食事は他者とのコミュニケーションの時間でもある
・食事は人間の基本的な欲求を満たす行動
食事中には快楽ホルモンの一種ベータエンドルフィンが分泌される
・ランチョンテクニック
食事をしながら交渉することで好印象を持ってもらうテクニック
・つい油断するとやってしまいがちなNG行動をランキングにした
食事のとき好印象を持たれやすい2つの理由
1つめは、人は口にものを入れているとき、口の中の感覚に注意が向きます。思考が食事に集中するため、いつもより判断力が鈍くなり相手の話を受け入れやすくなるのです。
2つめは、おいしいものを食べると「快楽」が生まれます。人は快楽を感じたら、そのとき一緒にいた相手や話題も「快楽」と結びつけてしまいがち。そのためおいしい食事をしたときは、同じ空間にいた人や話の内容について「素敵な人だったな」「いい話だった」と好感を抱きやすくなるのです。
ランチョンテクニックを使うときの3つの注意ポイント
①誘い方が分からないときは、ダブルバインドを使う
②会話の内容も楽しい話題にする
③相手の好みを調べておく
ダブルバインドとは、相手に「Yes か No」で答えさせるのではなく、「A か B」で答えさせるように質問をすることで、相手に断られにくくする方法です。
5位 お店のイチオシを頼まない
・強烈な天然の若手社員の話
会社の仲間8人で居酒屋に行くことになった
お刺身がおいしい海鮮料理の居酒屋
先に行くその若手社会人に注文を任せた
お刺身を食べるのを楽しみにしていた
しかし、運ばれてきたのは特大メンチカツ。しかも8人全員分
その後、焦がし醤油チャーハンが運ばれてきた。しかも8人全員分
・幹事や、さそう側の人は、情報を前もって調べておくと食事を楽しむことができる
何がおいしいのか、売りなのかを調べるのは10秒
全国 居酒屋 人気ランキングTOP20
①魚虎
②酒盃
③和洋酒菜 ひで
④高太郎
⑤さけ富
⑥ながほり
⑦心粋厨房 獬
⑧むろまち 加地
⑨捏製作所
⑩赤垣屋
⑪産直屋 たか
⑫やす田
⑬酒井商会
⑭岸田屋
⑮きはるの胡麻鯖や
⑯かんだ光壽
⑰舞浜
⑱山葵
⑲源氏
⑳酒・肴 おまた
4位 人の分を取り分ける・お酒を注ぐ
・上下関係が厳しい飲み会は地獄のようにつまらない
どうでもいいことに気を使う必要はない
・大皿の場合、どれだけの量を取るのかは自分で決めたほうが良い
お酒は自分のペースで飲むほうが良い
・「今日は全部セルフでいきましょう」と最初に言うことにしている
会社の場合は、一番上の人からの提案がないとどうしようもない
上下関係に厳しい上司が一人でもいたら終わり
・家族・友達どうしもやめたほうが良い
旦那のビールを奥さんがつぐもやめたほうがいい
気づかない間に上下関係が生まれる
・絶対というわけではなく、みんなが「別にやらなくてもいいのに」と思っていることを形だけでやり続けるのはやめよう
・基本的なマナーは、営業などの職種によってはマスターしておいたほうがいい
酒席5つのマナー
①飲めなくても口はつける
アルコールなしでも宴会のムードを壊さず、自ら座を盛り上げる気づかいをしましょう
②無礼講はなし
酒席といっても仕事の延長と捉え、ハメをはずして飲みすぎないようにしましょう
③若手社員は気配りを
お箸や取り皿、お酒が足りているかなどは常にチェック
焼酎などのお酒を率先してつくるなど
若手として宴会がスムーズに進むように気配りをしましょう
④女性は二次会を遠慮しても失礼ではない
先に失礼するときは「電車がなくなるので」などの理由を伝えましょう
⑤お酌はケースバイケース
お酌については、先輩社員にどうすればいいのか、あらかじめ聞いておきましょう
⑥お酌を受けるときはひと言お礼を
「ありがとうございます。いただきます。」とお礼の言葉を。
お酒を注いでもらったら、必ず口をつけてからテーブルに置きましょう
3位 マナー違反を注意する
・食事の席で最悪なのは、メシがまずくなる・空気が悪くなること
・テーブルマナーについては、メディアや本が煽りすぎ
・マナー・常識のような共通認識を持つのは大切
だが、ルール破りをした人を罪人のように扱うのはやりすぎ
手段が目的化してしまっている
・エリザベス女王の逸話
一緒に会食した人がフィンガーボールの使い方がわからずに中の水を飲み干してしまった
それを見た女王は同じようにフィンガーボールの水を飲んで恥をかかせないようにした
これは経験があります。私の姪っ子が、私のことを食事のマナーで注意したことで不快になりました。
私には、ご飯茶碗を持ったままおかずを右手で取りに行くというクセがあります。どうやらこれを姪っ子はマナー違反と教わっていたらしいのです。
「おじさん、茶碗は置いてからおかずは食べる!」と偉そうに命令します。
カチンときた私は「君を教えた人は、年上の人に対する礼儀を教えてくれなかったようだね」と嫌味っぽく言ってしまいました。
小さい子は、教わった通りに他の人に教えようとします。そこに目上も目下もないのです。姪っ子に罪はありません。姪っ子に教えた人もしつけとして良かれと思ってしています。
