フェルミ漫画大学
【漫画】「インデックス投資は勝者のゲーム」をわかりやすく解説【要約/ジョン・C・ボーグル】
82,472 回視聴2022/03/04
・インデックスファンドって何?
特定の株価指数に合わせて運用する投資信託のこと
株価指数
市場全体の株価変動を示したもの
例 日経平均、NYダウ、S&P500など
投資信託
プロにお金を預けて購入する株を選んでもらう仕組みのこと
アクティブファンド
株価指数を上回った運用を目指す投資信託のこと
しかし、達成できるとは限らない
手数料もアクティブファンドの方が高い
インデックスファンドは指数に合わせるだけだから手間が少ない
アクティブファンドは指数以上を目指すため調査・分析の手間がかかる
・株価指数に勝つのは難しい
インデックスファンドへの投資が勧められている理由
株価指数を上回るアクティブファンドはほとんどない
例 S&P500に負けたアクティブファンドの割合
90%が負けた
・手数料は安ければ安いほどいい
インデックスファンドは手数料が安い
手間が少ないから
信託報酬 = 手数料
例 100万円を預けた場合
信託報酬0.1%のインデックスファンドで5%の利益
105万から0.1%の信託報酬が引かれる
104万9000円くらい
信託報酬 2%のアクティブファンドで6%の利益
106万じゃら2%の信託報酬が引かれる
103万9000円ほど
アクティブファンドに投資するとき
株価指数を超える運用
信託報酬もなくべく安い この両立は難しい
・優良インデックスファンドを選ぶ
インデックスファンドならどれでもいいというわけではない
信託報酬が0.1%~0.5%のところがある
0.4%の差をあまく見てはいけない
買い付け手数料をとるところもある
投資信託を購入するたびにかかる手数料
信託報酬が安くて買い付け手数料がかからないファンドがオススメ
・債券ファンドも一緒に保有する
債券
国や企業が発行する「借用証書」のようなもの
債券を持っていると国や企業が払った利息の一部が自分の手元に入ってくる
債券ファンド
債券を中心に資産運用をしているもの
株式の方が債権よりもリターンは大きい
しかし、債権の方が株式よりも変動率が低い
株式は景気で価格が乱高下する
例 リーマンショック
債券ファンドを購入していると不況でも景気が好転するのを待てる
安心のための債券ファンド
・株式と債券の割合は人それぞれ
アセットアロケーション
運用する資金を「どこに」「どんな割合で」投資するのか決めること
例 インデックスファンド50%・債券ファンド50%
富を築いている最中の若者向けアセットアロケーション
株式:債券 = 8:2
目的の金額に達したら債権の割合を増やしていく
・アドバイザーを頼るなかれ
例 とある裕福な一族の話
アメリカの全株式を保有
助言者が現れる
「他の親戚より稼げる方法を教えましょう」
他の親戚との売買を指示、見返りとして手数料を要求した
一族全体の富が増えるペースが落ちる
助言者への手数料
株の売買に税金
助言者を追放
富は以前と同じように増えるようになった
・勇気をもってじっとする
インデックスファンドは最高の戦略ではないかもしれない
しかし、これよりひどい戦略は数限りなく存在する
例 ウォーレン・バフェット
「株式を保有する最良の方法はインデックスファンド」
資産が増えていかない時期が続いたとき
インデックスファンド以外に乗り換えてはいけない
資産が増える時期をじっくり待ち続ける
・投資を始める前に覚えておいて欲しいこと
「投資に絶対はない」
実際に投資を始めるときには自分で勉強すること
マンガで本要約のフェルミ大学さんです。今回の作品は、投資の基本を再度説明するだけだったので、私にはあまり勉強になりませんでした。しかし、投資初心者にとっては、必見の内容だと思いました。
聞いてわかる投資本要約チャンネル
【話題作】ヴァンガード創始者によるインデックス投資は勝者のゲーム【書評】
28,961 回視聴2020/10/29
1.ゴットロックス家の寓話
・ゴッドロックスという裕福な一族がいた
米国株を100%保有
一族はみな同じように豊かになり調和していた
「助言者」が現れ、一族の一人に他の親戚より稼げると説いた
一族内の売買が行われ、助言者は手数料を得た
親族内で再分配しただけ
しかし、一族の富の増大ペースが落ちた
一族の長老が、助言者を追放
助言者に払ったお金と税金は、われらの配当と利益から出ている
ゴッドロックス家は元に戻り、末永く幸せに暮らした
・長期投資の心得
「何もするな。そこにいろ」
2.「市場のリターン = 投資家のリターン」ではない
・信託報酬・売買手数料・売買益の税金がかかる
証券会社へのコストは、売買行動の「ペナルティ」のようなもの
・コストが勝敗を分ける
アクティブファンドがインデックスファンドに勝つ可能性
