている。誰一人として、今日に生きようとする者がいない。」
アダム・スミス
・じゃんじゃんお金稼じゃおう!
アダム・スミスは経済学者と紹介される
みんなが豊かに暮らせる方法
→ 経済学が爆誕する
・王・貴族が中心の世界
金儲けは卑しいと考えられていた
西洋もアジアも同じ
例 聖書
金儲けをするやつは地獄行き
日本
商人は低い階級
利益追及ばかりされると権力者を脅かす
農業をやめられては困る
→ 金儲けは卑しいと広めた
今の日本でもその風潮は強い
お金を稼いでるだけで悪人とみなされる
・アダム・スミスの主張
「どうやったらみんな
豊かに暮らせるのか?
何も考えずじゃんじゃん
金儲けやっちゃおう!」
・見えざる手という考え方
例 ある場所でラーメン屋が大儲け
いろんな人がラーメンを作る
→ 競争になって価格が下がる
ラーメン屋は生産性を上げようとする
または付加価値をつけようとする
みんながお金儲けすれば需給が調整される
いい感じなる
・18世紀初頭はイギリスの産業革命時代
資本家が工場で大量生産して大儲け
労働者は超ハードワーク
→ 社会はこれでいいのか?
![](https://makorevo.com/wp-content/uploads/2023/09/image-11-2-201x300.jpg)
私が刺さったアダム・スミスの名言
「国民の富とはその国民の年々の労働の生産物であり,これを改善する最大の要因は分業である。」
マルクス
・危なすぎ 今すぐやめよう 資本主義
資本主義が全世界で大ブーム
資本主義の国は爆発的に成長した
→ 資本家は大儲け
労働者は忙しい
・資本主義は誰もがお金持ちになれるかも
資本主義社会ではみんな頑張って働く
国の生産性が勝手に上がっていく
→ 本当に幸せな世界になったのか?
・幸せな社会になったかはわからない
でも医療が発達した
救えない命を救えるようになった
誰もがクーラーのある家に住める
安全な水を使える
みんなスマホを持っている
→ 人類を一気に加速させたこと
これは否定できない
・マルクスの主張
「資本主義は労働者を
資本家が搾取しているだけだ」
・資本主義は資本家同士の競争になる
価格競争で労働者の賃金が下げられる
労働時間が増える
企業がうまくいかないと解雇される
職を失うとお金を使わなくなる
→ 企業が稼げなくなる
また労働者の賃金が減らされる
資本主義は最悪のシステム
・マルクスは共産主義を提唱した
「国民の私的財産を平等に分けるべきだ」
共産主義を取り入れた国
→ 事実ベースでほとんど破たんした
・共産主義は実際は平等ではなかった
お金を巻き上げた側が力を持つ
平等ルールを守ってるか常に監視
労働者は頑張っても意味がない
やる気を失った
市場最適化されなくなった
例 資本主義の場合
売れないラーメン屋はつぶれる
共産主義の場合
国営だからつぶれない
・資本主義の格差はめちゃくちゃ開いている
グローバリズムとインターネット
さらに加速
莫大な先行投資で世界の市場を取りに行く
強者がますます強者になるシステム
・世界は変わり始めている
税金を払わない巨大企業
国同士で連携して税金を取ろうとしてる
例 EUでライトニングケーブル禁止
・巨大企業も悪気はない
終わりなき成長を求められる宿命
例 充分便利な製品
毎年新製品が出る
豊かに生きるために必要なもの
本当は少ない
→ でも稼ぎ続けるしかない
・人類は収穫の時期がきている
豊かさを収穫するべき
豊かさの果実は充分に太った
仕事を頑張るのも素晴らしいし楽しい
豊に生きることはいつでもできる
例 何万円もする高級料理
たまにはいい
→ 非日常で思い出に残る
気の知れた仲間と自宅で宅飲み
楽しさはあまり変わらない
成長と豊かさのバランスをとる時がきてる
ソクラテスならこう問いかけるはず
「なぜ働くのですか?」
![](https://makorevo.com/wp-content/uploads/2023/09/image-11-3-251x300.jpg)
私が刺さったマルクスの名言
「自らの道を歩め。他人には好きに語らせよ」
イエス・キリスト
・Tシャツを奪われた?
ではパンツもあげなさい
20億人の信者を持つイエス・キリスト
人類への影響という観点
→ 最強の哲学者
イエス・キリスト
・イエス・キリストの主張
「隣の人を愛しなさい
敵を愛しなさい
神に祈りを捧げなさい
そうすれば天国に行けます」
・長年迫害されてきたユダヤ人の歴史
その中でキリスト教は生まれた
ユダヤ教では救世主が現れると預言
救世主して現れたのはイエス・キリスト
「敵を愛しなさい」
→ ユダヤ人は敵を倒してほしかった
・すべて受け入れすべてを愛する
ただ神に祈りをささげる
最初から受け入れられはしなかった
・イエス・キリストは捕らえられた
処刑されてしまう
弟子たちがキリスト教を爆発的に広めた
→ 世界を変えた
・なぜそれほどまでに支持されたか?
