【究極】死ぬまでに読むべき神マンガ・アニメ TOP3

【究極】死ぬまでに読むべき神マンガ・アニメ TOP3 マコなり実験

第3位 DEATH NOTE

・極上の知能戦
 巻数がすごく少ない
  12巻しかない
  1巻あたりの発行部数は歴代の中でも上位

・「DEATH NOTE」はすごい
 マコなり社長はジャンプでリアルタイムで読んでいた
  人生No.1マンガに「DEATH NOTE」をあげる人は結構いる

・夜神月(ライト)とLの頭脳戦
 夜神月
  イケメン
  頭が良い
  スポーツ万能
  お父さんは警視庁の刑事局長
  全国模試1位
   → ほめられても「まあね」と一言
  完璧な人間
   ゆえに世界に退屈している
 死神のリューク
  人間界に落とした名前を書くと殺せるノート
   「デスノート」
 夜神月が「デスノート」を拾う
  キラとして犯罪者のいない新世界を作ろうとする
  マンガのスタート時点で夜神月は高校3年生

・Lは世界の警察権力の「影のトップ」
 最後の切り札と言われる世界一の名探偵
  数多くの事件を単独の操作で解決
  こちらも大天才
  常に甘いものを食べている
  クセの強い超天才

・月とLの頭脳戦がすごすぎる
 感動・心が動くはまったくないが単純に面白い
  次の展開が気になって仕方がない
  密度がヤバイ
  紹介してきたマンガのどれも勝てない

・「DEATH NOTE」の鳥肌シーン
 ⑴ Lがいきなりキラを特定するシーン
  月はもともと正義感が異常に強い
   犯罪者をどんどんデスノートで裁いていく
  犯罪した人を殺す
   心優しい人間だけの新世界を作れると信じている
  犯罪者が謎の心臓麻痺でどんどん死んでいく
   Lが独自に捜査を始める
  月の方が有利
   人殺しノートを持っているから
  どこにキラがいるのかもわからない
   本当に殺人なのか?
  普通は詰んでいる
   しかし、Lは手を打つ
  世界同時生中継でテレビをジャック
   L自らがテレビに映る
  キラを挑発
   どんな現象が起こるかを確かめる
  テレビに映った「L」
   キラの行動を痛烈に批判する
  月は怒る
   激怒して「L」をデスノートで殺す
  「L」は心臓麻痺で死ぬ
   テレビ画面が突然切り替わる
  本物のLが声だけで月に語りかける
   「L」は本物ではなかった
  生中継は日本の関東地区でしか放送されていないことを明かす
   Lはキラが人を見ただけで殺せるのではないかと読んでいた
    読みが的中
   このトラップでキラの存在を証明すること
   直接手を下さずに殺せること
   キラが関東地区にいること
   → 一気に絞り込む
  めちゃめちゃ序盤の超名シーン
  月は警察の情報をハッキング
   犯罪者をどんどん殺していく
  気づいたLが警察内部にキラがいるのではないかと疑う
   警察関係者を極秘でFBIに尾行させる
  月も尾行されるが、そのFBIが不審な死を迎える
   夜神家が怪しいと感じたL
  夜神家に監視カメラと盗聴器を仕掛ける
   月はシャー芯で自分の部屋に誰かが入ったらわかるようにしていた
  Lの推理力がすごい
   月は死神リュークに監視カメラの場所を教えさせる
  リュークは人間の言うことは聞かない
   でも、リンゴが大好き
   リンゴを条件にしぶしぶ言うことを聞く
  月のやるべきこと
   カメラに映った状態で殺人を犯す
  月はいつもポテチを食べている
   ポテチの袋の中
    小型テレビ・鉛筆・デスノートの切れ端
   右手で方程式を解く
   左手でポテチを取るふり
    小型テレビのニュースで犯罪者の名前を書く
     → その角度は見えねぇだろ!
  このシーンはマコなり社長は納得していない

