本要約チャンネル【毎日19時更新】
【橘玲推薦】「日本人の9割が知らない遺伝の真実」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
361,706 回視聴2020/10/27
・人生は遺伝と環境で決まる
科学的根拠は?
・行動遺伝学
能力や性格への影響を明らかにする科学
・世界はしばしば厳しくて理不尽
だが、案外捨てたものではない
・遺伝の影響をどのように調べるのか
人間は生まれながらに平等であり、すべての才能は環境によって決定される
→ 好まれる考え方
知能や才能は遺伝する
→ すべてが遺伝で決まってしまうという嫌われる考え方
・一卵性双生児を調べる方法(双生児法)
一卵性双生児と二卵性双生児の類似性を比較する
二卵性双生児の遺伝性は50%
数多くの一卵性・二卵性の双生児を調べた結果で判断
・相関係数
2つの関係性が同じなら1
2つの関係性がないなら0
・指紋の線の数の相関係数
一卵性双生児 0.98
二卵性双生児 0.49
このように相関係数が2:1になっているとき遺伝の関係が大きい
・体重
一卵性 0.9
二卵性 0.46
遺伝の影響がある
・IQ
一卵性 0.73
二卵性 0.46
遺伝以外の何らかの影響がある
ここでの「何らか」とは、共有環境(似させるように働く環境)のこと
一卵性の0.73は、非共有環境(似させないようにに働く環境)が働いている
・寄与率 ~ 遺伝・共有環境・非共有環境の影響があるかを%で表したもの
IQ
遺伝 54%
共有環境 19%
非共有環境 27%
指紋
遺伝 98%
共有環境 0%
非共有環境 2%
体重
遺伝 88%
共有環境 2%
非共有環境 10%
・知能は5割以上が遺伝
共有環境も影響あり
年齢が上がると遺伝の影響が大きくなる
・学業成績も5割以上が遺伝
共有環境も影響あり
・学力や知能は遺伝的影響が大きい
学力は勉強すれば平等に伸びていくと思われている
しかし、そうではない
努力すればできるは間違っている
・知識と知能はイコールではない
知識だけで政治、経営、環境が上手くいくわけでもない
・学歴社会は、1つの能力に優れた人が全てに優れているよう思ってしまっているだけ
勉強ができる人が優秀な人間ではない
受験は一つのことを計る種目に過ぎない
・自分自身の新しい価値観を持とう
1日2本の本要約チャンネルさんです。美しいアニメーションで、今回はどのように遺伝による影響を判断するのかということを説明されています。かけっこの国の例えはおもしろかったです。
おしゃべり本要約
【2人で】日本人の9割が知らない遺伝の真実【本要約】
1,701 回視聴2020/08/29
・俗説で誤解されまくっている遺伝
遺伝を真に役立てる
・行動遺伝学
双生児法 ~ 一卵性双生児と二卵性双生児の類似性を比べる
遺伝と環境が影響を与える
共有環境 ~ 同じ親・家庭など
非共有環境 ~ 違う学校・違う友達など
・遺伝の真実
人間の行動は遺伝と非共有環境で説明できる
性格 30~50%遺伝
知能 50%以上遺伝
音楽・数学・スポーツ 80%以上遺伝
・学力に対する遺伝の影響は無視できない
非共有環境は、ほどんど影響しない(親や先生は学力にほとんど関係しない)
・勉強するのムダか?
勉強は必要であるという前提の上で、どこまでいけるのかは遺伝による部分がある
勉強は無駄ではない
・親の子育ては無意味か?
子供にとって親や家庭が大事なことは言うまでもない
・親が子供にしてあげられること
才能を発揮できる環境に出会わせることができるのが親
本物のプロに出会うことが重要
本物のプロに出会う為なら、学校はサボってもいい
・補足メモ
好きなことで稼げる時代
親や教育者は偏った考え方に凝り固まらずに子供に接することが重要
二人で掛け合いで、マインドマップで説明されています。非共有環境が学力に影響しないというところに衝撃を受けました。先生は学力にはほとんど関係がないということです。これからの学校は、やはり体験が重視される場になっていくと確信しました。
【書評系パーソナルトレーナー】もとひろ
【10分でわかる!】『日本人の9割が知らない遺伝の真実』それでも努力が大事な理由とは?
383 回視聴2020/07/28
・才能よりは努力と考えている
しかし、この本には、才能は、ほぼ遺伝だと書かれている
だが、努力はムダではないとも書かれている
遺伝の影響を考えながら、適切に努力していくことが大事
・人間 = 遺伝 + 環境
2種類の環境
共有環境 ~ 家族のメンバーを似させようとする環境
家庭環境・親の影響など
非共有環境 ~ 家族のメンバーを異ならせようとする環境
学校・会社・友人など
・人間は、遺伝と非共有環境で決まる
音楽、執筆、数学、スポーツは80%が遺伝
体重は88%が遺伝
IQは54%が遺伝
性格は30~50%が遺伝
・親の教育やしつけは子供にほとんど影響しない
親は子供に対して思い悩む必要はない
英才教育はナンセンス
遺伝の影響は成長とともに上がっていく
才能がなければ大人になると凡人になる
・親にできること
子供が何に向いているのかを真剣に考えること
教育とは、白紙に何かを書き込むのではなく、内在している資質をあぶりだすこと
いろいろなことを経験させて、子供の才能を発掘する
・才能は遺伝で決まるが、努力は無駄ではない
自分の才能を探していく努力は無駄ではない
一人語りです。テロップも少なめでしたがわかりやすかったです。上の要約では、先生の影響は、ほとんどないと言っていました。しかし、こちらでは、先生の影響は非共有環境としてあると言っています。どちらが本当なのでしょうか?
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