サラタメさん【サラリーマンYouTuber】
【解決済でした】その悩み、哲学者がすでに答えを出しています｜時代を代表する天才に相談してみた
9,001 回視聴2021/11/20
・誰しも悩みがあるのは当然
でも、一人で抱え込むのは、心が病むのでＮＧ
悩みは、時代を代表する哲学者が解決済み
２６個の悩みの中から、サラタメ的に厳選して４つの悩みを選択
①会社を辞めたいけど、辞められない
→ 動かずに動け ジル・ドゥルーズ
②いつもバタバタと忙しくて、時間がない
→ スケジュール帳を捨てろ アンリ・ベルクソン
③自分の顔が嫌いだ
→ トカゲではない証拠だ ジャン＝ポール・サルトル
④人の目が気になってしまう
→ マジックミラーを叩き割れ ミシェル・フーコー
①会社を辞めたいけど、辞められない
辞めるに辞められないという気持ちは非常によくわかる
サラリーマンは非常に搾取されやすい立場にある
しかし、その構造は「穴」だらけ
体は縛り付けられても、精神まで縛られる必要はない
・現在のサラリーマンに置き換えると
副業
会社が退屈 → 刺激的な副業
稼ぎたい → 稼げる副業
使えない窓際族として生きていくことも抜け穴
・会社を辞めなくても、最低限の環境は変えられる
無理して大きく動く必要はない
②いつもバタバタと忙しくて、時間がない
効率的に予定を管理している
→ 時間の捉え方が狂っている
時間と空間を勘違いしている
時間 ＝ 大きさが変わる
空間 ＝ 大きさが変わらない
同じ１秒でも大きさが変わるような感覚になる
スケジュール帳の大きさの変わらない空間
→ 大きさの変わる時間を管理するのは無理がある
→ 空間をギッチリ他人に縛られる時間で埋めてしまう
→ 自由を手放しいている
・スケジュール帳を埋めない１日を作ってみよう
最高に贅沢な時間の使い方
③自分の顔が嫌いだ
外見のコンプレックスを持っている人は多い
トカゲは、ありのままの姿を受け入れて生きる
人間だから、ありのままの姿を受け入れられない
→ だからこそ、ステキ
・どっちが自由？
トカゲ ＜ 人間
トカゲの生きる目的は、子孫繁栄のみ
人間は、子孫を残さないという選択もできる
→ 人間は、自由すぎて刑罰に近いくらいしんどい
・実存は本質に先立つ
人間は「本質」を「実存」によって超えてしまえる不思議な生き物
人間は「本質」（ブサイク）にいくらでも抵抗できる生き物
人間は自由さと向き合って克服することもできる
④人の目が気になってしまう
パノプティコンから着想を得た考え
パノプティコン ＝ 囚人たちから見えないように監視するマジックミラー
囚人たちは、監視していなくても悪いことをしなくなる
いつ監視されているか分からないから、常にきちんとしているようになる
・日常の社会もパノプティコンと同じになっている
他人の目の内在化
自分で自分を監視してしまっている
現代社会の「同調圧力」はエグい
・懸命になって「ゲイ」にならなければいけない
同性愛に目覚めることではなく、世を支配している「空気感」を疑うこと
マジックミラーを割って、誰がいるかを確認してみよう
〇哲学 ＝ すぐに活かせるものではない
だが、本質的な答えともいえる
私たちも現代を生きるプチ哲学者になろう！
本要約と言えばのサラタメさんです。今回の作品は、サラリーマン目線を捨てて、哲学という本質に切り込んでいます。個人的には、サラタメ的補足が好きなので、こちらに戻ってきてほしいです。哲学者って、例えですら難しいことが分かりました。
Dサウンド【本の解説】
【１６分で解説】その悩み、哲学者がすでに答えを出しています。 分かりやすく哲学をご紹介！！
484 回視聴2021/01/16
・哲学者の言葉が、違った角度の考え方を教えてくれる本
哲学者は、生涯を賭けて物事の考え方を模索し続けた
「仕事」「自意識・劣等感」「人間関係」
「恋愛・結婚」「人生」「死・病気」
〇「人間関係」
「友人から下に見られている」という悩み
アルフレッド・アドラーの答え
課題の分離
「下に見られたくない」 私の課題
「私のことを下に見てくるかどうか」 他者の課題
・他人の課題と自分の課題を切り分ける
そして、自分のできることを一生懸命やる
環境から逃げてしまうのも１つの方法
「逃げるかどうか」は、自分の課題
〇「人生」
「やりたいことがない。毎日が楽しくない」という悩み
