【絶対やめろ】大人が書いてはいけない文章 TOP10(スマホ対応)

【絶対やめろ】大人が書いてはいけない文章 TOP10(スマホ対応) マコなり実験

文章を書く力 = 年収

・なぜ年収が上がらないのか
 文章が書けないから
  私は文章を書く仕事ではない
   → そう思った人
      文章を書く力を磨くべき

・文章を書くことは考えることそのもの
 よく考えなさいと言われたことがあるはず
  考えると何か?
  具体的に何をするのか?

・「考える」という抽象的な言葉
 ⑴ 論理的納得感を高めること
  もっと効率良い方法を洗い出すこと
 ⑵ 感情的納得感を高めること
  気持ちを整理すること

・人は考えること自体を目的にしない
 次のアクションをどうするのか決めること
  意思決定が目的
 意思決定のために考える
  論理的納得感
  感情的納得感
  → 両方がそろって意思決定できる

・私たちの毎日は意思決定の連続でできてる
  今やっている仕事
   住んでいる場所
   食べているもの
   付き合う人
   日々の幸福感
   目の前に広がる景色
   → 全てあなたが考えた結果
      考えるってめっちゃ大事

・考えるとは人生のすべて
 考えるがよくわからない
  今の人生を良くできないということ

・今日ここで「考える」の正体を知る
 考えるとは文章を書くこと
  文章を書くこと以外は考えていないこと
   → 考えているふり
 文章を書く以上に考える良い方法はない

・文章を書くことが考えることになるのか
 論理的納得感
 感情的納得感
 → 同時に処理することができる

・人間の脳
 直感的に考える脳の部位
 じっくり考える脳の部位
  → 2つあってどちらも重要
 論理と感情の問題を処理する方法
  じっくり考える脳の部位を働かせること
  例 直感的なジャストアイディア
     論理的とは言えない
     感情で判断するとろくな事がない
  文章に起こすのが最良の手段
 人生をもっと良くする方法
  もっと文章を毎日書くべき

・私たちはラベリングしてしまう
 直感的に早く思考する脳の部位
  楽に処理してしまっている
 反射的な判断の連続
  人生が変わらない理由

・書くとは具体的に何をすればいいのか
 最初は深く考えすぎない
  雑にボールペンで自分の考えていること
   → 書き殴る
 相手に伝えるとき
  パソコンでタイピングして文章にする
   → オススメ

・文章を書く素晴らしさ
 自分の意思決定の質を上げるだけではない
  人間の持っている最強の武器
   性能を極限まで高めることができる

・人間が持ってる最強の武器とは?
 人を動かすこと
  別の人間
   自分のメリットのある行動をさせる
 仲間と協力することで人類は繁栄した
  1人でできることはたかが知れている
 成功者はみな人を動かすことに長けている

・人を動かすのは論理と感情
 どちらが欠けていてもダメ
  正論をぶつけるだけだとウザい
 正論を情熱的なストーリーに乗せて伝える
  感動的な話に変わる
 文章を書いて言いたいことを整理する
  論理と感情を乗せて人を動かせる

・動画も元々の企画は文章で作られている
 マコなり社長の仕事
  カメラの前で話すことだけではない
 本質は原稿執筆作業
  マコなり社長は演者でなく作家
 物書きが原稿をカメラの前で読むだけ

・ほとんどの人は文章を書いていない
 マコなり社長
  4年間で本50冊相当の文章を書いた
  毎日文を書きだすこともやっている
 YouTuberになれたのは偶然
  その偶然を生み出したのは文章
 最初からペラペラ話せたわけではない
  考えている
   → 考えるとは文章を書くこと

・大人がやってはいけない文章の書き方
 多くの人が当たり前に書いている
  小学生の頃
   最低限の文書の書き方しか教わらない
 どんな文章の書き方をすれば効率がいいか
  誰も教えてくれない
   → マコなり社長が教える

文章を書く力 = 年収

 今回のお話は、ブログを書いている私にはとても参考になります。以前のマコなり社長の動画でも文章の書き方については解説されていました。

 仕事ができない人の「文章の書き方」10選
 【皆知らない】仕事ができない人の「文章の書き方」10選
 文章力で年収は決まる!誰でも「仕事が出来る人」に変わる文章化メソッド

