「現代振り飛車ってこういうこと」からの学び
居飛車持久戦6六銀型④5四銀に6六銀
(一段金のまま4五歩・4四角で振り飛車戦える)




居飛車持久戦6六銀型④5四銀に6六銀(一段金のまま4五歩・4四角で振り飛車戦える)の棋譜
有利を拡大して勝ち切ることができました

今日のお相手は、レート1799の2段の方でした。相手の方から対戦を申し込まれました。対局していただき感謝です。
相手の方のプロフィールには、中飛車マニアとありました。私は、一直線穴熊を目指したのですが、早めに動いてこられそうだったので、左美濃に組みました。
図1は、相手の方が向かい飛車に振り直して、飛車先の逆襲を目指してきたところです。それに対して、私は、5四歩から中央で動きました。

図2の相手の方の7五銀は悪手でした。7四歩とつくと6六への利きがたりなくなります。5五銀と出て、6六歩から突破できそうです。

図3で、相手の方は6六角と切ってこられました。苦渋の角切りです。私は、同角としましたが、同飛車の方が次の7六飛車が厳しく、わかりやすかったようです。

図4で、7二角が絶好の角打ちでした。飛車角交換で、馬が相手陣に残り、私が好調です。次の4七歩成からの攻めも残っています。

図5で、3七桂成が決め手でした。同桂しかありませんが、飛車筋が通ってくるので、4九龍と取って2枚替えで、相手に受け駒がありません。
仕方なく、3九飛車と打ってきましたが、4二龍と引いたところで、相手の方が投了されました。今回の将棋は、相手の飛車先逆襲の構想よりも、私の中央突破の構想が勝った1局でした。
これからも相手の構想に対して、自分がどのような方針でいくのかをしっかりを考えて指していきたいと思います。
雑記 「3月のライオン」17巻を読みました

「3月のライオン」17巻を読みました。将棋マンガは、必ず読むようにしています。その中でも「3月のライオン」は、アニメ化も映画化もされている将棋マンガでいちばん有名な作品です。
島田研の弟分同士であり、ライバルである二人の獅子王戦・決勝トーナメント零VS二海堂戦が前半のメインです。
奇策と取れるような手を繰り出す零に対し、あくまでも堅実に正攻法を行く二海堂。2人の熱すぎる勝負の行方は、果たしてどうなるのでしょうか。
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