ほとんどの人にやりたいことなんて必要ない
・自分のやりたいことが分からない病にかかっている人が多い
・人間には2種類いる
①ToDo型の人間
②Being型の人間
①ToDo型の人間
明確な夢や目標を持っているタイプ
1%しかいない
②Being型の人間
どんな人でありたいか、どんな状態でありたいかを重視する人
残りの99%
・世の中にあふれている成功哲学は、ToDo型の人間が書いたもの
心からやりたいことを持てというが、Being型の人間とは成功の方法論が違う
マネしてもさまようだけ
・YouTube「好きなことで生きていく」というプロモーション
インフルエンサーたちは「好きなことをやることが市場価値につながる」と言う
この言葉に動かされた人もいるだろう
・明確な好きなことなど持たなくてよい
「明確な」がポイント
好きなことは必要だが、明確すぎる必要はない
・ToDo型、Being型の分類はあまり気にしなくてよい
明確な好きなことを持たなくてよいがポイント
ToDo型、Being型は、どちらかというのではなく、すべての人は両方持っていて、変化するものだと思います。
私は、明らかにBeing型の部分が多い人間です。毎日が楽しくありたいという気持ちが強いです。しかし、毎日が楽しいためには、自分の価値観が定まっており、ブレない存在であることが必要になってきます。すると、ToDo型の部分が必要になってくるわけです。
明確な好きなことは必要ないというところは、同感です。必要なのは、成功体験です。
仕事で成功すれば、うれしいし、楽しくなります。楽しくなれば、好きになってくるものです。ですから、成功体験を積めば、仕事は好きになってきます。
私自身は、仕事で失敗もたくさんしてきましたが、そこそこ成功体験も積んできました。仕事は、嫌いではなかったです。しかし、飽きてしまいました。自分がやりたいと思えることがなくなり、手を抜いても失敗することはなくなりました。だからと言って、趣味に打ち込むこともできなかったです。ただ、漠然と生きているだけの存在。
マコなり社長に出会うことがなかったら、どうなっていたのだろうと寒気が走ります。
楽しい状態は、レベルアップとステージ選択
・Being型の人間が楽しく仕事をするには、
①市場価値を高める
②仕事の難易度と自分の実力がちょうどいいバランスになるように選択する
・市場価値が上がっているか
ちょっと難しいくらいの仕事の難易度になっているか
違うなら環境を変えるタイミング
Being型の人が目指すものについて考えてみました。
Being型は、今している仕事に対して「そこそこ楽しい」「まあ悪くないな♪」と思える状態を作ることが大切です。そのために目指すことは2つあります。
①自分自身の価値を高める
周囲の人の役に立てていたり、信頼されている状態をbeing型の人間はとても心地よい状態だと感じます。
周囲の期待に対して自分の能力が低い場合は、自己研鑽によって高めていく必要があります。また、自身の人材価値がその環境にとって高すぎる場合は、もっと高いステージを目指していきましょう。
②自分のポリシーに合わない仕事を避ける
Being型の人間は、『本当に心からしたいこと』は持ち得ていませんが、一方で『心からしたくないこと』はあります。ToDo型の人間であれば、「やりたいことのためには手段を選ばない」という言い訳を自分の中に作ることで乗り越えられますが、being型は精神的に逃げ場がなくなりやすいです。
こういった職場環境では、いつまでたっても幸せになれないので、早めに職を変えるという選択肢を見出したほうが良いでしょう。
ある程度、自分が好きなことは必ず見つかる
・自分の好きなことではなく、自分が嫌いでないことから探す
・自分が大好きで仕事をやっている人は、ほとんどいない
苦でなければそれでよしとする
・明確に好きなことがある人は、嫌いではないことをやって、結果を出せた経験がある人
・自分が得意だと思えると、どんどんチャレンジして、どんどん上達していく
・一番よくないのは、何もせず、中途半端な状態でいること
・苦ではないことの中から1つ決めて取り組んでみよう
結果が出たら、好きなことになっていく
・自分にラベルを貼れ、キャッチコピーをつけろ
決めるとその瞬間から人生が変わる
やることが絞られる
自分の決めた価値観が行動につながる
私のキャッチコピーは、「ICTでの他者貢献」です。自分の価値観と同じです。
価値観を決めてから、ブレなくなりました。やりたいことが明確なので、それに照らして仕事をすることができます。Being型の部分が強い人間ですが、価値観を明確にしておくことは生きやすさに繋がります。
楽しく生きるために最近感じることは、土台となるQOL(Quality of Life)が大切であるということです。QOLとは、「人生の質」、「生活の質」などと訳され、私たちが生きる上での満足度をあらわす指標のひとつです。医療の場で使われることが多い言葉でもあります。
QOLを高めるために、健康が最も大切だと感じるようになりました。若いうちは、感じることのなかったことです。ヘルニア、めまい、耳鳴り、原因の分からない肩の痛みを経験し、毎日「これが治ったらどんなに幸せだろう」と思うことが増えました。
まずは、毎日の生活を整え、健康に配慮することが50代の私には幸せに繋がることだと感じられます。
最後にメッセージ
・今の職場に対する不満のある人は、仕事を変えるタイミング
・仕事内容が問題であれば、部署移動をする
・そうでなければ、転職を考える
・転職して当たり前の時代
・全ての会社がいつでも転職できるけど、それでもやらないという状態を目指すべき
・世の中の仕事は大きく3つに分類される
①仕事として好きなことを続ける
②仕事は最小限にして、趣味に打ち込む
③いやいやながら今の仕事を続ける
・③の人が①や②に移動する時代がやってくる
幸せに働く権利を捨てるな
最後は、あなたが勇気を出して自分の人生を変えるしかない
AIによって現在ある仕事の半分がなくなるとされています。しかし、YouTuberやプロゲーマーのように新しい仕事も生まれてくるでしょう。
そこで、新しい仕事に必要な共通点を考えてみました。
①指導(Coaching)
特定のスキルの上達のため、人々を支援することが重視される。
②医療・福祉(Caring)
医療システムが社会・経済・技術の変化に対応できなくなり、健康と福祉の重要性が増す。
③つながり(Connection)
人と機械、現実と仮想などの間でのパートナーシップが重要となる。こうした複数の世界を橋渡しできることが鍵。
普遍的なことは、どれほど技術が進歩しても、人間である私たちは人間的な関わりを最終的に欲しています。ツールとしてのAI、技術支援は必要だが、技術のための技術は必要ありません。
今日のアクションプラン
・自分が避けるべき仕事について考え、やらなくてよい仕組みを考える
今日のアクションチェック
私が避けるべき仕事は、苦手としてる人と人の調整です。
まとめ役のポストからは外れたために、調整関係の仕事は減りました。しかし、人間関係でうまくいかず、他人から愚痴を聞かされることもあります。愚痴については、構造的に話を聞く時間をなくすことができるようにします。
前向きに解決できるように促していきます。
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