日常的に使えるフレーズ
・話を面白くなる秘訣を伝えようと思った
しかし、秘訣を教えるのはやめる
抽象的な話をしても使いこなせない
抽象的な言葉を実行に落とし込むのは難しい
・超絶具体的な会話でこの言葉を使うだけでゲラゲラ笑う
笑う可能性が高まるフレーズをお伝えしたい
まずは形から入ってみてはどうか

おもしろい話し方の公式
①空気を読む×②笑いの原理×③伝える技術
①空気を読む
今、話している人はどういう人なのか、何を目的としているのか、話をどこにもっていこうとしているのか、よく観察してみましょう。観察力が高まれば、空気が読めるようになり、場がコントロールできるように。すると話題に困ることはありません。
②笑いの原理
キンカンの法則とは、「緊張」の「緩和」という意味で、緊張が緩んだところに笑いは生まれるというものです。
<例1>倒置法
「先週洋服を買ったんだけどさ、もう大ショック! A子と丸かぶりだったの」
<例2>自慢と自虐をセットにする
孫正義さんのツイート「髪の毛が後退しているのではない、私が前進しているのである」
その他にも「思い込みを裏切る」「謎を解決する」「権威を失墜させる」が挙げられます。
③伝える技術
単に説明するのではなく、場面が思い浮かぶように伝えるという技術です。自分の頭のなかで映像を思う描き、その映像をつぶさに観察して、なぞるように伝えるようにするのがコツ。
たとえば、光ったことを伝えるのなら、ギラギラ、キラキラ、ピカッとなど、その時の感覚を素直に表現するといいでしょう。話を聞いた人が、頭のスクリーンにおもしろい映像が浮かぶと笑ってしまいます。
3位 「あ 終わった」
・絶望を表すものであればなんでもいい
「完全に詰んだ」「人生終了した」など
・うける話は
うっかり・不運で・欲を出して・無知で・絶望的な状況に陥ってしまった話
・一言で言うと、失敗話をすること
・面白失敗談は、皆ないと言う
だが、失敗談は演出して、つくり上げるもの
本当はどうだったかは、どうでもいい
適度に演出することは大事
・嘘はダメだが、多少盛ることはみんなやっている
多少の演出は比喩表現の範疇
絶対的な真実にこだわる必要はない
・話がおもしろい人は心の声を言葉にしている
心の声で解釈を相手に伝えることができる
解釈の仕方が分かれば、聞き手は感情移入できる
・アクションプラン
「あ 終わった」という絶望的な話を強調して
心の声をできる限り具体的に話す
私が保育園の頃の話です。その日は、近くの釣り堀への遠足がありました。釣り堀には橋が架かっており、橋のの真ん中ぐらいで私は足を滑らせました。
「どっぽーん!」。私は釣り堀に落ちてしまったのです。魚がたくさん泳いでいて、目があいました。窮地に立つと時間が長く感じられるといいますが、本当でした。
保育園の保母さんに助けられたののは良かったのですが、全身びちょびちょのずぶぬれ。着替えなど持ってきていません。仕方なく、釣り堀の管理人さんの子供の服を借りることになりました。
しかし、管理人さんのお子さんは「女の子」だったのです!
さすがにスカートではなかったのですが、人生で初めて女装しました。
大人になってからも女装したことがあるのですが、それはまた別の機会の話にします。
2位 「~って知ってる?」
・つかみで使うと良いフレーズ
話がつまらない人の共通点 ~ つかみが弱すぎる
・結論から言わなくても話を聞かせる方法
つかみ ~ 「え、どういうこと?」「もっと知りたい」と思わせること
・つかみの2つのよい効果
①メンタルモデルをつくる
メンタルモデル ~ 「こんな話がされるだろう」という聞き手側の予測
予測できないと強烈なストレスがかかる
②知的好奇心をそそる
ドーパミンが最も出るのは、欲しいものがもう少しで手に入りそうと期待しているとき
・「~って知ってる?」から相手の関心のあることを話す

