アメリカと日本の資格試験の比較
資格試験になぜ不合格になったのかという話は後段でお話しします。
8月にアメリカのG社の資格試験を受けました。そして、10月には日本の民間の資格試験を受けました。ともに、CBT(コンピュータで受験するテスト)でした。その違いが興味深かったので、まずそのことを書きます。
アメリカのG社 | 日本の民間試験A領域 | |
日 時 | 申し込んで3カ月であれば自由 | 指定される |
場 所 | 自宅 | 指定された専門学校の教室 |
受験時間 | 3時間(180分) | 1時間半(90分) |
料 金 | 1000円程度 | 10000円程度 |
内 容 | 選択問題が初めに少しあり、 30分程度かかる。 その後は、Googleドキュメントや スプレッドシートを使った実務問題 | すべてが選択問題 |
検 索 | 自由にネット検索してよい | 不可 |
一番の違いは、ネット検索してよいかどうかです。日本の試験が知識を求めているのに対して、アメリカの試験は、答えを見つけ出せるかを求めています。
また、日本の試験が選択問題だけなのに対して、アメリカの試験は実際にアプリを使えるかどうか、実際のパソコンの操作能力が試されます。
日本が知識偏重と言われるのが、今回の試験でも明らかになりました。実際、受験してみて、日本の試験は、60分くらいで終わって途中退席しました。しかし、アメリカの試験は、3時間目いっぱいかかりました。
日本の試験は確かに平等かもしれませんが、知識だけで人を測るのはそろそろ止めにした方がよいと感じました。
なぜ資格試験に不合格になったのか?
前段のアメリカの試験と日本の民間試験A領域は、合格しました。
不合格になったのは、日本の民間試験B領域です。
この試験は、プレゼンテーション能力を見るということで、動画を撮影して送って審査されます。
A領域は、ギリギリでした。落ちたと思いました。それくらい出来が悪かったです。しかし、このB領域は自信がありました。プレゼンテーションは、私の仕事とも関連があり、得意分野だったからです。
提出までに1週間くらいありましたが、2日目で提出しました。初日に完成していたのですが、一応一晩寝かせました。
この油断がいけませんでした。
プレゼンテーション能力を問う試験ではありましたが、業務に不具合が起きた場合にどのように説明するのかを問うていました。
そこで、ググりました。ググったときに、ピンとくる回答がありませんでした。まあ、それでも大丈夫だろうと思って、うまくまとめて提出しました。
それが甘かった。ググったときにピンとくる回答がないということは、自分で考える必要がある問題だったのです。しかも、それは環境によって、問題となる場合と問題にならない場合がありました。
私の環境では問題になりませんでした。実際に試して分かっていたのです。しかし、問題になる場合もあることを指摘することが抜け落ちました。全く念頭にありませんでした。
プレゼンテーション能力を測る問題にもかかわらず、採点基準の半分がそこの点を指摘するかどうかにかかっていました。
ゆえに不合格。しかも、プレゼンの能力の部分の評価も低かったです。
ピンとこなかった時点で気づくべきでした。
でも、挑戦したこと、行動したことは前向きにとらえています。この12月にもG社のより上位の資格試験を受験します。
頑張ります。結果をまた報告します。
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