 ⑵ 絶体絶命のピンチをLが機転を利かせて乗り越える場面
  超重要人物 弥 海砂(あまね みさ)
   海砂はキラを超絶崇拝
   死神レムからデスノートを与えられている
    第二のキラとして事件を起こす
   本物のキラに出会い一目惚れ
  死神レムと「死神の目」の契約をしている
   死神の目
    寿命が半分
    人の顔を見ただけで相手の名前を知ることができる
  デスノート
   顔と本名がわからないと殺せない
   死神の目があれば勝ち確
    → 見えた名前を書くだけ
  月が大学生になる
   Lからの疑惑を払しょくしていく
   あまりの完璧さに逆にLの疑惑が強まる
  Lは月に直接接触するために同じ大学に入学
   Lは偽名を使って入学
  月に「私はLです」と告げる
   顔が知られる
   本名が知られたら終わり
  Lはこの条件を仮説として立てていた
   月は何も手出しできない
    Lの偽名は国民的大スターの名前だから
  月はLと会っているのに殺せない
   天才たちの直接対決
  月は目の前の男が本当のLだと知る
   でも、本名がわからない
   海砂が重要
  海砂にLの顔を見せればゲームセット
   大学に海砂を連れてくる
   海砂がLの本名を見る
  Lは見られただけで本名がバレるとは思っていない
   その場は、怪しまれないように別れる
  月は電話で海砂にLの本名を聞こうと電話をかける
   後ろから着信音が鳴る
  Lは海砂の携帯を奪っていた
   Lが携帯に出る
  Lは海砂のことが怪しいと思った
   携帯を盗んでいた
  自分でも気づかないうちにLはピンチを乗り切る
   海砂は直後に拘束される
  月があえない状況になる

・「DEATH NOTE」は月とLの頭脳戦が見どころ
 このマンガ面白くないという人はいない
  極上の頭脳戦
 アニメ化もされている

DEATH NOTE

 全12巻、読みました。Lが死んだときは衝撃的でした。

 【私が考えるベスト場面】
 「やはり・・・私は・・・間違って・・・なかった・・・が・・・ま・・・」というセリフです。
 この名言は、Lが死ぬ間際に放った最後の言葉です。
 Lが大好きだった私は、「が…まだ終わりじゃない」であってほしいと思っています。

第2位 刃牙シリーズ

・闘争のカタルシス
 リンゴ → 果物
 サンマ → 魚
 刃牙 → 格闘バトルマンガ?
  そんなチープなカテゴライズでは全くしっくりこない

・「刃牙」とは何か?
 「ピカソとは何か?」に等しいクエスチョン
  ピカソはピカソ
  刃牙は刃牙

・無理やり一言で表現するならイデオロギー
 イデオロギー
  生きていくうえで土台となっている思想や世界観のこと
 マコなり社長が今までで一番熱く語ってきたマンガ
  モノマネしてきたマンガ

・なのになぜ1位ではないのか?
 女性ファンをひとりも見たことがないから
  「刃牙」大好きの女性コメントを

・「刃牙」は危険レベルで中毒性が高い
 世界最強の男 範馬勇次郎
  肉体の格闘能力のみで国家を屈服させる力
  エヴァンゲリオンの使徒にすら勝てる
  全マンガ中最強のキャラクター

・「刃牙」に超能力・ビーム・空を飛ぶは出てこない
 己の肉体のみ
 範馬勇次郎
  いつでもホワイトハウスや首相官邸に単身武器なしで乗り込める
  大統領・総理大臣を殺すことができる
  軍隊を総動員しても止めることはできない
  銃を撃っても当たらない
 もちろん素手
  純粋なフィジカルのみ
  とんでもない分厚い地下金庫のドア
   ワンパンでグニャ~と曲げて破壊
  大型の銃でも倒せないシロクマ
   難なく倒す

・勇次郎のヤバさがわかる伝説はたくさんある
 マコなり社長が特に好きなのが殺人プール
  大雨のときにだけ実現する時速20kmで流れるプール
   オリンピック選手 時速9kmくらい
   範馬勇次郎はバタフライで1時間気持ちよく泳げる
 プールから勇次郎が出るとき
  トビウオのようにパーンと飛んでいく
   そのままスッと立つ
 70度のウイスキーをジョッキで一気飲み
 タバコはひと呼吸で1本

