変わらない本当の理由を紙1枚だけで明らかにする方法
・免疫マップ
・自分でも必ず一度はやった方がよい自己変革の方法
私は、免疫マップを以前書きました。マコなり社長の別の動画を観て書くことにしたのです。マコなり社長は、初期の動画の中から有益であるものを何本か作り直してアップされています。免疫マップもその一本で、新しい方の動画を観ました。
免疫マップとは何か?
・ハーバード大学、教育学大学院で生み出された新しい手法
・なぜ人と組織は変われないのか
・免疫マップの全体図
改善目標 阻害行動 裏の目標 固定観念
・重要なポイント
人が変わりたくても変われないというのは無自覚なウソ
変わらない目的がある → 裏の目標
・裏の目標は「嫌われる勇気」アドラー心理学の目的論に似ている
原因があって行動しているのではなく、目的のために行動しているという考え方
・裏の目標は、固定観念から生まれる
・免疫マップを書く上でのポイント
相手の考えを決めつけてはダメ
・改善目標と阻害行動が一緒でも、裏の目標と固定観念が全く違うことがある
裏の目標は必ず本人から引き出すこと
・裏の目標は、本人にとって認めたくないものになる
・強力な固定観念を捨てなければ、人は絶対に変わらない
・向き合いたくない現実に向き合うことになる
以前書いた免疫マップの内容は、次のようなものでした。
改善目標 ~ 多量の飲酒をやめたい
阻害行動 ~ 平日は、帰宅したらすぐに飲み始める。休みの日は、昼からでも飲んでしまう。
裏の目標 ~ 飲酒によって、嫌な現実を忘れたい。今を考えたくない。現実逃避をしたい。
固定観念 ~ 飲酒以上に楽しいことがない。飲酒が一番楽しい。一番の快楽
向き合いたくない現実が見えてきました。
免疫マップをもとに人を変える方法
・数か月~1年かけて強力な固定観念を捨てていく
・弱い力を長い時間かけていくことが大事
・弱い力とは、固定観念と逆の行動
・固定観念と逆の行動ができたかを1週間に一度15分程度振り返る
免疫マップを書くときに、固定観念として「飲酒を一番の快楽」だと考えていることに気づくことにかなりの時間がかかりました。やめたいのにやめられないときというのは、自分が見えなくなってしまっています。「楽しみ」と「快楽」では、ニュアンスがかなり違います。「楽しみ」はご褒美のニュアンスが強いですが、「快楽」は依存です。もはや中毒に近い状況でした。毎日行っているとその行動を自己正当化しようとします。正常性バイアスがかかります。
正常性バイアスとは、「自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと」です。今回の飲酒であれば、これくらいならまだ大丈夫だろうと判断していました。「ビール500ml3本、まだ大丈夫。仕事に支障をきたしたわけではない」「休みの日は昼から飲んでも大丈夫。だって、朝にはアルコールは抜けているんだから」という感じです。
「楽しいことがない」という固定観念から、対策を考えました。休みの日は、サウナに出かけて、昼ご飯を外で食べて飲めないようにしました。田舎なのでサウナに出かけるときは、車です。当然飲めません。現在は、サウナが休みの日の一番の楽しみとなりました。
平日の量を減らすことは、難しかったです。まずは、事実として1日の適切な飲酒量を調べました。1日純アルコールにすると20mlが適正量だそうです。ビールで換算すると500ml1本です。「少な!」とビックリしました。そして、帰ってすぐに飲むことをやめました。ルーティーンを入れました。ブログの下書きとストレッチです。やることあれば、飲まなくて済みます。居間では、ビール350ml1本と日本酒をお猪口で2杯です。ビールは、夕食と一緒に飲みます。日本酒は、7時に1杯、8時に1杯と決めて飲んでいます。あらゆることをルーティーンにしてしまうと楽に続けられます。
免疫マップのおかげで多量の飲酒から脱することができました。
今日のアクションプラン
・免疫マップを仕事で活用する
今日のアクションチェック
免疫マップを活用しようと改善すべきことをゼロ秒思考のメモ書きで書き出しました。
最初に思い浮かんだことは、コミュニケーションの少なさに関してでした。コミュニケーションの基本は、財オンス効果をねらって、人の輪の中にいることです。しかし、選択的に音を取得することが苦手な私にとっては、人の輪の中にいると話がほとんど聞き取れません。
今回は改善目標を立てる前に挫折してしまいました。
コメント