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新刊『観察力の鍛え方』を読み解く|佐渡島庸平×安斎勇樹 対談
2,653 回視聴2021/10/01
・5章構成
第1章
観察力とは何か?
観察を巡る旅への誘い
第2章
「仮説」を起点に観察サイクルを回せ
5つの具体的アクション
第3章
観察は、いかに歪みを生むか
認知バイアス
第4章
見えないものまで観察する
感情類型と関係性
第5章
あいまいのすすめ
正解を手放し、判断を保留する
・観察の定義
物事の状態や変化を客観的に注意深く見て、組織的に把握すること
いい観察
仮説を持ちながら客観的に物事を見る
仮説と物事の状態のズレに気づき、仮説の更新を促す
悪い観察
仮説と物事の状態に差がないと感じる
わかった状態になり、仮説の更新が止まる
・観察力を阻む「眼鏡のようなもの」
⑴ 認知バイアス(=脳)
危機を回避するための短縮コマンド
人間をたくさん助けてきている
無意識なので気づくことができない
心理学で明らかになってきている
→ 知っていることでだいぶ変わる
⑵ 身体と感情(=感覚器官)
なかなか意識できない脳のバグ
自分の身体と感情によるものを相手のせいだと思ってしまう
⑶ コンテクスト(=時空間)
他責にしてしまうのは脳と仕組み
・「問い → 仮説 → 観察」のサイクルを回す
行動サイクル
振り返り → 計画 → 実行
「計画」を起点に考える
→ 実行の熱量が上がらない
計画倒れになりがち
「振り返り」を起点にする
→ 熱量が高まる
観察(思考)サイクル
仮説 → 観察 → 問い
「仮説」をとにかく立てる
→ 「仮説」を検証したいという欲望が生まれる
「観察」のサイクルが始まる
著者との対談形式で、本の内容が少しだけ紹介されます。この作品からは「観察を阻むもの」について知ることができました。バイアスはやはり影響が大きいようです。
チラヨミ by bizplay 〜ビジネス書のエッセンスが学べる〜
アウトプットが劇的に変わる「観察力」の鍛え方【観察力の鍛え方 ①】
ドラゴン桜の仕掛け人・佐渡島庸平氏が語る「内省」のススメ【観察力の鍛え方 ②】
235 回視聴2022/05/07・78 回視聴2022/05/07
1.良質な「観察力」とは?
・観察力が足りないとは?
観察を一言では表現できない
・観察力
時間をかけて醸成していくタイプの能力
・日頃の良い情報が良いアウトプットに繋がる
いきなりアウトプットができるわけではない
・どの情報を得て、どう生かすかは見ている人次第
観察力が良い
24時間365日良いインプットへつながる
・学校に通うこと
インプットとアウトプットの時間が分断されている証拠
インテリジェンスとは情報をどう取り扱うか
→ 世の中を見て何を観察するかが全て
2.「観察力」を鍛えるには
・自分の身体すら観察できていない
例 何回、呼吸しているのか?
体自体が世の中を把握するセンサー
でも、センサー自体について意識下では把握できていない
身体を把握できる
冷静に世の中を観察できる
→ ヨガ・座禅
身体のことがわかるようになる
・観察とは仏教用語
観察力について考える
仏教について考えるようになる
・仏教
自分を観察し内省すること
内省を経ることで世の中が見えてくる
→ ジョブズが禅にハマった意味が分かってきた
アメリカでマインドフルネスが流行する理由
・観察とは?
思いっきり世の中を凝視すること ✖
データ収集 ✖
→ 自分の状態を理解できると見えてくるだけ
・人は感情的な生き物
感情に影響を強く受ける
でも、感情がどう変化したかを言語化するのは難しい
例 味・香り・感情
抽象的なものは記憶することが難しい
・論理とは記憶するためのツール
ストーリーや論理
現実社会の真理と結びついている ✖
人が記憶しやすい 〇
脳が受け入れやすい情報の形
・五感に影響を与える部分は大きい
そこに気がつけるが重要
・観察力を向上させるために
外部の観察すべきチェックポイント ✖
自分を正しく理解すること 〇
著者との対談形式で、著者の考えを聞くことができます。この作品からは「観察とは外部ではなく、内部が重要」ということが目からウロコでした。正しく周りを見るために、自分の状態を把握できる努力をしていきたいと思いました。
三浦元伸の人生を変える1冊の本
観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか
31 回視聴2022/08/09
1.観察力とは何か?
・インプットの質が良ければアウトプットの質も良くなる
インプットの質を高めるのが観察
・いい観察と悪い観察
悪い観察
仮説と物事の状態に差がないと感じること
わかった状態になり仮説を更新が止まる
・観察を阻むもの
⑴ 認知バイアス
⑵ 身体・感情
⑶ コンテクスト
→ 「観察力」こそがドミノの1枚目
2.「仮説」を起点に観察サイクルを回せ
・観察サイクル
仮説 → 観察 → 問い
・行動サイクル
振り返り → 計画 → 実行
計画を起点に考えてはダメ
熱量が上がらず計画倒れになりがち
・料理人の3タイプ
オリジナリティについて解説
3.観察は、いかに歪むか
・バイアス
⑴ 確証バイアス
自分にとって都合の良い情報ばかりを無意識に集めてしまう
⑵ ネガティビティバイアス
人はネガティブな情報に注意を向けやすく、記憶にも残りやすい
⑶ 同調バイアス
集団の中にいるとついつい他人と同じ行動をとってしまう
⑷ ハロー効果
対象が持つ顕著な特徴に引っ張られる
ほかの特徴についての評価が歪められてしまう
⑸ 生存者バイアス
生存した物のみを基準とすることで誤った判断を行ってしまう
⑹ 後知恵バイアス
物事が起こった後に予測可能であったと考えてしまう
⑺ 正常性バイアス
異常事態に直面しても正常の範囲内であると判断し、平静を保とうとする
→ 人は自分が見たいものだけを見ている
スライド4枚による短時間での独り語りです。この作品からは「バイアス」について考えさせられました。バイアスは、名前と意味が結びつきずらく覚えにくいです。今回もググってしまいました。
今日のアクションプラン
・自分の状態を把握するために行っている努力について考える
今日のアクションチェック
自分の状態を把握するために、朝起きたときに次のことを行います。
「本日の目覚めに感謝します」と声に出します。
頭から順に調子が悪い、不具合がないかをスキャン。
調子悪くないときは、それぞれの部位に感謝。
調子の悪い場所は、事実だけを確認してトレーニングのときに手当てします。
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