本要約チャンネル【毎日9時更新】
【ベストセラー】「こころを洗う技術 思考がクリアになれば人生は思いのまま」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
38,880 回視聴 2023/02/13
1.人間の悩みの99%は〇〇のせいだった
・思うように生きることができない
クリーンな心でないことが最大の原因
例 イライラ
焦り
後悔
不満 など
・クリーンな心になれる方法
無駄な心の動きを止める技術
例 うまくいかない時
必ず腹が立つことが起こる
絶え間なく動き続ける心が悩みを作り出す
・心の動きを理解することが重要
例 外国語を習う時
初めて習う時は全く理解できない
多少勉強し始める
聞いた言葉に気づける
学習を繰り返していく
わかるレベルに到達
心が動く仕組みに気がつく
心の動きを止めることもできる
・心が動く仕組み5段階
⑴ 心のもとである意識が生まれる
意識はこころのエネルギー
うまく使いこなせばモチベーションに
意識は刺激を求めている
満たされなければ不満や失望になる
⑵ 外からの刺激に触れる
⑶ 刺激に反応して感情が生まれる
→ 2つはほぼ同時に起こる
⑷ 感情が高ぶり記憶に刻まれる
刺激や感情になる
感情が衝動や欲求になる
⑸ 刺激への反応が継続した状態になる
言い換えれば「執着」
例 ブッダ
「燃える炎」と言った
例 一度怒りで反応
別のことにも腹が立ってくる
→ 炎が大きくなる
・5段階を繰り返すのが人間の日常・人生
心の炎を燃やし続けていること
苦しみの元凶
→ でもそのことに気がつかない
自分の外だけを見て反応する
例 ついてない
不幸
刺激に反応し執着を繰り返す
心が汚れてしまっている
→ 快適な人生を送ることは難しい
クリーンな心を目指すべき
・かつてはクリーンな心で生きていた
子供だった頃
過去を後悔しない
未来の事はわからない
→ 目の前のことを体験するだけ
心が満たされている
・子どもの頃のような心を取り戻す
毎日が新しくなる
体験する全てが面白い
→ 人生がより価値のあるものになる
・心の動きを止める練習とは?
自分の心の状態を正しく理解すること
苦しみの原因を突き止める
→ 原因を取り除く
苦しみのない心境に達する
・ラベリングという技術
言葉で確認すること
例 歩いているとき
私は歩いていると意識する
パソコンで作業を始めるとき
作業を始めますと確認する
言葉を使って客観的に確認する
・ラベリングを心に応用する
①妄想
②貪欲
③怒り
→ 心の反応はこの3つに集約される
①妄想
・人間の悩みの99%は妄想が作っている
妄想が苦しみを長引かせる原因
・妄想とは?
何かを脳裏に思い浮かべている状態
例 頭の中に映像が浮かぶ
言葉で考える
過去や未来に思いを馳せる
仕事や勉強で頭を使う
意味ある妄想はそのまま
無意味な妄想を洗い流す
例 不快な気分になる過去を思い出す
悪いことが起こるかもと不安になる
「妄想ではないか?」と心に問い続ける
心の動きを止める第一歩
「妄想かもしれない」にたどり着く
妄想から脱出できたことになる
②貪欲
・貪欲とは?
過剰な要求に駆られた心の状態
例 期待しすぎ
求めすぎ
→ 妄想から作り出される
例 親の愛情を受けられなかった人
親から愛されたかったという貪欲
あったらいいなという物欲
妄想からくる欲求
・貪欲には際限がない
決して満足することがない
「妄想では?」と問い続けること
→ 心の動きを止めることにつながる
③怒り
・怒りとは?
不快を感じている心の状態
・「怒りは役に立たない」ということを知る
人間は怒りを正当化しやすい
自分は正しいと思ってしまう
→ 不満によってさらに苦しむ
自分の幸せが遠のく
2.自分の心を守る関わり方の3つの基準
・周りの物事に振り回される理由
心が漏れていることが原因
必要のない外の物事に反応してしまう
例 前の人が邪魔
ついイラっとしてしまう
思わずスマホに手が伸びる
嫌な過去を思い出す
・多くの情報に囲まれている現代の私たち
意味のない反応していることを見直すべき
・心の漏れを防ぐ方法
⑴ 目をつぶる
⑵ ゆっくり目を開く
⑶ 両方の手のひらを見つめる
⑷ 握ったり開いたりしてみる
⑸ 「この手を使ってできることだけが
自分の輪郭なんだ」とつぶやく
「この手の届かない外の世界は妄想だ」
・他人や世の中の出来事は妄想に入る
目を閉じれば見えなくなる
家族や仕事は思うだけで動かせない
・自分の輪郭に留まり他者に振り回されない
外の世界に振り回されない心がけの基本
・妄想ゾーンとの向き合い方
相手を拒絶 ✖
無関心 ✖
→ 自分の輪郭に留まる
心を無駄に使わない
明確な基準を持つ
主体的に他者と関わる
・他者と関わる具体的な基準
⑴ 作業
自分の体を使って実際にやっていること
⑵ 時間
1日に使える実質的な時間
⑶ 有益性
関わる価値があるということ
・他者と関わる具体的な基準の例
50代の男性
企業のオーナー
数十名の社員を抱えていた
かなりの勉強家
常に最新情報をチェック
日々の売り上げが気になる
不安で夜眠れない
→ 意識が高い人に多い悩み
心が不安定な理由
事業や社員の責任感
生き延びられるかという危機感
次々飛び込む最新情報
→ 自分の輪郭を完全に見失っている
3つの基準にあてはめる
⑴ 作業
売上や不安
体を使ってできない範囲
売上は未来のこと
現実には存在していない
→ 妄想
体を使ってできる作業を大事にすべき
⑵ 時間
妄想ゾーンばかりに時間を割いている
考え直すべき
⑶ 有益性
有益性の基準を持たない
いろいろなものに振り回される
有益性とは?
