欠点を直すよりも先にやるべきこと
・人の欠点・短所は簡単には直らない
欠点・短所は先天的な気質・長年の積み重ねた思考習慣から生まれている
・まずすべきは、長所を活かし自分だけのスタイルを確立させること
欠点を直さなくて問題ない活況・構造をつくることにエネルギーを使うべき
・欠点を直そうとしてしまう理由
①人の欠点はわかりやすい
自分が人と比べて劣っていると感じることは気になる
②メンターが自分のスタイルを強要してくる
人にはスタイルがあることを正しく理解しているメンターが少ない
私の欠点は、コミュニケーション能力です。人と一緒にいることがストレスになってしまいます。一対一ならまだよいのですが、よく知らない集団の中にいるとても疲れてしまうのです。
耳鳴りがするようになり、選択的に人の声を聞きとれなくなってからは、特にその傾向が顕著になりました。集団の中にいると人の声が聞き取れません。人の声も雑音も同じレベルで聞こえてくるからです。一般の人に働くカクテルパーティー効果が私には働きません。
人間は集団で生きることが本能です。私自身も孤独が好きなわけではなく、孤独に慣れてしまっただけなのです。人はあらゆることに慣れていきます。でも、慣れるだけであって、求めているわけではありません。いつかは仲間が欲しいと思っています。
「欠点」に逃げるのは楽
・自分の人生が満足できないのは欠点のせいにする人がいる
欠点を努力しない、やらない理由にしてしまう
・みんな不平等
誰かと比べるのではなく、よりよい存在になろうと行動し続けることはやめてはいけない
マコなり社長に出会い、逃げることを止めることができました。それまでの私は、働くことから逃げていました。働くことは、お金を稼ぐための行為であり、楽しくないものであると決めつけていたのです。
しかし、人生の3分の1は働いているのです。「早く終わらないかな」と考え、耐える時間にするには長すぎるし、もったいないことを教わりました。
自分の価値観を「ICTによる他者貢献」と決めました。次に、部署異動を希望し、徹底的に根回しを行って希望部署に異動しました。あとは失敗を恐れず、行動することで仕事が楽しくなったのです。
逃げるのではなく、仕組みで解決する方法を考えましょう。
優柔不断
・日本人の2人に1人が自分のことを優柔不断だと思っている
優柔不断は悪いことではない
・ソーシャルスタイル
自己主張が強い ⇔ 弱い
感情が出にくい ⇔ 出やすい で4分割
・マコなり社長はドライビングタイプ
自己主張が強い、感情が表に出ないタイプ
リーダー・経営者に比較的多い
・マコなり社長は、自分を優柔不断だと思っている
判断軸が決まらないときにメチャクチャ悩む
ドライビングタイプに必要なのは、判断軸・網羅性
→ 人よりも深く物事を考えられるという長所になる
・アナリティカルタイプ
論理派だが自己主張が弱いタイプ
「まあどうでもいいや」と考える優柔不断
聞き出すと冷静な答えを導き出す
・エミアブルタイプ
感情的共感力が高くて自己主張が弱いタイプ
遠慮する優柔不断
みんなに合わせようとして決められなくなる
アナリティカルタイプとの違いは推しに弱いこと
・エクスプレッシブタイプ
シンプルに優柔不断ではない
空気を読まずに一番に決めてしまえるタイプ
・ドライビング、アナリティカルは新しいことを覚えるときに優柔不断で苦しむ
考えすぎてしまい動きが遅くなる
一度全体図を理解すれば驚くべき速さで手が動くようになる
物覚えが悪いと悲観する必要はない
・一番注意したいのはエミアブルタイプの優柔不断
自分の頭で考えない人が仕事で活躍するのは難しい
仕事だけはドライビングタイプに寄せて仕事人格をつくる
コミュニケーションの仕事であれば、うまくいく
私はアナリティカルタイプです。とにかく考えていて動かないタイプ。会議のときに意見を言うつもりでいるのですが、考えているうちに話が先に進んでいることもあります。
確かに会議で議題が先に進んでしまうと「まあいいや」と考えていました。8割主義とよく自分で言っていましたが、自分の意見が8割正しいと思ったときにだけ発言するようにしていると思っていました。しかし実際は、考えているうちに話が先に進んで「まあいいや」となっているだけでした。
今は、かなりドライビングタイプに近づいてきました。会議でも意見を必ず言うようにしています。8割ではなく、6割くらい自分が正しいと思ったときに「エイヤー」と手を挙げるようにしているのです。失敗もよくありますが、モヤモヤが減ってスッキリします。
緊張しやすい
・社交不安障害と呼ばれる先天的なものもある
その場合は心療内科を受診するほうがいい
マコなり社長は、徹底的に準備をするようにしてきた
・ドライビングタイプは完璧を求め過ぎて緊張する
アナリティカルタイプは人前に立つことに緊張しない。意外と話が上手い
エミアブルタイプは空気を読み過ぎて話を盛ったり、嘘をつくことがある
エクスプレッシブタイプは緊張しない
・緊張するのはよいこと
どうしても緊張する人は、人の3倍準備をする
緊張しいの人は自分の出る場を絞る
緊張はひどいです。体調にまで変化が出ます。以前ICT関係の資格を取るために地方都市の受験会場まで行った時のことです。非日常にやられてしまい、すごく緊張していました。
コロナの対応のため、検温がありました。結果、37.7℃。試験監督の方から「37.5℃以上の方は受験できません」という冷たい一言がありました。時間をおいて検温してもらうことをお願いしてトイレへ。たまたまサンドイッチを食べたので、ペーパータオルがありました。それで額を徹底的に拭き温度を下げる努力をしました。
