三間飛車の急戦定跡
下のように5五歩から仕掛けてくる定跡を覚えていませんでした。しっかり勉強しようと思います。石川先生、いつもありがとうございます。
5五歩・4五歩という急戦定跡
飛車を2筋のままで対応する場合
⑴ 5五歩・4五歩に同歩とは取れない
相手は4六銀
⑵ 5四銀と上がる
相手は5五銀
⑶ 同銀
相手は同角
⑷ 4三金と上がる
相手は8八角
⑸ 4五歩
相手は5五銀打
⑹ 4四銀打
相手は同銀
⑺ 同金
相手は2四歩
⑻ 同歩
相手は2三歩
⑼ 同飛車
相手は3二銀打
⑽ 2二飛車
相手は2一銀成
⑾ 2三飛車
相手は1五桂打
⑿ 2一飛車
相手は4五桂馬
ここから金を引く・角を引くという2つの分岐があり、難しいそうです。うーん、難解な変化です。
飛車切りと詰みが見えませんでした

今日のお相手は、レート1696の2段の方でした。相手の方から対戦を申し込まれました。対局していただき感謝です。
相手のプロフィールには、オールラウンダーとありました。相手の方が、居飛車を選択され、図1のように5五歩から仕掛けてこられました。
この仕掛けがあることは知っていましたが、しっかり定跡を把握できていませんでした。同歩から手探りの将棋になりました。
同歩・4五歩・4二飛車・4六銀に対する対応は、5六歩とつきだすのが最善でした。私は、5四銀と上がったのですが、この手も悪手というわけではありませんでした。

図2で、指し手に迷いました。4五歩か、5四銀と打つのが最善でしたが、私は、1二香車と上がりました。この手が緩手で、相手が有利になりました。
4五歩は、香車を取られて、4四香と打たれるのが嫌でした。しかし、4六歩・4七歩成・5二銀打とガリガリ攻める手があったようです。でも、飛車を取られる変化は怖くて指せません。
5四銀は、4四角・4五銀・1一角成・4六歩打となり、これも互角ですが難しい変化です。4五銀と取る手は、発見できていなかったかもしれません。

相手の緩手もあり、局面は互角で推移しました。図3の2二歩打が相手の方の緩手でした。ここで、5五歩と打っていれば、私が有利だったようです。しかし、3三桂馬と跳ねたので、また互角に戻りました。

桂交換から、相手の方が桂馬と銀を打って攻めてこられました。この構想が良くなく、私が優勢になりました。

図5で、角を成る予定だったのですが、躊躇しました。5八銀打と受けられた後の手が見えなかったからです。しかし、6六桂打・同歩・同馬が金取りになるので、この手が最善でした。

ずっと私が有利で推移し、問題の局面である図6になりました。相手の方が2四飛車と角を飛車で取った局面です。この手を見落としていました。これで、7一角打ちからの詰みが生じました。
しかし、この局面は、相手の玉に詰みがあり、私が勝ちでした。4八角打・4四玉・5六金打・同銀・同と金・4五玉・5五金打・7五玉・7四銀までの詰みでした。
私は、玉が上がった後の金打ちに桂馬が利いていることが見えていなくて、この筋はダメだと判断しました。私は、5五角打と指しました。

図7で、受けに回っていれば勝ちがありました。しかし、詰まさなくてはいけないと思い込んでいる私は、王手を続けました。
7四桂打で敗勢となりました。同銀と取った手で、7三に空間が開くので玉が逃げられるのではないかと思っていたのですが、逃げられなかったです。

図8で、最後のチャンスが訪れました。7五銀打・同歩・7六金打・9七玉・7九角打・9八玉・8八角成の簡単な詰みがありました。
しかし、7六に桂馬が利いていることに気づかず、この詰みを見落としました。秒に追われていたのもありますが、ひどすぎです。
今回は、詰みを2回も見落とすという最悪の将棋でした。終盤力の弱さが原因です。詰将棋をもっとやりこもうと思いました。
雑記 「海へ」で夕食を食べました


「海へ」で夕食を食べました。コロナ前には、何度か来ていたのですが、コロナ後は初めてです。以前は、ランチもやっていたのですが、ランチメニューはなくなってしまいました。
ゆえに、すべてがお酒のあてになってしまっていました。お酒を飲まなくても、お通しの注文が必要です。
仕方なく、ラーメンサラダを注文しましたが、お酒のあてなので、しょっぱいです。食事として食べるものではありませんでした。
食事メニューがなくなったのは、とても残念でした。
コメント