見たことのない仕掛けに戸惑いました

見たことのない仕掛けに戸惑いました マコなり実験

「一撃!対振り飛車へなちょこ急戦」からの学び
56.対中飛車後手番3二金
(持久戦にして松尾流穴熊)

図1 腰掛銀から4五歩
飛車を引くのがポイント(3七角打ちを消す)
図2 角交換から3一角打で馬を作る
図3 5五歩にも強く同銀
桂馬は取られるが銀を追う
図4 桂打ち・角打ちにも落ち着いて対応
図5 銀成には金寄り
3八角の割打ちを消す

 57.対向かい飛車5二金・6四歩型(2九飛車と引いてから4五歩)の棋譜

見たことのない仕掛けに戸惑いました

図1 見たことのない仕掛け

 今日のお相手は、レート1719の2段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。

 相手の方のプロフィールには、オールラウンダーとありました。普通の4五歩急戦になるかと思いましたが、図1のように見たことのない仕掛けをされました。

 3五歩・1筋の歩を切って、飛車先をついてくる仕掛けです。同歩なら、1四香と歩を取って、3四歩と打つ狙いです。

 悩んだ結果、同角と取りました。最善手でよかったです。

図2 中央から動いたが

 左辺は制圧されそうなので、私は5五歩と中央から動きました。しかし、図2では、私が不利になっています。2四飛車と切り、4三角と打つ手があるからです。

 相手の方が、2五歩と打ってきたので、難を逃れました。

図3 角交換

 図3で、私は5四歩と打ちました。このままだと6五銀と取られてしまうからです。相手の方の4四角で、角交換になりました。

図4 指し手に迷いました

 図4で、指し手に迷いました。最善手は、4四歩でした。その手も見えたのですが、3五金のあとが分かりませんでした。

 私は、3三歩から銀を活用しようと考えました。しかし、この手は、疑問手でした。私が、不利になりました。

図5 相手の方の悪手

 図53七桂は、相手の方の悪手でした。3七の桂がいなくなると3七角と打ち込むことができます。私は、3三桂と跳ねて、桂交換を目指しました。

図6 桂交換から角打ち

 図6では、桂交換から3七角打が実現して、私が有利になりました。飛車も交換できる形となり、駒がさばけています。

図7 投了図

 図7で、相手の方が投了されました。早い投了ですが、5八銀を馬で取る手を受けても、1手1手だと判断されたのだと思います。

 今回は、秒に追われながらも、比較的落ち着いて指すことができました。決定的な悪手をささず、相手の失着を待つことができました。

 これからも、落ち着いて指すことを心がけていきます。

雑記 「平和の国の島崎へ」8巻を読みました

「平和の国の島崎へ」8巻

 「平和の国の島崎へ」8巻を読みました。「平和の国の島崎へ」は、戦場との対比で、日本の古き良き時代を感じさせてくれる作品です。

 毎回、「島崎が戦場に戻るまで、あと〇〇日」というメッセージが最後に出ます。昭和生まれの私は、宇宙戦艦ヤマトを思い出します。「地球滅亡まで、あと〇〇日」というヤツですね。

 作者が、どこまで意識しているのかが、ちょっと気になりました

コメント

タイトルとURLをコピーしました