ドーパミンを増やす10の方法
①手近なものに依存しないこと
喫煙やアルコール、ショッピングなどは仮の充足に過ぎない
②スモールタスク・チェックリストを作る
完了するごとにチェックをつけてこまめに自分を肯定しよう
③ 新しい趣味を持ってみる
何か創造的なことに没頭し、脳が集中している間はドーパミンが増加する
④適度な運動
散歩やヨガ、意識して階段を使うなど、まず日常的に取り入れてみよう
⑤カレンダーに記録する
ドーパミンは報酬を得ることを期待して行動をしている時にも活性化する
⑥ドーパミンを増やす食品を取り入れる
アーモンド、アボガド、バナナ、牛肉、鶏肉、チョコレート、
コーヒー、卵、緑茶、ヨーグルト、スイカなど
⑦音楽を聴く
音楽を聴くことは好きな食べ物や映画を見るのと同じくらいハッピーな効果がある
⑧瞑想・マインドフルネス
定期的に瞑想をすることにより、ドーパミンが著しく増えることが確かめられている
⑨天然サプリ
クルクミン、イチョウ葉エキス、L-テアニン
⑩体内の浄化
発酵食品を摂取し、十分な睡眠、そして油や糖分は控える
1位 「世界でいちばん」
・強調表現は話を面白くする最高のスパイス
第1段階 思いっきり強調して断言する
それは言いすぎだと思われるくらいの話をした方がいい
高級なものは「安いものはダメ」という無意識なマウントになってしまう
・世界一は複数あっていい
あなたのオススメは、明日からすべて「世界一オススメ」にする
・より上のレベルは、大げさな比喩を活用すること
「そこまで言う?」レベルで表現する
比喩表現は「具体 → 抽象 → 具体」のトレーニングが必要
本を読んで、ボキャブラリーを増やしておく

おおげさに例える
<例1>
「最近嫁さん家計が厳しいからって小遣いカットするんだよ」
「財政が夕張状態ですね」
<例2>
「A社との契約?B社の見積もり次第だね」
「A社だってうち以外にZ社と契約しようしてんだから」
「ダブル不倫ですね」
オーバーに表現する
<例1>
先輩の奥さんの料理を食べて「こんなに旨い鍋初めて食いました・・・もしかして奥様シェフでした?」
<例2>
「先週末温泉に行ってきたんだ」
「まさか温泉に!?なんてこった、詳しく聞かせてくれ!早く!」
<例3>
「大丈夫、疲れてない?」
「全然平気!生まれてから今日が一番元気かも!」
<例4>
「お前、優しいな」
「そんなことないって・・・髪にホコリついてるから取ってあげる」
好きなものを好きって言えばいい
・今回のは、小手先のテクニック
面白い人間になることは簡単
・面白い人間になるには、好きなものを「思いっきり好き」と言える人間になれば良い
・他人の目を気にして、好きなものを好きと言えない常識人間ばかり
自分の好きなものを推せないばかりでなく、自分の「好き」を自覚できなくなる
自分の評価よりも他人の評価を優先してしまうようになる
・今日の話を取り入れるかどうかは、あなた自身で決める

好きなことを好きと言えない人は、他人を優先する人、つまり他者に依存してしまっている人です。自分が他者に依存していないかを次のチェックリストで確かめてみましょう。
<依存体質チェックリスト>
①モテる人が好き
②本当の趣味を言えない
③一人で外食ができない、出かけられない
④自分の意見よりも、相手が望む答えを言ってしまう
⑤彼氏(彼女)から連絡がないと一気に不安になる
⑥「好きにしていい」と言われると、どうしたらいいか分からない
⑦スマホが手放せない
⑧否定的な意見、耳が痛い人の意見は聞けない
⑨人が不機嫌なのは「自分のせいだ」と思う
⑩人のものをマネたり、人のものが欲しくなる
今日のアクションプラン
・ 「あ 終わった」(失敗談)
「~って知ってる?」 (つかみ)
「世界でいちばん」 (大げさな表現)を使ってみる
今日のアクションチェック
休みだったので人と話すことがありませんでした。
ブログの新しいカテゴリが決まりました。それは「サウナ」です。
サ道2021やサウナボッチなどのTV番組が放映されるほどのサウナブーム。
私もサウナーとして、自分が体験したサウナをランキングでお伝えできるようにしていきます。
今までもオリジナルな内容もブログにのせてきましたが、定期的にシリーズにするのは初めてです。
毎週土曜日更新を目指して頑張ります。
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