サラタメさん【サラリーマンYouTuber】
【15分で解説】銃・病原菌・鉄|世界征服に必要な条件
188,367 回視聴2020/03/07
・人類の歴史の真相を紐解く
なぜヨーロッパ諸国は強かったのか?
ヨーロッパ系の白人が優秀な遺伝子を持っていた
→ 短絡的発想。人種差別を生む
ヨーロッパ諸国が強かったのは環境要因
土地が良かっただけ
・どのように銃・病原菌・鉄を手に入れたのか?
ユーラシア大陸の環境が良かった
横長の大陸だった
・横長の大陸 = 緯度が同じ
同じような気候になる
→ 世界征服に好条件
農業がうまい
→ 国が強くなる要因
ヨーロッパ諸国は農耕に適した環境・家畜が豊富
横長で気候が同じだったので、別の国でも同じ農業が簡単に成功した
→ ヨーロッパ諸国は、農業で圧倒的に進化
・アフリカ大陸は条件が厳しかった
アフリカ大陸は縦長
→ 国によって気候が違う
農業のノウハウが通用しない
試行錯誤する時間もない
→ 狩猟で食物を調達
農業が発展しない
・農業と狩りを比較
農業は狩りより貯蓄できる
→ ヒマが生まれた(階級社会)
ヒマと欲望が鉄・銃を生み出した
・病原菌
ヨーロッパ諸国では、家畜も含めた人口密度が高くなった
→ 感染症が増えた
家畜と近い距離で生活することによって感染症が蔓延
→ 多くの死者が出たが、免疫もできた
世界を植民地化
→ ヨーロッパ系の人は家畜からの伝染病の耐性ができていた
意図せず人が生物兵器となる
征服のときに撃ち殺された人よりも病原菌で死んだ人の方が多い
・サラタメ的補足
「環境が9割」
サラリーマンも環境次第
生物学的に劣っていることはない
会社の仕組みの問題
「逆境のメリット」
ぬるい環境に行けばいいというわけでもない
中国の事例 ~ 中国もヨーロッパに環境としては似ていた
しかし、中国はうまくいかなかった
外との競争よりも国内統一を優先 → 力を持てない
閉じこもることは失敗に繋がる
・現代の中国は、閉ざされているからこそのイノベーションを起こしている
→ 逆境が最高の環境になりうる
今だけでは環境の良し悪しは判断できないので、人生トータルで判断すべき
本要約と言えばのサラタメさんです。今回もサラタメ的補足でサラリーマン目線で「環境」について話されています。「逆境のメリット」というところまで話を持って行くのは、サラリーマンで苦労されたサラタメさんならではだと思いました。
アバタロー
【28分解説】銃・病原菌・鉄|ジャレド・ダイヤモンド ~世界に衝撃を与えた人類史の究極ミステリー~
198,507 回視聴2020/03/16
・ヨーロッパ人が世界を征服していくことができた謎を解き明かす
遺伝的な優劣があるという考え方がいまだに残っている
民族的な優劣などあるはずがないという主張
・なぜヨーロッパ人は「銃・鉄・病原菌」を持つことができたのか?
1万3000年前は、人に差はなかった
大航海時代、征服者が現れる
コロンブス・コルテス・ピサロが海を渡った理由3G
①Glory:栄光
②Gospel:宗教的情熱
③Gold:黄金
・コロンブス ~ 先住民の大量虐殺
コルテス ~ アステカ帝国を滅ぼす
ピサロ ~ インカ帝国で起こる病原菌による内乱
病原菌によってインカ帝国を滅ぼす
・新大陸の人たちは、旧大陸から持ち込まれた病原菌の免疫がなかった
ピサロは166人で2000人のインカ帝国の人たちと戦った
この戦いの決着の絵が、この本の表紙になっている
・「差」は「大陸(環境)」が生んだ
ユーラシア大陸は「家畜」と「植物」に恵まれていた
動物の家畜化は難しい
家畜は14種類しかいない。そのうち13種類がユーラシアに存在
ユーラシア大陸は「農耕」が発達しやすかった
「農耕」がもたらした「病原菌」と「免疫」
・「銃」と「鉄」も結局は同じ環境要因に行きつく
ユーラシア大陸は横長 = 緯度に大差がない
食料生産力が飛躍的に向上していく
食料の余剰が複雑な社会形成につながる
ユーラシアは「拡散」を強みとする大陸となった
「拡散」が「銃」や「鉄」という高度な技術の発明には必要だった
・多様性(ダイバーシティ)
表面的な違いを一方向から見るのではなく、いろんな側面からみることの大切さを教えてくれる一冊
アバタローさんの作品は、アニメーションではなくいろいろな動画を組み合わせて表現されています。一見不利に思われるこの特徴が、他者との差別化になっています。また、時間が長く、要約というよりは語りとしての面白さがあります。方向性は違いますが、中田さんと通じるものがあると思いました。
今日のアクションプラン
・今の自分が置かれた環境について考えてみる
今日のアクションチェック
仕事の環境を変えるために、半年かけました。今の係の仕事を得るために、根回しや自分にしかできない仕事を請け負いました。
結果、部署を移動でき、今の仕事には満足していてやりがいを感じています。
今の仕事がつらい人は、仕組みで環境を変える方法を考えてみましょう。
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