・範馬勇次郎は生まれた瞬間から地上最強
 産婆に対して
  「俺を取り上げろ!!!
   失敗は許さないッッッ」
   → 目線だけで命令
 母親から母乳をもらうとき
  「何をしているッッッ
   早く飲ませろッッッ」
   → 目線だけで命令
 10代の頃は海外の戦場で素手で強者と戦う
  強い奴と戦うのでアメリカ軍との戦いになる
   現地の民から神とあがめれる
   弱者の信仰の対象になる
  ジェーンという女性の傭兵を気に入る
   ジェーンは国連のスパイだった
  見抜いた勇次郎
   ジェーンの前で蹴りを放つ
   ジェーンの服が全部吹き飛ぶ

・いちばん有名なシーン
 勇次郎が戦う前に大きな地震が起きる
  「ちぇいりやぁああ!」
   地面をぶん殴る
 地面が収まる
  本当にパンチで地震が止まったかはわからない
  本人は自分が止めたと確信している
 思わずちょっと笑ってしまう
  それが「刃牙」

・でも勇次郎が主人公ではない
 主人公 勇次郎の息子 範馬刃牙
  勇次郎は刃牙の目の前で母親を殺す
  殺した理由は自分に歯向かってきたから
 勇次郎はむやみやたらに人を殺すわけではない
  戦うのは
   強い奴
   歯向かってきた奴
    → 歯向かってきたら息子の母親だろうが関係ない
      殺すことも愛情だと思っている

・刃牙は母親が殺されたので勇次郎が憎い
 絶対に勝ちたい
  倒したい相手
 でも勇次郎は世界最強
  だから強くなるしかない
 親父を倒すために強敵と戦って強くなるしかない物語

・「刃牙」という作品
 勇次郎とその他に分かれている
  天井 範馬勇次郎
   誰も勝てない
 「刃牙」が面白い理由
  勇次郎以外の主要キャラクターの魅力

・「グラップラー刃牙」の前半
  主人公の成長物語
 「グラップラー刃牙」の後半
  最大トーナメント編
   世界中の猛者オブ猛者が集まる
   タイマントーナメント
    → 一気に盛り上がる
        空手の達人
         中国拳法の達人
         合気道の達人
         強くなるためドラッグを摂取する狂人
   みな世界最強を夢見ている

・マコなり社長がいちばん好きなキャラクター
 花山 薫
  19歳のヤクザの組長
  絶対にトレーニングをしない
 花山の信念
  「強くなるために
   鍛えることは
   弱いやつがやることだ
   ライオンは
   トレーニングしない
   鍛えて強くなるのは
   女々しい行為だ」
 戦い方
  拳を握りしめて振りかぶってぶん殴るのみ
   ワンパンで大人が10m以上ぶっ飛ぶ
  握力が異常発達
   相手の腕を両手で掴む
   血液を集めて爆発させることができる
    握撃という技
 花山がメチャメチャ強いやつに裸締めを受けたとき
  裸締めは基本外せない
  相手の腕を握撃でぶっ飛ばす
 花山は本当にカッコいい
  防御は一切しない
  攻撃をかわさない

