つばめ返しへの対抗策が分かりませんでした

4段への道

つばめ返しへの対抗策

つばめ返しへの対抗策

 AIとつばめ返しへの対抗策を検討しました。

 つばめ返しへの対抗策
 ⑴ 図から7五同歩
  相手は6五歩
 ⑵ 8六歩
  相手は2二角成
 ⑶ 同銀
  相手は7四歩打
 ⑷ 8七歩成
  相手は7五飛車
 ⑸ 7八と金
  相手は6七銀
 ⑹ 8九飛車成
  相手は7三歩成
 ⑺ 8四角打
  相手は6二と金
 ⑻ 7五角
  相手は5二と金
 ⑼ 同金
  相手は7六歩打
 ⑽ 5七桂打
  相手は7五歩で互角

 難しい変化が多く、これだけ駒を取り合っても互角という評価でした。

つばめ返しへの対抗策が分かりませんでした

図1 つばめ返し

 今日のお相手は、レート1672の2段の方でした。相手の方から対戦を申し込まれました。対局していただき感謝です。

 相手の方のプロフィールには、オールラウンダーとありました。相手の方が6六歩と止められたので、振り飛車と判断して、私は飛車先をつきました。

 相手の方が三間飛車だったので、へな急戦で対抗しました。私が、6段の方にも勝った優秀な戦法です。しかし、図1のつばめ返しへの対応を忘れていました。

 図1からの正着は、7五同歩です。しかし、私は6四歩と取りこんでしまいました。これで、相手の方が有利になりました。

 7四歩・7五桂に9五角と出ていれば、相手の方が有利でした。しかし、相手の方が8八角と引かれたので、私が有利になりました。

図2 7三歩成が嫌でした

 図2での正着は、8六歩です。しかし、それには7三歩成が嫌でした。そこで、私は7七歩と打ちました。同桂に8六歩としたのですが、これでは、桂跳ねから飛車を逃げられる変化がありました。

 しかし、お互いに飛車を取り合うさばき合いとなり、角桂交換で、私が駒得になりました。しかし、相手の方が手番を握っているので、7二と金と寄ってきました。

 その後、桂打ちから6一と金と入り、相手の方の攻めが続きました。私も攻めを見せないと一方的になります。そこで、3二と金と寄りました。相手の方は、5一と金と銀を取られました。

図4 角打ちが見えなかった

 図4からは、9四角打が正着です。しかし、その手は見えませんでした。私は、6九飛車と金取りに打ちました。相手の方は、5八銀打とガッチリ受けてこられました。

図5 指し手に迷いました

 図5で、指し手に迷いました。次の相手からの5三桂成が見えているからです。私は、7三角打としたのですが、これは完全なるポカです。同桂成と取られると敗着でした。

 しかし、相手の方が気づかず、8一飛車成とされたので、6四角と桂馬を取って事なきを得ました。今回の将棋で、一番反省しなくてはいけないのは、やはりポカでした。

図6 美濃崩しの桂打ち

 図6で、3六桂馬と打ったのが有名な美濃崩しの桂打ちです。このあとは、6六歩とたたき、同金に同角と角を切りました。

 同銀は、2八金までの詰みなので、相手の方は3六歩と桂馬を取ってきました。しかし、5七角成が決め手です。以下、同銀・2八金・4八玉・3九銀・5八玉・6九龍までの詰みで、私が勝ちました。

 今回の反省も、相手が取れるところに角を打つというポカをしてしまったことです。相手が気づかなかったので勝てましたが、気づいていたら負けでした。

 指す前に、駒の利きをしっかり確認するクセをつけなくてはいけません。

雑記 「神田ごくら町職人ばなし」を読みました。

神田ごくら町職人ばなし

 「神田ごくら町職人ばなし」を読みました。マンガ大賞2024の第3位の作品だったからです。久しぶりに、まったく読んだことのないマンガを読みました。

 江戸の職業の話なのですが、マンガというよりは、職人文化を伝えるために描かれたような作品です。芸術的な感じ江戸の息吹を感じました。

 1巻しか出ていないのですが、これから先の展開が楽しみです。

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