フェルミ漫画大学
【漫画】人生の短さについて【要約/セネカ】
732,449 回視聴2021/03/08
・人生=時間である
人生は使い方次第で長くなる
人の一生は、偉大な仕事を成し遂げるのに十分な時間
偉人も凡人も与えられている時間は変わらない
→ 違いは時間をうまく使えたかどうか
例 時間を失っている
怠ける
嫌な仕事をする
通勤に2時間かける
やるべきことを先延ばしにする
死ぬときになって時間の大切さに気づく
例 お金と同じ
大金でも無能な人だとすぐに失ってしまう
小さなお金でも有能な人だと大切に運用される
今日1日を有効に使えたか?
自分の時間のスクリーンタイムを見てみるとビックリする
・無駄なことに時間を奪われすぎている
例 道を歩いていたとき
「500円ください」と他人に言われた
→ 怖い
「10分だけアンケートに答えてください」
→ いいかな
命とは私たちの残り時間
私たちは時間を軽視している
1か月後に手術を受けなければ死ぬとなったとき
全財産をはたいても手術を受ける
→ 死を目前にして初めて時間が大切かを知る
限られた時間をいかに自分のために使うのかを考えるべき
例 好きでもない友達や異性と遊んでいる場合じゃない
ケンカしている場合じゃない
犯罪して牢屋に入っている場合じゃない
不摂生をして病気になってベッドに横たわっている場合じゃない
ボーっとしている場合じゃない
・相手の時間を尊重する
成功している人は時間の使い方に厳しい
会ってくれるのは時間を使ってもいいと思える場合だけ
自分の時間と交換できるほど価値のあるものは、ほとんど存在しないから
会うことを拒否されると怒る人
相手の時間を軽視している
時間は形がないし目に見えない
時間が無料のものであるかのように思う
惜しげもなく使う
相手にも使わせようとする
スティーブ・ジョブズの言葉
「もし今日が人生最後の日だとしたら
私は今日やろうとしていることを
本当にやりたいだろうか」
ほとんどの人はお金には厳しいが、時間は無駄なことに使いすぎている
・先延ばししてはいけない
例 ダイエット
ナンパ
海外旅行
50歳過ぎたら仕事を引退
辛い毎日に耐えて、いつか自分の思い通りになる日を夢見ている
だが、長生きする保証はない
時間はすぐに過ぎ去ってしまう
今日1日は有効に使おうが使わなかろうが消費される
先延ばしではなく、今有効に使う
先延ばしにするのは、未来に期待と恐怖を持っているから
例 もうちょっと安くなったら買おう
いつか海外旅行に行ってみたい
女の子に断られたらどうしよう
先延ばしし続けて老人になった人
長く生きてきたのではない
単に長く存在しただけ・ただ年を取っただけ
・多忙になるな
多忙な人は人生を浪費する人
例 酒を浴びるほど飲む
性欲に支配される
忙しすぎる人間は何も成し遂げられない
心が散漫になる
深く集中することができない
「忙しい」という字は「心」を「亡くす」と書く
忙しい人は他人のために時間を使っている
日々のスケジュールをチェックしてみる
自分の人生を生きるということから最も遠く離れてしまっている
賢い人間は全て時間を自分のためだけに使う
例 大好きな人と過ごす
意味ある仕事をする
働きすぎない
自分がしたいことは一度立ち止まって考えてみる
・本を読んで、意味のある仕事をしなさい
暇な毎日を過ごすのも良くない
自分が本来なすべき事をする
自分のためになることに時間を使う
本を読んだ方がいい
過去の哲人から知恵を学べば、人生は長く充実したものになる
生き方の手本を用意してくれている
例 お金持ちへのなり方
人間関係を円滑にする方法
家の建て方
料理の仕方
自分が悩んでいること
成し遂げたいこと
今の仕事は本当に自分でなければいけないのか?
もっとやるべきことがあるのではないかを考える
マンガで本要約のフェルミ大学さんです。少し古い作品なので、昔の大人っぽいりんさんが登場します。ですが、例えの上手さは今と変わっていません。「10分間のアンケート」と「500円ください」の比較は、面白かったです。
サムの本解説ch
【16分で解説】人生の短さについて 哲学者セネカ
278,131 回視聴2021/10/21
1.私たちは人生を浪費している
①我々の人生は決して短くはない
②人は人生を乗っ取る人を自ら招き入れている
①我々の人生は決して短くはない
・私たちはなぜ時間はないと感じてしまうのか?