・登場人物ごとに美学がある
 それが面白さを生んでいる
  でも、範馬勇次郎には誰も勝てない

・マコなり社長がいちばん好きな勇次郎の名シーン
 勇次郎がヤバい敵と戦う
  146歳の中国拳法の生きる伝説
   拳法家として神の領域にいる 郭 海皇
 頂上決戦
  地上最強の生物
  部を極めた武神
 郭は昔、力こそが強さだと確信していた
  しかし、非力な武の達人に敗北
  力だけでは行けない高みを知る
  ひたすら武の修業を100年以上
   筋肉をそぎ落として武の達人に昇りつめる
 郭 海皇の代表的な技
  「シャオリー」
   全身を限界まで脱力
    パンチが当たってもフニャッとなる
    ノーダメージ
   脱力とのエネルギー差
    大穴があくほどのシャオリーパンチ
     パンチで壁がはじける
 勇次郎が郭 海皇に防戦一方になる
  なんど勇次郎がシャオリーを完全に真似
  でも、これは郭 海皇をからかっただけ
 勇次郎は鋼のような上腕二頭筋の力こぶを見せる
  床をぶん殴る
   シャオリーパンチ以上の大穴
   「力みをなくして
    解放のカタルシスは
    ありえねェ・・・」
    → 力を込めないと戦いが気持ち良くないということ
   「極意だの
    奥義だの
    ウェイトだの
    スタミナだの
    それらの創意工夫は
    競争という物質にある
    不純物だ」
    → 技やトレーニングは弱いやつがやればいいということ
 純粋な力だけで郭 海皇をぶん殴り追いつめる
  完全にシャオリーでダメージをいなせない

・これが範馬勇次郎
 これが「刃牙」という作品のイデオロギー

刃牙

 ほとんど、読みました。でも、刃牙シリーズって、たくさんありすぎて・・・

 【私が考えるベスト場面】
 「とっくの昔に義眼じゃよ」
 私は達人が好きなのです。ですから、渋川剛気さん推し
 格闘家人生の実戦で目が潰れるのは当たり前で、長年武に身を置いてきた歴戦の猛者の証拠となるセリフですね。

第1位 HUNTER × HUNTER

・天才を超える神
 漫画家は全員天才
  ゼロから世界を創造
  キャラクターを作る
  読者を熱狂させる
  → すごすぎる
    マコなり社長は畏敬の念を抱いている

・誰もが知る人気マンガを作ること
 会社を一代で上場させるよりもはるかに難しい
  連載されるだけでもすごい

・今回紹介した作品は大天才たちのお仕事
 「HUNTER × HUNTER」の富樫先生
  「神」と呼ばれている
  Twitterを開設すると300万人がフォローした
   あげているのは、ほとんど原稿用紙のページ番号だけ
  3年近く休載
   休載している間に「鬼滅の刃」が終わった
   でも、誰も怒らない
  ただ富樫先生を崇めるだけ
   恐ろしい信用貯金

・ネット上である人物を崇拝する人たち
 「信者」と揶揄することがある
   マコなり信者
 でも、富樫先生は本当に神
  神を崇拝する信者がいるのは普通

・あらすじ
 主人公の少年 ゴン
  まだ見ぬ父親人に会うために父親の職業ハンターとなる
  仲間との絆を深めながら成長する物語
 この世界のハンター
  財宝・賞金首・遺跡・怪物など
  希少なものを追い求めることに生涯をかける人のこと
  プロライセンスが存在する
 プロハンターがすごい
  数十万人のうち1人しか合格しない
  プロハンターになれば一生遊んで暮らせる
 ゴンが最初にハンター試験を受けるところからスタート
  その後父親を見つけるために仲間と旅を続ける
 すごい親父がいるらしいゴン
 恐ろしい暗殺一家の子どもキルア
  この2人が主軸
 同胞を殺され復讐に燃える特殊な目を持つ一族のクラピカ
 一見粗暴に見えるけど医者を目指す良い奴レオリオ
  この4人が主要キャラクター
  それ以外にも愛されるキャラクターが多すぎて語り切れない
 「HUNTER × HUNTER」でいちばん重要な設定
  「念」
   肉体が持っているエネルギーのようなもの
    攻撃力・防御力が高められる
   念が使えない人は、念使いには絶対に勝てない
  念を応用してキャラクター独自の特殊能力が使える
   複数の条件を満たさないと発動しない能力
   使うとリスクが大きいもの
   戦闘にはあまり向かないもの
   → すごい複雑
     これが戦いを面白くする

