漫画 君たちはどう生きるか YouTube動画比較

漫画 君たちはどう生きるか YouTube動画比較 YouTube動画比較

サラタメさん【サラリーマンYouTuber】
【7分で解説】君たちはどう生きるか【歴史的名著】世界に中心などない

225,806 回視聴2019/08/18

【7分で解説】君たちはどう生きるか【歴史的名著】世界に中心などない

・1937年 東京
 コペル君 中学生男子 ニートのおじさん コペル君の親戚
 コペル君が中学生らしい悩みを持つ
 ニートのおじさんがアドバイスする
 コペル君が健気だけど、頼もしい

・自分は世の中の一部でしかないという視点を持つ
 自分が世界の中心にいるという錯覚に陥りやすい
 <コペル君の理科の授業>
 すべての物質は細かい分子の集まりだということを教わる
 自分たちもこの世界の分子みたいなものではないかとおじさんに質問
 俯瞰的な視点で自分を捉えられたことはすごい。コペルニクスみたいだ!

「日頃、自分中心な発言をしていないか」を考えさせられる

・自分で自分を決定しよう
 「アドラー心理学」課題の分離
 「エッセンシャル思考」不要な情報は積極的に捨てる
 <コペル君が友達を裏切る話>
 ガッチン(友達)が悪い奴らに殴られる
 コペル君は、そんな時は俺が守ると言っていた
 しかし、怖くて隠れてしまう
 コペル君は、友達と仲直りしたいけどどうしたらいいか分からないと悩む
 おじさんは「余計なことは考えるな」とアドバイス
 コペル君は、どう思われているかばかりを考えて悩んでいた
 おじさんは「今、どうすべき?」なのかを考えなさいと言う
 コペル君は「謝るしかない」と気づく

・何を「考えるべき」「考えるべきでない」を整理
 自分で解決できるように背中を押してあげることが大切

「自分の人生ってどうありたいんだろう?」と立ち止まって考えてみよう!

 本要約と言えばのサラタメさんです。今回も、内容の切り取り方のうまさで2つの重要なポイントに絞って説明してくれています。この絞り込んだポイントに強く共感できるかどうかが要約のキモ。サラタメさんの上手さが際立ちました。

中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY
【君たちはどう生きるか①】〜歴史的名著「君たちはどう生きるか」2018年一番読まれた本を中田が解説〜
【君たちはどう生きるか②】〜勉強・発見・貧乏・ありがたい・偉大な人とは何か?〜
【君たちはどう生きるか③】〜過ちを乗り越えた先にある真理とは?〜

1,097,575 回視聴2019/10/20・687,128 回視聴2019/10/21・528,934 回視聴2019/10/22

【君たちはどう生きるか①】〜歴史的名著「君たちはどう生きるか」2018年一番読まれた本を中田が解説〜
【君たちはどう生きるか②】〜勉強・発見・貧乏・ありがたい・偉大な人とは何か?〜
【君たちはどう生きるか③】〜過ちを乗り越えた先にある真理とは?〜

・表紙が顔ジャケット。非常にインパクトがある
 1937年 原作小説
 2017年 マンガ版 260万部の大ヒット

・中学生 コペル君が友達を裏切ってしまって悩んでいるところから始まる
 おじさんがコペル君にノートを渡す
 おじさんとの思い出が描かれながらも、途中でノートの記述が挟まる
 「エピソード + ノート」が繰り返される

・登場人物
  やさしい
  他界
 コペル君 中学生
 おじさん 編集者
 浦川 貧乏
 山口 いじめっ子
 ガッチン 正義感

・銀座から見た街
 目に見える物は最小単位の分子
 デパートの屋上から見た人波
 コペル君「人は分子みたいだね」
 それは、コペルニクスの発見に相当する
 おじさん「君をコペル君と呼ぼう」
 → おじさんのノート
  「人間は自分を中心に考えたい生き物」
  「大人よりも自分を客観視できている」

