本要約チャンネル【毎日19時更新】
【ベストセラー】「テクノロジーが 予測する未来 web3、メタバース、NFTで世界はこうなる」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】
45,564 回視聴 2022/07/31
1.10分でわかる「web3」「メタバース」「NFT」の全て
・自分には関係ない話と思っている人が多い
インターネットも最初はそうだった
1990年代初頭
→ 現在は、インターネットに常時接続しているのが当たり前
・インターネットが誕生して半世紀
インターネットなしの生活は考えられなくなった
→ 数年後には「web3」「メタバース」「NFT」も
・web3とは?
ブロックチェーン
非中央集権的という方向性を再び目指す
インターネット
個人が情報発信ができる
次第に用意された情報を閲覧 = web1.0
再び個人が情報発信できる試み
ブログ・SNSなど = web2.0
しかし、場を提供する企業の力が大きくなる
プラットフォームの誕生
→ 中央集権的な構造
ブロックチェーンによる非中央集権的な試み = web3.0
・ブロックチェーンとは?
多数の参加者に同一のデータを分散保持させる仕組み
中央が存在しない
分散化・非中央集権化
例 1960~70年代のアメリカのヒッピー文化に似ている
資本主義的な価値観から新しい文化を生み出そうとしている
・メタバースとは?
バーチャルリアリティー
1990年代前半には研究されていた
しかし、ゲーマーにしか使われなかった
メタバースという言葉に置き換わった
コロナ禍でオンライン三ティングが普及
バーチャル世界への心理的障壁が低くなった
アイデンティティ・コミュニケーションの大きな変化
・NFT
2021年、NFTアートが約75億円で落札
NFT = Non Fungible Token
代替できない価値を持つトークン
デジタルデータはコピーできる
すべてのデータが代替可能
ブロックチェーンの技術で唯一無二の価値を持つデータが登場
例 アート作品、人の思いや情熱
信仰心、日々の善行、学位 など
→ 非金銭的な価値までがNFTで可視化可能になった
・急激な時代の変化に取り残されないために必要なモノ2つ
テクノロジーに対する「リテラシー」
テクノロジーによって社会はどう変わるのかという「ビジョン」
→ 国を挙げて新しいテクノロジーに取り組むべき
2.乗り遅れるな! 「NFTバブル」の次に来るもの
・BeepleのNFTアートが約75億円で落札
NFTはブロックチェーン技術で成り立っている
すべての取引履歴が連なっている
誰でも取引がチェックできる
→ 取引情報を改ざんするのは不可能
・NFT
ブロックチェーン技術を使用
本物かどうか?
誰のものか?
→ 証明できるようにした
この世で1つだけしかないデジタルデータができる
・NFTはデジタルアートから広がった
画廊に出店するより、はるかにハードルは低い
NFTによってアーティストが自分の力で稼げる仕組みが生まれた
・NFTは大量生産・大量消費の産業構造を覆す
世界に1つしかない複製不可能なデジタルデータ
・現在はNFTバブル
十分なインフラやリテラシーはバブルが起こって初めて整うもの
→ インフラやリテラシーはバブルが崩壊しても残る
ブームに乗っかる必要はないが無視してはいけない
いま世界で起こっていることを注視する
少しずつNFTに参加していく
・Web3の本当のポイント
どれだけ儲かるか ✖
自由に好きなことができる 〇
例 NFTを投機目的 ✖
NFTを純粋に楽しむ 〇
→ 値段が上がらなくても持っていてハッピーなものを買う
値段は上がらなくて当然、上がったらラッキー
・NFTを買うのはアーティストのパトロンになるようなもの
パトロンはアーティストの作品が純粋に好き
アーティストとファンが直接、強く結びつく
1つのコミュニティが形成される
→ NFTアートを持っているという体験自体に価値がある
・メディアアーティスト 藤幡 正樹さん
「複製可能なデジタルアートには、オリジナルとコピーという概念がない
100個のコピーを作って売れば100人が同じ作品を持つことになる
デジタルアートは作品がオリジナルなのではない
作品に触れるという個々の体験がオリジナルなのである
デジタルアートは多分にパフォーマティブなもの」
・自分のウォレットの中身
アドレスさえ知っていれば誰でも見ることができる
→ ウォレットが他人に見られることを意識して作品を買うことも重要
ネット上のファッションのようなものになる
自分のウォレットの中身で評価される
3.ビットコインは時代遅れ!? 今 買うべきは「〇〇コイン」
・クリプトエコノミー
新しい経済圏
法定通貨ではない暗号資産クリプトが流通している
・クリプト = 暗号
Web3上では、仮想通貨やトークンを指す用語
・トークンとは?
