上の人ほど答えのない仕事をやる
・仕事には「答えのある仕事」と「答えのない仕事」がある
・ピラミッド組織は、上に行くほど答えのない仕事が増える
・経営者 ~ どの市場をどう攻めるか
リーダークラス ~ 売り上げの目標のためにチームをどう動かすか
メンバークラス ~ 個人の目標をどう達成するか
私は、管理職ではありませんが、年齢は上の人になりました。53歳です。
答えのない仕事を任されるようになりました。現在任されているICTの仕事は、自分の価値観「ICTでの他者貢献」に沿うものとして選択しました。
確かに上に行けば行くほど、答えのない仕事になります。ただ、私の職場では、上に行ったからといって、やりたい仕事ができるわけではありません。私には、今の環境のベストです。
組織で市場価値の逆転は起きにくい
・組織では上に行くほど市場価値は上がっていく
・上に行けば、やったことのない状況に直面しても創意工夫して実力を磨いている
・研修やマニュアルで学べることは、知識やスキルでしかない
私の職場で導入されたICTの新しいテクノロジーは、知識やスキルが十分にいきわたっていません。そのため、知識やスキルにまだ価値があります。
確かに、ググったりYouTubeで検索すれば、見つかる知識も多いのですが、苦手な人はそれすらしません。ひたすら研修が行われることを待つのです。ICTに関して全体を率いていく立場の私としては、それでは遅すぎるのです。
ですから、説明動画を始めました。ググって出てくる知識やYouTube検索で見つかるスキルは、苦手な人にとっては抽象度が高すぎます。より具体的に、自分たちが使っているパソコン、全く同じ操作環境で撮影された動画であれば、興味を持ってくれると仮説を立てました。
あとは、行動して検証するのみです。
市場価値は低いけど年収は高い人
・大手で年収が高いだけで、自分の市場価値は高いと勘違いしている人がいる
・会社から一歩外に出たら、何もできないことに気づく
・本質的な市場価値のない人は淘汰される
私は、自分が老害に陥らないように気をつけています。
私の職場は、この仕事以外では身につけたスキルが通用しません。いわゆる潰しのきかない仕事です。ですから、仕事にしがみついている人が相当数います。
仕事を一生懸命しようとすれば、必ず時間外労働になります。いくら時間があってもやることはある仕事なのです。しかし、逆に手を抜こうと思えば、いくらでも抜けます。そして、老害になります。
しばらくの間、私は手を抜いて仕事をしてきました。人の迷惑にはならないように気をつけていましたが、自分では自覚していました。今思えば、なんと持ったない日々を送ってきたのかと思います。しかし、そのときは気づきませんでした。
仕事は楽しむものです。そのためには、自分の価値観を決めることです。価値観を決めることでブレが無くなり、毎日が楽しくなります。
組織内で市場価値を上げる正攻法
・本質的な市場価値を上げろ
・本質な市場価値を上げる方法
①早く出世する
②事業を任される
・本質的な市場価値を上げるための機会を得るためにやるべきこと
①ミッションを100%以上、達成し続ける
②チャンスを待つ
③上の人にアピールする
私の場合、チャンスは尊敬する上司がくれました。
その上司が私に白羽の矢を立て、情報係という係が他にあるにもかかわらず、ICTプロジェクトのリーダーに抜擢してくれました。このことがなければ、今の私はなかったでしょう。
丁度、マコなり社長に出会ったことであり、タイミングもばっちりでした。昔の私であれば、絶対に引き受けませんでした。でも、マコなり社長の言葉が心に残っていたので、行動を起こしました。行動しなければ変わらないからです。
その後、成果を出し続けました。一番大きかったのは、社内スケジュールのICT化です。毎日目にするスケジュール表が変わりました。毎日目にするものの影響は大きいです。その後、使用する部屋の一覧表をICT、Excelマクロによる一覧表から個別表への転記の自動化を行いました。
次年度は、情報係になれます。やれることの幅が広がります。
非連続に市場価値を上げる劇薬
・劇薬とは、自分のいるチームで会社に求められている5倍以上の成果を出す
・無理だと思ったそのことが、市場価値を上げる答えのない仕事そのもの
・自分の権限のないことを動かしてやる
・普通では嫌だと思うのであれば、腹を括るしかない
今年度の私の行動は、自分の仕事以外のところで成果を出したと言えるでしょう。
私の部署は、ICT関係ではありませんでした。ICTプロジェクトのリーダーには抜擢されましたが、情報係は他の人です。その人はいい人だったので、気兼ねはなかったのですが、普通はギクシャクしてしまうところです。このことも私にとってはラッキーでした。
次年度のICTの構想はかなり腹を括ったものです。いろいろ情報を集めましたが、保守的な取り組みの多い中、かなり独自色を出しています。
尖った存在として、前だけを向いて進みます。
今日のアクションプラン
・次年度の構想をチェックして、優先順位をつける
今日のアクションチェック
次年度の構想をチェックして、優先順位をつけました
①提案を急ぐ仕事
②引き継ぐ仕事の確認
③引き継がれる仕事のうち、理解していいない仕事のチェック
④新しく始める仕事の構想
⑤年度替わり業務
久しぶりに仕事内容が変わるので楽しみです。
コメント