・浦川をいじめる山口
 山口が浦川に「あぶらあげ」というあだ名をつける
 浦川の家は貧乏で、弁当が油揚げだけだったから
 コペル君「何で止められないんだろう?」
 「人間のつながりは時として悪いことになってしまうのでは?」
 おじさんに相談
 おじさん「自分で考えろ」

・ガッチンが行動を起こす
 ガッチンが山口のいじめがよくないと主張
 みんながガッチンに味方する
 ガッチンが山口を殴っているところを浦川が止める
 浦川「自分も痛いと思った」
 コペル君「浦川は立派な奴なのかも?」
 → おじさんノート
 「立派な人とは? 経験しなくては分からない」
 「経験した感動を忘れないで欲しい」

・野球・豆腐屋・ミルク缶
 野球をやってたコペル君は、フライを捕らずに見ていた
 コペル君「ニュートンについて考えていた」
 「なんで重力が分かった?」
 おじさん「ニュートンはリンゴが木から落ちたとき、もっと木が高かったらどうだろう」と考えた
 「じゃあ、どうして月は落ちてこないんだろう?」
 「それで、万有引力の法則に気がついた」

・浦川の欠席
 赤ちゃんを負ぶって豆腐屋で働く浦川
 浦川をカッコいい、立派だと思うコペル君
 コペル君「母さん、何か手伝うことないかな?」
 手伝っているうちにミルク缶が落ちる
 ニュートンを思い出すコペル君
 → おじさんノート
 「当たり前のことを当たり前じゃなく深めていくことで違うものが見つかる」

・ミルク缶
 オーストラリアでミルク缶ができてから口に至るまでを考えた
 ミルク缶には物凄い数の人間が携わっていることに気づく
 コペル君はおじさんに手紙を書く
 「人間分子、網目の法則」
 → おじさんノート
 「君の気づいたことは、経済学や社会学の分野、生産関係と呼ばれている」
 「自分で発見したことはすごい」
 「発見とは何なのか?」
 「発見とは、人類全体の中で初めて気づいたこと」
 「新しいことを発見する方法とは?」
 「学問を知ること」
 「勉強とは、人類が発見した記録を学ぶこと」
 「勉強することで、人類が何を発見していないかを研究することができる」

・浦川のノートと父
 浦川に勉強を教えるコペル君
 ノートにビッチリ字を書く浦川
 「うちは何冊もノートが買えないから」
 浦川の父はお金の工面に出かけている
 コペル君「浦川はすごい!」
 → おじさんノート
 「貧乏について」
 「貧乏な人は引け目を感じて暮らしている」
 「でも、悪いことじゃない」
 「自分が普通に勉強できることにありがたいと思ってほしい」
 「ありがたし = 珍しい・滅多にない」
 「君の今の生活は『ありがたい』ことだ」
 「君が裕福なのは君のおかげではない」

・ガッチンとナポレオン
 ガッチン「コペル、ナポレオンの伝記持ってないか?」
 おじさんは伝記を持っていなかったが、ナポレオンの話をしてくれた
 「10年間で皇帝まで上り詰めた」
 「しかし、10年間で落ちぶれてしまう」
 「でも、ナポレオンの強さはすごかった。ヨーロッパ中を支配した」
 ガッチン「ナポレオンみたいに強くなりたい」
 山口の兄ちゃん、上級生からボコボコにされるとガッチンは聞いた
 浦川「みんなで助けよう」
 コペル君「ガッチンの壁になる」

・父とおじさんとの約束
 コペルの父「俺はもうすぐ死ぬ。生きることや辛いことをコペルに教えたかった
 「お前が伝えてくれないか」
 おじさん「わかった。そういうことを伝えられる本を出す」
 おじさんは、約束を諦めかけていたが、自分が書く決心をする
 → おじさんノート
 「偉大な人とは本当は何なのか?」
 「何をしたかが大事なんだよ」
 「ナポレオンは自由を勝ち取った」
 「でも、イギリスとの通商禁止はナポレオンが欲望のためにやった」
 「欲望のために多くの犠牲を出した」
 「偉人の成し遂げようとしたことが人類にとって為になるかならないか」
 「人類の進歩を止めた英雄もたくさんいる」

