学校の授業が死ぬほどつまらない理由

学校の授業が死ぬほどつまらない理由 マコなり実験

面白いと思った先生の授業はいくつあった?

・10個のうち1,2個。他は苦痛だった

・大学生や高校生に聞いてみたが「ほとんどがクソつまんない」と答えた

日本の教育は全然進歩していない

・先生の役割で最も大切なこと
 その科目を好きにさせること

・塾の社会の先生が歴史オタクだった
 メチャクチャ楽しそうに歴史を語ってくれた
 時代をつくった人たちが、どう考え、どう行動したかをドラマのように語ってくれた
 塾に行っているのに、遊びに行っているような感覚になった

・その科目が好きになれば、生徒は勝手に1人で学んでいってくれる
 勉強しなさいという必要もない

教育は10年で一変した
 YouTubeでハイレベルな授業が無料で見られる
 スタディサプリでは、わずかな費用で良質な授業を見られる

・情報が流通した世界で価値が無くなりつつある授業
 ①正しい授業
 ②効率的な授業
 ③わかりやすい授業

・先生の授業よりも動画を見ていた方がよいと思われていないか?

リクルート「受験サプリ」など、新ブランド「スタディサプリ」に統一 ...
スタディサプリ

 「ドラゴン桜」というドラマを知っていますか?

 元暴走族の貧乏弁護士が、偏差値の低い高校生数名を東大に現役合格させるまでを描いた作品です。15年前に第1シリーズが放送されており、今回の第2シリーズも基本的には、同じような内容になると思われます。

 もちろん、時代背景は異なっています。なぜ「ドラゴン桜」について書いているのかというと、その中にスタディサプリが出てきたからです。

 第1シリーズでは、個性派の各教科のプロ教師がユニークで、面白い授業を展開するのが印象的でした。第2シリーズでは、プロ教師がスタディサプリに置き換わっているのです。動画を見ながら、反復して苦手なところを中学校の内容から学習していくという話になっています。

 さすがにAIを駆使したドリルなどは出てきてはいませんが、ドラマが時代を映す鏡として、教育の方向性を示している気がしました。

先生へのリスペクト

・最前線で教育に取り組んでいる「先生」と呼ばれている方々を尊敬している
 人間関係の解決
 部活の世話
 進路相談
 保護者対応
 先生同士の人間関係

何十人の思春期の人間をケアすることは、神業

・戦術的に頑張るよりも戦略的に解決する方が大切だと考えている
 非合理で理不尽な環境で働いている人がいるからこの世界は回っている

・これから先の話は、イチ提案
 共感しているところだけ取り入れてみてほしい

・先生への提案
 ①「WHY」を伝える
 ②「日本一 生徒に結果を出させる先生」になる

①「WHY」を伝える
 なぜその勉強をする必要があるのかを教える
 なぜなのかを先生自身の言葉で語って欲しい
 「学習指導要領で決まっている」「みんなやってきた」という言い方はダメ
 生徒の価値観に寄り添って言葉をつくる

②「日本一 生徒に結果を出させる先生」になる
 模試の点数で日本一を取らせる
 なんとなく授業をこなしている先生が大半の気がする
 成功体験を積ませることはメチャクチャ大事
 結果を出せないゲームはつまらない
 結果を出させるためには、まず熱意を伝えるW
 他人を動かすためには、情熱を伝える必要がある
 生徒が結果を出せないことに対して他責思考になっていないか
 感動させるレベルの仕事なのかを考えれば、傲慢になったり、ルーティーンになったりしない

Whyを伝えることができているか??|Shuntatフリーランス2年目|note
WHYを伝える

 先生への提案について考えてみました。

 「WHYを伝える」で思い出されるのは、リーダーシップ理論でよく語られるサイモン・シネックさんの「WHYから始めよ」です。

 サイモン・シネックさんによると、人を動かす偉大な企業や人物というのは「ゴールデンサークル」というシンプルなパターンに基づいて行動しているとされています。

ゴールデンサークル

 ゴールデンサークルとは、上記の図のように、Why(なぜそれをするのか)、How(どうやってそれをするのか)、What(何をするのか)に基づいて構成されています。優れた企業や人物は「What」や「How」ではなく、常に「Why」から考え行動に移すのです。

 この方法は、学校の先生にも当てはまります。まずは「WHYを伝える」ことから始めましょう。

 一方、「日本一 生徒に結果を出させる先生」になることは、難しいと感じました。

 「日本一」というのは、マコなり社長一流の大げさな例えであり、子供に成功体験を積ませることであることは理解しています。しかし、40人近くの子供集団を相手にし、子供にとって興味や関心がない教科を教え、成功体験を積ませることをは至難の業です。

 課題の分離のところで「馬を水辺に連れてくることはできるが、水を飲ますことはできない」という表現がありました。子供に興味のない教科を無理やり学習させることはできません。学校の先生ができることは、機会を与えることだけな様な気がします。そこからは、子供の課題なのではないでしょうか?

教育の未来

・近い未来、先生が黒板の前で書きながら教える授業は無くなる

動画に置き換わる
 日本一面白く教えられる講義動画を見た方がいい

電子教科書を読んで、どんどん問題を解いていく
 電子教科書上のテストをクリアすればOK
 本当に優秀な人はテキストだけでいい

先生は、学習進捗の悪い生徒のケアをする

・テクノロジー普及した今、同じ教室、同じ進捗で勉強を進める必要はない

先生が「WHY」や熱意を伝えることは大切で、もっと重要になる

個別最適化が進む
 勉強が苦手な子にこそ力をかける必要がある
 先生の役割は、その科目を好きにさせること

デジタル教育の未来とは? | ウェブ電通報
教育の未来

 教育の未来について考えてみました。

 ダイバーシティ(多様性)、AIによる個別最適化、協働学習などがキーワードとして教育の未来が語られています。知識の伝達が動画とAIによるドリル学習に置き換わるとすれば、学校はどう変わるのでしょうか?

 学校の役割が知識の伝達だけでないことは、皆さん知っての通りです。学校教育は、大きく分けると「教科」「特別活動」に分けられます。もちろん、「教科」も知識の伝達だけで終わるものではありません。教科の中での協働学習は、チームで一つのことを創り上げるという社会に出たときの働き方につながるものです。しかし、知識の伝達の部分が大きいことも確かです。

 「特別活動」は「学級活動」「生徒会活動」「行事」の3つに分けられます。今後の学校の役割は、今まであまり重視されてこなかった「特別活動」に焦点が当たるでしょう。

 人は社会的な生き物です。人は承認欲求を本能として持っています。人と一緒に活動すること自体が、学びになります。「特別活動」は、人との関連で成り立つ活動です。特に「行事」の重要性が増してくるでしょう。

 運動会、学芸会、文化祭、修学旅行など、体験的な活動学びのもう一つの主役として、大きくクローズアップされてくると思います。

今日のアクションプラン

・「WHYを伝える」ことから始める

今日のアクションチェック

 なぜを教えるためには「なぜを教える必要性」を自分で理解しなくてはいけません。なぜを教えるということは、理由を伝えるということです。

 理由を知ることで、納得できるかどうか判断できます。この判断させることが重要で、判断力はこれから求められる力の一つです。

 判断は間違ってもよいので、きちんと自分の意見を考えることが重要だと思います。

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