ファンジブル・トークン
代替・交換可能
ノン・ファンジブル・トークン
代替・交換不可能
・ファンジブル・トークン
通貨的なトークン
ステーブルコイン
法定通貨に価格を固定するように仮想通貨を設計したもの
ペイメント・トークン
決済に使われるトークン
現実世界のお金と同等の機能を持つ
証券的なトークン
・ノン・ファンジブル・トークン
代替不可能な価値
例 収集性のあるグッズ
デジタルファッション
バーチャルな土地 など
クリプトエコノミーの中で流通・保有されている価値
・仮想通貨イーサリアム
価値を提供するトークンの発行を可能にしている基盤
暗号化に基づくブロックチェーンを用いた仮想通貨の1つ
・ビットコインとイーサリアムの思想的背景の違い
ビットコイン
世界で初めてブロックチェーンを用いて開発された仮想通貨
国家による統制を逃れようとするリバタリアン的発想
非中央集権的な仮想通貨
誰も信じないという思想的背景がある
頑強なセキュリティ
非中央集権性を実現
イーサリアム
コミュニティが重きをなすというWeb3の特性
イーサリアムがあってWeb3が成立している
何かあればコミュニティで相談して解決するという思想的背景
様々なトークンを盛んに売ったり買ったりする
アーティスト同士の投資が活発になっている
スマートコントラクト
デジタル契約書の仕組み
イーサリアムを基盤に様々なアプリケーションが開発可能
・ビットコインは通貨、イーサリアムは通貨・インフラ
イーサリアムこそ新時代を代表する仮想通貨
毎日19時更新の本要約チャンネルさんです。今回の作品からは「Web3」の復習ができました。メタバースとNFTはイメージできているのですが、Web3はボンヤリとしか押さえていませんでした。Web3は非中央集権型でブロックチェーンとの関わりが深いことを確認できました。
Marsa Academy
【書評】テクノロジーが予測する未来 web3、メタバース、NFTで世界はこうなる
357 回視聴 2022/06/17
・よくあるWeb3の過剰があおり方
株式会社はすべてDaoになる
NFTでアーティストが稼げる時代になる
資本主義はくるっているので、ブロックチェーンがそれを是正
分配型の社会に移行する
→ 本書はWeb3の利点だけでなく、欠点や懸念点も書いている
1.Web3は「参加する」
・Web1.0は「読む」
Web2.0は「書く」
Web3.0は「参加する」
→ できることが増えた
・Web3の「参加する」を具現化した典型例がDao
株式会社の仕組み
株主・経営者・従業員で成り立っている
Daoとは?
参加者全員がオーナーシップを保有
自分なりの方法で関わり貢献していく形で運営される
NFTとは?
金になる価値のあるデジタルアート ✖
コミュニティーのツール 〇
NFTを持っていることがメンバーシップとして機能する
様々なベネフィットを付加できる
・ガバナンスがトップダウン型からボトムアップ型へ
社会で分散化が起こっていく
例 資本主義の価値観に参加しない
Daoに参加して自分のスキルを発揮する
NFTでお金に換算できない価値を大切にする
→ Z世代や10代半ばの若い人たちの思考に合っている
2.クリプトエコノミー
・フィアットエコノミーとクリプトエコノミー
既存の経済での活動
フィアットエコノミー
Web3上の活動
クリプトエコノミー
・フィアットとは?
中央銀行が発行した通貨のこと
例 日本円、米ドル など
・バンクレスで生活する人たち
アメリカの10代の若者
クリプトエコノミーで稼いだ暗号通貨
暗号通貨ATMで現金に換えてランチを購入する
稼ぐのはクリプトエコノミー
フィアットエコノミーは消費のみ
社会はクリプトエコノミーに対応する方向に移行する
・クリプトエコノミーには国家のしばりがない
暗号通貨が世界最大の通貨になる
・ウォレットで何をしてきたかがわかる
例 いろいろなDaoに参加経験がある
Daoの価格が下がるとすぐに損切りする
いろいろなNFTを購入している
売買の頻度が高く、単なる値上がり目的
1つのプロジェクトにコミットするタイプ
クリプトエコノミーでは経歴の査証が難しくなる
普段の振る舞いが重要になってくる
不正がしにくい仕組みになっている
→ プライバシーの問題もあるが、利点も多い
例 現実世界の銀行で評価が高い
しかし、クリプトエコノミーでは認めらない
・クリプトエコノミーでの貢献度が重視される
フィアットエコノミーで何をしたのかは関係ない
3.日本とWeb3
・日本はWeb3に対する反発は起きていない
アメリカでは賛否が二分されている
日本は単にテクノロジーのリテラシーが低いだけ
Web3にピンときていないから傍観している
・Web3に活路を見出そうとしている政治家もいる
日本はコンテンツが豊富
NFTと相性が良い
Web3の恩恵を受けられる可能性が高い
・DeFiやDaoで大企業に影響を与える可能性が高い
DeFi
銀行がなくても預金ができる
証券会社がなくても資産運用ができる
Dao
会社に所属しなくても仕事ができる
既存の大企業は淘汰される可能性がある
→ 国は大企業を守ろうとする
日本がどちらに向かっていくかは、日本の未来を左右する決断
4.Web3の見解
・日本でのWeb3はドローン・EVのようになるのではないか
日本の法律がWeb3に対応するのが難しい
法整備は非常にスローな状況
→ 法律が変わるときには新しい仕組みが生まれている
後手後手に回ってしまう
Web3に対応できるエンジニアを育てるのも難しい
日本の法律がWeb3に対応しない限り仕事は増えない
技術の習得以上にマインドを変える必要がある
ITエンジニアは不足しているにもかかわらず給料が不十分
黒板に文字が書かれる独り語りです。この作品からは「日本とWeb3」が興味深かったです。コンテンツ力のある日本はWeb3で巻き返すことができる可能性があるというのは福音でした。安い日本をなんとする光明なので積極的な取り組みに期待します。
4代目社長の読書チャンネル【YouTube学び舎】
【8分で本要約】テクノロジーが予測する未来 web 3、メタバース、NFTで世界はこうなる① 伊藤穰一(いとう じょういち) #4代目社長 #本要約 #本解説 #YouTube学び舎 #読書 #学び
【13分で本要約】テクノロジーが予測する未来 web 3、メタバース、NFTで世界はこうなる② 伊藤穰一(いとう じょういち) #4代目社長 #本要約 #本解説 #YouTube学び舎 #読書 #学び
110 回視聴 2022/06/29・49 回視聴 2022/07/03
1.web3・メタバース・NFT
・web3
ブロックチェーンによって非中央集権を目指すようになった
web1.0
情報の閲覧が主目的
web2.0
ブログ・SNSによる情報発信
大企業・プラットフォーマーの強大化
web3.0
分散的 = 非中央集権的
ブロックチェンでの仕組み
金融システム・組織ガバナンスなどあらゆる層で分散化
DAO(分散型自律組織)
働き方を大きく変える可能性を秘めている
・メタバース
VR(バーチャルリアリティー)
メタバースという言葉に置き換わって急激に盛り上がっている
コロナ禍の影響
リモートワークによりオンラインが当たり前
バーチャル世界で会うことの心理的障壁が低くなった
アイデンティティやコミュニケーションに大きな変化
身体性や属性からの解放
時空を超えて意思疎通できる場