役立つこと
目標につながること
モチベーションが上がること
情報を客観的な視点で検討する
有益性を検討すること
→ 振り回されなくなる
有益性を人についても考えるべき
一緒にいるべき人
楽しい
成長できる
趣味は仕事で必要
ストレスやモチベーションの低下
その人は適切な距離をとるべき
3.後悔・未練・落ち込みから心を立て直す
・心を立て直す方法
①後悔
②未練
③落ち込み
①後悔
・後悔とは?
物事に対する2つの反応
⑴ 起きてしまった出来事への怒り
怒りが解消されないまま過去を振り返る
また怒りがこみ上げてくる
⑵ 変えられない過去を覆そうとする妄想
→ 後悔は怒りと妄想でできている
・怒りか妄想を消せばいい
過去に対して怒っても仕方がない
この先できることをやっていくしかない
→ 怒りを手放す
妄想も和らいでいく
それはもう過去のこと
存在しない妄想だと考える
→ 記憶が薄れる
怒りもやがて消えていく
②未練
・後悔と未練は何が違うのか?
後悔
怒りと妄想でできている
未練
欲求と妄想でできている
→ 妄想を消すことが必要
・未練は願いが叶う可能性を捨てていない
今から叶えられるか無理なのか
はっきり答えを出す必要がある
・正しい思考という考え方が必要
⑴ 方向性を確かめる
抱えている欲求や願いが方向性
⑵ 方法を考える
どんな方法なら実現可能かを考える
→ 願いを叶える方法を考え始める
未来は劇的に変わっていく
正しい思考に基づき考える習慣が身につく
未練で苦しむことが減る
③落ち込み
・動揺とは?
自分が自分をどう判断しているかに関係
自信やプライドが強いほど反応が大きい
・承認欲が作り出してきた判断は妄想
失敗をどう捉えるかが肝心
・失敗した人の2つのコース
⑴ 自分に都合のいい判断を守り抜く
落ち込むだけでなく絶望感を感じる
失敗の原因を他人に求めている
→ 問題は解決されない
自分の成長も望めない
⑵ 正しい思考をする
方向性を確認する
今からできる方法を実行に移す
何が出来ていれば成功と言えるのか
ゴールを設定する
やるべきことに専念する
気持ちも落ち着いてくる
毎日9時更新の本要約チャンネルさんです。今回の作品からは「自分の輪郭に留まる」がアドラー心理学の「自分の課題・相手の課題」と同じことを言っていると思いました。点と点がつながった感じです。
けんすけ
8分で分かる「心を洗う技術」 あなたの心を洗いたてのように真っ白にする方法
1,224 回視聴 2020/04/08
・妄想するのをやめろ
人生を妨げる心の動き
⑴ 貪欲
⑵ 妄想
⑶ 怒り
→ この3つを削ぎ落とす
クリーンな心になれる
・妄想は苦悩を呼ぶ最大の原因
貪欲は妄想が呼び起こす
求め続ける心の状態
→ 満足することがない
怒りは感情が先になり抑えられない
・怒りと慢心によって負のスパイラルに陥る
心はどんどん汚れていく
・ラベリング
1日5分、心を止める
自分の行動を言葉にする
例 手を上にあげた
今立とうとしている など
→ 体の動きを頭の中で解説する
・反応しない
反応することで感情が生まれる
マイナスの感情が苦しみの元になる
心の動きを理解で止める
理解はするけど反応はしない
在るとだけ認め感情を呼び起こさない
仏教でサティと呼ぶ状態
・サティに至る訓練
⑴ 目をつむり手を意識する
⑵ 手を握り開く
握る開くの感覚を理解する
⑶ 手を上げ下げする
手が上がる下がるの感覚を理解する
→ 意図的に反応遮断
感覚に集中する
・過去や未来へのわだかまり
全て妄想
何度も思うことで妄想を追い払う
サティの修業はいつでもできる
例 食事中
食べる感覚に集中する
お米を研ぐとき
水の冷たさに集中する
・自分と外側の世界を区別する
手を使ってできることだけが自分の輪郭
それ以外は妄想ゾーン
→ 外部は全て妄想
理解はしても反応しない
輪郭に意識を集中する
・自分の輪郭を決める基準
⑴ 作業
自分の体でできること
⑵ 時間
価値あることに使える時間
⑶ 有用性
有益なもの
→ 自分ができることを決める
それ以外は妄想
・怒りと妄想で後悔になる
欲求と妄想で未練になる
・日々の仕事を作業ベースに落とし込む
目標達成に必要な作業を淡々と続ける
妄想の入り込む余地をなくす
→ 常に何ができるかだけを考える
・諦めるという選択
それがなくても生きていける
気づくことが重要
なくてはならないは心の重荷
・「業(ごう)」とは?
心の癖のこと
もっと多くを求めること
自分が一番と慢心すること
いつもイライラする怒りの心
後悔と未来への不安
自分には価値がないと思う自己否定
→ 反応するなと自分に言い聞かせる
文字情報多め、アニメーション少なめの独り語りです。今回の作品からは「目標達成に必要な作業を淡々と続ける」が印象的でした。作業はクリエイティブでないと否定的に考えていました。しかし、妄想を入り込ませないということに有効だと知りました。
今日のアクションプラン
サティに至る訓練を行う
今日のアクションチェック
サティに至る訓練は、マインドフルネストレーニングと同じだと思いました。
今に集中することで心の中を今でいっぱいにします。
過去の後悔や未来の不安への対策として有効です。
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