意識する
・「注意する」「気をつける」も同じ
私は、「意識する」「注意する」「気をつける」を使ってしまいがちです。
ブログを書きだした当初、よく使っていた表現が「心せねば」でした。これは、「意識する」と同じです。
「注意する」「気をつける」は、子供に対してよく使います。「こぼさないように注意して」「次から気をつけなさい」など、毎日のように使っています。
なぜ「意識する」がダメなのか?
・仕組みで解決する視点を失ってしまうから
・早めに口頭で相談するルール、仕組みを作っただけで、何を言っているかわからないという問題を解決できた
私は、マコなり社長に出会って「意識する」がなぜダメなのかを知りました。
いくら意識しても、できないものはできません。注意していても、ミスは起こります。次、気をつけようと思っていても、時間がたてば忘れてしまいます。
できるようにするには、できる仕組みを作ればよいのです。大切なのは「仕組みで解決できないか?」と考えることです。そして、思いついたことは、試してみます。
行動してみて、初めて成功か、失敗かがわかります。失敗は、「この仕組みではダメだということが分かった」という違う意味での成功です。
打席に立ってバットを振らなければ、ボールには当たりません。バットを振った回数こそが、真の成功につながる近道なのです。
「意識する」は無意味な言葉
・ずっと意識し続けられる人はいない。人間は機械ではないので必ず忘れる
・意識しなくても、すべて仕組みで解決すればよい。失敗も成功もすべては仕組のせい
・構造思考 ~ 世の中のあらゆることは構造と運で起こっているという考え
・誰でも構造思考、仕組みを作ることはできる
私は、構造思考が強く印象に残っています。
「仕組みでなんとかできないか」が、「意識してやる」よりも頭にうかぶようになりました。
構造思考で大切なことは、仕組みはもちろん、「運」の部分です。どんなに仕組みを整えて、成功する確率を上げたとしても、運は必ず絡んできます。100%はあり得ません。
最後は、開き直れるかどうかも大切です。「仕組みを考えたけどダメだった」と考えるのではなく、運がなかったといい意味で開き直って、次の行動に移ることができるかどうかです。
西野亮廣さんが、成功するためには「成功する方法’」を考えるのではなく、「失敗する方法」を考えて、それをしないようにすることが大切だと話されていました。
「成功する方法」は分からないことが多いです。しかし、これをやったら「失敗する方法」は思いつきやすいので、徹底してそれを削っていきます。すると「成功」に近づいていくそうです。
もう一つ、「行動できないのは、勇気がないからではない。行動できないのは、調べ突く尽くしていないからだ」とも話されていました。
新しい挑戦をするときに、勇気という気持ちではなく、調べるという具体的な方法で解決することも、構造思考に似ていると感じました。
気持ちではなく、具体的な方法で解決していきます。
今日のアクションプラン
・身の回りのことを「構造思考」で考えてみる
今日のアクションチェック
現在作成中のExcelマクロを構造化できないかを考えました。ファイルを1つにすればよいことは分かっていたのですが、コピペで行うには数が多すぎます。
温泉に入っていて思いつきました。「たぶん、同じことをしたい人はいるだろう」と考え、ググってみました。
Excel統合というフリーソフトがありました。多分これで出来るはずです。明日職場でマクロを組むのが楽しみになりました。
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