これまでで最も重要な報告
・ゼロから創業して10年経営を続けてきた
divの代表取締役を退任する
2023年3月末で完全に退任
今後は筆頭株主・ファウンダー
divの成長を支え続ける
・divは株100%のオーナー会社ではない
よりふさわしい人がリーダーを務めるべき
div = マコなり社長 というイメージ
でも、この意思決定
divにさらなる成長と繁栄をもたらす
・誤解や憶測が生まれないため先に3つの話
⑴ divの経営にはネガティブな影響はない
充分な権限移譲は果たしているから
2018年からマコなり社長依存ではない
だからYouTubeで発信活動ができた
この1年の意思決定
他の役員中心で行っている
マコなり社長はサポート役
「人生にサプライズを」という理念
共感し困難を乗り越えてきた戦友
マコなり社長も心から信頼している
コロナからの再建フェーズを抜け出した
再度IPO(新規上場)を目指す
成長フェーズに入った
テックキャンプは過去最高レベル
KPIを更新
DX支援の子会社DIVXは立ち上げ2年
社員数100名を超えた
今年度は黒字
売上10億円を超える規模
マコなり社長は経営陣の力になる
ファウンダーとしてPR活動も行う
今月も出張で地方セミナーがある
divが全く違う会社になることはない
⑵ 今回の役職変更はマコなり社長が提案
誰かに求められたことではない
関係者と相談の上決めた意思決定
⑶ 期待された人に申し訳なく思っている
マコなり社長は引き続きdivの力になる
宣伝活動もやっていく
divはマコなり社長が引っ張っていく
イメージの人が多かったと思う
期待を裏切ってしまったという自覚
本当に申し訳なく思っている
マコなり社長が社長を辞められるということ、私も正座してお話をお聞きしました。まずは、3つの誤解と憶測を生まないための話について考えてみました。
⑴の「divの経営にはネガティブな影響はない」ですが、ゼロではないでしょう。今までもトップが代わったことで、うまくいかなくなった会社はたくさんあります。
例えば、UNIQLOは柳井社長ではなく、一時別の人が代表を務められていました。しかし、結局ふたたび社長に戻ってこられました。
マコなり社長の影響はdivにとって大きかったはずです。ただ、これは一般論なので、これからのdivを見守るしかないでしょう。
⑵の「今回の役職変更はマコなり社長が提案」は事実だと思われます。もし社内でのクーデターであれば、マコなり社長がYouTubeで動画を出して説明される訳がありません。
確かに、コロナで人員削減やUNCOMMONの方向転換などはありました。しかし、マコなり社長の影響力を考えれば、退任をご自身で考えられたのは間違いないはずです。
⑶の「期待された人に申し訳なく思っている」は、マコなり社長の会社だからdivに入ったという社員がいれば、失望したのかもしれません。しかし、以前からそんな人は選ばないとマコなり社長自身がお話しされていました。
私の様なマコなり社長から大きな影響を受けた人間からすれば、逆に「これからどうするのだろう」と楽しみをいただいた気持ちになりました。
退任することを決めた理由
・これからのdivの社長
マコなり社長が最適ではないから
・どんな人物が社長を務めるべきか
divを成功させることができる
情熱と能力のある人がやるべき
マコなり社長の情熱と能力にはズレがある
退任されるには当然理由があったはずです。一時の炎上問題もおさまり、何も知らない私のような一般人からすると、理由はマコなり社長の個人的なことだと予想されます。
プログラミングスクールは、現在のリスキリングでの学び直しが政府からも後押しされていて、これからも伸びが期待できる仕事です。
プログラミングスクールの数は増え続けており、これから淘汰されるのでしょう。マコなり社長は、競争に勝ち抜くことに興味を見いだせなかったのかもしれません。
情熱の源泉は「人生にサプライズを」と
「クリエイティブ」
・岡本太郎の「自分の中に毒を持て」
人生における成功
いかに自分の信念を貫いたかで決まる
今日までマコなり社長を突き動かしてきた
起業から10年
信念を貫くことを大事にしてきた
人の顔色をうかがって生きない
自分に嘘はつかない
やりたいことを絶対にやる
・具体的に何を自分の中で大事にするのか
明確には決まっていなかった
変わっていいと思っていた
初めて買ったiPadの裏面に英語
「人生にサプライズを」と刻印した
自分のキャッチコピーを持ちたかった
気にいって会社の理念にした
・ゼロから大きな会社を作るが面白そう
マーク・ザッカーバーグみたいになりたい
漠然とした好奇心から起業した
人の人生を変える機会を作りたい
そう考えるようになった
・幸せって何なんだろう
深く考えた
過去の思想や生き方を学んだ
自分なりに言葉にしてきた
「幸せに生きる」を具体的に体現
行動指針としてクレドを作った
・マコなり社長が人生をかけてやりたいこと
「人生にサプライズを」
この理念・クレド・思想
世の中に広げていくこと
幸福度に最も影響を与えるものは思想
影響を受けた人の価値観が少し変わる
その価値観が次の人に広がってほしい
・マコなり社長が手掛けてきたすべて
事業
YouTube
Makonari Inside Stories
→ 「人生にサプライズを」が土台
・人生が変わりました
手紙やメッセージをもらった
感謝を伝えてくれる
エンジニア転職を成功
生き生きと働いている人
アクションプランを継続
仕事で大きな成果を上げた人
転職・人間関係が良くなった人
→ 勇気を出して行動・努力した結果
マコなり社長
ほんの少しのお手伝いにすぎない
人生が変わったと言ってくれたこと
マコなり社長は本当に嬉しくなった
・「人生にサプライズを」を言い続ける
体現し続ける
マコなり社長の情熱
「人生にサプライズを」にある
・もう1つのマコなり社長の欠かせない情熱
クリエイティブ
新しいものを生み出すこと
マコなり社長にとってのクリエイティブ
必要不可欠な生きる原動力
例 水や空気
・マコなり社長のクリエイティブとは
正論だけでは決まらない
アート的な側面を持った仕事のこと
例 漫画家・映画監督など
セオリーはあるがそれだけでは決まらない
人生やこだわりが反映される仕事
・「人生にサプライズを」の前の企業理念
「新しいカタチをつくる」だった
今までなかったものを生み出す
マコなり社長の価値観が反映していた
・「人生にサプライズを」を体現できる仕事
クリエイティブな新しいものを生み出す
利益も真剣に考える必要がある
でもクリエイティブなことをやろうとする
昔からクリエイティブに情熱があった
小学生でオリジナルの遊びを考えた
大学生のアルバイト
当たり前のことはできなかった
違うことをやろうとして怒られた
・divにクリエイティビティの全てを注いだ
「人生にサプライズを」を体現する組織
マコなり社長に依存するのが嫌だった
すべて権限委譲して仕組み化してきた
例 クレド
朝会
入社研修
ワークルール
福利厚生
評価制度
毎月の総会のコンテンツ など
・一定やり切って理想の組織に近づいた
マコなり社長がクリエイティビティの機会
未整備だった昔より減ってきている
divの組織文化には満足している
心優しい
前向き
素晴らしい
誰も愚痴を言わない
誰かの幸せを願っている
→ そんな人であふれている
取締役は人柄も頭も良い
マコなり社長の経営会議でのツッコミ
整理された回答が返ってくる
・使える時間が増えてYouTubeを始めた
クリエイティブが大好きなマコなり社長
最高の活動場所になった
YouTuberとして多くの人にサプライズ
届けることができたことは本当に幸運
divの集客にもつながるという好循環
・まとめ
マコなり社長の情熱
「人生にサプライズを」
この価値観を広げること
クリエイティブ
→ この2つ
・マコなり社長が情熱を燃やせないもの
お金
どうしても興味を持てない
会社の規模拡大に否定はしない
でも意欲がわかない
会社はやりたいことのための手段
そう考えることは悪いことではない
でも一歩間違えてしまう可能性
過度に思想に傾きすぎる
会社を私物化
→ 危険性もある
IPOを実現するため
マコなり社長はアンバランス
・divへの情熱がなくなったわけではない
なくなるはずがない
アパートの1室から作ってきた本人
上手くいかないことばかりで悔しかった
仲間と過ごす時間はいつも楽しかった
結果を出せないせいで仲間がみんな辞めた
1人で作業する時間はさびしかった
不安で眠れない夜もあった
でもちょっとずつ事業がうまくいった
また大好きな仲間が増えていった
あのとき諦めないでよかった
1人ボッチじゃなかった
→ 涙が止まらなくなったこともあった
経営はあまり上手じゃなかった
たくさんの人に迷惑をかけてばかり
仲間に支えられてここまでこられた
divはマコなり社長のすべてをかけた青春
10年かけて作った最高のプロダクト
ついてきてくれた仲間
人生で一番大切な戦友
みんなで大成功したいと願っている
でも以前と同じ代表取締役で力を注ぐこと
マコなり社長は最適ではない
私にとってマコなり社長との出会いは、本当にサプライズでした。まさか、これほど大きく人生を変えられることになるとは、初めて動画を見たときには思ってもいませんでした。
初めてマコなり社長の動画を見たのが3年前。「熱い話し方をする兄ちゃんがいるなあ」くらいの軽い気持ちで見ていました。その頃、私がYouTubeを見ていたのはパズドラの実況動画のためです。
なぜマコなり社長の動画を見るに至ったのかは記憶にありません。今思えば、これがサプライズということなんだと思います。縁とは不思議なものです。
クリエイティブに関しては、それだけに集中することは難しくなってきているのでしょう。会社の規模が大きくなってくると、やりたくないこともやらざるを得なくなってきたはずです。
サプライズを届けることはdivの代表としてもできはずです。クリエイティブなことに集中したいという気持ちの方が大きかったのではないかと推察しました。
マコなり社長の能力と
これからのdivに求められること
・マコなり社長の能力という観点
これからのdivで必要なこととズレがある
・マコなり社長の能力の特徴
0→1
攻め
BtoC
組織文化作り
発信力
・これからのdivに求められるもの
0→1よりも1→10と10→100
攻め一辺倒ではなく攻めと守り
BtoCだけではなくBtoB
組織文化は「人生にサプライズを」が定着
同じ想いを持つ他の経営陣に託したい
発信力はデメリットにもなり得る
会社が拡大、利害関係者が増える
→ マコなり社長個人が目立ちすぎる
よくないこと
・発信活動で「人生にサプライズを」を体現
マコなり社長は意義を感じている
マコなり社長にしかできないこと
完全にやめる決断は取れない
これは自分の都合を優先すること
申し訳ないと思っている
・これからのdivの社長に求められるもの
マコなり社長の様なわがままな子ども ✖
大人 〇
会社の関係者すべてとバランスをとる
みんながWin-Winになれるように調整
→ マコなり社長は得意ではない
・会社のために何でもできることはやるべき
自分らしさにこだわらない
求められていることに情熱を燃やす
責任を最後まで果たす
それができる大人は本当にカッコいい
器が大きい
けどマコなり社長にはできない
・今回の退任の原因
マコなり社長が大人になれない未熟さ
裏切る形になったこと
申し訳ないと思っている
マコなり社長が得意なことの説明は、まさにその通りの感があります。特に「0→1」で作り上げる天才型の人は、「1→10」が苦手です。
「1→10」が得意なのは秀才型の人で、まねて改善することがうまくなくてはいけません。マコなり社長は、UNCOMMONのときにも感じましたが「0→1」にこだわりすぎて「1→10」を後回しにしがちのように思われます。
自己分析をしっかりして代表を代わられるという判断をされたのはさすがだと思いました。
なぜいま代表取締役を退任するのか?
・いつでも好きなようにとは考えてはいない
今のタイミングだった理由
⑴ 会社が危機を乗り越えたこと
再度成長フェーズに入る
⑵ 信頼して任せられる経営陣がいる
⑶ 心機一転
新しい年度が始まるタイミング
・取締役として残らない理由
責任を持つ領域がない
中途半端に残っても仕方がない
・後任の代表取締役
現代取締役CFOを務めている
石原圭さん
・石原さんとは長年一緒に仕事をしてきた
危機を乗り越えてきた戦友
数字にとても強くて誠実
社外とのコミュニケーションにも強い
愛嬌もあって人に好かれるキャラクター
石原さんなしにここまでは来れなかった
じゃじゃ馬なマコなり社長
ダメなところを目立たないように
コントロールしてくれた
安心してdivを任せられる人
石原圭さんへのインタビュー記事を読みました。「攻めるためにしっかり守る。divが2度の危機から見つけた、生き残る組織の法則」というタイトルでした。
今のdivに必要なことを考えられていると思いました。特に「攻めるためにしっかり守る」という最初のフレーズがそれを物語っています。
鵜呑みのはできないのですが、ググってトップに出てきたネット記事のプログラミングスクールのランキングにはテックキャンプは入っていません。
他の2つの記事(記事1・記事2)には入っていて安心したのですが、プログラミングスクールの激戦ぶりがよくわかりました。
テックキャンプのプログラミングスクールとしての先行者メリットが薄らいできています。いま守りの姿勢が必要であることは間違いありません。
マコなり社長はこれからどうするのか?
・自分のクリエイティビティを発揮
人生を変える機会を生み出し続けたい
・YouTubeやMakonari Inside Stories
続ける
・divとはかぶらない領域
ゼロから自分の会社を立ち上げる
新しい事業を手がけていく
その過程も共有でいたらと思っている
・10年間走ってきた
ほんの少しだけお休みをいただく
そのあと具体的なことは発表する
一瞬はお休みする
でもアクセルをゆるめるつもりはない
マコなり社長は現在33歳
起業から10年の知識と経験を活かす
大きな勝負ができる年齢
引き続きdivとマコなり社長
応援していただけると幸い
Twitter上で拡散されているニュース記事を読みました。有名になることでバッシングを受け、その影響が残り続けている実例だと思いました。
過去の失敗をいつまでも報道し続けるのは、ネガティブ情報に人が反応しやすく、簡単にPVを稼げるためです。マコなり社長が以前説明されていました。
こんな記事よりも私は今後のマコなり社長の活躍が楽しみです。YouTubeを続けていく中で、新しく立ち上げる会社を紹介していただけるかもしれません。
一瞬お休みされるということなので、しっかりと鋭気を養われて、なるべく早く私たちの前に戻られることを心から願います。
今日のアクションプラン
マコなり社長の決意表明から学ぶ
今日のアクションチェック
マコなり社長の社長退任から学んだこと
⑴ 自己分析の的確さ
⑵ 判断の速さ
⑶ 身を引くときの潔さ
⑷ 挑戦し続ける心
⑸ 自分の価値観への真っすぐさ
見習って自分の仕事に活かします。
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