 ググってわかったのですが、2回同じ動画をブログにしていました。それくらい、ブログを書く私にとって貴重な情報でした。

 文を書く上で気をつけていること
 ⑴ 1文を短くする
 ⑵ 同じ文末を続けない
  例 「でした」「ました」が続く
 ⑶ PREP法を使う
  「結論・理由・例・結論」の順に書く
 ⑷ スマホ対応のために20文字を意識する
 ⑸ 読みやすく太字やマーカーを使う

 今回も1つでも多くの学びを得たいと思います。

10位 「しかし」「が」「ですが」を使う

・逆接の接続詞
 前に言ったことと逆のことを言うとき使う
   この料理の見かけは最悪だ
    しかし、味は良い

・逆接の接続詞は使わない
 この主張は賛否両論ある
  でもマコなり社長は長年主張してきた

・メリットに対してデメリットが大きすぎる
 逆接の接続詞のメリットは強調
   マコなりは、いいことを言っている
    しかし、滑舌が悪いから台無しだ
 逆のことを言うことで後の表現を強調
  でも言ってしまえばそれだけ

・物語を作るときは便利で絶対に必要
  「うちの高校野球のピッチャーは
    調子が良くて甲子園に確実に
    行けると言われていた
    しかし、大会直前に事故で骨折して
    投げられなくなってしまった」
 まさかの展開を作るため逆接は必要不可欠

・物語以外では使わないほうが絶対にいい
 前置きが長くなってしまうから
   「今週のプロジェクトは
     スケジュール通り順調に
     進んでいて、このままいけば
     予定どうりに
     完了しそうなんです
     今週の定例会議は準備が忙しくて
     来週に延期しないといけません」
    → 長い
   「今週の定例会議は
     延期させてください
     理由は準備が間に
     合わないからです
     全体のスケジュールに
     支障はありません」
    → 言いたいことを一番最初にする
       その方がいい

・逆接の接続詞を使うと冗長な伝え方になる
 危険なサイン
  基本逆接の接続詞は使わない方がいい

・最初から一番言いたいことを言う
 報告や共有に物語は必要ない

・一番使ってはいけない接続詞「が」
 順接・逆接・単純な接続にも使える
  ややこしい
 順接とは?
  先に述べた事項
   順当な結果を結びつけた関係
    「そして」
    「そのうえ」という意味
   「リモートワーク制度を
     導入しました
     地方在住の優秀な人材を
     採用できました」
   「リモートワーク制度を
     導入しましたので
     地方在住の優秀な人材を
     採用できました」
 単純な接続
   「先日お送りいただいた
     見積書です
     上長の承認がおりました」
    「先日お電話させていただいた
     ご契約書の不備の件なんです
     ご連絡なかったので
     再度ご連絡しました」
 逆接
   「急ぎました
     間に合いませんでした」

・「が」の接続詞はめちゃくちゃ便利
 とりあえず文をつなげるときに使える
  日本人は言葉をぼかすの特に好む
 文章を書くときに使ってはいけない
  どうしても使うなら逆接の意味の時だけ

・マコなり社長のYouTube原稿
 口語前提かつストーリーがあるスピーチ
  今回のセオリーを守っていない
   ご了承ください

「しかし」「が」「ですが」を使う

 「が」は使ってしまっていました。しかも、まったく意識していませんでした。自分の文章を確認して愕然としました

 まずは「が」が出てきたときに、順接なのか・逆接なのかを考えることが重要だと思いました。そしてなるべく、順接の「が」は使わないようにします。

 「ググってわかったのです、2回同じ動画をブログにしていました」と前のセクションで書いています。これは、単純な接続です。これは「ググってわかったこと、2回同じ動画をブログにしていたことです」と直すことができます。

 「が」は、なるべく使わないようにします。

9位 「また」「加えて」「さらに」「そして」
   「しかも」「そのうえ」を使う

・順接の接続詞
  「私は日本語を勉強しています
    また、英語も学んでいます」
   「彼は音楽の才能があります
    加えて、美術にも優れています」
   → 情報を加えるときに使う

・順接の接続詞は文章では使わない
 頭が悪い人になる
  思いつきで適当に書いてるように見える
   「私が好きな食べ物は麻婆豆腐です
     さらに、ラーメンも好きです
     加えて、タイ料理も好きです」
   「私が好きな食べ物は3つあります
     1つ目は麻婆豆腐
     2つ目はラーメン
     3つ目はタイ料理です」