我々がたくさんの時間を浪費しているから
・人生の時間が十分にあるための条件
人生全体が有効に活用されていること
例 有効に活用されていないと
死ぬときになってやっと気がつく
自分はやりたいことができていなかった
・人生が短いのではない
私たちが人生を短くしてしまっている
例 貪欲に何かを手に入れようとする
無益な仕事に懸命になる
酒浸り
怠惰にふける
→ 単に時が過ぎているだけ
②人は人生を乗っ取る人を自ら招き入れている
・自分の所有物を奪われそうになったらどうするか?
奪われないように抵抗する
・時間の場合はどうか?
例 「ちょっと話を聞いて」
つき合ってしまうことが多い
→ モノには厳しい ⇔ 時間に対しては甘い
・お金を使うときは倹約家
でも、時間を使うときは浪費家
→ 私たちが「永遠を生きられる」かのように生きてしまうから
人生がいつか終わるを忘れてしまっている
人生はいつ終わってもおかしくない
例 60歳になったら仕事をやめて自由なことをしたい
でも長生きできる保証はない
本当にやりたいことがあるなら今すぐやる
人生はいつ終わるか分からない
2.多忙ではいけない
①多忙=生きることから最も遠く離れること
②毎日を人生最後の日のように生きよ
①多忙=生きることから最も遠く離れること
・多忙な人は何事も十分に成し遂げられない
生きることは、生涯の必修科目
・生きることをしっかり学ぶと自分の時間を奪われない
時間を大切にすること = 人生を大切にすること
自分の時間を全て自分のためだけに使う
②毎日を人生最後の日のように生きよ
・人は皆、未来への希望と、現在への嫌悪に突き動かされて生きている
しかし、本当に生きている人は、毎日を人生最後の日のように生きる
明日を待ち望むことも、明日を恐れることもない
今日を大切に生きる
・多忙な人は長く生きたのではなく、単に長く存在しただけ
例 港を出たとたんに激しい嵐に襲われた人
くるくるその場を流され続けただけだった
→ 長く航海したとはみなされない
長く振り回されただけ
3.人生を長くする時間の使い方
①先延ばしは人生最大の損失
②過去は永遠に所有できる
③真の閑暇は英知を求める生活の中にある
①先延ばしは人生最大の損失
・将来のことを考えて計画を立てる ✖
将来をより良く生きるために今を犠牲にしてはいけない
将来が本当に来るかどうかは誰にも保証できない
生きる上での最大の障害は期待である
期待は明日にすがりつき、今日を滅ぼすからだ
→ やりたいことを何もしなかった老人になる
②過去は永遠に所有できる
・過去:確かなもの
現在:今この瞬間に過ぎ去るもの
未来:不確かなもの
・多忙な人は過去を見失ってしまう
過去という我々の時間は、神聖で特別なものだ
過去だけは何の心配もなく永遠に所有できる
今やりたいことをやり続ける
やりたいことをやったことが過去になる
→ 誰にも奪われない本当の財産になる
③真の閑暇は英知を求める生活の中にある
・忙しさを脱しても、ただの暇つぶしをしていては意味がない
英知を手にするために時間を使う
過去の偉人たちに学ぶということ
→ 生き方のお手本を用意してくれている
書物で過去のあらゆる時代にアクセスできる
視野の狭さを克服できる
・過去の偉人と向き合うこと
私たちの人生の年月を無駄には使わせない
多くの幸福、老年が待ち受けている
友を持つことができる
小さなことでも大きなことでも相談にのってくれる
毎日助言してくれる
バカにせず真実を教えてくれる
お世辞抜きで褒めてくれる
見習うべき手本になってくれる
・親は選べない ✖
偶然によって与えられるものだから仕方ない
→ 過去の偉人たちを親とすることができる
天才たちの教えという財産
多くの人に分け与えるべきのもの
与えれば増えていく
・賢者の人生
賢者は並の人間の限界を超えている
賢者だけが、人類の様々な制約から解放されている
→ 過去の偉人に学んでいくこと
「自分の人生を長くする」方法
論理のサムさんです。セネカの言葉をたくさん引用して解説されています。難しい言葉もありますが、原文を感じることができてよかったです。哲学者の本を読みたくなる作品でした。
サラタメさん【サラリーマンYouTuber】
【二千年読み継がれる名著】人生の短さについて|あなたの命をムダにしない【3つの方法】
52,043 回視聴2022/03/19
1.老後に1ミリも期待するな
・老後に期待している人は、人生の時間を無駄にしている
老後が確実にあるのか?