俯瞰して見れば、わかることも感情が先に立つと見えなくなります。反応しない練習が必要です。
今、調べたのですが「和食を食べる際、たまにお椀やお茶碗を手に持つことなく食べる方を見かけることがあります。実はこれ、日本料理や日本の食事ではマナー違反とされています」と書かれていました。知らなかったです。調べてみることは大切ですね。
番外編 クチャラー
・マコなり社長は、クチャラーが苦手
生理的な嫌悪感がどうしてもある
クチャラーという言葉は、マコなり社長の動画初めて知りました。私は気にしたことさえありませんでした。今までクチャラーでひどい人に出会ってなかっただけかもしれません。
最近、鼻がつまるので、私自身がクチャラーにならないように気をつけます。
2位 よく噛まない
・マナーではなく健康上の問題
・マコなり社長は食道炎だった
・食道炎を改善するためにやった方法
①食事・飲み会の内容を変える
脂っこいモノを食べる量・カフェインを減らした
②姿勢
食事のあとは猫背で作業をしないようにしている
③よく噛む
最強の健康法
「肥満防止」
「食べ物を消化しやすくなる」
「歯の病気予防」
食べ物の味をよく味わうという意識の方が続けやすい
よく噛むことの8つの効果
①胃腸の働きを促進する
②むし歯、歯周病、口臭を予防する
③肥満を防止する
④脳の働きを活発にする
⑤全身の体力の向上
⑥味覚が発達する
⑦発音がはっきりする
⑧がんを予防する
私は昔から早食いです。何度か直そうと思ってチャレンジしたのですができませんでした。
そのせいか胃腸も弱く、胃潰瘍になったこともあります。胃薬は手放すことができません。
「30回噛む」などもチャレンジしましたが、忙しくなるとすっかり忘れてもとの早食いに戻ってしまいます。何かいい手はないかとずっと考えていました。
今回のマコなり社長の「 食べ物の味をよく味わうという意識の方が続けやすい 」がよい方法だと思いました。私には食事を楽しむという感覚があまりありません。食事は栄養補給だと割り切っていました。
しかし、仕事を楽しむように仕組み化できた今、食事も楽しむことができるのではないかと思います。食事できる回数も残り少なくなりました。食事も楽しみにしていきたいです。
1位 スマホをいじる
・スマホに人間が飼われている
9割方の人がスマホ中毒
・食事のときにスマホをいじるのは印象が最悪
・連絡が必要な時は事前に相手に断っておく
・食事中はスマホを離れた場所に置くか、カバンにしまう
食事中のスマートフォン使用をめぐり、インターネット上で議論が盛り上がっているそうです。
TV番組の
「食べている時も話をしている時もスマホ画面から目を離さない人が多い」
「会話が弾まない」
「あ料理を味わっている様子が感じられない」
とイライラを募らせているという視聴者投稿が始まり。
番組を受け、ツイッター等には「衛生面的に嫌」「依存症すぎる」といった拒否反応から「今時フツーでしょ」「怒る人とは食事できない」といった肯定意見まで、さまざまな声が上がりました。
その中で特に目立っていたのは「一人の時ならセーフだが、人といる時はアウト」という意見でした。行儀の悪さそのものではなく、「人に直接迷惑をかけていないかどうか」がポイントになっているのでしょう。
私自身は、スマホは必要以上に触らない方が中毒にならなくてよいと考えているので、食事中のスマホには当然反対です。でも、時代とともに変わっていくマナーなのかもしれません。
バカ話をせずに食事会・飲み会を楽しむ方法
①人数4人以下
②質問主体で話す
③聞かれていないのに自分の話をしない
④人にアドバイスをしない
⑤愚痴は言わない・バカ話に頼らない
⑥過去よりも現在と未来の話をする
⑦わからない人がいる話題は、すぐに切り替える
⑧会話に迷ったら「○○さんが今 関心のあることは何ですか?」と聞く
⑨二次会をしない
⑩22時前に帰る
コロナで飲み会が無くなりました。私は気楽で良いと感じていますが、職場の風通しが悪くなったと考えている人もいるようです。
私の職場はかたい人が多く、お酒の席でないと自分をさらけ出せない人も多いと感じています。私もその一人かもしれません。
でも、それは仕組に問題があるのではないでしょうか。お酒の力に頼らなくても、居心地の良い職場にはできるはずです。
私は現状で満足しているので動くつもりはありません。しかし、長期的には考えなくてはいけない問題なのではないかと思います。
今日のアクションチェック
・食事を楽しむことで、ゆっくり食べることを習慣化する
今日のアクションチェック
ゆっくり食べようと意識するよりも「美味しく食べよう」と意識することで、思った以上にゆっくり食べることができています。
ゆっくり食べるということには、やらされる感が伴います。
それに対して、美味しく食べるということは、脳も望むことなので記憶にとどまりやすいようです。
「美味しさ+健康」の一石二鳥です。
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