・「3つあります」を覚えること
 便利な言葉
   「話のポイントは3つあります
    「今日話すトピックは3つです
    「理由は3つあります
    → 文章をわかりやすくまとめる
       最強の武器

・「3つあります」はコンサルっぽい
 嫌がる人もいる
  潔く使った方がいい
 必ずしも3つでなくてもいい
  2つでも4つでもいい
 でも3つが一番バランスが良い

・人間は一度に多くのことを覚えられない
 全体を通して伝えるメッセージ1つだけ
  絞ったほうがいい

・順接の接続詞を使って長く書く文章
 何を言っているのかわからなくなる

・「3つあります」
 3つだけ覚えたらいいと伝えられる
  相手の脳に受け入れ態勢が整う

・本当に伝えたいことが何個かは関係ない
 3つだけに絞って伝える
  最初に決めてしまうこと

・自分の都合よりも相手の都合を優先する
 それが伝えるということ

「また」「加えて」「さらに」「そして」 「しかも」「そのうえ」を使う

 順接の接続詞も使っています。私がよく使う順接の接続詞は「また」「そして」「しかも」です。他の接続詞よりは、よく使われるものだと思います。

 「3つあります」は、話をするときにはよく使います。文章だと理由が複数ある場合は、番号付きの箇条書きにすることが多いです。

 最初のセクションの「文を書く上で気をつけていること」は、番号付きの箇条書きにしています。しかし、理由が2つの場合は、順接の接続詞でつないでしまうことが多いです。

 順接の接続詞は、一度使わない文と比較してみることにします。

8位 文面が過度に丁寧すぎる

・丁寧すぎる文章の例
 「ご多忙のところ大変恐れ入りますが
  ご相談させて頂けますと
  幸いでございます」
 「お打ち合わせのおまとめを
  お送りいたします
 「お手隙の際にご確認いただければ
  幸いと存じますがいかがでしょうか?」
 → 遠回しでガチガチに堅い

・なんでも「お」や「ご」をつける ✖
 語尾をやたらと「ございます」にする ✖
  卑屈で堅い印象を与える
   → 送る側も送られる側も緊張する
      全員が損

・簡潔に書いた方がいい
  「先日はお忙しい中
    お打ち合わせに
    お時間を割いていただき
    誠にありがとうございました
    今後の業務進捗に関しましては
    下記の通りご報告申し上げますので
    お忙しいところ
    お手数をおかけしてしまい
    大変恐縮ではございますが
    何卒ご確認いただけますよう
    お願い申し上げます」
  「先日の打ち合わせ
    ありがとうございました
    下記業務進捗の
    ご確認をお願いします」
 サラッと書いた方が頭に入ってくる
  書いてあることはまったく同じ内容

・書く時間も読む時間短くする
 お互いにいいことしかない
  バカ丁寧より頭に入ってきやすい文章
   → よっぽど気づかいがある

・「です」「ます」で終わらせられる部分
 「ございます」✖
 「申し上げます」✖

・最大限丁寧な伝え方が良い仕事 ✖
 勘違い
  正しい日本語にやたらこだわる △
   → 正しさの奴隷
      価値を生み出せない人

・相手に伝わればいい
 例 22歳で起業したとき
    バカ丁寧な文章を送っていた
   経営者からくる返事
    カジュアルな短い文面
    レスが早い

・仕事ができる人でバカ丁寧な文章を書く人
 いまだに見たことがない

文面が過度に丁寧すぎる

 仕事で顧客向けの文を書くときに、私は過度に丁寧すぎることがあります。昔、よく上司から「お前の文はくどい」と言われました。このことだったのだといま気づきました。

 私はビビりなので、相手に失礼がないように丁寧に書きすぎるところがあります。それが、くどい文章になってしまっていたのでしょう。

 「ございます」「申し上げます」は、よく使っていましたし、今も使っています。しかし、本当に必要なのかを考えてみる必要がありそうです。

 これも使わない文と比較してみるようにします。

7位 小学生作文を書く

・小学生作文とは?
 「今日は7時に起きました
  パンと牛乳を朝ごはんに食べました
  学校へ歩いていきました
  授業で先生が算数の問題を出しました
  放課後、友達とサッカーをしました」
 → 起こったことを時系列順に書く

