方針が分からず指して負けました

天守閣美濃に対する三間飛車の指し方

　プロの藤森先生による三間飛車対天守閣美濃の戦い方です。天守閣美濃は強敵で、4枚美濃にさせないのが基本です。しかし、藤森先生は、石田流で対抗されていました。

　天守閣美濃に対する三間飛車の指し方
　⑴ 石田流５七角型に組む
　⑵ ５八銀と引いてプラチナ美濃に組む
　⑶ タイミングよく飛車交換をする

　今回の動画は、あまり振り飛車側が有利になっていない気がしました。天守閣美濃は、玉頭攻めが、やはり優秀です。

方針が分からず指して負けました

　今日のお相手は、レート1594の初段の方でした。私から対戦を申し込みました。対局していただき感謝です。

　相手の方のプロフィールには、振り飛車党とありました。私が飛車先を８五までつかないのを見て、逆に８六歩とついてこられました。相手の方は、向かい飛車です。

　角交換から、飛車交換を目指すこの向かい飛車は、向かい飛車側をもって指したことはあるのですが、居飛車側は指すのが初めてでした。

　方針が分からなかったので、最近見た金無双急戦の形をとりました。しかし、方針を決めずに指したのが間違いの始まりでした。

　「角交換に5筋をつくな」の格言を無視していた私は、相手の方に図2のように馬を作られました。早くも不利になりました。

　相手の囲いは、玉頭が弱いので、２五歩とついて玉頭を狙っていきました。しかし、馬が守っているところを攻めるのは、あまりに無謀でした。

　逆に図3では、玉頭を逆襲されて、劣勢です。桂馬で銀を狙われていますが、銀を引くと馬を５六に寄られて、私の王が逃げられなくなります。銀をあきらめて逃げたのですが、時すでに遅しでした。

　図4で、飛車金両取りをかけらえて、挟撃されては、もはや勝てません。こちらの攻めるターンが回ってこないからです。

　ここからは、一方的に攻められて負けました。初段の方との対戦で、勝負にもさせてもらえないなんて、ひどすぎです。

　今回の反省は、方針を決めないで指したことです。今考えると、メリケン向かい飛車と同様に、5筋ではなく、4筋をつくべきでした。

　角交換にも応じずに、持久戦にすれば、まだ勝負になったかもしれません。正直、3段までいった私が初段に負けるはずがないと侮っていました。

　こんな気持ちで勝てるはずがありません。しかも、いつもよりも、持ち時間が短い将棋なので、秒読みにも追われてしまいました。

　これで、3段すら遠のきました。私は、4段になれる日が来るのでしょうか。スランプという言葉で片づけたくはないですが、正直、どうしたらよいのか分かりません。

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