・雪の日の裏切り
 上級生に囲まれるガッチン
 上級生「他に仲間はいないのか?」
 コペル君は助けられなかった
 コペル君「僕は友達を裏切ったんだ」
 → おじさんノート
 「人間の悩みとあやまちとは?」
 「痛みはなければいけないもの」
 「痛みとは今あるべき状態から外れていると教えてくれるサイン」
 「あるべき姿から外れているときに心も痛くなる」
 ゲーテ「誤りと真理は、睡眠と目ざめに似ている。目覚めることで真理に向かっていける
 「君も目覚めて歩き出しなさい」

・手紙と登校
 コペル君はガッチンやみんなに手紙を書く
 返事は来ないが学校に行くことを決める
 浦川「手紙を読んだ。返事出せなくてごめん。ガッチンが出したくないって言うから」
 ガッチン「返事出さなくてごめんな」
 コペル君「僕の方こそごめん」
 ガッチン「返事出さなかったのは、手紙じゃなくて話したいと思ったから」
 コペル君「もう一度友達になってくれる?」
 ガッチン「当たり前だろ。お前がいないとつまんないよ」

・世界は誰かを中心としてまわっているんじゃない
 「誰かのために」っていう小さな意思を持って、それが繋がって動いてる
 みんなの小さな願いで動いている

・テーマ「幸福・市・人間・社会」
 → 哲学を教えてくれた児童文学

 さすがの中田さんです。本のエピソードに強烈に踏み込んでいる唯一の作品です。中田さんにしかできない、人を惹きつける表現力。時間を忘れてエピソードに引き込まれました。本を読む感動を伝えてくれています。

YouTube図書館【毎日2本】
【8分で解説】漫画 君たちはどう生きるか(吉野源三郎、羽賀翔一 / 著)

15,323 回視聴2020/08/05

【8分で解説】漫画 君たちはどう生きるか(吉野源三郎、羽賀翔一 / 著)

・2018年 一番売れた本
 主人公 15歳 コペル君 母と二人暮らし
 親戚のおじさんが引っ越してくる
 コペル君の中学校で多くの問題が発生する
 コペル君の等身大の日々の葛藤を描いた心の成長の物語

・モノの見方
 部分から全体をみる視点を持つ

 <コペル君の話>
 銀座のデパートの屋上から人を見た
 「人間は分子みたいだ」と感じた
 おじさんは「一人一人は世の中の一分子」という

・自分は世の中の一存在に過ぎない
 自分中心ではなく、みんな助け合っている

・真実の経験について
 体験することで初めて理解できる
 立派そうな人間 ~ コピペする
 立派な人間 ~ 経験を積んで、自分に問いかける努力をする

・生産者と消費者
 豊か、貧しいで人間の価値は決まらない
 世の中のために役立つ人間を目指してほしい
 世の中に何かを生み出すことが大事
 アウトプットできる人が価値ある人間

・ネット社会の弱点
 自分で自分を決定することが大切

答えは一切書かれていない本
 読まれ続ける理由は「どう生きるか?」という問いかけで終わっているから

 毎日2本のYouTube図書館さんです。最初に「4つのことついて話す」というところは分かりやすいです。しかし、その後の区切り目が音声では伝えているのですが、映像表現としては伝わって来ません。ずっと単調に説明が続きます。区切り目が分からないと内容の理解が難しくなると思いました。

今日のアクションプラン

・「漫画 君たちはどう生きるか」を読んで、感想を書く

今日のアクションチェック

 同僚の愚痴を聞いていて遅くなり、今日のアクションプランを達成できませんでした。

 私は「これからなにをするか」を提案したつもりですが、どう受け取られたかはわかりません。

 理解に徹する愚痴を聞かないを両立するのは難しいです。できることは、愚痴に同調するのではなく、これから何をすべきかを一緒に考えることと分かっているのですが…。

 人間関係とは難しいものです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました