フェルミ漫画大学
【漫画】「悪いヤツほど出世する」をわかりやすく解説!【要約/ジェフリー・フェファー】
29,742 回視聴 2022/07/03
・ナルシストなヤツほど出世する
成果を出してるリーダー
謙虚 ✖
自己中心的で自信過剰 〇
→ ナルシストなリーダー
謙虚なリーダー
誰からも信頼される
部下も働きやすい
ナルシストなリーダー
自分を売り込むのがうまい
自信たっぷり
事業アイディアや会社の未来を熱く語る
→ 投資家の支援を得られる
社内も活気にあふれる
ナルシストな人は目立ちやすい
リーダーとして選ばれて出世しやすい
・素顔を見せないヤツほど出世する
リーダーが最もやってはいけないこと
自分の気持ちに忠実にふるまうこと
→ 周囲の人が期待する通りのリーダーを演じる
例 プロジェクトリーダー
プロジェクトは軌道に乗らず苦しい日々
「プロジェクト、なかなか上手くいかないね」✖
→ メンバーはやる気をなくす
「大丈夫、きっとうまくいく」〇
→ 安心感につながる
自分の感情に負けないこと
多くの分野で良い成績を上げるための必須の資質
例 スポーツ
痛みや疲れをこらえてプレーする
試合に負けそうなときでも戦えるフリをする
・嘘をつくヤツほど出世する
優秀なリーダーは自分の利益になるなら躊躇なく嘘をつく
理想のリーダー像と実際のリーダーの姿は異なる
リーダーが嘘をつく理由
口にした瞬間は嘘でも、嘘をつき続けることで真実になることもあるから
例 スティーブ・ジョブズ
優秀な人材を引き抜くために
「君の時間はAppleで使うのが最も建設的だ」
→ まったく根拠のない言葉
でも、採用された人は信じて多くの成果を残した
自分の心に対しても嘘をつく必要がある
例 英語圏の決まり文句
「成功するまで成功しているフリをしろ」
→ 嘘はいつか真実になる
・信頼しすぎると損をする
リーダーは自己中心的で嘘をつく
信頼しすぎるとカモにされる
例 会社説明会
「福利厚生が厚い」
「ホワイトで働きやすい職場環境」
→ 給料安い
残業多い
福利厚生はお題目
転職するときは複数の情報源をチェックする
例 会社のホームページだけ ✖
口コミサイトもチェック 〇
・部下を思いやるリーダーはほとんどいない
多くのリーダーは失敗を部下に押し付ける
平社員は賃金カット
上司やリーダーはそのまま
→ ザラにある
高い業績を出したとき、経営者は自分のお陰だと自画自賛する
業績が悪くなったとき
「景気が悪い」
「社員が多すぎて人件費を圧迫している」
→ 経済環境や社員のせいにする
社員のコストを削ることしか考えていない
社長や役員に一般社員と同じ業務を体験してもらうことは効果がある
例 サウスウエスト航空
役員は3か月に1回現場の社員に交じって仕事をする
→ 幹部と平社員の距離を縮める
社員が働きやすい職場になるよう努めている
・自分の身は自分で守れ
企業
計算高い
利益優先
社員のことを思いやってはくれない
リーダーになる人
ナルシスト
嘘を巧みに操る人
社員
会社の利益のための使い捨て
でも、多くの人は起業しない
転職してマシな職場にも移らない
例 上司に嫌なことを言われる
同僚と居酒屋でビールを片手に上司の愚痴を言う程度
リーダーの言うことに従っていた方が楽
例 「自由からの逃走」エーリッヒ・フロム
「人間は自由を手放してでも、安定や安心
自分を導いてくれる人を欲しがる」
子供のときは親の言うことを聞く
大人になってからは上司の言うことを聞く
→ 自力で何もかもやっていくよりは楽
頼る者がなくなる恐怖感から逃げている
現実を直視して、自分の身は自分で守る
・マキャベリの「君主論」から学べ
よい結果を出すためには時には悪いことをする必要もある
例 「君主論」マキャベリ
「世の中は善人ばかりではない
だから必要とあらば
よからぬ人間になることも
学ばなければならない」
理想と現実を区別してデータに基づいて客観的に判断することが大切
悪いことをする必要があるときは、恐れず実行する力がリーダーには必要
本当に優れたリーダー
一部の人から反発されかねない行動をとることもある
最終的に会社の利益になるのなら、時には悪いこともする
マンガで本要約のフェルミ大学さんです。今回の作品からは「現実を知ることの大切さ」を学びました。理想とはかけ離れたリーダー像に愕然としました。私にリーダーは務まりそうにありません。せめて、自分の身を守れるようになる努力をします。
ビジネス書要約のヨナさん【気づき書店】
悪いヤツほど出世するー成功者の意外な共通点【5分で要約】
3,777 回視聴 2020/02/26
・出世する人、良いリーダーのイメージ
信頼されている
行動力がある
誠実である
コミュニケーション力が高い
トラブルに向き合う
成果を出せる
→ 「悪いやつが出世するはずがない!」と思った
・リーダーシップ教育にどれだけの時間とお金がかけられているか
全米の数百にのぼる大学がリーダーシップ・コースを用意している
あらゆる大学でリーダーシップ開発センターを設置
→ リーダーシップ教育のため
資金集めの手段でもある
・全米で年間500億ドルが企業内のリーダーシップ研修に投じられている
これほどのリーダーシップ教育が行われている
なぜ、いじめやパワハラはなくならないのか?
