資料づくりの原則 その4
図形 編
①角丸を使わない
・四角の図形の角を丸める ✖
初心者がやりがち
丸いものは悪目立ちする
②シャドウを使わない
・図形の後ろにシャドウを入れる ✖
文字の後ろと同様
・プロは微妙なシャドウを入れることもある
初心者はすべきでない
③ギザギザを使わない
・特売以外で使い道はない
④斜めにしない
・なぜ斜め?
⑤普通の矢印を使わない
・オススメは▶
洗練された印象になる
・普通の矢印は目立ちすぎる
ダサい
角丸はけっこう使ってしまっていました。優しい感じに見える気がしていたのです。写真やボタンの角を丸くしていました。確かに目立ちます。
部屋の中で丸いものを探してみました。ちょうちん・時計・コーヒーメーカー・ソファがありました。確かに目立つ必要があるところに使われていました。
シャドウを使わないは守れていました。使ってもあまり変化がないという意味で使っていませんでした。労力ほどの効果がないと考えていたのです。
ギザギザを使わないも守れていました。吹き出しを使うなら、丸いものを使っていました。でも、吹き出し自体、ほとんど使う機会はなかったです。
斜めにしないも守れていました。1回だけ、対戦者表示のときに使ったことがあります。2つのモノを対比して、角度をつけるときには使えると思いました。
普通の矢印は使ってしまっていました。確かにスライドだと、矢印は目立ちすぎる気がします。正直、気にしていませんでした。
資料づくりの原則 その5
画像 編
①画像の比率を変えない
・画像の縦横比を変える ✖
比率を変えないように拡大・縮小する
②いらすとやを多用しない
・いらすとや自体は素晴らしい
いらすとやは見慣れすぎている
カジュアルな印象になる
→ カジュアル = チープ
・いらすとやはコミカルな場面で使う
基本はAdobe StockやFreepik
特にFreepikは使いやすい
③AI感丸出しの画像を使わない
・AIが生成した画像 ✖
独特な違和感がある
④謎の外国人を使わない
・驚き・感動・悲しみの表現で謎の外国人 ✖
外国人の画像は違和感が出る
素材っぽいチープ感が出る
⑤人の顔を入れない
・人間の目は人の顔を注目する
画像はイメージを伝えるために載せるもの
イメージよりも顔を見てしまう
→ クロップして顔を見えなくすべき
鼻より上くらいにする
オススメ
⑥オススメの画像を探すサイト
・画像を探すべきサイト
⑴ O-DAN
画像を検索できるサイト
外国感があるものが多い
→ 画像は選ぶ必要がある
商用でも無料で使える
⑵ Adobe Stock
日本人の素材を探すときに便利
基本有料だが無料もある
⑶ Freepik
1か月約3000円で有料
100ダウンロードできる
有料だがオススメ
抽象化されたイラストがオススメ
画像の比率を変えないは守っていました。変えると美しくなくなります。生徒は結構やってしまうので、注意したこともあります。比率を変えない方法をきちんと教えるべきです。
いらすとやは、たまに使っています。確かによく見かけるし、ちょっとコミカルな印象です。真剣なプレゼンでは、使いにくいと思いました。
AI画像は、AI画像がなかったころにしかプレゼンをしたことがないので、使ったことがないです。AI画像のレベルは、どんどん上がっています。他の画像と区別がつかなくなる日も近いと思われます。
謎の外国人は、たまに使ってしまっていました。日本人は、顔を出すと肖像権の問題があるので、まだ外国人の方がマシだと思っていました。顔出し自体がダメですね。
人の顔は、たまに入れてしまっていました。上の外国人のことも考えると、顔の部分が入らないようにトリミングして使うのがベストなようです。
今日のアクションプラン
スライドの図形・画像の使い方ができていたかを振り返る
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