・ここが神がかっているよ「HUNTER × HUNTER」
 「複雑さ」と「予測不可能さ」
 複雑さについて
 ⑴ 頭がかち割れるほど細かい設定・解説
  能力や世界観の解説
   狂気的なレベルで細かい
  「グリードアイランド編」
   カードを使用したり集めてプレイする
   ページを数ページ割いて40枚のカードの解説
    マジで衝撃
   キャラクターの思考が文章になって解説される
    心の声
    ほぼ文字で埋めつくされたページもある
     小説
   細かい設定のうち作中で使われるのはほんの一部
    練り上げられた緻密な設定が土台
    物語では一部しか使わない
     「HUNTER × HUNTER」の常識
   登場人物と一緒に世界を攻略している気持ちになる
    わからない中での取捨選択
   まるでもう1つの現実を生きている気持ちになる
    奥深さが生まれている

 ⑵ 登場人物全員深く考えすぎ
  バトルがシンプルな能力とパワーのぶつかり合いではない
   相手の能力・戦略・前準備
   強敵とも何とか渡り合える
  戦っている人同士が思考するバトル
   相手が何を考えているのか
   次にどう出てくるのか
   自分の行動のリスク
  主人公のゴンは勘が鋭い直感系
   周りの人が解説するのが増えて良い

 予測不可能さについて
 ⑴ まったく先が読めない展開
  富樫先生は「想像の斜め上」という言葉を生み出した
   誰も想定できないイレギュラーなことが起こること
   「え なに どういうこと?」
  まさかの展開の連続
   絶対負けないと思っていた人があっさり殺される
   何の予告もなく頂上決戦が始まる
  予定調和ゼロ
   だからカルト的人気がある

 ⑵ 少年誌とは思えない理不尽な残酷さ
  本能的な恐怖に訴えてくるショッキングな場面
   本当に急に来る
  主人公が無邪気でほのぼの雰囲気
   ギャップが際立つ
  休載が長いことが魅力に拍車をかける
   ストーリーを作り込む
   富樫先生の腰が悪い
  待たされると期待してハードルが上がる
   毎回斜め上の展開で軽々と超えてくる
  特に最高傑作
   「キメラアント編」
    絶対に勝てない強すぎる「王」
    直属の護衛3匹
   直属の護衛
    それまでに出てきた最強キャラクターより強い
    そんな絶望的な相手にどう挑むのか
   キメラアント編の主人公は王
    キメラアントという種の頂点
     めちゃくちゃ強い
    他の生物を支配することしか最初考えていない
   あることをきっかけに王の心に変化が生まれる
    価値観が変わっていく
    この変化が作品をめちゃくちゃ面白くしている
   キメラアント編は本当に神
    一生拳をひらけないくらい手に汗にぎる展開
    終盤は両耳から噴水みたいにドーパミンが噴き出す

・10年以上前にコンビニでキメラアント編を読んだ
 マコなり社長は手の震えが止まらなかった
  「すごすぎる!このマンガ」
 こんな面白いシナリオをかける人
  日本のマンガ史上もういないかもしれない
 総じていえば「富樫先生 神」

・10年休載
 マコなり社長は正座で待つ

HUNTER × HUNTER

 最新刊36巻、読みましたネテロ会長の死に方がショック。

 【私が考えるベスト場面】
 「この年で挑戦者か・・・血沸く血沸く♪」
 達人好きの私は、ネテロ会長推し。しかも、いくつになっても挑戦者であることに喜びを感じることができる奥深さはさすがです。

第1位 SLAM DUNK

・いよいよ劇場版公開
 1回も中だるみなし
  最高潮に盛り上がった状態で完結
 こんな最高潮のところで終わった作品はない

・日本のバスケ人口を数十万人以上増やした
  マコなり社長もその一人
  「スラムダンク」がなければ全く違う人生になっていた

・マコなり社長は3年に1度は読み直している
 マコなり社長は紙の本が嫌い
  でも、「スラムダンク」だけは完全版を全巻持っている

・作者 井上雄彦 先生
 連載スタート前に編集者に言われた
  「バスケットボールマンガはヒットしない」
 常識を打ち破って日本一の作品になった「スラムダンク」
  それ自体がドラマでしかない

・あらすじ
 湘北高校1年生 主人公 桜木花道
  好きな女の子のオススメでバスケットボールを始める
 個性的で問題児ばかりの仲間
  一緒に成長しながら全国大会を目指す物語