例 過去のいじめを受けたことがある人
全体の半数
現在の仕事に満足している人
47.2%しかいない
・リーダーシップ教育のおかげで職場がよくなった ✖
リーダーシップによる成果
仕事の満足度
部下の意欲
離職率 などで測定できる
→ リーダーシップ教育のお粗末さと失敗を意味している
・悪いヤツとは?
⑴ 自己中心的である
⑵ ナルシストである
例 スティーブ・ジョブズ
「著名なCEO 嫌なヤツ」でググると圧倒的1位
ビル・ゲイツ など
優れたビジネスパーソンは、必ずしも良い人ではない
・学校でのリーダー教育
謙虚・誠実・部下への思いやりを教えている
しかし、多くの成功しているリーダーはこうした資質を備えていない
・周りに悪いヤツがいることを認識する
悪いヤツから自分を守るための方法を知るべき
・悪いヤツから自分を守る方法
⑴ 規範と事実を混同しない
「こうあるべきだ」と「こうである」は違う
⑵ 個人の言葉ではなく行動を見る
⑶ 「時には悪いこともしなければならない」と知る
⑷ 普遍的なアドバイスを求めない
⑸ 「白か黒か」で考えない
⑹ 許せども忘れず
・人はハッキリしていることを好む
例 善か、悪か
正直か、嘘つきか
天国、地獄
誰が味方で、誰が敵かがハッキリしているほど、ストーリーに惹かれやすい
・人は複雑で多元的で多面的
この真実を受け入れることが大事
文字情報多め、アニメショーン少なめの独り語りです。この作品からは「人は二元論を好む」が印象的でした。マコなり社長も「二元論的な方がエンタメ・プレゼンでは面白いが、世界は多元的だ」と言っておられたことを思い出しました。
偏読のすすめ【脳科学×心理学の本要約】
【マキャベリ思考のすすめ】リーダーシップ論の嘘~悪いヤツほど出世する【本要約】
45 回視聴 2022/04/09
・リーダーシップ論や研修
事実ではなく期待に、科学ではなく信仰に基づいている
自分らしさ・誠実・謙虚・信頼・思いやり
→ これらを体現するリーダーは少ない
・成功しているリーダーは真逆
ナルシズム、自己本位、嘘つきの方が多い
・「君主論」マキャベリ
「君主たらんとする者は
数々の良き性質をすべて持ち合わせる必要はない
しかし、持ち合わせていると
人々に思わせることは必要である」
・リーダーの有効性と結び付けられる7つの資質のうち4つ
⑴ エネルギー
⑵ 支配力
⑶ 自信
⑷ カリスマ性
→ ナルシストが顕著に持ち合わせている
・確証バイアス
人間は見たいものだけを見て、聞きたいものだけを聞く
→ リーダーから、強いオーラ、尊敬と信頼と一致する情報だけを探そうとする
・リーダーは期待通りにふるまうことが必要
リーダーは自分の気持ちに忠実にふるまってはいけない
自分を演出し幻惑する能力
人間関係において極めて重要
嘘をつく能力
成功するうえで欠かせない
・スティーブ・ジョブズ
カリスマ的な魅力と説得力
困難な課題でも実現可能だと思わせる
→ 現実歪曲フィールドを創り出していた
アップルが世界で1番クールな会社だと信じ込ませた
嘘は良い結果をもたらすこともある
・「GIVE & TAKE」アダム・グラント
ギバーは、人脈作りに成功し、キャリアでも成功を収める
しかし、ギバーは、だまされたり、利用されたりするケースもある
しかも、職場にギバーは滅多にいない
・公正世界仮説
世界は公正であり、全は報われ悪は罰せられるという世界観
成功者のサクセスストーリーは無条件に支持される
リーダーが誠実、本物、部下思いということが推奨される
しかし、そのようにならないのは、効果的ではないから
良い結果を出すためによからぬことをせざるを得ないときもある
例 エイブラハム・リンカーン
偉大なリーダーとして評価されている
しかし、目的達成のためなら策略もいとわない老獪な政治家
・「君主論」マキャベリ
意思決定とリーダーシップに関する具体的アドバイス
決断する
実行する
改革する
競争環境で勝ち抜く
→ 意思の力が必要
反感を買いかねないような資質も必要
リーダーシップ教育の失敗の原因
動画をバックにテロップのある独り語りです。この作品からは「リーダーがなぜ悪でなければならないか」を多少理解できました。ただし、私とは考えが違う部分も多く、公正世界仮説に惹かれました。
今日のアクションプラン
・自分の身を悪から守れる対策ができているか検証する
今日のアクションチェック
「許せども忘れず」が刺さりました。
私の中では会議で否決された案件がこれにあたります。
2年越しで提案した内容を1人によってつぶされました。
会議なので仕方がありませんが、この教訓を忘れないようにします。
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