・小学生作文を仕事の場面で使った例
 「先週の木曜日に
  プロジェクトチームが集まり
  今後のタスク管理方法について
  議論しました
  その結果タスク管理ツールを
  導入するのが有効だ
  という意見が出ました
  それからいくつかの
  タスク管理ツールについて調査を行い
  その中で一番適切なものを
  選ぶことになりました
  最も適切なツールを選ぶため
  機能や価格など比較検討しました
  そして最終的に2つのツールに絞り込み
  それぞれの長所と短所を比較しました
  その結果
  タスクツールAを導入したいと
  考えました
  タスクツールAは価格や使いやすさで
  ほかのツールよりも優れており
  適切であると判断しました
  タスクへツールAを導入してもよいか
  相談したいです」
 → 眠すぎる!

・小学生作文を書いていいのは小学生まで
 そんな書き方で大人は読んでくれない
  短い時間で膨大な情報の処理が必要

・ピラミッド構造を作る
 文書の冒頭に主張である結論を置く
  その後に理由や根拠を示す
   主張を補強していく文章が書ける

・一番伝えたいことは何なのか
 その根拠を端的に書く

・修正した文書の例
 「先日の会議でプロジェクトチームで
  タスク管理ツールを導入することが
  決定しました
  どのツールを導入するか提案したいです
  以下ご確認をお願いします

  🔳結論
  「タスク管理ツールA」を導入したい

  🔳理由
  ・利用料金が他社製品に比べて安いから
  ・シンプルで直感的に操作が可能で
   学習コストが低いから

  🔳根拠
  タスク管理ツールA
  料金:月額1000円
  機能:タップひとつで
     タスクのステータスを変更できる
     スマホでも操作ができる
  他社製品B
  料金:月額1200円
  機能:タスクのステータス変更に
     ドラッグドロップが必要
     PC以外で操作ができない

  上記の理由・根拠から
  タスク管理ツールAを導入したい
 → 激的にわかりやすい
    「それで!」の一言で仕事が進む

・「それで!」と相手に言わせる
 優秀な人材の証

小学生作文を書く

 小学生作文にならないように私は気をつけています。小学生作文のもう1つの特徴は、文末がいつも同じだということです。

 文末が毎回同じだと日本語はとても稚拙な文に感じられてします。例えば「ました」を連続で使うような場合です。

 マコなり社長が小学生作文として例示している「朝7時に起きました」で始まる文は、まさに典型です。

 私は同じ文末が続くのは2回までと決めています。これで少しは幼さが回避されていると思います。

6位 「→」を使う

・「→」の使い方を多くの人が間違っている
  完全会員制サウナバーを運営
   2023年にオープン
   オリラジ藤森氏監修
   オープン前に9500万円集める

・「→」はめちゃくちゃ汎用性が高い
 安易に使うと意味がわからなくなる

・「→」は因果関係を表すだけに限定すべき
 Aという事象が発生した
  その結果Bになったという感じ
   カレーをこぼした
    →結果Tシャツが汚れた
 マコなり社長は「→」は使わない
  意味がわからなくなるから

「→」を使う

 私は、通常の文の中で「→」を使うことはありません。しかし、スマホ対応のために要約した文の中では、けっこう使っています。

 改行を行い、字下げをすることで文を構造化しています。その3回目の字下げのときに「→」を使うことが多いです。

 例えば、次の通りです。
 「お互いにいいことしかない
   バカ丁寧より頭に入ってきやすい文章
    → よっぽど気づかいがある

 「→」を使うことで、次の文が重要であることがわかるようにしています。スマホ対応の箇条書きの文では、ありではないでしょうか。

5位 見出しと関係ないことを本文に書く

・見出しと関係ないことを書いた文章の例
 ショートカットキーで作業効率アップ
 ショートカットキーを活用すると
 パソコンの作業効率がアップできます
 例えば文章作成の際にコピー&ペーストや
 保存など、操作をキーボードだけで
 素早く行えます
 複数のモニターを使うと情報を一度に
 多く確認でき、より作業効率が上がります
 → ショートカットキーの話の中
    複数のモニターの話が紛れ込んでる

・概論から各論が原則
 これからこんな話をする
  最初に言ってから細かい話をする
   → 別の話を入れたら絶対にダメ

・概論から各論の法則
 タイトルと記事全体の関係
 1つの見出しと見出しの中の本文の関係
 → 常に概論から各論に流れているべき

・大きな話から小さな話をしていく
 見出しと直接関係ないことを書く場合
  「少し脱線しますが」
  「今回のテーマとはそれますが」
  → クッション言葉を使う

見出しと関係ないことを本文に書く

 見出しと関係ないことを本文に書いてしまうことは、たまにあります。自分の主張したいことが複数あった場合、自分でも気がつかずに話がズレてしまっているのです。

 私は、自分の文を読み手のことを考えて太字にします。そのときに文章を読み直すので、主張のズレに気づくことができるのです。

 ズレがひどい場合は、もちろん直します。しかし、関連性の度合いを考えてそのままにする場合もあります。

 見出しと本文とのズレは、どこまで関連しているのかという基準で判断します。

4位 結論の抽象度が高すぎて机上の空論

・結論とはアクションプランのこと
 誰がどう動くのか
  議論は意思決定のために行われる
 抽象度の高い結論はすべて無意味

・抽象度の高い言葉の例
 効率的なタスク管理をする
 顧客満足度を上げる
 率先して行動する
 明日から意識します
 次から気をつけます
 以降徹底します
 頑張ります
 → 全部無意味

・抽象的な言葉は何も言っていないのと同じ
 何も考えてない
 逃げている と見なされる

・抽象的な言葉で動かせるなら苦労はしない
 抽象的な言葉はいくらでも解釈できて便利
  いくらでも解釈できる
   ゆえに何もしない

・特に新人の日報・報告書に多い
  上司の〇〇さんの仕事を見て
   自分もこうすべきだと
   学びを得ましたので
   今後意識したいと思います
   → 無意味・無価値
      それっぽいことを書いてるだけ
       かさ増し

・アクションは具体的でなければいけない
 抽象
  効率的なタスク管理を行う
 具体
  来月1日からタスク管理ツールを導入
  リーダーが毎朝9時に進捗状況を確認
  タスク管理の責任者はAさんがやる
 抽象
  顧客満足度を上げる
 具体
  顧客の誕生日は記念日
  マネージャーが手書きメッセージを送る
  施策は来週月曜日からBさんが担当者

・具体的に決めないと何も変わらない
 具体的な結論にするために3つをチェック
 ⑴ できたかどうか後で検証できる
 ⑵ 数字が入っている
 ⑶ 責任者が明確である

結論の抽象度が高すぎて机上の空論

 今回の中でいちばん大きな学びは、具体的なアクションにするための3つのチェックです。会議で結論を決めるときには、この3つが入っているかを確認すべきだと思いました。

 私の会社の決定事項は、この3つのどれかが曖昧なことが多いです。成果が出たかどうかを検証せずに終わることもよくあります。

 ⑴⑵は「検証できるように数字を入れること」と1つにできます。加えて「誰が検証するのかを決めること」の2つが重要だと思いました。

 会議で結論が出たときには、この2つが決まっているのかを確認するようにします。

3位 とりあえず箇条書きにする

・箇条書き形式が悪いというわけではない
 例 買い物リスト
   ・トイレットペーパー
   ・ティッシュ
   ・歯磨き粉
   ・柔軟剤
   ・シャンプー
   ・食器用洗剤
   → シンプルな箇条書きは便利

・なんでも箇条書きにすると頭が悪くなる
  会議の議事録
   仕事の企画提案
   上司へ送る文章
   → 複雑な文章を箇条書き ✖

・構造化しながら情報を整理できなくなる
 箇条書きはきれいにまとめた気になるだけ
  実際は構造化することをサボっている
   → 思考停止
     すべての文章を並列にしてるだけ
      しかも並列風

・よくない箇条書き
  ・売上の現状は昨年比-10%
   ・理由は競合他社の活動が活発だから
   ・景気の悪化も少し関係している
   ・対策は新規顧客獲得の促進
   ・既存の顧客へのアップセルもする
   ・広告予算は300万円