・なぜ「スラムダンク」が伝説になったのか
 単純なエンタメ性・面白さもある
 本当の魅力
  読んだ人が登場キャラクターの誰かに感情移入してしまうから
 キャラクターごとにテーマがある

・湘北チームの6人
 桜木花道のテーマ
  「未経験からの成長」
   バスケのド素人
    ルールもわからない
    たくさん恥もかく
   反則が多く「退場王」と馬鹿にされる
    → でも自分を天才だと信じている
   文句を言いながら基礎的な練習を続ける
   体力と身体能力を活かしてリバウンド一点突破でチームに貢献
   その成長がチームの伸びしろ・周りを勇気づける力になる
    → 努力をしているすべての人が肯定された気になる
 エースの流川のテーマ
  「孤高の天才」
   エースは結果を出して当たり前
    誰にも頼れない
    自分が何とかするしかない
    常に高みを目指す
    誰にも理解されず頑張り続ける
    チームを勝たせなくてはいけないという重圧と戦っている
   日本一の選手とはチームを勝たせる選手
    → 覚悟が決まっている人間はカッコいい
 ガード宮城のテーマ
  「コンプレックスの克服」
   スピードとドリブルが売りのプレーヤー
   身長が低く本人も気にしている
   ガードというポジションにはすごい選手がたくさんいる
   みんな宮城よりも身長が高い
   上からパスを通されたりシュートを決められる
   葛藤して迷いを断ち切る
   自分の強みを活かして戦っていく
    → 自分の強みを信じ抜く
 シューターの三井寿のテーマ
  「挫折と後悔からの再起」
   三井は中学の時スタープレーヤーだった
    膝のけがが原因で高校でバスケができなくなる
   グレてバスケに背を向ける
    でも、本当はバスケが誰よりも好きだった
   悪い奴らを体育館に連れてきて暴力事件を起こす
    桜木・流川・宮城たちと喧嘩
   安西監督との再会をきっかけに本当の気持ちに気づく
    思わず泣きながら崩れ落ちる
   「バスケがしたいです」という一言は作品屈指の名台詞
    改心して再びバスケと向かい合う
    レーは一流だがスタミナがない
    バスケから逃げたことを後悔している
   脱水症状で倒れて悔し涙を流す
    → 誰しも後悔している過去がある
      過去の過ちを認めて前を向く姿に勇気をもらえる
 湘北のキャプテン赤木のテーマ
  「リーダーの孤独と重圧」
   バスケで全国制覇をしたいという夢
    不器用・頑固・熱い人間
   熱量についていけない部員たちが去っていく
    裏で小バカにする人もいる
   1人だけ全国大会を目指して頑張る
    1人で厳しい練習を続ける
    キャプテンとしての重圧と戦い続ける
   赤木が涙を流すシーン
    昔は負けていても先輩たちはヘラヘラしていた
    負けて涙を流すほど悔しいのは赤木だけだった
   でも今は違うと気づいた
    桜木・流川・宮城・三井
    頼もしい仲間が諦めず本気で勝とうとしている
   そのことが頼もしくて勝敗も決まっていないのに涙を流す
    → 何回見てもマコなり社長は泣いてしまう
      リーダーは孤独
 副キャプテンで赤木と同期の小暮のテーマ
  「諦めない愚直な努力」
   特別バスケの才能はない
    バスケをやめようと思ったこともある
   でも、赤木をそばで支え続けた
    遅くまで残ってシュート練習
    赤木は一生懸命練習する小暮を信頼している
    赤木が折れずに頑張れたのは小暮がいたから
   積み重ねた練習が試合を決定づける瞬間がある
    敵チームは小暮をなめている
   でも、積み重ねた努力が報われる
    → 涙不可避

・「スラムダンク」は王道のスポ根マンガ
 でも、ただのスポ根の一言では到底片づけられない
  数々の感情移入してしまう人間ドラマ

・マコなり社長が好きなところ
 努力は報われると信じさせてくれること
  現実では努力は必ず報われるわけではない
 努力をバカにする声が聞こえてくる
  なんかおかしい
  努力している人がバカにされる世の中
 努力しない方がいいのか
  不可能への挑戦はダメなのか
  効率の悪いやり方はムダなのか
  努力はカッコ悪いのか
  歯を食いしばって根性出して頑張ったらダメなのか
 最初から上手くいくやり方は見つからない
  世の中の成功者も最初から上手く行ったわけではない

