TK【本要約チャンネル】ときどき小論文
【保存版】LISTEN―知性豊かで創造力がある人になれる:聴くことって、こんなにパワーを秘めているんだなって思い知らされました【要約・解説】
1,276 回視聴2021/09/15
・コミュニケーションの課題を「聴く」から解決することを狙った本
「聴く」 ~ 相手の言葉を理解する姿勢が含まれている
私たちは、自分が喋ることに焦点を当てがち
しかし、良いコミュニケーションのためには聴く力の方が大事
1.「聴くこと」とは何なのか?
相手の頭と心の中で何が起きているのかをわかろうとすること
そして、あなたを気にかけているよと行動で示すこと
→ 相手に寄り添う気持ちが重要
相手に孤独感を与えないため
・孤独を感じる原因
良いことがあったのにそれを聴いてもらえなかったから
→ 孤独によりコミュニケーションに課題を持つようになる
・人質交渉のプロが見せた「聴くこと」
人質交渉の際に重要視していたのは「犯人に共感すること」
「何が起きたのかを話してくれないか?」
「傷ついたんだね。そう受け止めたよ」
→ 人の話を聞くことは簡単だが、日常の中では十分になされていない
聴いてもらうことが人生から無くなるだけで犯罪に手を染めてしまう
2.なぜ僕たちは聴けないのか?
①相手を知っていると思い込むから
身近な人とコミュニケーションをとる場合に見られる
近接・コミュニケーションバイアス
身近な人のことは理解できていると過信してしまう
②「はいはい、それ知ってる」と思い込むから
身近な人とコミュニケーションをとる場合に見られる
私たちは、人を無意識にフォルダ分けしている
→ 結果、相手の話を真剣に聴いて理解できなくなっている
③他人をシグナルで判断する傾向が人にはあるから
シグナルとは、人が持つ間接的な情報のこと
年収・地位・所有物・出身地・服装など
人は表面的なところばかりを見てしまう
3.聴く力を鍛える1つの原則
本能で、ちょっとした情報で相手を分かった気になってしまう
→ 対策は「次に何を話そうかを考えない」こと
・会話中に気が散ってしまう原因
次に何を話そうか考えてしまうから
・人はなぜ話をするのか?
自分のことを理解してほしいから
気の利いた一言は必要ない
相手を理解しようとする姿勢が大事
・次に何を話そうかを考えない
相手の話を理解しようとする姿勢が作られる
アドバイスしようとする気持ちを持った時点で失敗
炎の映像をバックにした、テロップのある独り語りです。区切り目がきちんとしているので、話がよく理解できました。例えが少なめですが、「人質交渉のプロ」は印象に残る話でした
フェルミ漫画大学
【漫画】「LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる」をわかりやすく解説【要約/ケイト・マーフィー】
30,093 回視聴2021/12/14
・哲学者エピクテトス
「自然は人間に、舌一つと耳二つを与えた
自分が話すその倍は、人の話を聞くように」
・誰の話でも聞ける人は、誰とでも話ができる
きちんと話を聞ける人は重要な仕事を任されやすい
話をしっかり聞く人は仕事への理解度も高い
・話を聞かれないと孤独になる
現代は、多くの人が孤独を感じSNSに投稿している
たくさんの人に囲まれているが、つながりを感じられない
→ 自分の考えや感情を話す相手がいないから
同様に、考えや感情を聞かせてくれる人もいないことも問題
自分から話を聞くことが孤独の解消につながる
・きちんと話を聞いてもらえた経験は少ない
聞くという行為は人生を生きる上で最も重要
「聴く」ことは、自分自身への理解も、話し相手への理解も深めてくれる
話を聞くときは、間や沈黙を受け入れることが大切
・聴くことで他人の才能も共有できる
「聞こえる」は受動的、「聴く」は能動的
優れた聴き手は、脳をフル稼働している
聴くことのゴールは、相手の理解であり、聴くことには努力が必要
→ 創造性・共感・洞察・知識につながる
偉業を達成するためには相手との一体化が必要
→ きちんと話を聞くこと
言わんとすることを理解できるとき、自分と話し手の脳波は同調している
・大切なのは共感すること
人質交渉をする際に大切なのは、耳を傾けて犯人に共感すること
→ 話を聞いてもらえていれば、犯人は事件を起こさなかっただろう
・親密であればあるほど、相手への誤解が多い
夫婦も親友同士も、お互い同士を理解し合っていると過大評価している
→ 親密ゆえに、自分たちの考えは似ていると錯覚
・話し手と同じ感情になって聞く
意味づけと解釈を伝えた方が、話し手は理解してもらえたと感じる
思いやりに満ちた反応こそが、優れた聞き手の条件
→ 話し手は、理解して共感してもらいたいから話す
・話を聞かないと人間関係は破綻する
聞くことは自分でコントロールできる
→ 聞かなかったことを後悔することになる
大切な人や両親の話をもっと聞くべき
人が最も後悔するのは、過去に戻ってやり直しがきかないこと
→ 後悔しないように聞くことを心掛ける
マンガで本要約のフェルミ大学さんです。今回は「聞くことは自分でコントロールできる」にハッとさせられました。両親の話をしっかり聞くようにしようと思います。
カナリアコミュニケーションズ
【書籍紹介】LISTEN 知性豊かで創造力がある人になれる
252 回視聴2021/09/27
・聞くと聴く
一方的に話をする人が多い
話を聞くことの目的を知る
・沈黙を避けなくて良い
仲の良い人との沈黙は気にならない
初対面の人との沈黙は気になる
→ 人間関係の中に沈黙はあって当たり前
・噂話の価値
噂話は、悪口よりも良いことの方が多い
・聴くと何が良いのか?
五感を働かせて聴く
・シニアライフの充実のために
テロップがなく、見出しだけの独り語りです。本の要約ではなく、本の感想及び、こんな人に読んでほしいというオススメでした。
今日のアクションプラン
・大切な人や両親の話をしっかり聞く
今日のアクションチェック
最近は少しずつ話を聞くこともうまくなってきているのですが、特別なことがないと会話をすることもなく1日が過ぎていきます。
仕事だと思うと拡張話法を使って話を聞くことができるのですが、家に帰ってリラックスしているときまで仕事と同じモードで話を聞くことは難しいです。
親には、いまだに甘えている部分があるのでしょうね。
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