・文章はどう構造化するか考えながら書く
 構造化とは?
  大見出し
  見出し
  小見出し
  → 見出しを入れ子にし情報をまとめる

・マコなり社長の構造化の方法
 「🔳」「◎」「・」の順
  3階層の入れ子構造を作る
  🔳売上の現状
   昨年比-10%
   理由
   ・競合他社の活動が活発
   ・景気が悪化している
   🔳対策
   具体案
   ・新規顧客獲得の促進
   ・既存の顧客に対するアップセル
   広告予算
   ・300万円

・「・」がついているだけ
 整理した気になる危険なツール
  今日から箇条書きは封印する
   → 構造化した文章を書く

・議事録係として構造化しながらメモを取る
 会議に参加している人
  今何について話しているのか
   → 常に同じ方向を向いて議論できる

とりあえず箇条書きにする

 私の文の中では、スマホ対応の要約の部分は箇条書きになっています。小型のスマホは1行が20文字までの表示です。変に改行すると読みづらくなってしまいます。

 しばらく私はこのことに気づきませんでしたGoogleアナリティクスによる文の評価を見てようやく気付きました。モバイル対応の数値が非常に低くなっているのです。

 ワードプレスをモバイル表示にしてみて愕然としました。箇条書きにしていた部分が2行になるとバラバラです。あまりの読みにくさにビックリ

 そこで20文字の制限をつけて読みにくさを改善しました。これによりモバイル対応の数値も改善し、読まれる回数も増えました。

2位 タイトルに「~について」を使う

・「~について」はよく見かける
  社員旅行について
   月曜日の定例会議について

・タイトルに「~について」はダメ
 タイトルを見て何を言いたいかわからない

・わかりやすいのはどっち?
 ⑴ 社員旅行について
 ⑵ 【相談】
  社員旅行のスケジュールを決めたいです
 → 圧倒的に⑵の方がわかりやすい
    何が書いてあるか予測できる

・「~について」は逃げ
 テーマを決めるという仕事を放棄している
  それっぽくまとめるための逃げ言葉

・相談・共有・報告・提案なのかはっきりする
 タイトルの先に【】をつける
  【相談】
  【共有】
  【報告】
  【提案】
  【依頼】
  → このどれかを入れることをルールに

タイトルに「~について」を使う

 これは仕事での提案文書やメールの件名で本当によく使っていました。「~について」は、曖昧なので非常に使いやすかったのです。

 マコなり社長は以前もメールの件名に【】で、相手に対応がわかるようにすべきだと主張されていました。私も【】をメールでは必ず使うようにしています。

 しかし、仕事の提案文書ではいまだに「~ついて」を使っていることに気づきました。タイトルでわかるようにすることからの逃げでした。

 これからは仕事の提案文書でも「~について」は使わないようにします。

1位 自分の意見が入った提案に
   なっていない文章

・【】に入る価値ある2文字
 答えは【提案】
 例 【共有】
   今月の売り上げはキャンペーンが
   好調で前月比10%増加しました
   【提案】
   現在実施中のキャンペーンの延長
   今月の売り上げは前月比で
   10%増加しました
   来月にさらに売り上げを
   伸ばすためには現在好調の
   キャンペーンを延長したほうが
   いいと思います
   継続することで売り上げが上がると
   考える根拠は以下3つです

・提案ができない理由
 ⑴ 間違ったらどうしようと怖いから
  自分の意見を言うということ
   誰かに反対されること
  何も提案しない人よりははるかにマシ
   でも提案した方が損した気持ちになる
  嫌な思いをするなら黙っておくと考える

 ⑵ 考えるのが大変で面倒だから
  疑問点をぶつけるのはめちゃくちゃ簡単
   世の中に絶対いいという選択肢はない
  メリット・デメリットを考え抜く
   意見を持つのは大変労力がかかる

・9割の人は自分の意見を伝えられない
 例 商品A・B・Cどれがいいですか ✖
   → 私はAがいいと思います 〇
      理由はこうです

・意見を考えている人とただやっている人
 大きな差がつく
  起業した人はもっと優秀になっていく
 白紙の状態で自分ならどうするか
  考え続ける環境に身を置くから
   言われたことをただこなしている人
    思考の量と深さが全く違う