・NFT(代替できない価値を持つトークン)
デジタルでありながら唯一無二の価値を持つことができる
ブロックチェーン技術の活用
アート作品だけではないNFT
唯一の価値を持つものをNFT化
お金に換算できない価値のNFT化
人の思い・情熱・信仰心・日々の善行・学位 など
2.働き方
・組織型からプロジェクト型に
DAOが主体
プロジェクトごとに立ち上げられる
個人は興味が持てるプロジェクトに参加する形で働く
DAOが広がれば本業・副業という概念すらなくなる
同時多発的に複数のDAOに参加できる
多様な働き方が可能
自分が望む形、時間で参加できる
自分の働き方を自分で決められる
3.文化
・NFTバブルの実態
NFTでアーティストが自分で稼げる仕組みが生まれた
大量生産・大量消費の産業構造を覆す
ブロックチェーン技術
世界に1つしかない複製不可能がデジタルデータが可能
NFTバブルはいつかは崩壊する
マーケットの成熟、リテラシーが高まる
→ 次世代型のNFTが生まれてくる
・文化は「所有・消費」から「参加」へ
NFTによるアートの変質
所有するもの → コミュニティに参加するもの
お客さん → コミュニティの一員として盛り上げていくメンバー
1つの経済圏を形成する大規模コミュニティへ
NFTアートの販売からトークンを発行・上場するようになった
NFTは投機対象ではなくなる
所有者が転売せずに持ち続け、長期的な価値を持つようになる
例 ジャニーズ事務所
コンサートチケットのNFT化
→ ファンコミュニティとの関係がより強固に
日本のコンテンツの価値はweb3でより高まる
4.アイデンティティ
・解放される人類
メタバースの定義
オンライン上のコミュニケーションを前提
何らかの価値の交換が行われている空間
VRでなくてもよい
メタバースの多様性
オンライン上のコミュニケーション空間がシームレスになる
現実世界で肉体的な不自由を感じている人が人生を謳歌できる
メタバースはただの仮想空間ではない
現在的・潜在的不平等がはびこる現実社会に生きる私たちを力づける
・文脈に沿った自己の存在
VRは自分の部屋
プラットフォームの縛りがないことが重要
例 購入したNFTアート
バーチャルな自分の部屋で飾ることができる
別のコミュニティ空間で披露できる
1つの肉体に1つのアイデンティティという条件がない
複数のアイデンティティを場ごとに使い分けられる
5.教育
・「学び」「仕事」「遊び」の一体化
web1
図書館で本を借りずともネットで知識を得られるようになった
web2
自分で書いて発信するという学びの形態
web3
他者とのコラボレーションによる参加型の学び
→ 学びの一体化が起こる
・web3は役立つのか?
プロジェクト・ベース・ラーニング
プロジェクト達成に何が必要かを考え、学んでいく
パーパス・ベース・ラーニング
プロジェクトの前に目的がある
例 「社会に貢献したい」という大きな目的
その下でプロジェクトが始まる
意気投合した仲間と一緒に必要なことを学び、実践
パーパスから情熱が生まれ、学びの原動力となる
web3のDAOとパーパス・ベース・ラーニングは重なる
目的が無ければweb3は無価値
「社会の役に立つ」という大きな目的があれば、web3は大いに役立つ
→ 社会はより良い場所になっていく
マインドマップを活用した独り語りです。この作品からは「肉体的不自由からの解放」にそそられました。メタバースが障がいのある人たちへの福音になることを期待してしまいました。
今日のアクションプラン
・伊藤穣一さんの動画を見て学ぶ
今日のアクションチェック
伊藤穣一さんの動画でDAOについて学びました。
印象的だったのは、一時的についていけなくなる人が出てくるというところです。
デジタル化で現在でもついていけない世代の人たちを間近に見ています。
それがこれからもっと拡大するのかもしれないと思いました。
私は54歳ですが、取り残されないようにしたいです。
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