誰が約束してくれた?
→ 数時間後に死ぬ可能性もある
・「死」を忘れてしまっている人
時間が無限に湧き出てくると、勘違いしている
時間を有効活用しようという意識がない
・ノーガード状態
お札を抜き取られる
→ 怒る
時間という資産を奪われる
→ まあいっか
例 仲良くない人からの誘いにのる
「情報交換しよう」
「1杯だけ飲みに行こう」
路上でのアンケートに答える
「10分もかからず終わるんで」
残された時間が大量にあっても、無駄遣いすれば一瞬で溶けていく
⑴ 欲望に溺れる系
暴飲暴食、エロサイトを眺め続ける
⑵ 怠ける系
何もせずに、やる気が起きるのをひたすら待つ
⑶ 他人の評価気にしすぎ系
一見、メチャクチャ忙しくやってる
しかし、ただ誰かに頑張っていると思われたいだけ
・嫌々やらさせれている仕事
自分の時間を他人に搾取されている
時間の無駄
・若いときと老後の時間の価値は全く違う
老後
約束されていない
できることが限られる
誰も保証してくれない
→ やってみたいことは、今日この日に行動に移そう!
2.未来より、現在より、過去を見つめろ
・人生の時間
過去:最高
変えようがない決定事項
永遠に所有できる財産
現在:次々に過ぎ去るから、意識的に大事にするのは無理
一瞬で過去になる
未来:予測不能
・過去が財産になる
例 楽しかった旅行
苦労して、どうにかうまくいった仕事
→ ステキな思い出は、誰にも奪われない
好きな時に、好きな分だけ、味わうことができる
一旦足を止めて、思い出をしゃぶってみろ!
・今の生活をないがしろにしてよいわけではない
ステキな思い出を作るために、今を全力で生きよう!
3.ソクラテスと時空を超えろ
・過去をめちゃくちゃ大事にするタイプの考え方
自分の過去を味わいつくす
→ 他人様の過去も味わう
歴史に名を刻むような天才たち
その本を読んで過去をもっと楽しむ
例 ソクラテス
ピタゴラス
アリストテレス
・時空を超えて、人生が拡張
時代を代表するロングセラー本に触れよう!
ロングセラー本は、超純粋なギブ
例 YouTuber
広告収益が増えたらうれしいという下心
過去の賢者
ただひたすらに知識を分け与えてくれる
圧倒的ギバー
人生についても教えてくれる
4.セネカのしくじり人生
・セネカは、トップクラスに人生無駄遣いしていた
お金持ちでエリート
政治家にまでなる
頑張りすぎてお偉いさんに煙たがられる
→ 40歳のときに、島流し
8年後、政治の世界に戻る
皇帝の子供の教育係になる
皇帝に育て上げる
政界のトップまで大出世
しかし、育てた皇帝ネロが暴走
敵、部下、お母さん、奥さんを殺す
ネロは全く言うことを聞いてくれない
政界引退
61歳で執筆活動を始める
64歳で死んでしまう
ネロに自殺させられたらしい
・忙しく出世して、他人の評価だけを重視する人生は無駄
セネカの人生は、主張と真逆
資本主義の権化
・セネカのメッセージ
しくじりエピソードをもとに、我々に伝えようとした
魂の叫び
自分が経験したような苦しみを味わう人が減ったらいいな
・セネカにはたった3年で十分だった
セネカの最期は、周りを慰める余裕があった
さんざんな目に遭ったからこそ、たどり着いた本質的な生き方
⑴ 未来に期待しない
⑵ 過去を存分に味わう
⑶ 過去の賢者たちの本を読みふける
生き方も死に方も学ぶ
本要約と言えばのサラタメさんです。今回は、サラタメ的補足の代わりにセネカの人生について解説してくれています。セネカの人生を思うと、本の内容の深みが変わってくるように感じました。
今日のアクションプラン
・過去の経験で私の財産になっているものについて考えてみる
今日のアクションチェック
今の仕事を続けられている一番の要因は、初期の仕事で出すことができた成果です。思い出としても、よい財産になっています。
しかし、人とのつながりで財産になっているものが少ないことに気づかされました。
自分が大切で、他人を大事にしてこなかったつけが回ってきている気がします。
これからは、周りの人を大切にしていこうと思いました。
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