見落としがひどすぎる…

見落としがひどすぎる… 4段への道

6四銀・7三桂型 対策

知ってたら勝てる64銀73桂型に対する重要すぎる考え方を伝授します。
知ってたら勝てる64銀73桂型に対する重要すぎる考え方を伝授します。

 先日、指されて困った6四銀・7三桂型の対策について学習しました。モックンさん、いつもありがとうございます

 6四銀・7三桂型 対策
 左辺で押さえ込む力が強い
  左辺でさばこうとしない
   → 玉頭方面での戦いを目指す

 ⑴ 6七銀・5七金と構える
 ⑵ 4六歩をつかず、3六歩をつく
 ⑶ 4六金と出る
 ⑷ 3五歩と仕掛ける
  1歩交換して3六金の形にする
 ⑸ 銀冠にする
 ⑹ 4筋・2筋の攻めをねらう
 ⑺ 4八飛車と回る
 ⑻ 6八角と引く
  角も攻めに使えればより良い
 ⑼ 4五歩・2五歩・1五歩をつき捨てる
 ⑽ 2五桂跳ねから全力で攻める

見落としがひどすぎる…

図1 向かい飛車

 今日のお相手は、レート1620の初段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。

 相手の方のプロフィールには、純粋居飛車党とありました。角道を開けずに飛車先を伸ばしてくる指し方でした。この戦い方には、向かい飛車にできます。私は、図1のように向かい飛車で対抗しました。

 相手の方は、腰掛銀からの速攻でこられました。向かい飛車のよいところは、飛車先突破がないので、図1で同歩と取れることです。

図2 桂馬を歩で取れる形

 相手の方は、桂馬を跳ねてこられましたが、図2のように、歩を打って攻めをあせらせました。もちろん、相手の方は5五角と打って、桂馬を取れないようにしてきました。

 私は、5四歩で角を追い払ってから、3七角と打って馬を作りました。相手の方も打った角の活用を目指して、7五角と出られました。

図3 最善手は5五歩

 図3で、最善手は5五歩でした。この手は見えませんでした。しかし、当然4五歩と桂馬を取る手は見えていました。私が見落としていたのは、5三桂成です。3一角成の一手だと思い込んでいました。

 2三飛と浮いて、形勢を不利にしました。相手の方は当然、5三桂成としてきます。次に、4三桂馬と取られる同金・3二銀の割打ちが嫌でした。そこで、同金と取りました。

図4 飛車の捕獲を目指しました

 図4桂打ちに期待していました。実際は、4八金で大した効果がなかったのですが、6八金と逃げる一手と勘違いしていました。そうすれば、3八桂成から飛車を捕獲できそうです。

 相手の方が、6八金と指してきたので、飛車の捕獲ができそうになりました。しかし、実際は3八桂成・5九飛車・4八成桂・2九飛・3八成桂・5九飛と千日手模様です。

 千日手にする権利は私にありました。千日手にすればよかったのですが、7七馬と打開にいきました。それが間違いでした。

図5 飛車を捕獲できました

 相手の方が銀交換にこられたので、図5飛車を捕獲することができました。しかし、正直、感触の良い銀打ちではありません。働きのない駒になるからです。

 3二馬に手拍子で、5三飛車と逃げました。捕獲していた飛車が、2四飛と逃げる手を見落としていたのです。これで動揺してしまい、手が見えなくなりました。

図6 相悪の見落とし

 そして、図6最悪の見落としをしました。馬にヒモがついていると思い込んでいたのです。私は、3三歩と打ちました。3七飛と馬を取られてビックリです。もはやどうすることもできず、投了しました。

 今回の反省は、見落としてひどすぎたことです。練習将棋では勝てるのですが、レート戦だと勝てません緊張してしまうことが原因の1つだと思われます。

 明日が、また降段戦になります。いつになったら4段になれるのでしょうか。道のりは遠いです。

雑記 「あかね噺」が面白かったです

あかね噺

 最近、マンガをいろいろ読んでいて、その中で「あかね噺」が面白かったです。落語がモチーフのお話なのですが、素人の私は、かなりリアルに落語の世界を表現していると思いました。

 落語のマンガ・アニメと言えば、「昭和元禄 落語心中」も面白かったです。しかし、こちらは落語がモチーフですが、落語を話す場面は、そんなに多く出てきません

 それに対して、「あかね噺」は、落語家として成長していく少女のお話です。落語自体の巧拙の評価が出てくるので、アニメ化は難しいと思われます。

 アニメ化できたら、本当にすごいですね。

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