・提案文を書けば書くほど市場価値は上がる
 口頭での提案
  底の浅い思いつきになりやすい
   → 難易度が高い
      文章を書くことがオススメ

・恐怖と面倒くささを乗り越える方法
 「どんな人生にしたいのか」
  この問いに答える必要がある

・マコなり社長は人と違う生き方をしたい
 漠然とした思いを持って18歳で東京に来た
  どんどん孤独になっていった
 人と違う人生を生きること
  自分はこれがやりたいと表明すること
 人間は1人では何もできない
  助けてもらうときも提案が必要
 人生でやりたいことがわからなかった
  おもしろそうだと思うことを見つけた
   一生懸命やった
 いつもバカにされた
  誰にも迷惑をかけていない
 なんで笑われるんだろう
  でも言われたことをやるだけの人生
   したくなかった
 バカにされても提案し続けた
  勢いで会社を起こして何度も失敗
   仲間がいなくなった
 提案して行動した分だけたくさん学んだ
  少しずつ結果が出るようになっていった
   会社も大きくなっていった
 YouTubeを始めてからも提案し続けている
  発信は何かの受け売りではない
   先人たちの影響を受けている
  原稿はすべて自分で作る
   すべて自分の言葉で考えを伝えている
  私はこう思うと提案している

・提案し続ける理由
 自分の意見を伝える生き方を選んだから
  自分なりの付加価値を少しでも残したい
 どこを探しても出てこない
  価値ある情報を届けたい
 皆さんの人生にサプライズを届けたい

・あなたはどんな生き方をしたいか?
 私の生き方はあなたの正解ではない
  あなたが決断しなければならない
 なぜ生きるのか?
  人生の残り限られた時間をどう使うのか
   → 今この瞬間に決めることができる
 スキルは大事
  でも一番見直すべきは信念
 人生を変えるのはスキルではなく信念

・私もあなたもいつか死ぬ
 その日までにどんな生き方をしたいか?
  生き方に納得していない人
   信念をもっていない
   自分に嘘をついて生きている
   → このどちらか

・提案する生き方を始めませんか?
 あなたがいるからこその付加価値を出す
  その方が清々しい
 ちゃんと自分のやりたいことを言う
  逃げずにやりたいことをやった
   → そう誇れる方が気持ちがいい
 提案する人だけが学ぶことができる
  伝えようとすると知らないことに気づく
 提案し続けること
  人よりたくさん学ぶことになる
 やがて必ず道は開ける
  どうしたいのかを今日から提案していく

自分の意見が入った提案になっていない文章

 私は提案には必ず意見を入れてきました。仕事のデジタル化を提案し、生産性を上げることができたのです。

 前の職場では、連絡を紙からデジタルに切り替える提案をしました。ミーティングルームの管理もデジタルで行えるようにしました。

 転勤したばかりの今の職場でも、集計表をより合理的に行えるようにプログラムを組みました。

 もちろん、提案が否定されたこともあります。顧客向けのサービスを拡大する提案は、デジタルへの無理解から会議で反対されました。改善を重ね3回提案して、3回連続で否定されたときには、さすがに少しへこみました。

 転勤したばかりなので、今は求められたことだけ対応して提案しています。まずは、合理的にできそうなことを記録し、仕事で信頼感を得てから改革のための提案を行っていきます。

おまけトーク

・熟成バスクチーズケーキ
 視聴者で作っている人がいた
  バスクチーズケーキを送って下さった
 熟成させているのが結構ユニーク
  めちゃくちゃ美味しかった
 人生で食べたチーズケーキ系の中
  一番おいしかった

・熟成させることでうま味成分が1.8倍
 確かに感じたことがないようなコクがある

熟成バスクチーズケーキ

 バスクチーズケーキはコンビニで見たことがあります。でも、食べたことはありません。もちろん、普通のチーズケーキは食べたことがあります。

 甘いものは、朝早く起きたときのご褒美として食べます。また、サウナのあとのサウナ飯としても食べます。他のタイミングでは食べないので体にしみます

 塾生バスクチーズケーキを食べる機会はないと思いますが、コンビニのバスクチーズケーキを食べてみようと思いました。

今日のアクションプラン

 大人が書いていけない文章を書いていないかチェックする

今日のアクションチェック

 私が書いていたダメな文章
・接続の「が」
・順接の接続詞
・過度に丁寧
・見出しと関係ないことを書く
・とりあえず箇条書き
・「~について」という見出し

 もっと考えて文を書く必要があると思いました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました