中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITY
【孫子の兵法①】世界最高の戦略書!
【孫子の兵法②】曹操・徳川家康・ビルゲイツの愛読書!
2,066,499 回視聴2019/10/23・1,173,427 回視聴2019/10/24
・孫武 戦いに勝つための兵法家
中国 春秋時代に書かれた本
三国時代に曹操が注釈
宋の時代には武経七書のNO.1
武田信玄「風林火山」孫氏に書かれている
徳川家康「孫子」を武将に配る
孫正義・ビルゲイツの愛読書
・十三篇(漢文6000字)
①計 戦いは開始前が大切
兵は詭道なり(あざむくこと)
②作戦 お金の使い方が大事
③謀攻 戦うより作戦
彼を知り己を知れば百戦危うからず
勝てるとは言っていない
負けないことが大事で勝つことを急いだら危ない
小敵の堅は大敵の擒(とりこ)
弱いやつが敵に挑んだら必ず負ける
強い相手だと思ったら絶対に戦わない
戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり
最善の策は戦わないこと
④形 守りを固めて待つ
勝つべきは敵にあり
相手が崩れるのを待ちましょう
⑤勢 個人よりチームで戦う
上兵は謀を伐つ、その次は交を伐つ、その次は兵を伐つ、その下は城を攻む
まずは相手がしたいことをつぶす
次は、相手の味方をなくしていく
次は、相手と戦う
最悪なのは、城に攻めに行くこと
⑥虚実 弱いところ、強いところ
兵の形は水に象る(かたどる)
兵の形は水のように変化しなさい
実を避けて虚を撃つ
弱点を突け
⑦軍争 やるとなったら素早く仕留めろ
風林火山 → 風林火山陰雷 と続く
疾きこと風の如く
静かなること林の如く
侵略すること火の如く
動かざること山の如し
知りがたきこと陰の如く
動くこと雷の如し
サイレント & スピード
窮寇(きゅうこう)には迫ることなかれ
追い詰められた敵に攻撃し続けるな
⇔ 窮鼠猫を噛む
敵を殺すものは怒なり、敵の貨を取る者は利なり
敵を殺さずに利用しろ(仲間にする)
⑧九変
⑨行軍
⑩地形
⑪九地
呉越同舟
敵同士でも同じ舟に乗せたら手を取り合う
→ 違う敵を作れ
⑫用間 スパイを使え
姓名を知り、我が間をして必ず索めて(もとめて)之を知らしむ
敵を知るためにスパイを使え
⑬火攻 火で攻めろ
怒りをもって師を興すべからず
けして感情で戦ってはならない
・孫氏は、戦いの本でもあるが「人間関係」の本
さすがの中田さんです。今回の要約の中で、全十三篇を載せてくれているのは、中田さんだけ。ただし、すべてを網羅しているわけではありません。しかし、これだけ難しい内容を盛り込んでも面白く見ることができるのは「さすが」と思いました。
サラタメさん【サラリーマンYouTuber】
【世界最古&最強の戦略】孫子の兵法|相手の全てを奪う「地味すぎる勝ち方」
206,284 回視聴2021/06/12
・戦略におけるテッパンの「聖書」
約2500年以上前 中国の春秋戦国時代
孫武という戦略家のおじさんが書いた本
「孫氏の兵法」は聞いたことがあるが、意味がわからないという人が多い
・「孫氏の兵法」の超ザックリとした結論
戦わないで勝て、長く勝ち続けろ
リアルな勝負は、地味でダサいが、強いし、長く勝ち続ける
地味な勝利でもいいから、積み重ねたい人に向けた指南書
・絶対心がけるポイント3つ
①情報だけは圧倒する
②相手のミスを待ち、一瞬で仕留める
③負かした敵を味方にする
①情報だけは圧倒する
実力なんて相手に勝ってなくていいから、情報戦だけは勝て
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」
→ 絶対勝てる✖
危なくない〇 致命的な敗北は避けられる
敵の強みと弱みを数値で把握しろ
情報を得るためにスパイを使え
相手を欺いて情報戦を勝ち抜け
②相手のミスを待ち、一瞬で仕留める
有利なポイントが見つからない場合は、まだ戦わない
攻撃のタイミングは、敵をきっかけにする
「風林火山」
→ メリハリ
静かな状態で相手を油断させ、ここぞのタイミングで一瞬で仕留めろ
一瞬で仕留めるのは、長く勝ち続けるため
時間をかけすぎると、コストがかかりすぎて利益が薄くなる
③負かした敵を味方にする
⑴ リスク管理
「窮鼠猫を噛む」を避ける
精神的に相手を追い込み切らない
⑵ 兵力増強
終わりのない戦いのため、兵力が必要
相手の戦力もなるべく無傷でゲット
GAFAも同じ戦略で企業買収を行っている
・キューピーマヨネーズに対し、サラタメマヨネーズを置くためにはどうすればいいか
①情報だけは圧倒する
自分の強みと弱み、キューピーの強みと弱みを書き出す
ブランド力のある会社だからこそ、価格が高い
→ 自社商品の安さを、全力アピール
得意先で馬が合わない人がいる
→ うまくいっていない得意先を攻略する
情報を綿密に仕入れていくと、1つくらいは突破口が見えてくる
②相手のミスを待ち、一瞬で仕留める
突破口が見えたとしてもすぐに勝負はしない
得意先のおじさんが知りたそうな情報を流し続ける
ライバル会社の不祥事を待つ
→ 期間限定・超激安価格でサラタメマヨネーズを導入!
③負かした敵を仲間にする
キューピーの凄腕営業マンにすり寄る
→ 持ちつ持たれつの関係を築く
凄腕営業マンが移動のタイミングで、より有利なポジションに
・長く、着実に勝ち続けたかったら、派手さは捨てろ
本要約と言えばのサラタメさんです。今回はサラタメ的補足の代わりに「サラタメマヨネーズの話」が出てきます。孫氏の兵法をリアルな内容に落とし込んでわかりやすく説明してくれています。他の商品でもよいのに「マヨネーズ」にするのが、庶民派のサラタメさんらしいと思いました。
フェルミ漫画大学
【漫画】「孫子の兵法」をわかりやすく解説 〜世界最高の戦略書〜【要約/島崎晋】
100,838 回視聴2021/09/03
・2500年前の軍事マニュアル
孫武が立てた合理的な戦略
誰かと勝負をする場面で応用が利く本質的なもの
・勝つのではなく負けない態勢を作る
敗因は自分で作ってしまうモノ
→ 勝負はミスをした方が負ける
100%勝てそうなタイミングで動く
攻めより守りを固める
・短期決戦を心掛ける
戦いが長引けばどちらもボロボロになっていく
→ 他のライバルにつけ込まれる
勝つときは一瞬で勝って、すぐに立ち去る
・負ける戦をしない
格上とよくわからない相手には挑まない
相手について分析する
→ ライバルの態勢が崩れたら攻める
・組織全体の心が1つになっているか?
チームの気持ちが1つになっていないと大きな結果は出せない
・相手になめられた方がいい
戦は相手をいかに騙すかで決まる
「能ある鷹は爪を隠す」
注目されていない方が勝ちやすい
・有能な武将には干渉し過ぎない
有能な人を雇ったら任せて見守る
・戦わずして勝つ
相手を追い込まずに降伏させて、仲間にする
→ 相手の戦力を吸収できる
・選択の幅を広げること
相手に自分のやり方がバレないように、たくさんの選択を持っておく
ワンパターンは必ず勝てなくなる
最低3~5つ。それを組み合わせる
・情報に投資する
優秀なスパイを雇え
相手の弱点を突くための情報を身につけておく
「相手を知り己を知れば百戦危うからず」
・なんかダサくない?
きれいごとでは戦は勝てない
誰の目にも明らかな勝利は真の勝利とは言えない
みんなが気づいていない間に天下を取るようなしたたかさが必要
マンガで本要約のフェルミ大学さんです。今回は、フェルミ大学さんの例えのうまさを特に感じました。マンガの年代に合わせて、戦争をバトルゲームに例えるなどはとても分かりやすいと思いました。
今日のアクションプラン
・自分の情報収集方法について検討する
今日のアクションチェック
ICT関係の情報収集は、ネットとリモートでの学習を行っています。本当はリアルな情報交換の場が欲しいですが、伝手がありません。
仕事に関わる情報収集は、今のところ同僚3人が情報源です。上司とのコネクションが弱いので、その改善を図ります。
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