・今やるべきことを努力するしかない
 結果はわからない
 未来はわからない
 でも、今信じることをやる
 目の前のことに向き合って努力する
  もちろん、頭も使うし時間も使う
 それ以外で自分の人生を切り開く方法はない
  積み重ねた努力が人生を救ってくれる
 努力が報われるというのは人生の希望
  希望がないと人間は生きていけない
  足を前に踏み出せなくなる

・「スラムダンク」を読んでいると努力が報われる気がしてくる
 自分も頑張ろうと思えてくる
 自分のことを信じる勇気をもらえる
  桜木のようにできないことができるようになる
  赤木のように孤独な努力から頼もしい仲間ができる
  小暮のように才能はないがチームで欠かせない存在になる
  流川のようにチームを引っ張る
  宮城のようにコンプレックスを力に変える
  三井のように過去の後悔を乗り越える
 そんな希望を与えてくれる「スラムダンク」
  マコなり社長は大好き

・「努力は報われる」と声を大にして言いたい
 今やっていることは必ずいつか結果につながる
 人生に「スラムダンク」のようなドラマが訪れる
  結果が出る
  必ず成功する
  → 信じて行動する者だけが成功を掴む

・2022年12月3日公開予定の劇場版「スラムダンク」
 『THE FIRST SLAM DUNK』が本当に楽しみ
  劇場版が始まる前に全巻必ず読んでほしい

SLAM DUNK

 SLAM DUNKはもちろん知ってはいるのですが、マンガでは読んでないです。アニメでだいぶ見ました。マコなり社長は、バスケットボールをやっていたというのが大きいですね。

 スポーツマンガは、実際にその競技をやっているかどうか、影響を受けたかどうかで評価が別れると思いました。

おまけトーク

・「キングダム」の原先生と「スラムダンク」の井上先生
 伝説的な話がある

・「キングダム」は最初人気がなかった
 原先生は歴史も勉強
  悪戦苦闘
  良いものを描いている自信はある
  → アンケートで最下位
    打ち切り候補になる

・原先生は井上先生の下でアシスタントして働いていた
 そこで井上先生に相談した
  「良いものを作っていると思うんだけど人気が出ない」
 井上先生からのアドバイス
  「話は面白い
   信の黒目が小さいだけだ」
 原先生はハッとした
  それまでは絵よりもストーリーに重きを置きすぎていた
  改めて自分の絵と向き合った
 全体のタッチにも手を入れるようになった
  結果として躍動感のある絵になった

・確かに最初の絵と最近の絵は全然違う
 信の表情が違う
  迫力もある
 最初の頃の戦闘シーンはあっさりした感じ
  今は大迫力

・絵を変化させたのは4巻くらいから
 ちょうど盛り上がるタイミング
  絵を変えていった
 功を奏した
  初めて読者アンケート1位になった

・このエピソードは日経の記事から
 一言のアドバイスで「キングダム」を1位に押し上げた井上先生
  いくらなんでも、伝説すぎません?

キングダム

 現在のタッチで1巻の表紙を描いたらどうなるのかが上です。印象がかなり違います。左が今なのですが、明らかにこちらの方が今っぽい感じです。右はちょっと古い感じがします。

 この伝説的な話は知りませんでした。こういう話が残るからこそ、天才なのでしょうね。

今日のアクションプラン

・紹介されたマンガの思い出に残っているシーンをチェックする

今日のアクションチェック

 マンガの思い出というのは、自分の歴史や経験と大きく結びついているものです。

 私の場合は、マンガ「タッチ」でかっちゃんが死んだこと。

 私は、達也ではなく和也の一途さが好きだったのです。

 死んだ回のサンデーを読んだときには「こんなこと、あるの?」と絶句しました。

 50代になりましたが、マンガであれよりも衝撃的な経験はありません

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