弱き者に刺さったから
強くない私は尊い
貧しい者こそ幸せになれる
ほとんどの人は弱き者
特にローマの国教になってから広がった
宗教を利用した権力者たちも多かった
![](https://makorevo.com/wp-content/uploads/2023/09/image-11-4-262x300.jpg)
私が刺さったイエス・キリストの名言
「見てもらおうとして、人の前で善行しないように注意しなさい。さもないと、あなたがたの天の父のもとで報いをいただけないことになる。」
ニーチェ
・力こそパワー
「神は死んだ」で有名
哲学界の狂人ニーチェ
幼少期から勉強がめちゃくちゃできた
ニーチェほど優秀な人材を見たことない
・書き上げた書籍が全く売れない
教授にはなったが授業は人気がない
慢性的な頭痛・腹痛
好きな人にフラれる
・最後に渾身の力を振り絞って書いた
代表作「ツァラトゥストラはこう言った」
人類に贈られた最大の贈り物と自認
→ でも全く売れない
最初の1部が全く売れなかった
なのに4部構成
・ニーチェの精神は崩壊していく
精神病院で55歳で亡くなった
彼の本は死後評価されていく
・ニーチェの主張
「神は弱者の恨み・嫉妬から
生み出されたものだ」
・キリスト教の前の時代
人々が求めたのは強さ
例 腕っぷしが強い
権力が強い
知恵がある
・キリスト教によって価値観が逆転
弱い方がいいという価値観に変わる
・ニーチェの主張
「結局それって強くなることから
逃げているだろ?」
「強者に迫害されたときに
こう思っているんだ
あぁ この人は
人を傷つけている
こんな人たちは
天国に行けない かわいそう
自分は正しい
あの人は間違ってる
強者からしいたげられても
怒らずニコニコし続ける
それは人間本来の強さを求める
生き方とはかけ離れている」
・弱者であることで自分を慰める ✖
今の時代にもあること
例 頭が悪い
だから良い大学に行けなかった
お金を持ってる成功者のあら探し
お金がない人
叶わないから人はケチをつける
シンプルにすごいねと言えない
・ニーチェの主張
「神の正体とは
弱者のストレス発散システムだ」
・神は死んだ
誰が神を殺したのか?
人類が神を殺した
・神のいない世界への警鐘
「何を信じていいか
わからない世界では
『生きる意味なんてないから
人生どうでもいいや』
『適当に過ごそう』
と考える人が増えるぞ」
・人間本来の在り方を取り戻せ
強さを求めるということ
自分を鍛え上げて強みを持つ
・永劫回帰
「たとえ自分の人生が
無限に繰り返されるとしても
後悔のないように
今を100%楽しんで生きよう」
自分を鍛えて今を楽しむべき
・20人目は人類最強の哲学者
おまけトークで話す
![](https://makorevo.com/wp-content/uploads/2023/09/image-11-5-225x300.jpg)
私が刺さったニーチェの名言
「一日一日を始める最良の方法は、目覚めの際に、今日は少なくとも一人の人間に、一つの喜びを与えることができないだろうかと、考えることである。」
おまけトーク
・神は死んだ時代
私たちは何を頼りに生きていけばいいのか
・最強の哲学者
アドラー
哲学者ではなく心理学者と言われる
でもアドラーの考え方は哲学
・いかなる時も人は幸せに生きていけるのか
アドラーの主張
「全ては勇気の問題」
他者の課題に踏み込まない
自由に生きるとは嫌われること
人生迷ったら他者貢献をする
これからすべきことだけを考える
→ かなり究極的な考え方
・背中を押される恐ろしいほど究極的な哲学
「嫌われる勇気」
「幸せになる勇気」
この2冊を読んでみてほしい
![](https://makorevo.com/wp-content/uploads/2023/09/image-11-209x300.png)
私が刺さったアドラーの名言
「『やる気がなくなった』のではない。『やる気をなくす』という決断を自分でしただけだ。『変われない』のではない。『変わらない』という決断を自分でしているだけだ」
今日のアクションプラン
それぞれの哲学者の名言の中で心に残るものを探す
今日のアクションチェック
哲学者の名言で心に残ったものを探しました。
やはりアドラーの目的論の考え方がいちばん刺さりました。
すべてが自分の決断であるという考え方は、一見厳しく感じます。
でも、コントロールできるのは自分だけです。
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