2回目の検温で合格しましたが、もはや精神状態はボロボロ。とても受験どころではありませんでした。結果は、1次は通過したのですが2次で不合格。
最近は試験に不合格続きで、自分の不勉強を歳のせいにしてしまいそうです。
繊細すぎる
・昨年「繊細さん」という言葉が話題になった
HSP(Highly Sensitive Person)
生まれつき繊細で、周りの人が気づかない小さなことによく気づいてしまう人たちのこと
日本人の5人に1人がHSP
・HSPの特徴
①いつも深く考え込んでしまう
②外部の刺激を受けやすい
③共感しやすい
④疲れやすい
・マコなり社長は、やや繊細さん気質があると考えている
①みんなが楽しめているかをずっと気にしてしまう
②人がたくさんいるところに行くと疲れる
③テレビのニュースで落ち込み過ぎてしまう
④旅行の予定を細かく立てないと気がすまない
・繊細さんの特徴には多くの人が当てはまるものが多い
自分にあったスタイルを確立していくことが重要
①刺激の多い環境を避ける
②イレギュラーな事態を避けるために計画をしっかりする
③とても疲れやすいので人よりも休む
私は、自律神経失調症で休職を2度経験しました。それくらいの繊細さんです。
他人とのコミュニケーションがうまくいかなくなったときに、徹底的に落ち込みます。考え込んでしまい、寝られなくなっていたのが自律神経失調症の原因でした。
でも、それは20年前の話。今は、他人との関係を最小限にすることでストレスを緩和しています。また、マインドフルネス瞑想や筋トレなども精神に良い影響を与えているようです。
環境を変えるのが一番良い方法だと思います。
飽き性
・マコなり社長も飽き性
①すぐ他に興味が移ってしまう
②もう十分だと見切りをつけるのが早い
・飽き性はたくさんのことを経験できるというメリットがある
でも、浅すぎると学ぶものがないのでダメ
・何かやってみるときには50時間投下することを推奨している
続けていくうちに成功体験を得て楽しくなっていくことがある
・飽き性の人のアクションプラン
①大会・コンテストに応募する
やらざるを得なくなる
②毎週相談できる師匠をつける
相談相手の価値はデカい
③1人で取り組む
師匠はいたほうがいいが、誰かと一緒にやるのはよくない
一緒にやる人ができる人だとデモチする
私は、飽き性ではありません。今回の中で唯一あてはまらないのが飽き性。どちらかと言えば、凝り性です。
将棋は、アマチュア三段になるまで続けました。そこが才能の限界でした。パズドラは、無課金でどこまでいけるかにチャレンジしました。結局、膨大な時間を使って無課金でほとんどのダンジョンを攻略しました。ポイ活も微々たるお金のために、クリックをくり返しました。
凝り性の弱点は、ハマってしまうと価値を冷静に見ることができなくなってしまうことです。ムダなことに膨大な時間を投下していることに気が付きません。
マコなり社長に出会って、我に返りました。早くマコなり社長に出会いたかったです。
しかし、53歳からでも遅くないということを実証します。いや、自分の中では、もうすでに大きく変わったことを実感しています。
人見知り
・大人の約6~7割が自分のことを人見知りだと感じている
エクスプレッシブタイプ以外全員人見知り
ドライビングタイプは、表面上の相手に合わせたコミュニケーションが苦手
アナリティカルタイプは、思いつきでポンポン話すが苦手
エミアブルタイプは、会話で気をつかいすぎてあとで疲れてしまうから苦手
・人見知りは、よい人間関係をつくろうとしていることの裏返し
悪いことではない
・人見知りの人のアクションプラン
①営業モードを持つ
お客さんに接するときはテンションを上げて明るく話すようにする
もう一つの人格をつくることは誰にでもできる
②初対面の大人数がいる場に行かない
どうしても疲れてしまう
早めに切り上げる
私は極度の人見知りです。初対面の人とうまく話せたことがありません。
世間話を上手くするテクニックなども学んだのですが、まだうまく活用できていません。オウム返しや「木戸に立ちかけし衣食住」など、頭でわかっていることと実際に使えることでは大きな開きがあります。
やはりメタ認知が一番重要なのでしょう。自分を俯瞰して、もう一人の自分を作り上げるのです。そのもう一人の自分が、客観的にテクニックを使えているかを判断できるまでに育てると、人見知りを克服できると思います。
まだまだですが、たまに自分を俯瞰して見ている状態を感じられることもあります。意識しているかどうか、やろうとしているかどうかが大切です。
毎日をトレーニングだと考えて実践していきます。
今日のアクションプラン
・自分を俯瞰して見るもう一人の自分を感じられるようにトレーニングする
今日のアクションチェック
今日、タイムリーに「無(MU)」という本の動画を見ました。その本の中で「停止」と「観察」を学びました。
「停止」とは、マインドフルネス瞑想のやり方で考えないようにすることです。「観察」とは、メタ認知する自分をつくり、自分の執着を「○○と考えている」と客観視することです。
嫌なことがあったので、この「観察」が役に立ちました。何度も「嫌なことがあったことをまた考えている」と客観視することができました。
客観視することで徐々にその考えに執着してることに気が付き、考えなくなりました。
これからも使える方法だと思います。
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