道元の答え
日常にこそ、人生の「悟り」を得る機会が潜んでいる
些事・雑事・凡事こそ「悟り」に至る修行
・「今、ここに集中する」ということ
自分を忘れ、一つ一つの物事を丁寧にやる
→ 余計なことを考えないようになる
動く座禅
目的を持たず一心不乱に打ち込む
→ 生きる喜びを実感できる
〇「死・病気」
「死ぬのが怖い」という悩み
ソクラテスの答え
大切なことは、ただ生きるのではなく、よく生きることである
ただ生きる
生存本能に赴くままの生き方
金銭欲・出世欲・自己顕示欲
よく生きる
肉体的な生の長さにこだわらない生き方
本能に逆らう生き方
・知を愛し求める者としての生き方
欲望に従った生き方は、満たしてもキリがない
自分がなすべきことに耳を傾け、それに集中する
「この人生で良かった」と言えるように生活する
・哲学は「死の練習」である
知を愛し、求める欲求さえあれば、死ぬことも怖くなくなる
〇「仕事」
「会社を辞めたいが辞められない」という悩み
ジル・ドゥルーズの答え
動かなくても動くことはできる
会社にいて、上手に時間を使って、好きなことをやる
・副業
志を同じくする会社外の人と水面下で構想を温める
転職先を探してもいい
・資本主義からの逃走
現実社会に意思を持って抗えるかどうかが重要
逃走の線を引け
日々の仕事に忙殺されず、逃走の準備をする
〇「自意識・劣等感」
「自分の顔が醜い」という悩み
ジャン＝ポール・サルトルの答え
実存は本質に先立つ
・サルトルは外見コンプレックスを持っていた
ブサイクな容姿の自分を否定した
知性でセクシーさを獲得することができた
意思と努力でイケメンへの距離を縮めることができる
・実存は本質に先立つ
本質 ＝ 持って生まれた形
実存 ＝ 今、現在の形
人間は与えられらた本質を否定し、あらゆる囚われから自由な生き物
→ 今の形、実存の方が大切
・人間は自由の刑に処されている
自己イメージの束縛から自分を解き放つことができる存在
自分の可能性を開いていくことができる存在
いついかなる時でも自分を変えることができる
アニメーションではなく、動画の組み合わせとテロップによる独り語りです。アバタローさんを意識した作品です。ただし、テロップが話している内容通りなので、その点で差別化しようとしているのだと思いしました。
草てつがく
【スピノザ&アリストテレス】その悩み、哲学者がすでに答えを出しています【お智慧拝借】
773 回視聴2020/04/17
・私たちの日常的な悩みは、哲学者の世界と繋がっていることを示してくれる本
〇将来の不安とアリストテレス
プラトン 理想主義 vs アリストテレス 現実主義
悩み：将来の不安
将来の計画を立てることが解決策になりそうに思える
しかし、将来何が起こるかは誰にもわからない
・アリストテレスの答え
将来はいったん忘れ、今この瞬間にやるべきことに集中せよ
キーネーシス的な行為
他に目的がある行為
エネルゲイア的な行為
将来のことを忘れて没頭している状態
没頭しているときの方が良いパフォーマンスを生む
〇嫌いな上司とスピノザ
神すなわち自然
悩み：嫌いな上司
「あの野郎、何でもっと別の言い方ができないのだろうか？」と考えてしまう
・スピノザの答え
「自由な意思」などというものはない
起こることすべては必然であり、最初から決まっている
上司が嫌味を言うことも決まっていたことだと考える
→ 楽になれる
あきらめることができる
〇浅堀り
エネルゲイア的な行為
将来の不安を消すのではなく、将来という抽象的なものを消す
自由意志を想定しない
自然が自然と実行する
独り語りです。録音をモノラルでと言っているらしく、ヘッドホンの片側からしか音声が聞こえません。本からの引用が多く、文字情報が多すぎです。内容も難しすぎて何を言っているのかわからないところが多くありました。
今日のアクションプラン
・プチ哲学者になって考える
今日のアクションチェック
なぜ、「死」は怖いのか？
死と痛みを結び付けて考えてしまうことが１つです。
もう１つは、やり残したことがあることへの後悔。
死ぬ日が分かっていれば、やるべきことを今すぐに行動に移すはずです。
我々は、死ぬ日が分からないことを希望としています。しかし、実は、それは後悔を前提とした希望でしかないのかもしれません。
コメント