1年 29%
5年 15%
10年 9%
25年 5%
50年 2%
・胴元が常に勝利するのと同じ理屈
投資にかかるコストを差し引く前
市場に勝つのはゼロサムゲーム
例 カジノではハウス
競馬では競馬場
宝くじでは自治体 が勝つ
ウォーレン・バフェットの言葉
「大きな利益を手にするのは資産運用会社であって顧客ではない」
証券会社へのコストの支払いで「敗者のゲーム」になる
3.アセットアロケーション(株と債券)
・賢明な投資家は債券を組み合わせる
暴落時のダウンサイドプロテクション(危険防止策)
リターンの94%はアセットアロケーションで説明可能
例 グレアム理論
株式:債権 = 50:50が理想
75:25 ~ 25:75の間で運用する
・状況により最適な比率は変わる
攻め重視の若者向け
株式:債権 = 75:25
守り重視の引退者向け
株式:債権 = 25:75
・「勝者のゲーム」結論
最低コストのインデックスファンドを保有する
株式・債券・バランス
頻繁に売買せずに持ち続ける
スライドを用いた文字情報多めの独り語りです。難しい用語が普通に出てくるので、初心者向けではありません。ただ、知っている人にとっては知っていることを難しくいっているだけのように聞こえると思います。
ゆとり社畜のスマホ投資チャンネル
【インデックス投資は勝者のゲーム】学校では教えてくれない永遠に稼ぎ続ける方法
1,978 回視聴2020/02/10
1.米国インデックス投資は「非ゼロサムゲーム」
・ゼロサムゲームとは?
誰かが得をした分、誰かが損をする
しかし、米国インデックス投資は全員勝てる「非ゼロサムゲーム」
・米国株式のリターンは、年率約6.7%
短期的には波がある
しかし、長期的にはこの平均に回帰していく
→ つみたてNISAがオススメ
・なぜ非ゼロサムゲームになるのか?
企業が生産性を高め、イノベーションを起こし成長するから
この成長の恩恵を株主である投資家は受け取ることになる
・短期的な値動きは無視し、長期的な成長に集中すべきである
例 100万円を年利6%で運用したとき
5年後 1,338,224円
10年後 1,790,843円
15年後 2,396,549円
20年後 3,207,120円
2.プロをも上回る成績
・インデックスファンドは、ほとんどのプロを打ち負かしている
例 米国の355本の投資信託
年1%以上市場に買ったのは、10本しかない
「枯草の山で針を探すな!
枯草の山そのものを買え!」
・米国株全体のインデックスファンドに投資する
市場平均に負けないポートフォリオの完成
・アクティブ運用のアメリカ株投信で検証
最初の5年間で優れた成績を出したファンド
次の5年間も優れた成績を出し続けられたのは、約13%
最初の5年間に最低リターンレベルであったファンド
次の5年間に優れたパフォーマンスを出したのが17%
直近のパフォーマンスで長期的なリターンは判断できない
・インデックス投資
コストの安さ
市場平均に負けないパフォーマンス
→ 長期的には優位に立つ
・コストは長期投資において最重要項目
例 米国ファンド25年間のデータ
コストが最も低いファンドは、約8.5倍になった
コストが最も高いファンドは、約6.3倍にとどまった
→ コストが結果を分ける
・アメリカ市場全体をカバーするインデックスファンドを永久保有する
大多数の投資家にとっては最適の戦略
ファンドマネージャーが長期にわたってS&Pを上回る結果を残すことは無理
・アセットアロケーション(資産配分)をどうするか
株式と債券にどう資産を配分するか
リスク許容度によって異なる
例 残りの投資期間(年齢など)
収入状況
リスクをとる意欲
・アセットアロケーションの例
株式 100%
株式と債券を60:40に固定
→ 株式の配分目安は、最大で80%、最低で25%
若い人なら30年以上の長期運用
年寄りはリスクを減らし安全に運用
スライドを使っての文字多めの独り語りです。基本的な用語の説明がないので、初心者の方は戸惑うかもしれません。ただ、私は知っていることばかりだったので、特に興味を惹かれることはありませんでした。
今日のアクションプラン
・資産についてどうしていくのかを検討する
今日のアクションチェック
資産は4%ルールで取り崩す予定です。しかし、定年までは働くつもりなので、まだまだ先のことだと考えています。
最近行ったのは、楽天銀行の改悪に伴って、普通預金をあおぞら銀行に移したことです。普通預金の微々たる利率でも、最も高い利率を提供してくれる庶民にやさしい銀行を応援したいと思ったからです。
ただ、よっぽど申し込みが殺到しているらしく、申し込んでからカードが届くのに2か月くらいかかったのは残念でした。
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