「現代振り飛車ってこういうこと」からの学び
居飛車持久戦5六歩型⑧松尾流穴熊から6五歩
(振り飛車穴熊から大決戦)




居飛車持久戦5六歩型⑧松尾流穴熊から6五歩(振り飛車穴熊から大決戦)の棋譜
駒得を積み重ねました

今日のお相手は、レート1745の2段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。
相手の方のプロフィールには、純粋居飛車党とありました。相手の方が、石田流に組むことを許されたので、戦型は、図1のように棒金 対 石田流本組になりました。
図1で、8五桂馬と跳ねるのは、疑問手でした。棒金対策としてある手なのですが、今回は、8八角が浮ているので、6五歩とつかれる手が厳しいです。

図2で、8五金と桂馬を取ってこられました。しかし、この手は疑問手でした。飛車先突破を狙った手ですが、金と桂馬の交換による駒損が大きいからです。

図3で、6六角と出る手は、悪手でした。8六歩と飛車先を押えてから、私の負担になっていた角を8八角とぶつけることができます。これで、私が有利になりました。

図4で、指し手に迷いました。角を打ち込む手しか見えなかったのですが、6二角打は、次の攻めの手がありません。私は、8五角打としたのですが、この手は悪手でした。
8七歩打として、と金で飛車を攻めらていたら、私が不利でした。しかし、相手の方が5四銀と出られたので、5二角成で、事なきを得ました。

図5で、飛車角交換すべきか迷いました。働いていない飛車と馬の交換は、損だと判断したのですが、最善手は7七同馬と交換する手でした。

図6で、相手の方が指された7六馬は悪手でした。私の働いていない飛車と馬の交換ができるからです。7六同飛車と取って、有利になったと思いました。

図7の6五馬が決め手になりました。龍が逃げれば、8三香成・同玉・4二馬で、金銀のない相手は、受けが難しくなります。相手の方は、4二馬を見て投了されました。
今回は、序盤で疑問手がありましたが、相手の悪手をとがめて、有利にすることができました。終盤も緩むことなく、勝ち切ることができました。
ただ、ギリギリの戦いに弱いという私の弱点が、改善されたわけではありません。詰将棋をしっかりして、終盤力を鍛えます。
雑記 「あかね噺」14巻を読みました

「あかね噺」14巻を読みました。二ツ目昇進の支度に追われる日々を過ごす朱音さん。そんな中、志ぐまの独演会の開口一番を任されることになりました。
前座最後の大仕事を前に思い出すのは、志ぐま師匠から落語を教わったこれまでの日々でした。朱音は成長した姿を師匠に見せられるのか。そして、登場した“泣き”の志ぐまの高座への観客達の反応が見所です。
「あかね噺」は、落語に詳しくない私からすると、とても本格的な落語の話です。YouTubeで「あかね噺」に出てきた落語の動画を見て楽しんでいます。
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