「頭の切れる」人になる思考法

「頭の切れる」人になる思考法 マコなり実験

構造思考

 どうしてこの問題が起きるのか俯瞰して考えることが、構造思考です。

 メタ認知に似ています。自分を客観視して、もう一人の自分が外側から自分を見るように、問題を広い視野で見ることです。

 私ができているかというと、自分が主体としてかかわる問題に対しては、できていません。

 感情が優先してしまい、客観視できなくなってしまうからです。

 私の職場で、関係のよくない二人がいます。私はその上司にあたります。二人の関係をよくするために、私は努力しています。でも、うまくいきません。そのときに、感情が表に出てしまい、自分の心が痛くなってしまうのです。他人はコントロールできません。自分の課題と他人の課題を分けて、自分の課題に全力を尽くせばよいのです。頭ではわかっています。しかし、日常の場面でできているかというと…。心せねば。

なぜ構想思考ができなくなるのか

 マコナリ社長は、「価値観が正しくないから」と断言されます。

 アイスバーグの理論。「価値観 → 思考 → 行動 → スキル → 成果」と積み重なる三角形。成長マインドセットという本を参考にされています。

 人生すべてのことは、「構造と運」によって起きるという考え方です。

 最近、「仕事は楽しいかね」という本のマンガ版を読みました。Amazonプライム、プライムリーディングで現在無料です。

 実は、その本を読むのは2度目でした。読み始めて「あ、これ読んだ。」と気が付きました。でも、何を伝えている本かは、忘れてしまっていました。

 この本の話とマコなり社長の主張は、とても似ています。「仕事は楽しいかね」が伝えているのは、新しいことを毎日行うことです。なぜかというと、新しいことを始めなければ、人生が変わらないから。成功と失敗は、コインの裏表のようなもので、運の要素が強いということです。

 「構造と運」に似ています。何もしないでいることが、一番のリスクです。52歳の私は、守りに入ってしまいがちです。しかし、リスクは、「危険」ではありません。リターンをもたらすチャンスなのです。心せねば。

今日のアクションプラン

・自分の価値観について考える。

・構造思考で、今の職場をとらえてみる。

今日のアクションチェック

 自分の価値観を深掘りして考えました。

 一番影響を受けているのは、マコなり社長です。人の人生を変えることがマコなり社長の信念です。価値観として、譲れないものです。

 本の中で影響を受けているのは、「嫌われる勇気」です。アドラー心理学。目的論。幸せとは、承認欲求を満たすことではなく、他社貢献だという考え方です。

 私の価値観は、このアドラー心理学から来ています。今まで行ってきた平安を求めること、快楽を求めること、ともに幸せになれませんでした。

 他社貢献こそ、幸せだと考えます。できるだけ多くの人の役に立ちたいと思っています。そのために、今の自分でよいのでしょうか。日々考え続けていきます。

 構造思考で職場をとらえてみました。私の職場は、利益を最優先にしていません。ゆえに、目的が不明確になっています。

 目的が不明確であるために、個人個人が違う方向を向いています。組織が一つになっていません。

 時間にもルーズです。時間効率を考えていません。だらだらとした時間が流れています。

 無駄な仕事が多いです。前例踏襲で、新しいことに対して否定的です。

 私がしたいこととは、遠いことを再確認しました。

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